待ちに待ったNHK杯です!
本日は地上波で、アイスダンスと女子シングルを堪能しました。
ああー。なんてすっきりした放映なの。『前回までのあらすじ』もないし。女子シングルの競技ライブ中継っていうのは、コマーシャルのないNHKだからこそできるってかんじですよね。放映前にうっかり結果を見てしまうこともないし、素敵!
それでは、本日のテレビ観戦の感想を、放映順に書いていきますね。
まずはアイスダンスから。


【アイスダンス】


0D8位/総合現在10位 リード姉弟組
ギリシャの民族舞踊。キャシー選手の衣装についている飾りがしゃらしゃらしていて素敵です。
昨年より、弟クリス選手の体つきがずいぶんしっかりしてきたようで、それにともなってリフトやホールドが力強くなってきた気がします。四大陸のときとか、「肩が細いなあ」て思ったんですけどね。まあ、あのときは比較対象が某アゴストさんとか、某ロウゾンさんとかのお兄さんたちだったわけですが……。
サーキュラーステップは楽しく踊っていていいかんじ。ダンススピンもきれいでした。惜しむらくはミッドラインステップ、クロスとツィズルがちょっと乱れたかな。でもほんと、リフトが力強くなっていたし、キャシー選手の身のこなしもずいぶん華やかになっていて、さすが若いだけあって、半年でこんなに伸びるのか、すごいな、と思いました。全日本も楽しみでたまらないです。
7位までは得点がお団子状態ですし、逆転の可能性は充分あります。頑張って!


0D6位/総合現在6位 ナヴァーロ&ボメントリ組
アフリカンダンス。メイクアップも独創的ですね。太鼓のリズムに合わせた踊りは、素晴らしい運動量。スピードもあるなあ~。動きも面白くて見ごたえがありました。
……正直、たわけもの灰原、彼らの衣装を見た瞬間に、大西ライオンさんを思い出して笑ってしまったのですが、申し訳なかった。情熱的で素晴らしい演技で、とくにローテーショナルリフトにはグッときました。
キスクラで拍手をねだるボメントリ選手が可愛かったです。
しかし、やはり、大西ライオンさんとの共演も見てみたい(生演奏?)


0D5位/総合現在5位 フレイザー&ルカニン組
ロシアンジプシー。深い紫色の衣装がアダルトな雰囲気で、素敵ですねえ(樋口先生口調で読んでください)。
ミッドラインステップを前半に持ってくるのって、比較的珍しい構成じゃないのかなあ。ダンススピンもきれいでした。
フレイザー選手の表情が凄みを帯びて美しく。哀愁を感じる演技でした。
FDも楽しみです!


0D4位/総合現在4位 カー姉弟
スコティッシュダンス。シニード姉さんの衣装もとってもキュートですけど、なによりジョン選手のキルト姿が、似合うわあ~。郷土の誇りですね。
腰に手をあてて]向かい合ってはじまって、お互いに足首引っ掛けてくるっと回ってホールド、って面白い始まり方。すぐに始まったダンススピン、ジョン選手のキャメルとシニード姉さんのシットスピンからコンビネーション、見た目にも楽しいし難度も高くて、今回NHK杯で放映されたODの中では、灰原的ベストダンススピン賞でした。
カーブリフト、ジョン選手イーグルで、シニード姉さんがひょいっと肩越しに、シャチホコみたいな(情緒のない表現ですみません)姿勢でポージング。カーブもきついですし、瞠目してしまいました。解説の樋口先生も「難しいでしょうねえ~」と、のんびりした仰いようで、褒めてらっしゃいましたね。
ミッドラインステップは、スコティッシュダンスらしい弾むような振り付け。ふたりの位置も近いし、クロスもツィズルも素晴らしかったです。
惜しむらくは最後のローテーショナルリフト、おろすときにちょっとシニード姉さんのトウがズッちゃったことかなあ。いやしかしそんな些細なミスはどうでもいいくらい、楽しい演技でした。完璧ですよ、完璧!


0D3位/総合現在3位 ホフロワ&ノビツキー組
待ってましたホフノビ!
ヤナさんキュート~! セクシー~! ちょっとスルツカヤ選手に通じる小悪魔っぽさがあると思う、ヤナさんて。大好きです。
ロシアンジプシー。冒頭からヤナさんから俄然発散されるホフノビワールド。さながら、深い森の夜、野営地の焚き火で舞うジプシーの舞姫みたいな。濃ゆい物語性がどばばばばーっとリンクを席巻します。素敵ー!! 
ストレートのリフト(だったような。興奮しすぎてメモ取ってませんすみません)樋口先生「素敵なリフトですねぇ~」出た! 「素敵」出ましたよ!
ミッドラインのユニゾンも良かった。樋口先生もおっしゃってましたけど、とくだん漕いでるようすもないのに、どんどんスピードが上がってくるんですよね。さすが、王国ロシアのエッジワーク。
キャッチフットしたヤナさんの腕をセルゲイ氏がつかんでぶん回す、得意のハンドバッグリフト(嘘。ほんとはローテーショナルリフト)の着氷も決まった! ぎゃー。ぱちぱちぱちぱちぱち! 素敵ー! 灰原興奮しすぎで卒倒しそうでした。
アナウンサーさんに言われて気づく、カップルの身長差。たしかに、アイスダンスというよりペアのカップルくらいの体格差がありますが、それを感じさせずにユニゾンしてるのは、技術力でしょう。FDも期待大です。頑張れ!


0D1位/総合現在2位 ヴァーチュー&モイア組
「黒い瞳」。うむ、テッサちゃん、充分美人なのにちょっとメイクが濃すぎる気が。お顔だけでなく全身から輝く美女オーラが発散されているのでメイクはもうちょっと控えめでいいんじゃ…と灰原は思いましたが、日本人の好みなのかも。ブルーとオレンジを基調にした衣装も素敵です。
樋口先生がおっしゃってましたが、とにかくエッジワークがきれい~。すべてのエレメンツが流れるように行われており、止まるところがありません。
灰原はダンススピン時のテッサちゃんのキャッチフットポジションが大好き。なんだろう、立体感があるんですよね。まわりの空気もふんわり回しているように見える。国立バレエ学校に通っていたというバレエの実力のなせるワザでしょうか。
リフトは、ポジションが難しいはずなのに、いまいちビックリしなかったんですが、入りとか出とかがあまりに淡々と正確に行われているからかもしれません。ちょっと危なっかしいところがあったほうが驚きがあるのかなあ。完璧すぎるのも考え物だ。
ミッドラインステップの終盤、連続ツィズルには、鳥肌が立ちました。入りから出までおそろしいほど完全に揃っている。ユニゾンというより、鏡に映したみたいにそっくり。ぐわー、あなたがたほんとに若手ですか! カナダは各カテゴリーの若手の伸びがすごいな。
スコット・モイア選手、表情は少年っぽさがまだあるんだけど、体格がずいぶんしっかりしてきましたね。いまでもホールドとかほんと上手いけど、彼の腕力がつくとともにリフトの入りとか出とかも難易度がもっと上がっていくんだと思うんで……ぎゃー。恐ろしいカップルですね。
FDでもいい演技が見たいです。頑張って!


0D2位/総合現在1位 デロベル&ショーンフェルダー組
氷上に出た瞬間から、なにか芝居が始まっている(わはは)。さすがドラマティックスケーティングの本場フランスのエースです。楽しい。
「ガボット」。ふたりとも民族衣装らしい衣装なのですが、若干のモダンさのスパイスがあって。可愛い、懐かしい、ばっかりの雰囲気でないあたり、センスいいなと思いました。
とっても楽しい演技だったです。プレイボーイのオリビエ氏が、ツンデレなイザベルさんにアプローチ。はじめは肘鉄食らわされるも、アタックを繰り返すうちにイザベルさんも軟化してきて……みたいなストーリーが見える。ローテーショナルリフトのポジションが面白くってよかったです。ガボットの早いリズムに乗った弾むようなミッドラインステップも最高でした。
FDの「ピアノレッスン」はしっとり系のプログラムで、かなーり灰原好みなんですよねえー。エリックでは若干のミスがあったようなのですが、ぜひ明日はノーミスで! 素敵演技で仙台のお客さまと樋口先生を悩殺しちゃってください! 頑張って!



アイスダンスが楽しくて語りすぎてしまいました。うおー。今年のOD最高だー!!
バンクーバーでもこれやって欲しい。カントリー&フォークなんて、オリンピックにこそぴったりな課題な気がしますよね。
解説の樋口先生のゆったりした語り口も良かったです。「素敵ですねえ~」が出るたびに「出た! 素敵出ました!」とテレビのまえで大喜びしてしまいました。ああ面白かった!
女子SPについては、エントリーを分けます。つづきは「NHK杯感想 女子SP編」でどうぞ!




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『ワールドフィギュアスケート』新刊を買いました。
中身はまだパラ見ていどなんですけど、表紙、ジュベール選手のスケカナエキシビ姿を見て、しみじみしちゃいました。まさかこのときには、エリック欠場なんて思いもしませんでしたよね。早く元気になって欲しいです。しかしこの写真、ネクタイがめくれて裏のタグが丸見えなんですが、タグはとっといたほうがいいのではなかろうか。
パトリック・チャン選手のインタビューだけ先に読んだんですが、彼の若さのない(ははは。すみません)スケーティングのルーツの一端が解き明かされた気がしましたよ。
故コルソンコーチったら、いまどき、チャン選手に、コンパルソリーを叩き込んでたらしいんですよ! そりゃ基礎はテストとかのためにやるだろうけど、そういうレベルじゃなくて、いにしえの、競技会の初日にやってたようなコンパルを、パトリック君、やらされてきたらしい(伊藤みどりさんはコンパルソリーが苦手だったんですよねー…)。
パトリック君本人は「退屈だし、競技に関係ないし」と、気乗りせず、まさに「やらされてた」コンパルソリーだったそうなのですが、あとあとで彼の滑りの美しさが評価され、高得点に結びつく結果になったと、コルソンコーチのおかげです、とコメントしています。
コンパルソリーって、やっぱ、やると違うんだなあ。
そんな、オールドスケーターのような味わいを持つ、パトリック・チャン選手の国内でのライバル、ケヴィン・レイノルズ選手は、卓越したクワドジャンパーでありながら、SSはいまいち。
カナダって相変わらず極端っていうか。個性的なスケーターをたくさん輩出する国ですね…。




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いよいよNHK杯、始まりましたね~。
日本の選手たちはもちろん、灰原が大ファンをしているカロリーナ・コストネル選手も今年は出場してくれて、うれしい限りです。
去年は体調不良で欠場になっちゃったんですよね、コストネル選手。
NHKのスポーツ番組でも、フィギュアスケート特集一色。と、思ったら、ニフティのフィギュアスケート特集も更新されていて、さっそく見に行ったら、武田奈也選手のコーチ、岡島先生の談話が載っていて、面白かったです。
武田選手が、精神的に、今年はずいぶん大人になった、とコメントする岡島先生にたいして
「以前は岡島コーチのことを、間違えて「パパ!」と呼んでしまっていた選手が!」
というインタビュアーさんの突っ込みに笑ってしまいました。そうなんだ~。なんだか微笑ましいですね。
ジュニアであれだけ実績を残している武田奈也選手でも、シニアデビューともなると、どれだけ得点が出るのかやっぱりわからないし、スケートカナダではすごく自信がなくて緊張していた、というのは、ちょっと驚きでした。スケカナでも、すっごく素敵な笑顔だったので、わからなかった。
緊張を、顔にも、演技にも出さないで、すごい自制心ですね!
NHK杯では、リラックスして演技に挑めるのではないか? との岡島先生のコメント。のびのびした奈也ちゃんの踊り、期待してます。頑張れ!
競技日程ももうカップル競技は滑り出していて、アイスダンスのCD、ペアのSPまでが終わっています。記事はこちら→ http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20071130k0000m050067000c.html
アイスダンスは、ベテランのデロベル&ショーンフェルダー組が、2位のヴァーチュー&モイア組に貫禄の4点差をつけて1位に立っています。日本のリード姉弟組は、10位なのですが、7位、6位と逆転を見込める得点。クリス選手の膝の具合も、だいぶ回復したそうですし、記事によるとCDに手ごたえも感じたようですので、OD、FDと頑張ってもらいたいですね。ODは地上波放映もあるし!!!(リード姉弟の演技がまともに地上波放映されるのって始めてじゃないかな)
一方のペアは、サフチェンコ&ソルコビー組がSPトップ。それを、ボロソジャー・モロゾフ組が猛追しています。スケアメ優勝のデュベ&デビソン組は3位。
アリオナ・サフチェンコ選手とスタニフラフ・モロゾフ選手は、以前のパートナーどうし。それぞれ別のパートナーと組んでのガチンコ対決ですね。すでにGPF行きを決めているサフチェンコ&ソルコビー組にたいして、ボロソジャー&モロゾフ組は、優勝しないとGPF行きの目はないので、そりゃ猛追もするってもんでしょう。FSも白熱しそう。楽しみですね!




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さすがにNHK杯も直前ということで、スケアメ以来ぱったり音沙汰ナシだったモロゾフ組の記事が、相次いでウェブに上がっているようです。
見つけたのをいくつか貼っていきますね~。



☆日経トレンディネット:ミキティ頑張れ! フィギュアスケート・NHK杯
グランプリファイナル出場をかけて滑る安藤美姫
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20071128/1004843/?ST=ent&P=1


☆ヨミウリオンライン:安藤・高橋が大技挑む…フィギュアNHK杯、29日開幕
http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20071128ie35.htm


☆アサヒドットコム:安藤、2位以上でGPファイナルへ 29日からNHK杯
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200711280329.html


☆MSN産経ニュース:自信みなぎるミキティー 29日からNHK杯
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/071128/oth0711281802003-n1.htm



記事のかんじだと、美姫ちゃんはジャンプの調子がいいようです。4Sを3回跳んで2度降りたって。ああ、××××さんにそのクワドを分けてあげたい(××××のところには、お好きな男子選手の名前を入れて読んでください)。
NHK杯女子は、SPもFSもライブ中継。製氷タイムさえもノーカットで放送です(よくよく製氷タイムに思うところがあるらしい灰原)。灰原がNHKのスポーツ中継で好きなのは、観客席の音の拾い方で、うるさくないていどに適度に観客席のざわめきとかが拾われていて、すごく臨場感があるんですよね。もちろん、実況にも期待したいですけど。
アイスダンスOD放映もうれしい。今年のアイスダンスは、FDもさることながら、みんなODの話題で持ちきりですもの~。
カー姉弟のODスコティッシュダンスでは、ジョン・カー選手が、スカートをつけて(ようするにタータンのキルトですが)熱演します。競技で男子選手がスカートを履いて出てくるのは非常に珍しく、っていうか今年のODだけかもしれないので、ジョン君のスカートには注目です。
アイスダンスといえば、スケアメのときは、灰原、知らなかったんですけども、リード姉弟の弟さん、クリス・リード選手は、オフアイスシーズン中に2度、足の手術をしていたんですね。記事はこちら→ http://www.asahi.com/sports/update/1127/TKY200711270111.html
スケアメでは、怪我の影響はあんまり演技に感じられませんでしたが、8月に手術ということで、訓練が出遅れていたにしてはスケアメの成績は立派でした。クリス君、とても頑張りましたね。
NHK杯でも、いい演技を期待します。
NHK杯女子には、灰原の心ひそかなお気に入り、カロリーナ・コストネルさんも出場します。願わくば、SPでいっぺんぐらい転んでくれるといいんだけど(コラ)! いやあ、だってSPの調子がいいとFSほとんど必ず崩れちゃうから…。
かのニコライ・モロゾフコーチに「彼女がベストに仕上げてくれば誰も勝てないかもしれない」とまで言わしめる潜在力を秘めていながら、あまりに高い自爆率を誇るコストネルさん。彼女について、なぞかけをひとつ。
「カロリーナ・コストネル選手とかけて、接近中の台風と解く。その心は?」
「すさまじいパワーで存在するも、上陸するかどうかわからない」
カロリーナ台風、NHK杯表彰台には上陸して欲しいです。トリノの住民たちも待ってるよ! 頑張れ!





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2010年バンクーバー五輪のマスコットが正式に発表になったようです。
マスコットのページはこちら→ http://www.vancouver2010.com/mascot/en/
緑色の服を着た茶色の小熊か鳥かちょっとよくわからない造形のマスコットが「スミ」といい、ブリティッシュコロンビア山系に住む動物の精霊だそうです。好きな食べ物はホットココアだそうです。
真ん中の、大きい茶色のマスコットは「クワッチ」といいます。カナダのミステリアスな森出身のサスクワッチ族(イエティみたいな未確認巨人)の若者で、たいへん内気だが新しい土地に赴いたり、友だちを作ったりするのが好きなのだそうです(性格設定矛盾してませんか)。ウィンタースポーツはすべて好きだけど、とくにホッケーが好きで、世界的なゴールキーパーになるのが夢だそうです。好きな食べ物は「愛と親切」って、一般的な食事はしないみたいですね? 耳あてがかわいいです。
で、黒いマフラーをした白っぽい、テディベアみたいなマスコット「ミガ」。彼女(女の子らしい)は、バンクーバーから沖に出たところに住んでいる熊(カーモードベアという珍しい種類らしい)で、趣味はサーフィン。夏のあいだ、地元バンクーバーの仲間たちと、波に乗って遊んでいたのですが、サーフィンに似たスノーボードを見て興味がわき、いまではハーフパイプに夢中だそうです。
熊が、サーフィン。
……斬新な設定だ。
この3匹のマスコット、カナダ本国では、名前も顔も「日本っぽい」のでは、と評価されてるんですが、そうかなー。スミはともかくもミガとかクワッチってどこも日本語っぽくないし。キャラクターの造形も「ハローキティみたい」と表現している人々もいますけど、キティちゃんには似てないですよね。たしかに日本のキャラクターグッズの流れを汲んだデザインだなあとは思いますけど、微妙にバタ臭いというか。日本のキャラクターグッズにはないポップさがあって、こういう、イベント系のマスコットにしては、けっこうお土産とか売れそうだし、成功しそうな気がしますね。
シドニー五輪のマスコット、怖かったもんなあ~……。
そんなかんじで、平面デザインとしてはなかなかかわいらしい、バンクーバー五輪マスコットたちですが、着ぐるみに造形されると、若干微妙だと言わざるをえません。
着ぐるみの写真はこちら→ http://www.canada.com/globaltv/national/story.html?id=e667e27b-924a-47e0-83e4-c2fd90a557b3&k=10951  のページ、記事の左手にフォトアルバムへのリンクがあります。着ぐるみになると、スミよりクワッチのが小さいんですよ。それに等身も妙に長かったりするし。
着ぐるみについては、2010年の本番までにまだまだ改善の余地があるんじゃないかなあ。





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昨日のエントリーでは、ペアの演技について、とにかく川スミ組について語ってしまって(あの衣装は思い返すだに衝撃だった)、ほかのペアについてはなんにも書いてなかったことに気がつきました。ははは。最後にちょろっとペアの話。
灰原は今年のサフチェンコ&ソルコビー組のプログラムがとても好きで、カナダに引き続き「いいなあー」と思って見てまして、そのせいか、はじめは、ジャンジャンズの演技は「ちょっと地味…」と思っちゃってたんですけど、あらためて見直してみると、しみじみといいんです、ジャンジャンズ。なんかこう、じわじわとグッとくる。
以前と比べて、ダンちゃんの手足の使い方がとてもやわらかくなったということと、あと、スピンのシンクロ率がものすごい上がって、丁寧になったので、心に染みてくるのかなと思いました。
ジャンジャンズというと、とにかくツイストリフトが高いとか(ほんとに高い。よその組とは次元が違う)、スロージャンプの飛距離が長いとか(これまたほんとに長い)、パワーとかテクニックの面がすごいチームのように思ってたんだけど、表現力がぐいぐい来ましたね~。
なんか、シェン&ツァオ組に似てきたような。スピンに関しては、シェン&ツァオ組よりもサイドバイサイドもペアスピンもジャンジャンズのがいいように思えてきた。
パン&トン組は、もうちょっと繊細でロマンティックな路線なんで、パワー&ビューティなチャイナペア路線は、ジャンジャンズが継承していくのかなあとちょっと思いました。
あと、ほんとに最後にダンスの話。
ドムニナ&シャバリン組のコサック、見ました。
船越さんが、頭かきむしって髪振り乱しながらニコニコ踊ってる…! こ、怖いよ…!
ホフロワ&ノビツキー組のFSも、なんだか異様な出来栄えでしたし。ロシアアイスダンス組はなんなんだ。今季はみんなおどろおどろしい路線で攻めてくるのか!? タラソワさーん!!!




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ロシア杯男子の演技も見ました!
全員分感想書くと、また大変なことになっちゃうんで、上位選手の演技の感想だけ、演技順に書いていきますね。



総合1位/ジョニー・ウィアー選手
SP『ユノナ&アヴォス』は、ジョニーのおととしまでのイメージに沿って繊細に、FS『ラブ・イズ・ウォー』は、いままでの路線を踏襲しつつも、昨年の『キング・オブ・チェス』路線の力強さがミックスされたかんじ。ほんとうにいいプログラムですよね。
両方ともとてもよく仕上がっていて、ジョニーの表情にも自信が見えます。
FSの中盤、ループターンからループジャンプ! のところだけ、ちょっと心配になっちゃいましたけど、あとは安心して見ていることができました。
今年のジョニーの演技は、以前のような美しさ、繊細さだけでなく、男性的な力強さが、おそらく意図されていないにもかかわらず、伝わってくる気がします。
いまのストレートラインステップは、おそらくパーフェクトに滑ってもレベル4は無理な構成だと思うんですけど、4回転なしで全米選手権に挑むなら、ここは改良してくるかも。まだ加点を伸ばしうるところですし。
キスクラの、ズミエフスカヤコーチの迫力もさることながら、ペトレンコさんの水際立った男ぶりにうっとりしてしまいました。さすが現役プロスケーター、華があるわあ~。オーキッドパープルの艶のあるシャツに、深いワインカラーのタイ、スーツ自体は地味めのダークグレー、といういでたちが、金髪によく映えます。ジョニーも美青年だし、たいへんうるわしいキスクラでした。
FSの振り付けを手伝った、デニス・ペチュコフ選手が、ロシア杯に来られなかったのはほんとうに残念でした…。
有名なジョニーファンクラブ『ジョニーズエンジェル』のロシア支部のみなさんが、翼を模したバナーを振っていましたね。ほかにもバナーがたくさん。ジョニーはほんとにロシアでも人気があるなあ。


総合2位/ステファン・ランビエール選手
苦手の3Aを回避。アクセルは2Aにして、その代わりジャンプコンボのファーストをクワドにするという荒業で、SPトップに立ったランビエール選手。親知らずの具合はいかがなものか。そして体調は。
不安を抱きつつ見た、FS『フラメンコ』。中国杯より、はるかに歯切れのいい演技で安心しました。ただやっぱりジャンプはいまいち、調子が戻らないみたいですね。FSでも3A回避作戦で、クワドを2本、うち1本はコンボで跳ぶ構成になってましたが、2度目の4Tで惜しくも転倒。ちょっと回転が足らなかったかなあ。FSはジョニーと10点近い点差があるんですが、ジャンプの不調のせいだと思います。いくら3Aが苦手とはいえ、8回しか跳べないジャンプのうち2回を単発2Aにしちゃうのはどうかなー。どっちかコンビネーションにしたほうが、リスクヘッジになると思いました。
演技最終盤のストレートラインステップはほんとに盛り上がる。しかしレベルは出ない…うーむ…。
下手に手直ししてステップを挿入すると、せっかくのいまのバランスが損なわれるように思うし、美を取るか得点を取るか、難しいところです。
中国杯に比べれば、はるかにいい内容でしたし、調子が上がってきているみたいですので、進出決定したトリノGPFではいい演技を見せてくれるのではないかと期待してしまいます。頑張って!


総合2位/アンドレイ・グリアツェフ選手
ミーシン門下→タラソワ門下と、ヤグディン選手と同ルートの育ち方をしているグリアツェフ選手。昨季のロシアナショナルチャンプです。
しかし、ロシアナショナルのあと、調子を崩しちゃったんですよね。東京ワールド代表に一時選ばれるも、直前で涙の落選。気になってたんですが、今回、みごとに復活してくれて、うれしいです。
以前に見たときは、もうちょっと王子系というか、線の細いスケートをするイメージがあったんですが、キャリアを重ねたせいか、ずいぶん大人っぽくなりましたね。FS『ゴッドファーザー』は、なんだか微妙な衣装。SPの衣装はシルバー調でまあまあカッコよかったのに。ロシアンスケーターは不思議な衣装が多いですね。サーシャ・ウスペンスキー選手のものすごいレースのついた襟にもビビリましたが…まあウスペン兄君は似合ってたからいいけども。
いままであんまり思わなかったんだけど、グリアツェフ選手って、高橋大輔選手に身のこなしが似てるように思いました。ステップのときの「くっくっくっ」ていう膝の動かし方とか、姿勢とか、スピンが終わって体を開くところとか、よく似てる。高橋大輔選手はニコライ・モロゾフ門下、タラソワコーチの孫弟子と言えないこともなく(というか、タラソワコーチの教授を直接受けたこともあるはずですが)、そのせいでタラソワ門下のグリアツェフ選手と似てるのかもしれない。リー・バーケル門下も、みんななんとなく似てるもんね(バーケル門下はアクセルジャンプの予備動作がわりとみんなそっくり)。
で、似てるからこそ気になっちゃったんだけど、エレメンツの繋ぎの演技が、高橋大輔選手とかと比べると、ちょっとまだ密度が薄いかなと思いました。ふつうに滑っちゃってるところが結構あるっていうか。まあ、世界選手権で金メダルを目指そうというプログラムと比べちゃうのも酷な話なんですが。
ただ、地力はとてもありそうですし、なにしろタラソワコーチもついていますので、今後ガーンと伸びてくる可能性はアリ。TEBで表彰台に乗ったヴォロノフ選手はミーシン系なんで、タラソワ系のグリアツェフ選手がこれで調子を戻すと、ロシア国内も面白いことになりそうで、期待したいです。
グリアツェフ選手は、NHK杯にも出場予定。GPF進出の可能性は充分あります。頑張って欲しいですね!
キスクラにはいなかったけど、関係者席で、タラソワ女史が大はしゃぎしていたのがかわいかったです。


総合4位/ジェフリー・バトル選手
SP『道化師』。演技冒頭の3A、テイクオフも空中姿勢もいいと思ったのに、ランディングでバランスを崩してしまいましたね。ちょっともったいない。中盤のルッツも、すっぽ抜けてダブルになったうえ、大量にGOE減点されていました。厳しい。
SP5位と出遅れ。FSで追い上げるも、表彰台には届きませんでした。
バトル選手の誤算はスピンでは。スケカナのときは、スピンはおおむねレベル4取れてたはずなんですが、ロシア杯では、SP、FSあわせてレベル4がふたつ。スケカナは地元、ということを考えると、スピンは改良の余地があるのかも。あと、全体にアクセルジャンプのフィーリングがいまいち、だったような。
滑り込みの差か、SPよりFSのほうが印象も強くて、よく踊れてたと思うのですが、バトル選手にしてはスピード感がなかったかな。ロシアの氷のせいかもしれません。とはいえ、スケーティングは充分に美しかったんだけど。
灰原の素人考えだと、SP『道化師』は、どうもあんまり点数出ない気がします。曲調がゆったりしすぎて、バトル選手の強みである、弾むようなリズム感が有利に表現できてない気がする。『アディオス・ノニーノ』に戻すわけにはいかないんでしょうかね…。『アララト』がかなり安定してきたし、いまなら『アディオス・ノニーノ』のほうが絶対勝てると思うんだけどなあー。
これで勝ち点は20、残念ながら、GPF出場はかなり難しくなっちゃったと思います。イエテボリでぜひお目にかかれるように、カナダ国内選手権、頑張って欲しいです。





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引き続きロシア杯の話題です。
ペアFSの映像を見ました。
川口&スミルノフ組の演技に驚愕。っていうか衣装に驚愕。
なんじゃこりゃああああああ!!!
ま、ままま、丸襟!?
川スミ組のFS「ある愛の詩」の衣装は、スケカナのときは、川口選手がピンクのワンピース、スミルノフ選手がグレーの上下、と、シンプルきわまりなかったのですが、なにがどうなったのか、このロシア杯では衝撃の衣装変更。スミルノフ選手は、いっけん衣装に見えない、長袖Tシャツみたいな衣装、川口選手にいたっては、レトロな白い丸襟のワンピース、という、フィギュアの衣装でめったに見ることのない、「これからお散歩?」みたいな、非常に衣装っぽくないいでたちだったのでした。
まさかスミルノフ君のあの衣装、本気で長Tだったりしないよね。
川口選手の衣装も、スケートの衣装で丸襟って初めて見た気がするなあ。スカートの切り替えがハイウェストだから、ステップやスピンのときとかはひらひらと裾がなびいていい感じなんですけど、リフトのとき、若干スカートが邪魔そうに思いました。
そんなかんじで、衣装に軽く衝撃を受けた川スミ組。演技は素晴らしかったです。冒頭のスロークワドの着氷が、まだ完全じゃないのは残念だったんですけども、とにかくも降りていますし、リフトは、スミルノフ選手の腕力を生かした難しい構成。ワンハンドで軽々下ろしますもんね。どんな体力でしょうか。
演技中盤のストレートラインステップ、途中でクロスになるあたりなど、ふたりとも物語の登場人物になりきっているかのようで素晴らしく、灰原の耳には「ふふふ、捕まえてごらんなさ~い」「ははは、待てよ~」という幻聴が聞こえました。
キスクラにふたりを迎えたタマラ・モスカヴィナコーチ、なぜか異様に上機嫌でしたよね。スケカナでは難しい顔してたのに。なんか今回ロシア杯ではキスクラで大笑いしてらしたんですけど、今日の演技は合格点よということだったんでしょうか。たしかに、FS逆転で、川スミ組は銅メダルをつかみましたが。
これで現在GPSポイントランキング5位。GPF進出決定ですよね。
NHK杯に出場するペアの中で、GPF進出の目を残しているのは、



McLAUGHLIN&BRUBAKER組 持ち点 13

LANGLOIS&HAY組 持ち点 9

ボロソジャー&モロゾフ組 持ち点 7

リー&シュー組 持ち点 7



このうち、McLAUGHLIN&BRUBAKER組は、表彰台なら文句なくトリノ進出、4位ならサドンデス。
LANGLOIS&HAY組は、1位、2位ならトリノ進出。3位でサドンデス。
ボロソジャー&モロゾフ組とリー&シュー組は、1位ならトリノ進出、2位でサドンデスとなります。
NHK杯には、すでにGPF進出を決めているサフチェンコ&ソルコビー組と、デュベ&デビソン組が、勝ち点と関係ない3試合目として出場することになっており、この強豪2チームに、他のチームが勝てるかっていうと、けっこう難しそうですよね。でも、そうは言っても、サドンデスに回るとしても、できるだけ高い持ち点が必要になりますし、みなさん頑張って欲しいです。
それにしても、ペアのプロトコル見ると、最近、どこの組もサイドバイサイドのジャンプで3Sとか、3+3+SEQとか跳んでてすごいですね。とくに3Sの出現率が高い。ジャンプコンボも、いまのところはコンボを跳んでくるチームは稀で、ほとんどシークエンスを跳んできていますけど、コンボのほうが得点が高いのはわかりきったことなので、今後シングル並みにコンビネーションを跳ぼうとする動きが現れそうな気がしますね。
……こうやってどんどん難しくなっていくのか、フィギュアスケート。





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ロシア杯男子ですが、まだ映像を見てません。
今日あたりちゃんと見ようと思ったんですけど、結局女子FSを見直してしまった。
うーむ、何度見ても、キム・ヨナちゃんの『ミス・サイゴン』すごい。
ミスがない、クリーンである、という以上の驚きがある演技。たしかにもともと、キム・ヨナ選手はとても上手でしたけども、ステップにしてもスピンにしても「ヨナちゃんの演技ならきっとこんなかんじ」という、こちらの予想の斜め上の演技が提供されてくるんだな。昨年よりものすごく上達しているので、衝撃が大きいのだと思います。
キム・ヨナ選手の飛躍の下支えになったのは、ブライアン・オーサーコーチが組上げたチームコーチングだったというのは、衆目の一致するところじゃないかなあ。
ひとつひとつのエレメンツにたいして、専門家に教授を請う、というこの方式、たしか、数年前、ブライアン・ジュベール選手も、スピンだけルシンダ・ルーさんに習ったり、表現力をヤグディン選手に習ったり、チームコーチングに近しい体制を組んでたことがありましたよね。まあ、ヨナちゃんのいまの体制ほど自覚的に作られたチーム、ではなかった気はしますけど。そんで、たしか、そのチームコーチング体制のころ、ヨロ戦でプルシェンコ選手を下して金メダルを獲得したんでした。
ヨナちゃんも、今季、驚きの上達を見せているところを見ると、チームコーチング体制って、かなり効果があるってことですよね。
チームでコーチ、というんで、灰原ついつい思い出しちゃったのが、名作『ガラスの仮面』。20巻かそこらにあるエピソードで、姫川亜弓さんが、『ひとり芝居 ジュリエット』を演じるときに、パントマイムの先生、モダンダンスの先生、バレエの先生、ってかんじで、ひとつひとつを一流の専門家に習うんですよね。そこで亜弓さんは驚異的な身体表現の技術を身につける。
ヤグディン選手の自伝『オーバーカム』には、ソルトレイク五輪当時、ヤグディン陣営もチーム体制だったって書いてあったなあ。タチアナ・タラソワコーチ、アシスタントコーチ兼コレオグラファーのニコライ・モロゾフ氏のほかに、衣装専門の人がいて、トレーナーがいて、たしか、メンタルの専門家もチームにいたはず。
ジャンプ、スピン、ステップ。選手ごとに得意なエレメンツが違うように、コーチによって、教えるのが得意なエレメンツが違ったとしても、あたりまえのことです。
これから、チームコーチングを取り入れる選手、ほかにも出てくるんじゃないかなあ。バンクーバー五輪のころには、あっちこっちの選手に、キスクラに入りきれないくらいコーチがたくさんついてきたりして。トップ選手たちのあいだで、一流スタッフの取り合いになったりして。
……灰原的には、カロリーナ・コストネル選手のチームに、メンタルの専門家をつけて欲しいです……メンタルさえ、メンタルさえ落ち着けばー……とほほ。





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フィギュアスケートGPS、いよいよロシア杯も終了。
ようやく、声を大にして言うことができます。
中野友加里選手、ロシア杯2位&GPF進出おめでとうございます!
本日地上波放映されたFSの演技も、とても素晴らしいものでした。
それでは、ロシア杯女子FSを、地上波放映順に、感想を書かせていただこうかなと思います。



【ロシア杯 女子FS感想】


FS10位・総合10位/カタリナ・ゲルボルト選手
ロシアの緊急エントリー2人組の片割れ、ゲルボルト選手。なんだかお名前がかっこいいです。今回ロシア杯がGPSデビューとのこと。
水色のすてきな衣装。緊張しちゃったのかな、滑りが遅く、そのせいで、なめらかであるべきターンとかツィズルとかが、ちょっとカクカクして見えちゃってました。
ジャンプのフィーリングが合いませんでしたが、決めたジャンプは軽やかに跳んでいて、良かったです。ミーシン門下なのですね。キスクラのミーシンコーチ、なんだか以前より、重くなってるような。
手足の動きは優雅で素敵でした。


FS2位・総合3位/ジョアニー・ロシェット選手
ロシェット兄さん!!!
氷上でポーズをとった瞬間、沸き出でる猛烈な『漢前』オーラ。きびきびしていつつ、優雅さも感じられる手足の動きが素敵です。
冒頭の3連コンボ成功。3Fもクリアに。3Loはよく踏ん張りました。ジャンプは全体的に好調でしたね。ルッツ/フリップのエッジがとてもクリアーでいいと思いました。
気になったのはシットスピンのポジション。ちょっと腰の位置が高くないかなー。厳しいジャッジだと、回転をとってもらえないかもしれないので、ちょっと気をつけてくれるといいかも、と思いました。
後半は少しバテたかな? ストレートラインステップは動きは丁寧だったんだけど、あんまりエッジが滑ってない印象。というか、このロシア杯、全体にみなさんスピードが遅めに見えたんですけど、氷のせい? たしかモスクワって、相当硬い氷なんですよね。
パーソナルベスト更新なるも「こんなもんでしょー」的な顔してて、ほんと、『漢前』なロシェット兄さん。惚れるわあ~。
トリノ進出はなりませんでしたが、カナダ国内選手権目指して、がんばって!


FS6位・総合5位/村主章枝選手
ピアソラ『オブリヴィオン』。冒頭のジャンプコンボを決めてから、演技中盤のサルコウがダブルになっちゃったのを除けば、ほぼノーミスに見えた演技。そのわりに、得点が伸びませんでしたね。なんでじゃ。
プロトコルを見たところ、その2Sと、後半に跳んだジャンプコンボの3Lzと3Fでそれぞれ回転不足を取られたもよう。コンビネーションもひとつ飛んでしまってたのですね。残念。
でも、演技全体の雰囲気はとてもよくて、とても村主選手らしい、気持ちのこもった演技だったと思います。
トリノGPFに進出はならず、残念ですが、中国杯よりは確実に調子も仕上がりも良くなってきています。このまま好調のピークを、年末の全日本選手権に持ってこられるといいなあ~。
久々にズーリンコーチを見ました。お若いころは王子さまのように華麗な美青年でしたが、すっかり渋くなられましたね。素敵です。


FS4位・総合4位/キーラ・コルピ選手
鈴木明子選手が優勝したザグレブゴールデンスピンにも出場していたキーラ・コルピ選手。『オペラ座の怪人~ファンタジア~』。プログラムは昨季からの持ち越しですね。衣装が変わっていますが。
コルピ選手は、この夏に、ミーシンコーチのキャンプに参加したはず。以前に比べると、スピンの軸が格段に安定した気がします。しかしジャンプは全体的に、ちょっと合ってないかんじ。無理にトリプルを跳ばず、ダブルに抑えたジャンプが前半にいくつかありましたが、シニアGPSだとちょっとジャンプ構成が物足りないかなあ……。
シーズンはじめに体調を崩してから、フィーリングが戻ってないのかもしれませんね。
実況でも言われていましたが、とにかくコルピ選手は美貌で、氷に立っているだけでも光り輝くよう。スパイラルはたいへんな眼福でした。
表彰台には届きませんでしたが、このメンバーで4位は健闘ではないでしょうか?
フィンランドは若手の台頭著しくて、実力者のコルピ選手といえども、イエテボリワールド出場はなかなか大変そうですけど、国内選手権がんばって、素敵な演技をワールドで見せてもらいたいです!


FS3位・総合2位/中野友加里選手
中野選手のアオリVTRのドーナツスピンのところ、いまだに、2005/2006シーズンのドンキの映像が使われるのはなぜなのか。あのころより上手くなってるんだから、最近の映像を使って欲しいかも。
冒頭の3A成功、おめでとうございます!
スケカナで降りたときは、がんばって根性で降りたってかんじで、必ずしもランディングが滑らかではなかったんですけども、今回は流れるようなきれいな着氷。GOE減点もなく、ほんとうにクリーンな出来栄え。素晴らしいです。この感覚をキープしていけるといいですよね。
得意のスピンではコツコツ加点をもぎ取っていてお見事。圧巻だったのがスパイラルで、ちょっと凄みすら感じる迫力の笑顔全開で、ジャッジ席を見据えて滑走。ポジションも美しく、そりゃ加点もつくってものですね。
ジャンプに少々ダウングレードがあり、ご本人は、まだまだ、満足のいく出来栄えではなかったみたい。今回の反省点をトリノまでに修正できれば、かなりの戦いができるのではないでしょうか。
銀メダル&トリノGPF進出おめでとうございます。パラヴェーラで、思いっきり暴れちゃってください!


FS1位・総合1位/キム・ヨナ選手
『ミス・サイゴン』。
ぐわっ、冒頭の3F+3Tの素晴らしさはどうでしょう。とんでもない美しさですよ。GOE加点が、なんと2点もついてるし。テイクオフ、空中姿勢、高さ、回転、ランディング、ランディング後のポジションと、非の打ち所がない素晴らしいジャンプでした。
ほかのジャンプもスパイラルもスピンも、すべてのエレメンツが磐石の安定感。すさまじい素晴らしさ。何気なく滑走しているところもすべてエッジにきれいに乗っていて、フラットにガリッとするところがないんですよね。とてもスピードがあったし、あの高得点も納得です。
ブライアン・オーサーコーチも、かなりの手ごたえを感じていたようすでした。ヨナちゃんが、コーチ経験の少ないオーサーさんをメインコーチに迎えると聞いたときには、世界中のスケートファンが「???」だったと思いますが、いまにして、それしか正解はなかったんだということがわかりますね。
優勝&トリノGPF出場おめでとうございます。ヨナちゃんも真央ちゃんと同じで、年齢がちょっとだけ足らなくて、トリノ五輪には出場できなかったんですよね。
驚愕したのが競技後インタビュー。「あまりいい内容ではなかったから、得点が出てびっくりした」って言ってたんですけど、ええええええ。
あれでいい内容ではなかったなんて言ったら、全開のときは、いったいどんなことに…。
トリノが楽しみでもあり、恐ろしくもあり…。



女子最終グループの6分間練習のとき、なぜかBGMに「オリーブの首飾り」がかかっていたのが、なんかおかしかった。どこかから、プリンセス・テンコーが出現するんじゃないかと思いました。
今日の放送も、冒頭にフランス杯の浅田真央選手の演技が挿入されていて、競技映像が始まったのは放送開始後15分たってからでした。もはや慣れてはきましたが、せっかくロシア杯もとても素晴らしい戦いだったので、できたらロシア杯の選手の演技をもう少し映して欲しかったな、と思ってしまいました。BS朝日で見てください、ということなんでしょうけども。
演技映像をみたところでは、男女とも、ほかの大会で見たときよりスケートが滑っていない印象があったんですけど、ロシアの氷のせいかもしれませんね。
これでGPSも、残すところ1戦、NHK杯のみとなりました。アイスダンスが見られるうううううう(号泣)。男子も見られる。ペアも。楽しみです!
ロシア杯男子の感想については、映像をちゃんと見しだい、後日書こうと思います。
なんかジョニーがすごかったみたいなんで、それを見るのも、楽しみです!





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