アイスダンス、カナダのシェーリーン・ボーン&ヴィクター・クラーツ組の新しい記事を発見しました。
こちら→ http://www.nationalpost.com/sports/story.html?id=144249
日本のファンにはボンクラ組と呼ばれて愛されているボーン&クラーツ組は、2003年の世界選手権で優勝したのを最後に競技引退しています。その後、まもなくしてクラーツ選手はアイスショーからも引退し、プロスケートの世界に残ったシェーリーン・ボーン選手とのパートナーシップは解消されます。クラーツ選手の決断はボーン選手にとっては「寝耳に水」であったと言われ、このときの感情的な行き違いから、ボーン&クラーツ組は、しばらく没交渉になったそうですが、この春、クラーツさんが謝罪、関係は修復された……と、以前の記事では報じられました。
友人どうしには戻ったものの、パートナーとして再び演技することはあるのかどうか、お互い可能性は否定しないものの、実際にはチームの再結成はされてないんですけど、氷の上ではない別の場所で、ふたりはすでに再び相棒になっていると、今回の記事は伝えているのでした。
来年の1月16日から20日にかけて、カナダ国内選手権が、バンクーバー市のパシフィックコロシアム(バンクーバー五輪のフィギュアスケート予定会場)で開催されます。彼らふたりは、この大会の委員であると同時に、さらに来期、2009年、サスカトゥーン市で行われるカナダ国内選手権の実行委員立ち上げにも、いっしょに携わっているんだそうです。
「久しぶりに、ヴィクターとひと組の存在だと見なされることは、とても刺激的です。わたしたちの生き方は分かたれていましたけれど、いま、また、ともにいることができて、とてもうれしいです。みなさんも、わたしたちが一緒にいるところを見て、喜んでくださってるようですし」と、シェーリーン。
またふたりで演技することはあるんでしょうか? という質問については、
「もちろん、絶対に機会はあると思います。そういうお話が来たら、わたしは断らないと思います。
ただ、わたしたちはもう、競技アイスダンサーとしての人生のステージは、潜り抜けてしまいました。新たに演技するためには、わたしたちが誇りに思う、なにがしかの目的が必要です」
クラーツさんもシェーリーンのコメントに同意のよう。「どのような形でなら、今後また演技する可能性があるのか。それは、よくよく話し合うべき問題です」とコメントしています。
「まあ、楽しみに待っていてくださいな」と、笑いながらシェーリーンは記者さんに語ったそう。
かの、伝説のペアスケーター、モスカヴィナ&ミーシン組も、今年、ロシアのテレビアイスショーで、数十年ぶりにペア演技を披露してスタンディングオベーションをもらったんですよね、たしか。
モスカヴィナ&ミーシンに比べれば、シェーリーンもクラーツさんも若い若い! 素直に、楽しみに、ふたりの続報を待ちたいです。
それにしても、アメリカにしてもカナダにしても、国内選手権がひとつのお祭りっていうか、とても華やかに盛り上がりますよね。カップル競技もいっぱい出場があるから、競技日程が長いし。なんだかうらやましいなあ。





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NHK杯で、美声の刈屋アナにとうとうと来歴を語られた、トマシュ・ベルネル選手のFS『グリーンディスティニー』の微妙衣装。
勇名トラ、という縫い取りについて、ベルネル選手自身が語っている記事がスポナビに上がってましたね~。こちら→ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/column/200712/at00015501.html
「最後の文字が日本語で虎と書いてあるはず。僕はトラ年なので、そういう意味でも意味があるかなと思って使いました」
だそうです。
干支とは盲点だった。
ベルネル君の日本語認識は、微妙に微妙な気がします。
まあ、なにしろチェコなんて遠い国の方が、日本の文字を衣装に使ってくれたっていうのは、うれしいですよね。
東京ワールドエキシビの「本日」ハチマキ、そして、この「トラ」衣装によって、ベルネル君は日本のフィギュアスケートファンダムで長らく語り継がれる伝説のスケーターとなったと思います。ええ、生きながらにして伝説に。



さて、今日の記事はきのうに引き続き、全日本ジュニア選手権の感想。
今日は男子シングルです。



【男子シングルFS】



総合7位/町田樹選手
FS『白鳥の湖』。奇しくも、尊敬する先輩、高橋大輔選手のSPと同じ曲(アレンジは相当違いますが)で滑ることになった町田選手。
冒頭の3Aの着氷失敗、つぎの3Aコンボのセカンド抜け、と大きなミスが冒頭に続いて、焦ってしまったのかもしれません。解説の八木沼さんが「跳び急いでいる」とおっしゃってましたように、正直、ジャンプはあんまりよくありませんでした。
とはいえ、転倒そのものは1回だけで、調子が崩れたなりにまとめてきた印象ではあります。
スピンは全体にスピードがあり、ステップも、サーキュラーでレベル3、ストレートラインでレベル2と、ジュニア男子としては合格点レベルの評価をもらえていたと思います。まあ、町田選手にとって、ストレートラインレベル2というのは合格点ではないのかもですけど。
失敗とともに、表現にきらりと光る部分も見えたりして、町田選手の演技って振り幅が大きいというか。小さくまとまっておらず、かなり荒削りなので、今後の成長にかえって期待が持てる気がします。
惜しくもジュニアワールド代表枠から洩れ、全日本選手権にも出場を逃した町田選手。今後の目標はインターハイと国体ですね。インターハイは今年で最後になりますし、無良選手との高校最後の一騎打ち、楽しみにしたいと思います。
来期はシニアエントリーかな? あと1年ジュニアに出られるはずですが。
来年はリンクのある関西大学に入学ということで、練習環境は向上するはず。またしても高橋大輔選手の後輩となる町田選手。幸いなことに、男子は女子よりも結果が求められる年齢が遅いですし(っていうか女子が若い選手に結果を求めすぎ)、あせらずじっくり、自分のスケートを目指して欲しいなあーと思いました。頑張れ!


総合3位/羽生結弦選手
なんと! 全日本ノービスチャンプとして特別にジュニアナショナルにエントリーしていた羽生選手が、FS1位で総合でも3位に食い込みました! すごい!
プロトコルを見て、結果だけは知っていた灰原。はたして羽生選手の演技はいかなるものか、と、興味しんしんで観戦していたのですが、しだいにテレビに向かって身を乗り出していっちゃった。いやあ、すごい演技でした!
曲は「ファイアーバード」。勇壮で速いリズムの曲に乗せて、長い手足をうまく使った猛烈な速さのスピンと、安定したジャンプをつぎつぎと決めていきます。
羽生選手は身体がとても柔らかいんですよね。男子にしては珍しい、綺麗なレイバックイナバウアーを見せてくれました。イナバウアーのあとの3Tの着氷も素晴らしい!
3Fがロング取られましたが、転倒はなし。減点はそこだけ。パーフェクト。おみごとです。
そもそも、まだノービスだってのに、5種類のトリプルが全部入ってるこのプログラム、攻撃的すぎる。5種類のトリプルを跳べるからこそ、とは思いますけど、わりと最後のほうの体力厳しいあたりに3Loが入ってたりして、よくこれを滑りこなしたな、と思います。
柔軟性をいかした、ドーナツスピンやビールマンスピンも演技に取り入れられていて、もうほんと、ノービス男子がやるような難度の演技じゃないです。すごすぎ。
羽生選手はこの1年で、ほんと、背が伸びましたねー。手足もほんと長い。スケートに有利な体型だと思います。
ジュニアナショナルの表彰台に上がっていながらも、じっさいのクラスはノービスということで、規定により、全日本選手権の出場権が与えられなかった羽生選手。
ノービスは全日本に出られないなんて、いつから決まったことなんでしょうね? 浅田真央選手は、たしかノービスチャンピオンとして全日本に出場してきたはずです。
この柔軟性、このスピン、灰原はロシアのガチンスキー選手をとても思い出しちゃったのですが、ジャンプでは、現在のところ3Aを完璧に跳ぶガチ君に軍配が上がるものの、スピンと表現力では羽生選手の勝ちかと。来年から正式にジュニアに上がってくるはず。きっとJGPSにも派遣されると思いますし、気が早いことこのうえありませんが、いまから楽しみです。
頑張って!


総合1位/無良崇人選手
冒頭の3A+2T、3Aでバランス崩したのを膝で吸収して、セカンドに繋げたのはえらかったと思います。
無良選手の3Aは高くて幅があって、ほんとうに美しいですよね。全日本をこれから戦っていくのにも、アクセルは大きな武器でしょう。2度目の3A転倒しちゃったのは残念でした。
無良選手はこの1年で、ずいぶん体つきがしっかりしてきましたね。身体を使った表現も、華やかになってきて、どんどん伸びてきているのを見ていられるのは楽しいです。
大会後、幼馴染の水津瑠美選手と、お互いに健闘を称えあい、喜んでいたのが可愛かったです。全日本進出、ジュニアワールド代表選出おめでとうございます。ブルガリアでも頑張って!



男子シングル総合2位は、JGPS緒戦、レイクプラシッド大会で、ロボットダンスで観客を沸かせていた、佐々木彰生選手でしたが、演技の放映はありませんでした。残念!
今回の全日本ジュニアや、いままでGPSなどの試合を見てきて灰原が改めて思ったことは、シニアで戦うためには5種類トリプルジャンプを揃えて、男子なら3Aと4回転は必須、みたいないままでの常識が、通用しなくなってきているなあということでした。
ジャンプが揃っているから勝てるってわけではなくなってきている。
もしかしたら、今年のルール改正のおかげで、ジャンプがそれほどでもない選手にも、勝利への道筋が開かれたのかな? ちょっとわからないけど。
それにしても羽生選手のスピンすごかった。とにかく速くてコマみたいでした。
やっぱ、全日本にも出て欲しかったなあ。いまからでもなんとかならんのですかね?





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灰原がスタッフをしている、女の子のためのMMORPG『女神幻想ダイナスティア』の石山ディレクターが、渋谷に出かけたときに、「俺たちフィギュアスケーター」の大看板を見つけたとかで、わざわざ写メを送ってくれました。



看板



おしゃれタウン渋谷の街中に、あたりを払う輝きを放つ「俺たちフィギュアスケーター」の大看板!! 素敵!!
そろそろ公開が近いのですね。ああ~見に行きたい~。





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さっき、なんの気なしにテレビをつけたら(深夜なのに)、フジテレビでフィギュアスケート全日本ジュニア選手権の放映が始まって、めちゃくちゃビビリました。
うっそ! 今日、全日本ジュニアの放映日だったっけ!
NHK杯にかまけてすっかり忘れてた……ごめんなさい。
ビデオチェックもしていなかったので、偶然テレビをつけなかったら、まるっきり見逃すトコでした。
灰原、フィギュアスケートの神さまに呼ばれちゃったかも~。
というわけで、今日は女子の感想を書いていきますね。


【女子シングルFS】


総合3位/石川翔子選手
武田奈也ちゃんの高校の後輩になる、石川翔子選手。「タイタニック」。冒頭の3Lzは高さもあって着氷が軽い! そのあとの3F+2Tも素晴らしかったです。
スパイラル、灰原はすごくいいと思ったんですけど、なぜかレベル1なんですよね。んー? なんでだろ。ポジション替えないでのチェンジエッジがなかったからかなあ。
しかしそのほかのジャンプは全部落ち着いた出来栄え。スピンもポジションチェンジが丁寧でとっても良かったです。
最後のスピンしながら、うれしくってもう笑っていた石川選手。会心の出来栄えですね。全日本選手権出場権獲得おめでとう!
全日本ではシニアトップ選手たちと対決! 素晴らしい経験になると思います。ぜひぜひ頑張ってください! 応援します!


総合4位/村元小月選手
「マダム・バタフライ」。村元選手のこのプログラムって、見るの3回目だったかな。オリエンタルテイストで素敵な衣装です。
ジャンプのミスが前半に続きましたが、ストレートラインステップが終わってから後半、頑張って立て直してきましたね。後半はほんとうに良かったです。
キスクラに、田村コーチと濱田コーチのお姿を久々に見て、なんだかホッとしてしまいました。おふたり揃ったキスクラを見るの、今季初めてな気がしたので…。
惜しいところで全日本選出を逃がしてしまった村元選手、つぎの目標はインターハイ、それに国体での勝利ですよね。じっくり調整して、頑張ってください!


総合優勝/水津瑠美選手
やった! 瑠美ちゃん初優勝おめでとう!
「ストレンジパラダイス」。冒頭のジャンプコンボ、セカンドがすっぽ抜けてシングルに。そのままグズグズに調子を崩しちゃうかなあ、と心配になったのですが、そんなことはなく。ジャンプやスピンといったエレメンツを、抜群に大きな動きで、流れの中で演じていきます。表現力、みごとです。
「勝ってあたりまえ、というプレッシャーの中で、ほんとうに頑張った」と、八木沼さんの解説。
勝ってあたりまえ! 
ひえええ。全日本ジュニアですよ! 
瑠美ちゃん、この一年で、ものすごく期待される立場になっちゃいましたね…。
今季は、あと一歩のところでJGPF出場は逃したのですが、今回の優勝で、全日本選手権出場権を獲得&世界ジュニア代表選出、ほんとうにおめでとうございます。練習頑張ってください!


総合2位/西野友毬選手
ジャンプの天才少女と紹介された友毬ちゃん。どことなくクールな雰囲気もあり、ジュニア時代の荒川静香さんをちょっと髣髴とさせるなあ。
冒頭のルッツコンボはほんとにきれい。スパイラルのフリーレッグの上がり方も美しかったです。
この「眠りの森の美女」というプログラム、きちんと見るのは灰原は初めてなんですが、ほんとのほんとのプログラムのオーラス、バテバテのところで、3T+2Tという大技が入ってるあたり、あまりにも難しいんでびっくりしました。
多少演技にミスが出て、キスクラで涙をこらえていた西野選手。全日本ジュニア銀なんて素晴らしい成績ですけど、もっともっとできるのにという思いが、あの表情となったのでしょう。頼もしいです。
JGPF頑張ってください!


今年からジュニアに上がってきた、西野友毬選手。JGPSの勢いのままに全日本ジュニアも獲るんじゃないかと思いましたけど、プレッシャーからか、惜しいミスが続いてしまいましたね。一方、水津瑠美選手は気持ちのこもった演技で優勝。見ごたえのある試合ですごく良かったです。
明日は男子の感想を書きます。

少し古い記事ですけど、ロシアのスルツカヤ選手が赤ちゃんに恵まれたことについて、ちょっと詳しい記事を見つけましたのでこちらに貼っておきます。→ http://www.kleo.ru/items/news/2007/11/16/slut.shtml
記事によれば、スルツカヤ選手の赤ちゃんは、男の子。出産時2300グラム、身長47センチというから、ちょっと小さめですね。
スルツカヤ選手は、司会しているテレビアイスショー番組『アイスエイジ』の中で、出産をライブ中継するとか冗談を言っていたそうですが(ははは)、結局、さすがに予定日近くになって、産休をとっていたようです。
出産後、一時入院していたけど、早々に退院し、仕事復帰したい気持ちがあるよう。さすが!
生まれるまえから氷の上にいた、スルツカヤ選手の赤ちゃん。将来スケートは習わせるのかな? 元気に育ってくれますように、心からお祈りします。
ほんとうにおめでとうございました。





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今日は、桃木先生にくっついて、イラストレーターの柴崎るり子先生の作品展『FairyStories 妖精を描いた作品展』にお邪魔してきました。
会場は六本木のアートセンターRBR。六本木ヒルズのたもとから麻布がわに歩いていった先にある、隠れ家みたいな素敵なアートスタジオです。
エントランスがふつうのおうちっぽく、さりげなくクリスマステイストなデコレイションもあったり。お友だちのホームパーティにお呼ばれしたみたいな、わくわくした気持ちになりました。




エントランス

☆スタジオのエントランスです。モダンなたたずまいが素敵☆




展示1

☆遊んだり、眠ったり、笑ったり。さまざまな表情の妖精とお花をを描かれている、るり子先生の作品と、iirynさんのニット作品のコラボレーション。ニットも、絵も、色鮮やかで、見ているだけで元気になってきます☆



展示2
☆大きい作品もありました。「どの作品も、描いているあいだ、すごく楽しくて気持ちよかったんです」と、るり子先生。わかります! 絵が、楽しい、楽しいって言ってるみたいです☆

今日は作品展初日ということで、オープニングパーティとスライドショーがありました。
天外伺郎先生が文章を、柴崎るり子先生が絵を描かれた絵本「大きな森のおばあちゃん」を原作に、映像にあわせて、音楽の生演奏と、歌と、朗読で物語が綴られていく、とてもきれいで素敵なスライドショーです。素晴らしいお話を、さらに素晴らしく聞かせてくださる朗読に、ほんとに感動しました。


パーティのために用意されていたのは、マクロビオティックなスウィーツたちと、身体にやさしいお惣菜。
どれもるり子先生のお友だちが手作りしてくださったもので、全部すごく美味しかったです! 

いっぱい食べてお腹いっぱいになった灰原です。

ダンディケーキ

☆Fairy's Cafeと題されたスウィーツコーナー☆



ハーブティ
☆すごくいい香りで美味しいハーブティ。薔薇とミントとレモングラスと無農薬金柑が入っています☆



ケーキ

☆ココア風味のケーキ。マクロビスウィーツなので砂糖は使わず、甘みとしてはフルーツ酵母が使われています。素材の味がしっかりしていて、かみ締めるほど甘みとうまみが増していく、奥深い美味しさ☆



りんご酵母
☆りんご酵母。りんごの雑菌を処理してから、水につけて、発酵させたもの。お菓子の甘みづけなどにも使われますが、そのまま飲んでも美味しかったです。妖精たちのサイダーですねー。壜もかわいい☆



お惣菜
☆たっぷりのお惣菜と玄米のおにぎり。どれもほんとうに美味しかった!☆



るり子先生の明るいパワーにあふれた作品を堪能しながら、パーティにいらしたみなさまとお話させていただいているうち、あっというまに時がたってしまいました。
楽しかったです!



柴崎るり子先生の作品は、どれもほんとうに色彩がゆたかでやさしく、太陽の光みたいに明るいパワーもあって、その前に立つと気持ちがどんどんのびやかになっていくのを感じます。
作品展は、来年1/28日まで六本木RBRで開催しています。
詳しい情報はこちらに→ http://www.creche.jp/page11/page11.html
いたずらで元気な妖精を身近に感じられる、とても素敵な作品展ですので、冬休みにでも、ぜひみなさまもいらしてくださいね!





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いよいよGPSもラスト! NHK杯男子FSです!
ああ~、楽しかったGPSが今年も終わってしまうわ~。まだファイナルありますけど、ありますけどー。おなじみ強豪スケーター勢ぞろいのファイナルは、たしかに見ごたえあるんですけど、期待の若手とか、おなじみベテランとかのお顔がたくさん見られるシリーズ戦って、独特の魅力があるんですよねー。
さすがのNHKも、男子地上波放映は、女子とは違い、録画で1時間枠。しかし、きっちり6人放映してくれました。
まあ、民放の1時間枠って、コマーシャルもろもろで、実質放映時間は45分くらいしかありませんし。NHKの放映はすっきりしているので、民放の1時間半枠くらいのバリューはありますよね。
解説は本田武史さん。実況はNHKきっての名物スポーツアナウンサー刈屋富士夫さんです。番組冒頭、刈屋さんの声聞いただけで癒される~。
それでは、放映順に、演技の感想を書いていきたいと思います。



【男子シングルFS】


総合4位/ジェレミー・アボット選手
SP最下位と大きく出遅れたアボット選手。FSは、会心の演技とは言いがたいと思いますが、うまくまとめて4位。総合でも4位に大逆転しました。
冒頭の4Tは転倒しましたが回転が認められ、基礎点9から転倒によるGOE減点3で、6点は残しました。ディダクション引いても5点だから、悪いチャレンジじゃないですね。
4回転は、せめて回りきってから転倒すべしってことだなあー。
そのあとの3A+3Tは流れもよくてお見事でした。
音楽がワルツのパートは、ただリズムが取れているだけではなく、身体全体で、ワルツ独特の体が揺れる感じが表現できていて、アイスダンスの経験をほんとうに強みにしているなあと感じました。スピンも良かったです。
全体にちょっとスピードが足りなく感じたのが、残念だったかな。とくに後半、ストロークの伸びがなくなってきて、苦しそうでした。もうちょっと体力がつくと、一段上のグループにも入れるんじゃないかなあ。
お疲れさまでした。全米頑張ってください!


総合8位/中庭健介選手
「プレイブハート」。勇壮な曲に合わせて冒頭の4T、跳んだ! しかし転倒。
回転不足が心配でしたが、ジャッジに4回転と認められたため、アボット君と同じく、結果的に悪くないチャレンジとなりました。
今日は、ジャンプがいまいち、タイミングが合わなかったようで、コンボの抜けとかはあったものの、4Tの転倒以外は大きなミスもなく、まず素晴らしい演技だったと思います。とくに中盤のサーキュラーステップは、観客にもジャッジにもじゅうぶんアピールされた出来栄えだったと思います。動きが大きく男性的で素敵でした。
灰原は中庭選手のイーグルも好きです。かっこいい!
オーラスでは少しバテはしたものの、立派にFSを演じきった中庭選手。今季ベストスコアが出たそうで、喜ばしいです。
つぎに演技を見られるのは全日本選手権になるでしょうか。GPSでは回避したSPのクワドに挑戦してくるのか? 注目しちゃいます。頑張って!


総合10位/南里康晴選手
冒頭の3A+3Tはほんとうに素晴らしかった! 「やった! 今日も絶好調!」と思ったんですが、そのあとジャンプで崩れてしまいましたね。ご本人の試合後インタビューによれば「メダルが欲しくて、気持ちに焦りが出てしまった」とのこと。SPがいい内容だったからこその崩れだったですね……。
SPで上位を狙える位置につけられた、というの、ご本人的にもとても自信になった大会だと思います。
打楽器のリズムに合わせて踊る、サーキュラーステップぐカッコよかったです。


総合3位/ステファン・キャリエール選手
手を上げてのジャンプが復活! ほかにも、スピンの足替えのときジャンプぎみにしたりなど、ほかの選手とはちょっと違うやり方で、ポンイト増を狙ってくるキャリエール選手。明るい楽しい演技でした。
3Aコンビネーションのセカンドがすっぽ抜けた以外は、大きな失敗のない演技。後半に入ったあたり、ストロークの伸びがなくなってきて、頑張って漕いでる印象になってしまったのがちょっぴり残念だったかな。もうちょっとスピードが出ると、成功したエレメンツへの加点も大きくなるかもしれないと思います。
2大会連続表彰台で、GPFまであとちょっとでしたねー。惜しい。
1月の全米選手権に向けて、トレーニング頑張って! パーソナルベストおめでとうございました!


総合優勝/高橋大輔選手
FS「ロミオとジュリエット」。冒頭の4Tの転倒はあったものの、FSでは今季最高の演技を見せてくれました。
ジャンプは全体に高さがあって素晴らしく、着氷も流れがあってとってもきれい。ボーナス狙いで、半分以上のジャンプを後半に跳ばねばならず、うちふとつはコンボであるという鬼のようなこのプログラムを、危なげなくまとめてこられる力、技術的にも体力的にも、ほんとに素晴らしいと思います。
惜しかったのはスピンで、レベル4がひとつしかありませんでした。トリノGPFに向けて、スピンの修正、頑張りどころですねー。ここやれば確実に得点伸びるってわかってますし、練習もやりやすいかもしれません。
ステップはサーキュラーもストレートもレベル3。最後半のストレートラインステップは、今季の高橋選手のストレートラインステップの中では、最高の出来栄えだったと灰原は思います。とても気持ちがこもっていて迫力があり、若い恋人たちの情熱や悲劇を思わせて見事でした。
演技を終えて戻ってきた高橋大輔選手を、出迎えて抱きしめたモロゾフコーチの姿が、とても印象的でした。コーチとして労う、というよりも、戦友を称えるみたいな感じで。あんなモロゾフコーチの顔は見たことがない。
若いながら世界有数の手腕を誇るチャンピオンメーカー、ニコライ・モロゾフ氏から、あの顔を引き出したのは高橋大輔選手の演技ですよ。これってすごいことなんじゃないかなあ。
ご本人的には、やはり4Tが降りられなかったということで、反省の気持ちもあるみたい。今季、日米対抗、スケアメ、そしてNHK杯と、大会ごとに少しずつ着実に進化を見せてくれている高橋大輔選手、トリノでも新しい局面を見せてくれるのではないかと期待してしまいます。
試合まで間がありませんが、頑張って! 優勝おめでとうございました!


総合2位/トマシュ・ベルネル選手
衣装に、銀糸で、燦然と輝く『勇名トラ』の縫い取り……。
はじめて見ると誰でも驚く珍妙な衣装にこめられたベルネル選手の思いの詳細を、流麗に実況する刈屋アナ。テレ朝の実況では、あの刺繍、無かったことにされてスルーだったのに、そこ突っ込んじゃうんですか刈屋さん。ぐう、おかしい! テレビのまえで、灰原のた打ち回って爆笑してしまいました。
冒頭の4Tは高さも幅もあって見事! これぞクワドトゥループ! という迫力の出来栄え。つづく3+3もなんなくこなし、波に乗ります。
エリックのときは、いまひとつ演技のペースがつかめないようすだったベルネル選手ですが、NHK杯に入って、俄然絶好調ですね! ステップもいいし、スピンはすべてレベル4。3Aのすっぽ抜けがあったものの、直後のステップからの2Aを力業で3Aに変えてくるなど、ジャンプの強さを見せつけ、ほかのエレメンツもほぼ完璧。会心の演技に、フィニッシュ後に吼える姿が、まさしく虎みたいでした。
これだけの演技にもかかわらず、高橋大輔選手には及ばず、逆転を許してしまった原因は、ひとえにジャンプコンビネーションの位置だと思います。高橋選手は体力の切れてくる後半に難しいコンビネーションを固めるという構成ですが、ベルネル選手のプログラムでは前半にコンボを跳んでしまうんですね。
今日の結果って、今後、世界戦で表彰台を目指すならば、振り付けについてベルネル陣営が考えるきっかけにもなるかなと思いました。
昨日はコストネル選手、今日はベルネル選手と、教え子を連続表彰台に送り込んだフースコーチがうれしそう。エリックで乱調だったため、GPF進出はならなかったベルネル選手、つぎに試合が見られるとしたらヨロ戦かな? チェコ国内に敵はいないでしょー。ジュベール選手やランビエール選手との直接対決も見所ですね。頑張って!



男子シングルは録画放映ということで、地上波では演技を飛ばされちゃった選手もけっこういたんですけども、プロトコルを見るとわりと乱調というか、けっこう荒れたみたいですね。アボット選手の順位ジャンプアップにはびっくりでした。
エキシビジョン中継もビデオにとってあるんですけど、こちらの感想はまたこんど。
楽しい大会でした。NHK杯よ永遠なれ!
トリノGPFも楽しみです。





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ついに今年のGPSの最後を飾るNHK杯男子シングル。
ばっちり、がっちり、たくさんの男子選手が見られてうれしいなあ~っと、うきうきしながらビデオを再生したところ、ぎゃー! ビデオタイマー狂ってたみたい! 南里選手のはじめのほうの演技が切れてるー!!!
ショック……。
というわけで、全部は見られませんでしたが、南里選手の演技の感想から…。


【男子シングルSP】


SP4位/南里康晴選手
『月光』。日米対抗とスケアメと、このプログラムを見るのはこれで3度目ですが、見るたび良くなっていくような。今日はジャンプも決まってましたし、ほんとに素晴らしかったと思います。
3Aがちょっとひやっとしましたけど、うまくしのぎましたね。
後半のステップはスピードがあってとても素敵です。南里選手は、以前「表現となると照れてしまうときがあって…」とインタビューでコメントしていたことがありますが、もしかして超イロモノエキシビのおかげで、照れがずいぶんなくなってきたかもしれない。ストレートに「青年ベートーベンの恋」的な切なさが迫ってきた、素敵な演技でした。
PBは10点近い更新だそうです。これはうれしいですね~。おめでとう!
FSも、この、いい雰囲気のまんまで踊れるといいですね! 期待してます。頑張って!


SP8位/チェンジェン・リー選手
『黄河』。厚みのある曲に合わせて、冒頭のクワドコンボ、決まった! セカンドが2Tになりましたけど、あれはほんとは3T狙いでしたよね……。しかし、4Tは高くて姿勢もきれいで、とっても良かったです。
3Aもほんと綺麗だった!
チェンジェン選手は、ジャンプはいつもほんとに素晴らしいんだけど、ちょっと柔軟性には欠けるところがあり、スピンで点を取りこぼす印象だったのですが、今日のシットスピンはほんとうに良かった。ポジションがしっかり深く改善されていました。惜しむらくは全体のスピードがちょっと遅めだったこと。規定回数回りきらないときがあったんじゃないかなー。思ったより点数が伸びなかったのは、そのせいじゃないかと思います。
去年のNHK杯でも、SPでただひとり4回転決めてくれたんですよね。ジャンパー・チェンジェンここにあり。灰原は大好きな演技でした。FSも頑張って欲しいです!


SP6位/セルゲイ・ドブリン選手
冒頭のコンボは4T+3T! うっわあー、かっこいい!
じつは180cmもあるそうで、たいへん長身の選手なんですが、長身を感じさせないのはあどけない面差しのせいか。165cmくらいしかないとはじめ思ってました。しかしスピンとかすると、さすがに長い手足が映えますね。とても見栄えのする、有利な容姿の選手だと思います。
3Aのステップアウトは惜しかったなあ。もしかして回転不足取られたかもしれないですね。
「火の鳥」の雄大な音楽に乗せたキャメルスピンは、まるで翼を広げた鳥みたい。超絶難度のコンビネーションとかではなく、基本のポジションできっちり回るっていうのが、逆にすっきりしてて綺麗。規定回数回れていたと思います。ただ、ステップにしろ、もうちょっとスピードが欲しいかなー。
本人的には、PBも出て、満足な結果っぽかったんですけど、キスクラのミーシンコーチは、渋~い顔をしていましたね。もっとできる、と期待されているからこそでしょう。
元スルツカヤ選手の弟弟子で、現在はプルシェンコ選手の弟弟子。素晴らしい先輩がたの演技を盗んで、成長して欲しいです。


SP7位/中庭健介選手
『サラバンド』。SPではクワドには挑戦せず。3Lz+3Tコンボを狙いましたが、惜しくもセカンドがダブルに。そのあとの3Aも体勢を崩しましたが、根性で踏みとどまりました。3A、スローで見たところ、回りすぎたんじゃないのかと。
コンビネーションのシットスピンは、姿勢変化しても早さがあるし、ポジションも低くてとっても素敵。最後のジャンプ3Fは、ランディングもOK。南里選手に引き続き、PB更新されました。おめでとうございます!
クワドの申し子中庭選手。FSでは4回転にチャレンジしてくると思います。ぜひともクワドを降りて、ついでにFSもPB更新しちゃいましょう。南里選手もそうでしたが中庭選手も、試合を見るたび調子が上がっていてほんとにうれしいです。
明日も頑張って!


SP5位/セルゲイ・ダビドフ選手
やだーショックー。ダビドフさんのお顔に、なんだかちょびちょびっと髭が!
滑らかなスケーティングとともに、少年のようなルックスも魅力のダビドフ選手。ぜひとも髭はやめていただきたいなあと思うものであります。うむ。
『シンドラーのリスト』。冒頭の3Aはお手本のような素晴らしさ。おつぎのコンボ、3Lz+3Tは、ルッツは良かったんだけど、3Tの着氷がツーフットになってしまいました。惜しい! でも演技全体の流れからみたら、些細なミスです。気にせず、つぎ、つぎ。
単発ジャンプは3F。あれ、もしかしてロングエッジじゃないか? 灰原の見間違いかもしれませんが……。
ストレートラインステップは、丁寧な出来栄え。エッジの動きもなめらかで、クラシックで素敵なかんじです。
真剣な顔で得点を待つ、ダビドフ選手とコーチ。張り詰めたキスクラに、飾られたドーモくんが、たまらない平和な雰囲気をかもしだします。
3位のキャリエールくんまでには点差がなく、充分射程内。逆転もありえます。
明日も丁寧な滑りに期待します。頑張れ!


SP3位/ステファン・キャリエール選手
会場アナウンスでは「スティーブン」でしたね。しかし灰原は、ランビエール選手と名前が似ているという面白さが捨てがたいので、今後も「ステファン」表記で参りたいと思います。
シーズン序盤の日米対抗やスケアメでは、かなり仕上げてきた印象のキャリエール選手ですが、あれれ、ちょっと調子が崩れてるみたい? 少なくとも絶頂時の動きではないですね。
キャリエール選手の代名詞というべき、例の、片手を挙げたジャンプは、今日はお休み。基本に忠実に体を締めたジャンプで、3A、3F+2Tと跳んでいきます。キャリエール選手は、フリップもルッツもすごい助走少なくて跳びますよね。ぴゅって感じで。かっこいいと思います。スピンは軸が流れなくてきれい。
片手上げがなくなって、キャリエール選手独自路線の演技ってものが見えなくなっちゃったなあと思いきや、今回キャリエールチームは、チェンジフットのとき、高くジャンプするという、新技を繰り出してきました。とくに演技ラスト、シットスピンから飛び上がって足変えてそのまんまA字スピン、という入り方は、かなり意表をつかれました。
キスクラで倒れかけたぬいぐるみの「ナナミ」ちゃんを、きちんと座りなおさせてくれた、やさしいキャリエール君。FSでもいい演技ができるといいですね。頑張って!


SP1位/トマシュ・ベルネル選手
『たそがれの踊り』。なんだか酔っ払いの千鳥足みたいな、おもしろい振り付けから始まるプログラムです。
今日のベルネル君は絶好調。3F+3Tを綺麗に決めてきたのを皮切りに、3Aも3Lzも完璧!
シットスピンはとても上手になりましたね。昨季のヨロ戦のときは、まだ、「スピンにもステップにも全体にスピードがないな」とか思ったものなのに、まったくそんなことはなくなった。ポジションもきれいです。
ストレートラインステップはたっぷり踊って楽しく。フライングシットはとっても高い位置からの入り。最後はいい顔でフィニッシュ! 解説の本田武史さんも絶賛です。
TESは驚きの40点台。78点というハイスコアをたたき出しました。素晴らしい!
それにしても、ベルネル選手のこのSP衣装、紙ふぶきが張り付いた応援団の学ランに見えるのは灰原だけでしょうか…。肩口のアップリケがあまりに微妙。とはいえ、今年のベルネル君の場合、FS衣装の微妙さ、不条理さのまえには、SP衣装の多少の微妙さなど吹っ飛んでしまうのであった。
明日の衣装が楽しみです(演技は!?)。


SP2位/高橋大輔選手
「白鳥の湖」。冒頭の動きは、もはや身ごなしが上手いとかそういうレベルの動きではありませんね。アスリートというよりダンサーの動き。これからどんなものを見せてくれるのか、期待が高まります。
3F+3T。軽い! 高橋大輔選手のジャンプのフィーリングの軽さにはいつも驚く。トリプルジャンプのたいがいが、すごく簡単そうに見えるのです。苦手と言われるループさえも。高さと幅があるからだと思います。
つづく3Aはちょっとふらつきましたが、転ばずよく耐えた。さらに3Lz。うわっ、まーた簡単そうに跳んじゃって~。うっかり簡単なワザかと思って、エレメンツの得点を間違えそうですよ(そんなそそっかしいコーラーはいません)。
サーキュラーステップはほんとうに素晴らしい! 会場から「きゃー!」という歓声が沸きあがる。うおお、もはやコンサートかなんかのようだ。ジャッジまでもうれしそうに笑っています。会場のすべてが高橋大輔選手の掌の上ってかんじ。
このまんま最後までぶっちぎれ! と思いきや、うーむ、最後ちょっと疲れましたかね。コンボスピンからストレートラインステップ、またスピン。ストレートのステップは、サーキュラーに比べると、上下の動きが小さかったかなあ~。最後のスピンも一瞬バランスを崩しましたね。惜しい!
演技終わって、本人反省の表情。まあ、ちょっとしたミスはありましたけど、悪くない出来栄えだったと灰原は思ったんですけど。高橋選手の目指すところはもっと上だということでしょう。いつもながら、自分に厳しいなあ~。
キスクラではようやく笑顔を見せてくれた高橋選手。FSでも思いっきり踊ってくれるとうれしいです。頑張れ!


アイスダンスでは、デロベル&ショーンフェルダー組が、2位ヴァーチュー&モイア組の猛追を僅差でかわして総合優勝です。おめでとうございます!
いやしかし、CD時点では4点もあった点差が、FD終了後は1点以下に。ODもFDもヴァーチュー&モイアが1位。この年齢で出す点数だろうかこれが。「おそろしい子……!」
熟練したCDで今回は逃げ切りましたが、NHK杯のCDが若手有利と言われるヤンポルとかだったら、わかんなかったと思います。
ベテランたち、追い込まれてます。テッサちゃんたちの存在が、アイスダンスを爆発的に面白くするかもしれません。干支ひとまわりも違うような若い選手に簡単に負けるのは、どこのカップルもみんな嫌でしょうしね(西洋の方に干支はあんまし…)。とくにアイスダンスなんて、ベテラン有利だって言われているのに。
GPFでも戦いは続く。
ところで、ショーンフェルダー選手はNHK杯会期中にお誕生日を迎えられたそうで。会場に「祝・三十路」と書かれたバナーが下がっていたのを見て、笑ってしまいました。
お誕生日と優勝、ほんとうにおめでとうございました。





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NHK杯は3日めが終了。ペア、アイスダンス、女子シングルと終わって、あとは男子シングルの日程を残すのみになりました。
本日も灰原は、NHK地上波でテレビ観戦いたしました。ただし、夕刻ちょっと出てたもんで、女子シングルFS→男子シングルSPの順。男子シングルはビデオです。
手元のメモの順番どおり、感想を書いていこうと思います。
というわけで、女子シングルから。



【女子シングルFS】


総合5位/ラウラ・レピスト選手
冒頭の2Aはとってもきれいだったレピスト選手。つぎの3Tが流れちゃったあたりから調子を崩してしまったのが惜しかったなあ。ジャンプ以外のスパイラルやスピンはとっても出来がよく、とくにオーラスのサーキュラーステップはレベル3。スケーティングがきれいで良かったです。
キーラ・コルピ選手やスザンナ・ポイキオ選手など、スケーティングの美しさが身上の選手が多いイメージのフィンランド、レピスト選手もスケーティングがほんとに美しいですが、同時に、コルピ選手やポイキオ選手にはない力強い演技ができるイメージもあり、今後が楽しみです。
スケカナSP1位で始まった衝撃のシニアデビュー年。フィンランドの国内選手権目指して、これから調整することになりますね。昨年は国内では2位ということで、今年は優勝を目指したいんじゃないかな。頑張って!


総合3位/武田奈也選手
「これから牛タン食べに行こうと思ってた」と、表彰台をまえに、びっくり笑顔で語ってくれた奈也ちゃん。GPS初メダルおめでとう! 素敵な演技でした。
スケカナのときのFSは、純白の総レースの衣装だったと思ったのですが、ラベンダーカラーの新衣装に変えてきましたね。奈也ちゃんの衣装は、ほかの選手たちのより、若干いつもスカートの裾が長くたっぷりめのようなんですが、なにしろ長身ですから、よく似合います。スピンのときにも裾が翻ってほんとうにきれい。
得意のループジャンプは2回跳んで、2回とも加点。ストレートラインステップは全身を使って、じつに楽しそうな踊り。レベル3をもらいました。
演技が終わった瞬間、はじけるような笑顔! お客さんも大拍手でしたね。
なによりアナウンサーさんがメロメロでびっくりしました。なんなんだ奈也ちゃんのこの愛くるしいパワーは。すごい才能だ。
PB更新には本人がいちばんびっくりしてたみたい。気が早いけど、来期もGPS2戦派遣いけそうかな?
安定して跳べるトリプルジャンプが、シニアのほかの選手たちより少ない、というハンデを、現在のところ持っている奈也ちゃん。満員のNHK杯で果敢に3Fにチャレンジ。結果は転倒でしたけれども、あとちょっとで降りられそう! 全日本選手権ではチャレンジしてくるかなあ。頑張って欲しいです。とにかくほんとうにおめでとう!


総合6位/アリッサ・シズニー選手
「ウェストサイドストーリー」
冒頭の3Lzは回転不足ぎみに見えましたが踏ん張った。しかしそのあとの1Fをバストしてしまってから、残念ながらジャンプのフィーリングが狂いましたね。うう、もったいない。
シズニー選手はとにかくスピンが猛烈に美しく、器械体操に床とか平均台とかあるように、フィギュアスケートにもジャンプやスピンとかエレメンツ別の種目があるならば、スピン部門で不動の世界一になれる才能の持ち主だと思います。いやいっそ作って欲しい。シズニー選手のためにスピン大会。
ジャンプが苦手なわりに、振り付けが、ジャンプのまえにステップが入ってたりと難しそうなんですが、いっそもうルッツなんかリンクの対角線全部助走に使っていいから楽に跳んで欲しいと思っちゃいます、彼女の場合。
(アリッサ! こんなときこそマジックミーシンズベストだよ! NHK杯にはミーシンコーチ来てるから売ってもらうといいよ!)
素敵な笑顔でフィニッシュ。ミスがあったとはいえ、中国杯に比べると、かなり調子が上がっていて、良かったんじゃないでしょうか。全米選手権の表彰台が守れるかどうかが今年の課題になりますが、今年のアメリカ女子はシニアデビュー組の鼻息がとにかく荒いですし、もしかしてミライちゃんも全米はシニアで出てくる可能性がありますし、大変だと思います。でも頑張って欲しい!
衣装もシックで素敵でした。


総合2位/サラ・マイヤー選手
FSではじつは1位だったサラちゃん。冒頭のジャンプコンボは3Lz+2T+2Lo。大技を決めて流れに乗ります。
おつぎの3Fはちょっと着氷が狂いましたね。サラちゃんはフリップでずっとロングエッジを取られていますし、苦手意識が出てきたのかもしれません……。
スピンは全体にさすがの出来栄え。やっぱりちょっとシットポジションが高いのが気になるんで、きのうも書きましたけどヨロ戦までに修正してくれるとうれしいなあ、と。
キスクラでアップになったサラちゃんの顔、目があまりにも大きいので「うわっ」と思いました。なんか往年の少女マンガの登場人物がそのまんま3D化したみたいなお顔ですよねー。まつげもバッサバサ。
得点はけっこう出ましたが、本人の元気がいまいちなかったのが心配かな。今年はヨロ戦で、もうイッコ上の段を目指したいところですよね。最大のライバルは人間台風なだけに、進路も読めず難儀そうですが。そういや今年のNHK杯って、なんかヨロ戦前哨戦っぽい雰囲気ありますね。グルジア女王のゲデちゃんもいるし、フィンランド期待の若手ラウラちゃんもいるし。そして人間台風も…。
サラちゃんのFS使用曲のタイトル「黒のラフォリア」というそうです。とっても綺麗な曲。サラちゃんの滑りによく合います。ヨロ戦以前に国内選手権か。頑張って欲しいです。


総合4位/安藤美姫選手
6分間練習から、転倒したりして、調子が上がってないなあという印象だった安藤選手。冒頭の3Lzコンボで転倒して、リズムが狂ってしまったかなと思いました。
今回のNHK杯は母国開催で、しかもNHK杯は日本選手連覇が続いているであるとか、ご本人も2007年世界女王で、と、いくつもプレッシャーが折り重なって、さすがの美姫ちゃんも調子を崩してしまったのかもしれませんね。
しかし、そもそもワールドで頂点をとった翌年というのは、わりといままでの世界女王たちも苦しんできたというか。『魔の刻』なんですよ。2006年の世界女王、キミー・マイズナー選手は、2006年のGPF(年は同じですが年度は翌年です)に進出できませんでしたし、2004年の世界女王荒川静香さんも、2004年の全日本選手権はFSを故障棄権。2005モスクワワールドに代表選出されて出場したものの、総合9位という成績でした。世界女王常連のミシェル・クワン選手やイリーナ・スルツカヤ選手にしてからが、なぜかオリンピックの金メダルは獲得ならなかったり……なかなか世界女王というのは、栄誉ではあるけれども難しい冠だと思います。
プレッシャーも、うまくいかないという思いも、あるとは思いますけど、若い女王は誰しもくぐった『魔の刻』です。焦らずじっくり、立て直して欲しいなあ。
美姫ちゃんにしても、真央ちゃんにしても、気持ちがとても揺れるのは、繊細で感受性がゆたかだからこそで、だからこそ彼女たちの舞姿は美しいんだと思うんですね。彼女たちの美しさをそのままに、もっと気持ちを支えてあげられるシステムができるといいなあーと思います。コーチの支えをうけるのは当然として、せっかくアメリカなんていうメンタルヘルス先進国で練習しているのだし、信頼できるメンタルトレーナーを帯同するというのも手なんじゃないかな。4年以上まえのヤグディンチームにメンタルトレーナーが帯同してたはずだし、効果のほどはモロゾフコーチならご存知なのでは。
演技ですが、ジャンプの失敗で得点は伸びませんでしたけども、SPで失敗したスパイラルやスピンはしっかりと修正してきましたし、ストレートラインステップはレベル3に加点もついて、表現の面ではスケアメよりかなり伸ばしてきていると思います。PCSも悪くありませんし。冒頭の振り付けも、スケアメより迫力があって良かったです。
調子が上がってきている部分もしっかりあるので、GPF進出はなりませんでしたけど、いっそ好機だと思って、全日本目指して秘密特訓を! 頑張って欲しいです!


総合1位/カロリーナ・コストネル選手
まずは優勝おめでとうございます!
中国杯では、SP1位のプレッシャーからFSはたいへんなことになってしまったコストネルさんですが、地元開催トリノGPFに出場したいという思いが、みごと表彰台上陸をなさしめたようです。ほんとうにおめでとう。
正直いって、ジャンプはすべて危なっかしかったんですが、スピンやスパイラルはさすがの出来栄え。
そして!
衝撃の!!
ストレートラインステップレベル4です!!! ひええええええ!!
ISU主催大会で女子史上初のレベル4じゃないの? 真央ちゃんがステップレベル4とった日米対抗戦は、ISUの公認大会だったから、大会の格が違うし。正式なISU大会の得点としては史上初だと思います。まあ、今回のNHK杯女子は、比較的ステップのレベル付けが甘いかなあ~? と、ちょっと思いますけど。
ジャンプはほとんどダブルになっちゃったり、決まらなかったのに、こんなところで偉業を成し遂げてしまったという、このわけのわからなさ。さすが、さまよえる人間台風カロリーナ・コストネルですよ! 素晴らしいっつーかなんつーか、だからコストネルさんからは目が離せない!
トリノGPFでコストネル選手にのしかかるプレッシャーは、NHK杯の比ではないというか、今日の安藤美姫選手並みの猛烈プレッシャーが圧し掛かることと思われます。正直にいって、トリノでの彼女のライバルは、キム・ヨナ選手でも浅田真央選手でもキミー・マイズナー選手でも中野友加里選手でも、ましてや、キャロライン・◎・ジャン選手でもない!
自分自身だ!(とほほほほほほほほほー)
コストネル選手は最大のライバルに打ち勝てるのでしょうか。人間台風。トリノに上陸できるかは、スケートの神さまのみぞ知る。ご健闘をお祈りします!



今日のNHK杯を見て、灰原がつくづく感じたこと。
「フィギュアスケート選手は試合が少ないから大変だなあ~」
ということでした。素朴すぎますかね。
灰原はテニスとかバスケとかのファンもしているのですが、テニスにしろバスケにしろ、年間に開催される試合がものすごく多いのです。だから、どこかで負けたにしてもリベンジの可能性はすぐにあるわけで、気持ちを立て直しやすい。もちろんグランドスラムやプレイオフだと話は違いますけど、試合時間が長いし、ちょっとしたミスも挽回のチャンスはあったりするわけです。
フィギュアスケートの場合、GPSで2回、ファイナルまでいったらもう1回、あとは四大陸orヨロ戦と、世界選手権くらいしか大きな国際試合ってなくて。昨季はたまたまユニバとアジア大会がありましたけども、ふつーの年はあれはなくて、あとは国内戦でしょう。
少ない試合数の中で、SPとFSあわせてたった7分そこらの演技で、それまでずーっと練習してきた成果を凝縮して出さなきゃいけなくて、ミスは許されがたい。プレッシャーと戦うのが大変な競技だなあと改めて感じました。
だからこそ、フィジカルな訓練だけでなくメンタルトレーニングに着目すると、ぐぐんといろんな選手がジャンプアップするんじゃないかと思います。
サーシャ・コーエン選手とか、カロリーナ・コストネル選手とか、ステファン・ランビエール選手とか(すみません)、メンタルが安定しない、と言われる選手は少なくなくて、しかし彼らはみんな素晴らしいでしょう。むしろメンタルが弱いというのは伸びしろだと思うんだな。「そこを支えられればもっと伸びるんじゃないの?」みたいな。
テニスでも、メンタルが弱い弱いと言われつづけたアメリ・モレスモが、メンタルトレーニングを経てウィンブルドン女王になったりしてるよ。
そんなことを思ったNHK杯女子シングルでした。
というわけで、男子SP感想に続きます。





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NHK杯女子シングルは、なんと英断のテレビ生中継。コマーシャルのないNHK杯だからこそできるワザですよね。民法だと、どうしてもコマーシャルが入るから、そのたんびに演技を中断させるわけにもいかないし。選手の体が冷えてしまうから。
ただ、進行の都合か、今年はお花の投げ込みが禁止だったみたくて、キスクラがいまいちさびしかったかな。ノービスっ子ちゃんたちにとっては、GPSでフラワーガールに出るのも晴れがましいことだと思うし、やっぱりお花はあったほうがうれしいなー、とちょっと思いました。
それでは、放映順に感想を書いていきますね。


【女子シングルSP】

SP11位/浅田舞選手
緊急エントリーでアメリカから帰国した舞選手。練習地はカリフォルニアで、あったかいから、寒い日本に帰ってきて体調を崩してしまったのかな、発熱していたそうで。靴も変えたばっかりだそうで、ほんとうに大変だったと思いますが、それでも最後まで一生懸命滑ってくれました。
「ロミオとジュリエット」。冒頭の振り付けの表現がきれいですね。ジャンプコンボが飛んでしまったので点数はいまひとつ伸びませんでしたけど、スパイラルとステップでは、けっこう加点がもらえたんじゃないでしょうか。とくにステップ、スケアメで見たときより表現力が増していたように思いました。体も大きく動いていたんじゃないかな。
不本意な得点だったと思いますが、キスクラでは笑顔を見せてくれて、ほんとうに立派です。FS楽しみにしています。頑張って!


SP6位/ラウラ・レピスト選手
3+3は回避。コンビネーションを3+2にしたレピスト選手。スピンもスケーティングもほんとにスピードがあって、スカッとします。ターンからのループジャンプは見事でした。
ミスらしいミスのない落ち着いた演技で、ほんとにシニアデビュー年ですかと問いただしたくなるんですが……、グレボワ選手といい、ワグナー選手といい、ジャン選手といい……黄金世代の出現に立ち会ってるのかもしれないなあと思いますね。
スケカナではFSで崩れてしまったので、リベンジの思いがあると思います。明日も頑張って!


SP5位/武田奈也選手
冒頭から体の動かし方がほんとうに上手。よく踊れていますね~!
チャーミングな笑顔のパワーで会場全体が奈也ちゃんの虜になってしまったかのよう。しぜんに手拍子が湧き上がります。
3Tも3Lo+2Tもクリーンな出来栄えでパーフェクト。ストレートラインステップは動きが大きくて見栄えがしますね! ラストのビールマンはポジションも素晴らしいし回転も速くて美しい~! スパイラルの足もよく上がってましたし、これは加点がありそう。
武田選手は、いつもほんとうにうれしそうに踊ってくれるので、見ているこちらも幸せになります。会場全体、骨抜きっぽかったです。
明日のFSでも、ノリノリの演技を期待します。頑張って!


SP7位/エレーネ・ゲデバニシビリ選手
お団子にまとめた髪型から、ワイルドに髪の毛が飛び出しているのも色っぽいゲデちゃん。スケアメより体つきが絞られましたかね? とにかく身ごなしが美しくドラマティック! さすが、タラソワコーチが秘蔵っ子にしてただけありますね。
フリップの転倒は残念でしたけど、ルッツは完璧。エッジも正しかったと思います。
エレメンツのひとつひとつにメリハリがあり、とくべつにパントマイム的な動きもないのに、ミュージカルを見るかのよう。激しく荒々しく美しい。彼女の演技は奔流のようですね。目が釘付けになりました。彼女に『アイーダ』とかやってもらいたいなあ~。
ストレートラインステップはレベル3以上だと思う。ほんとうに素晴らしい演技でした。
ジャンプミスのせいで4位ではありますが、地力は見せてくれたと思います。FSも頑張って!


SP4位/アリッサ・シズニー選手
どこの放送局のどこのアナウンサーにも「この人はジャンプが決まればほんとうに恐ろしい選手で…」と、枕詞のように言われ続けてきたシズニー選手。
たらちねの母かよ!
あしひきの山かよ!
ついに枕詞を返上する日がやってまいりました。すべてのジャンプが成功! まあちょっと空中姿勢がアレだった部分もありますが成功! やったアリッサちゃん!
3Lzはほんとによく跳んだと思います。3FもOK。ロングエッジはナシだと思う!
彼女のスケーティングはほんとうにきれいで、ヨナちゃん真央ちゃんに匹敵するほど。スピンも世界最高レベル。だからこそ、ジャンプが惜しいといわれ続けてきたのですが、今日は転ばなかったよ! それなのに、ああっ、タイムオーバー!? うそお!
リザルトを見たら、ディダクションがなかったので、ぎりぎりセーフだったもようです。よ、良かった…。
ドーナツスピンから、キャッチフットスピンに姿勢変化するコンビネーション、灰原はとても好きです。
中国杯では、FS失敗してしまったみたいなんで、ぜひ、NHK杯ではリベンジして欲しいです。頑張って!


SP1位/カロリーナ・コストネル選手
フィギュアスケート界のさまよえる台風ことカロリーナ・コストネル選手。すさまじいパワーを秘めながら、上陸するかどうかはそのときにならないとわからない彼女。今回のNHK杯は直撃モード? 波の激しいコストネル選手だけに、SPの調子がいいだけではなにも言えないなあ…。
今年のGPFはトリノなので、なんとしても出場したいという思いが、進路を正確にとっているのかもしれませんが…。
冒頭の3F+3T、セカンドの3Tがバストぎみでしたがなんとか降りて、セカンドはダウングレードかな、とちょっと思ったのですが得点を見ると3T認定されたようです。
彼女の見せ場はなんといってもスパイラルですね。ピサの斜塔のように角度のあるディープエッジ。ポジションも美しくて、スピードもあってお見事。
シットスピンの入りの姿勢がちょっと高いかな~。でも、回転が速いので、規定数は回れていると思います。
ステップには中国杯よりキレがありました。素晴らしい出来栄え。
キスクラで点数を待っているとき、ぬいぐるみを逆さ吊りに持っていたのに、思わず笑みを誘われてしまいました。得点が出てから持ち直してましたが。やっぱり得点待ちは緊張しますよね。
SP1位になってしまいましたが、願わくは、コストネルさんが明日も平常心で演技できますように。ファンは切望するものであります。(小声で)頑張って……っ。


SP3位/サラ・マイヤー選手
とてもすがすがしいこのSPの音楽、サラちゃんにとっても合っていますね。素敵です。
エリックのときは、ジャンプのロングエッジを取られてしまったはずですが、今日の演技では大丈夫だったんじゃないかと……。スピンもバリエーションがあって見ごたえがあります。
サラちゃんはオフアイスシーズン中に陸トレに励んだそうで、上半身が絞れていてすごいですよね。サラブレッドのようです。筋力がついたせいで演技が安定したといい、スパイラルも、昨年よりディープかも。
エリック杯でノーカンをくらった演技終盤のフライングシットスピンですが、得点を見ると、きちんとカウントされたもよう。ただ、まだちょっと姿勢が高い気がする。今年は膝よりお尻が低くなければならないんですよね。ジャッジによってはノーカンの可能性が残るかんじ……。
エリックからNHK杯までは、間がなさすぎて修正できなかったと思いますが、ヨロ戦までには修正すると、もっと得点が伸びてくると思います。
クリーンな出来栄えでいつもながらお見事。優雅な清潔感は、彼女ならではのものですね。FSも期待します。頑張って!


SP2位/安藤美姫選手
「サムソンとデリラ」。出番前に、ニコライ・モロゾフコーチが衣装を直してあげていたのが微笑ましかったです。大切にされているかんじがしますね。
表情はとても落ち着いていて、さすが。シニアデビューの年から、大舞台をいくつもくぐってきた彼女には、母国の猛烈応援も、もちろん緊張はするでしょうが、経験済みのもの。たのもしさを感じます。
冒頭のジャンプは3Lz+2Loで3+3は回避。去年の安藤選手なら、頑張って3+3を跳んできたんじゃないかと思いますが、演技をまとめることを選んで無理をしないのは、ほかのエレメンツに自信ができてきたからこそできることですよね。
ルッツは、横のアングルの映像から見ても、きっちりアウトエッジでお手本のよう。高さもあったし、加点があるんじゃないかな。セカンドにループがつけられるのも、美姫ちゃんの強みですよね。2Tと2Loじゃ、印象も違うし。
3Fは、アングルの関係でエッジがよく見えなかったんですが、おそらく正確だったんじゃないかと思います。肩の痛みがあるということでビールマンは入れてきませんでしたが、スピンの質じたいは去年よりずっと良くなっていて、軸が流れることがないですね。アウトエッジになっても軸がしっかりしてて、ほんとうに上手くなったなあと驚きました。
ステップはもうほんとに難しくて……よくもまあこんな振りを付けたなと。ド根性プログラムだなと思いました。やはり緊張していたのか、上半身の動きが若干硬かったように思うんですけれども、足元はきれいに滑れていて、自信になったのでは。明日は最終滑走でもありませんし、いい具合に緊張がほぐれて、ステップの動きも大きくなるんじゃないかと。期待が膨らみますね。頑張って!


アイスダンスODも女子SPもパーソナルベストを出した選手がたくさん出て、すごくいい雰囲気でした。PBが出る原因のひとつは、もしかしたら氷かなと思います。日本のリンクの氷の質はかなりいいと聞きますものね。
日本のアイスマンのみなさんが丹精こめて整備したリンクで、明日は男子シングルも始まります。楽しみです!




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