ロシア杯男子ですが、まだ映像を見てません。
今日あたりちゃんと見ようと思ったんですけど、結局女子FSを見直してしまった。
うーむ、何度見ても、キム・ヨナちゃんの『ミス・サイゴン』すごい。
ミスがない、クリーンである、という以上の驚きがある演技。たしかにもともと、キム・ヨナ選手はとても上手でしたけども、ステップにしてもスピンにしても「ヨナちゃんの演技ならきっとこんなかんじ」という、こちらの予想の斜め上の演技が提供されてくるんだな。昨年よりものすごく上達しているので、衝撃が大きいのだと思います。
キム・ヨナ選手の飛躍の下支えになったのは、ブライアン・オーサーコーチが組上げたチームコーチングだったというのは、衆目の一致するところじゃないかなあ。
ひとつひとつのエレメンツにたいして、専門家に教授を請う、というこの方式、たしか、数年前、ブライアン・ジュベール選手も、スピンだけルシンダ・ルーさんに習ったり、表現力をヤグディン選手に習ったり、チームコーチングに近しい体制を組んでたことがありましたよね。まあ、ヨナちゃんのいまの体制ほど自覚的に作られたチーム、ではなかった気はしますけど。そんで、たしか、そのチームコーチング体制のころ、ヨロ戦でプルシェンコ選手を下して金メダルを獲得したんでした。
ヨナちゃんも、今季、驚きの上達を見せているところを見ると、チームコーチング体制って、かなり効果があるってことですよね。
チームでコーチ、というんで、灰原ついつい思い出しちゃったのが、名作『ガラスの仮面』。20巻かそこらにあるエピソードで、姫川亜弓さんが、『ひとり芝居 ジュリエット』を演じるときに、パントマイムの先生、モダンダンスの先生、バレエの先生、ってかんじで、ひとつひとつを一流の専門家に習うんですよね。そこで亜弓さんは驚異的な身体表現の技術を身につける。
ヤグディン選手の自伝『オーバーカム』には、ソルトレイク五輪当時、ヤグディン陣営もチーム体制だったって書いてあったなあ。タチアナ・タラソワコーチ、アシスタントコーチ兼コレオグラファーのニコライ・モロゾフ氏のほかに、衣装専門の人がいて、トレーナーがいて、たしか、メンタルの専門家もチームにいたはず。
ジャンプ、スピン、ステップ。選手ごとに得意なエレメンツが違うように、コーチによって、教えるのが得意なエレメンツが違ったとしても、あたりまえのことです。
これから、チームコーチングを取り入れる選手、ほかにも出てくるんじゃないかなあ。バンクーバー五輪のころには、あっちこっちの選手に、キスクラに入りきれないくらいコーチがたくさんついてきたりして。トップ選手たちのあいだで、一流スタッフの取り合いになったりして。
……灰原的には、カロリーナ・コストネル選手のチームに、メンタルの専門家をつけて欲しいです……メンタルさえ、メンタルさえ落ち着けばー……とほほ。





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