フィギュアスケートGPS、いよいよロシア杯も終了。
ようやく、声を大にして言うことができます。
中野友加里選手、ロシア杯2位&GPF進出おめでとうございます!
本日地上波放映されたFSの演技も、とても素晴らしいものでした。
それでは、ロシア杯女子FSを、地上波放映順に、感想を書かせていただこうかなと思います。
【ロシア杯 女子FS感想】
FS10位・総合10位/カタリナ・ゲルボルト選手
ロシアの緊急エントリー2人組の片割れ、ゲルボルト選手。なんだかお名前がかっこいいです。今回ロシア杯がGPSデビューとのこと。
水色のすてきな衣装。緊張しちゃったのかな、滑りが遅く、そのせいで、なめらかであるべきターンとかツィズルとかが、ちょっとカクカクして見えちゃってました。
ジャンプのフィーリングが合いませんでしたが、決めたジャンプは軽やかに跳んでいて、良かったです。ミーシン門下なのですね。キスクラのミーシンコーチ、なんだか以前より、重くなってるような。
手足の動きは優雅で素敵でした。
FS2位・総合3位/ジョアニー・ロシェット選手
ロシェット兄さん!!!
氷上でポーズをとった瞬間、沸き出でる猛烈な『漢前』オーラ。きびきびしていつつ、優雅さも感じられる手足の動きが素敵です。
冒頭の3連コンボ成功。3Fもクリアに。3Loはよく踏ん張りました。ジャンプは全体的に好調でしたね。ルッツ/フリップのエッジがとてもクリアーでいいと思いました。
気になったのはシットスピンのポジション。ちょっと腰の位置が高くないかなー。厳しいジャッジだと、回転をとってもらえないかもしれないので、ちょっと気をつけてくれるといいかも、と思いました。
後半は少しバテたかな? ストレートラインステップは動きは丁寧だったんだけど、あんまりエッジが滑ってない印象。というか、このロシア杯、全体にみなさんスピードが遅めに見えたんですけど、氷のせい? たしかモスクワって、相当硬い氷なんですよね。
パーソナルベスト更新なるも「こんなもんでしょー」的な顔してて、ほんと、『漢前』なロシェット兄さん。惚れるわあ~。
トリノ進出はなりませんでしたが、カナダ国内選手権目指して、がんばって!
FS6位・総合5位/村主章枝選手
ピアソラ『オブリヴィオン』。冒頭のジャンプコンボを決めてから、演技中盤のサルコウがダブルになっちゃったのを除けば、ほぼノーミスに見えた演技。そのわりに、得点が伸びませんでしたね。なんでじゃ。
プロトコルを見たところ、その2Sと、後半に跳んだジャンプコンボの3Lzと3Fでそれぞれ回転不足を取られたもよう。コンビネーションもひとつ飛んでしまってたのですね。残念。
でも、演技全体の雰囲気はとてもよくて、とても村主選手らしい、気持ちのこもった演技だったと思います。
トリノGPFに進出はならず、残念ですが、中国杯よりは確実に調子も仕上がりも良くなってきています。このまま好調のピークを、年末の全日本選手権に持ってこられるといいなあ~。
久々にズーリンコーチを見ました。お若いころは王子さまのように華麗な美青年でしたが、すっかり渋くなられましたね。素敵です。
FS4位・総合4位/キーラ・コルピ選手
鈴木明子選手が優勝したザグレブゴールデンスピンにも出場していたキーラ・コルピ選手。『オペラ座の怪人~ファンタジア~』。プログラムは昨季からの持ち越しですね。衣装が変わっていますが。
コルピ選手は、この夏に、ミーシンコーチのキャンプに参加したはず。以前に比べると、スピンの軸が格段に安定した気がします。しかしジャンプは全体的に、ちょっと合ってないかんじ。無理にトリプルを跳ばず、ダブルに抑えたジャンプが前半にいくつかありましたが、シニアGPSだとちょっとジャンプ構成が物足りないかなあ……。
シーズンはじめに体調を崩してから、フィーリングが戻ってないのかもしれませんね。
実況でも言われていましたが、とにかくコルピ選手は美貌で、氷に立っているだけでも光り輝くよう。スパイラルはたいへんな眼福でした。
表彰台には届きませんでしたが、このメンバーで4位は健闘ではないでしょうか?
フィンランドは若手の台頭著しくて、実力者のコルピ選手といえども、イエテボリワールド出場はなかなか大変そうですけど、国内選手権がんばって、素敵な演技をワールドで見せてもらいたいです!
FS3位・総合2位/中野友加里選手
中野選手のアオリVTRのドーナツスピンのところ、いまだに、2005/2006シーズンのドンキの映像が使われるのはなぜなのか。あのころより上手くなってるんだから、最近の映像を使って欲しいかも。
冒頭の3A成功、おめでとうございます!
スケカナで降りたときは、がんばって根性で降りたってかんじで、必ずしもランディングが滑らかではなかったんですけども、今回は流れるようなきれいな着氷。GOE減点もなく、ほんとうにクリーンな出来栄え。素晴らしいです。この感覚をキープしていけるといいですよね。
得意のスピンではコツコツ加点をもぎ取っていてお見事。圧巻だったのがスパイラルで、ちょっと凄みすら感じる迫力の笑顔全開で、ジャッジ席を見据えて滑走。ポジションも美しく、そりゃ加点もつくってものですね。
ジャンプに少々ダウングレードがあり、ご本人は、まだまだ、満足のいく出来栄えではなかったみたい。今回の反省点をトリノまでに修正できれば、かなりの戦いができるのではないでしょうか。
銀メダル&トリノGPF進出おめでとうございます。パラヴェーラで、思いっきり暴れちゃってください!
FS1位・総合1位/キム・ヨナ選手
『ミス・サイゴン』。
ぐわっ、冒頭の3F+3Tの素晴らしさはどうでしょう。とんでもない美しさですよ。GOE加点が、なんと2点もついてるし。テイクオフ、空中姿勢、高さ、回転、ランディング、ランディング後のポジションと、非の打ち所がない素晴らしいジャンプでした。
ほかのジャンプもスパイラルもスピンも、すべてのエレメンツが磐石の安定感。すさまじい素晴らしさ。何気なく滑走しているところもすべてエッジにきれいに乗っていて、フラットにガリッとするところがないんですよね。とてもスピードがあったし、あの高得点も納得です。
ブライアン・オーサーコーチも、かなりの手ごたえを感じていたようすでした。ヨナちゃんが、コーチ経験の少ないオーサーさんをメインコーチに迎えると聞いたときには、世界中のスケートファンが「???」だったと思いますが、いまにして、それしか正解はなかったんだということがわかりますね。
優勝&トリノGPF出場おめでとうございます。ヨナちゃんも真央ちゃんと同じで、年齢がちょっとだけ足らなくて、トリノ五輪には出場できなかったんですよね。
驚愕したのが競技後インタビュー。「あまりいい内容ではなかったから、得点が出てびっくりした」って言ってたんですけど、ええええええ。
あれでいい内容ではなかったなんて言ったら、全開のときは、いったいどんなことに…。
トリノが楽しみでもあり、恐ろしくもあり…。
女子最終グループの6分間練習のとき、なぜかBGMに「オリーブの首飾り」がかかっていたのが、なんかおかしかった。どこかから、プリンセス・テンコーが出現するんじゃないかと思いました。
今日の放送も、冒頭にフランス杯の浅田真央選手の演技が挿入されていて、競技映像が始まったのは放送開始後15分たってからでした。もはや慣れてはきましたが、せっかくロシア杯もとても素晴らしい戦いだったので、できたらロシア杯の選手の演技をもう少し映して欲しかったな、と思ってしまいました。BS朝日で見てください、ということなんでしょうけども。
演技映像をみたところでは、男女とも、ほかの大会で見たときよりスケートが滑っていない印象があったんですけど、ロシアの氷のせいかもしれませんね。
これでGPSも、残すところ1戦、NHK杯のみとなりました。アイスダンスが見られるうううううう(号泣)。男子も見られる。ペアも。楽しみです!
ロシア杯男子の感想については、映像をちゃんと見しだい、後日書こうと思います。
なんかジョニーがすごかったみたいなんで、それを見るのも、楽しみです!
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