氷を使わない『アイスリンク』ができるそうです。


☆氷のいらない新世代のスケートリンク「XTRAICE(エクストラアイス)」
http://www.mpi.co.jp/info/376/index.html


スペインで開発された、特殊なワックスを使って、氷を使わないのにアイススケート用のブレードで滑走できるプラスチックパネルが、日本でも販売されるそうです。
いままで、アイスリンクの維持には多大な水道料金、電気料金の負担がありましたが、このパネルを使えば、ごくごく安価に、たとえば防水加工されていない学校の体育館の床などでもスケートができます。
選手権クラスの選手の練習には、どうなのかなあ、正直厳しいのではないかと思いますが、初心者がスケートに親しむためにはとてもいいのではないでしょうか。レジャー施設にちょっと設置するのとかも、簡単そうですもんね。初期費用だけで維持費があんまりかからないし。
ちょっと感触が硬いという噂もあるんですけど、いいものだといいですね。
気になるのは、特殊なワックスというやつ。お洗濯したら簡単に落ちる素材なのでしょうか? 洋服の素材によっては取れにくいとか、なんかあるのかな。通常のアイスリンクだと濡れるだけで済むんですけどね。
ワックスといえど化学物質ですから、成分とか、どうしても気になりますよね。安全なものなのか、アレルギーが発生しうるものなのか。初心者はどうしても転ぶので、絶対にワックスが体についてしまいますから、子どもさんの入門用に使われるとするなら、成分表示は必要かなと思います。服地へのダメージがあるかないかなどもわかると、うれしいかな。
あと、廃棄されるときにはどういう処理になるのかもちょっと気になります。プラスチックなので。リサイクル可能なのかなあ。
これとも関連して、もうひとつニュース。



☆47news:高橋が華麗ジャンプで存続訴え 大阪のリンク廃止危機で
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051301000943.html


臨海スポーツセンターのリンク継続嘆願のため、高橋大輔選手が演技を披露したそうです。
記事によると、施設の年間費用は4000万円、利用者は20万人と言いますから、雑に言うと、ひとりあたり1回の利用につき200円の補助ということになるかと思います。今後通常経費のほかに補修なども必要になってくるので、財政難のおり、存続が厳しい、と、いまは言われています。
フィギュアスケート選手の発言ばかりが目立ちますが、リンク単体にしても、使っているのはフィギュアの選手ばかりではなく、ホッケーやショートトラックの訓練の場にもなっています。いざオリンピック、世界選手権ともなれば、選手たちにはメダルのプレッシャーが圧し掛かるのに、練習環境については援助が少ない、というのは、ファンとしてはやりきれない気持ちが残ります。
まずは、売れるかどうかわからないけどライツ(命名権)を売ってみるとか、できないのでしょうか。野球場みたいに、スポーツニュースで名前ばんばん流れるとかじゃないからダメかなあ。でもいま、ライツを売って、買う企業があって存続が決まれば、相当ニュースには流れると思う。4000万円なら出せる企業はあるのではないかと思うのですけども、やっぱり難しいのでしょうか…。
なにかいいアイデアがあるといいのですが。とにかく考えることが大事と思うので、灰原も考え続けたいと思います。



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フィギュアスケート世界選手権チャンピオンとして、スタースケーターとして、振付師として、そして、辛口コメンテーターとしても知られた、カート・ブラウニングさんのインタビューが、先月のおわりに、icenetwork.comに掲載されていました。
原文はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080425&content_id=47949&vkey=ice_news
タイトルは「Catching up with Kurt Browning」。日本語にすると、「カート・ブラウニングをつかまえて」とかかな。
こいつを、ちょっと日本語にしてみようかな、と、思います。
長めの記事ですので、いっぺんはちょっと難しいので、分割で頑張ってみますね。
いつもの言い訳ですけど、灰原は英語ができません。これからお目にかける記事は、自動翻訳を日本語らしく整えただけのもの。間違いもありえますし、ダイジェストもするつもりですので、よろしければ、原文もご覧くださいね。
それでは、本文にお進みください。



【icenetwork.com:カート・ブラウニングをつかまえて その1】


カナダの伝説的スケーター、カート・ブラウニング氏は、当年とって42歳。スコット・ハミルトン氏とともに『スターズ・オン・アイス』に参加した彼は、演技のキャリアも終盤にいたったいま、いまだ氷上で輝いています。北米ツアー中のブラウニング氏に、彼の長いキャリアについて、お話をうかがいました。
ブラウニング氏は、いつものように気さくに答えてくれました。


――『スターズ・オン・アイス』の立ち上げメンバーで、現在もツアーに加わっているのはあなただけですね。1991年から18年間ショーで滑っていて、いまだにあなたの演技のレベルは非常に高いままです。どうやってレベルを保っていらっしゃるのでしょうか。


ブラウニング氏:
私のスケートは、最近は、あんまり良くはないです。
最近、自分は、スケーターっていうよりも、カンパニーの父親的存在になってたなと思うんです。
今年は、何人かのコーチの協力を得ることができることになってて、期待されるレベルにこたえ続けるために、夏にはいろいろと練習計画をたててるんですよ。
自分のスケートに自分自身が期待できる、満足できる、そして、氷の上で幸せに滑れるレベルに、とどまりたいですね。
やっぱり年はとってるし、最近練習も足りなかったしね、少しずつ、衰えていってますね。
20年も現役でできたっていうのは、『スターズ・オン・アイス』にたいして、やっぱりそれだけの愛があったからだと思います。それに、コレオグラファーのサンドラ・ベジック先生みたいな立派な指導者のひとたちが回りにいてくれたことも、続けてこられた理由のひとつですね。
私は、ショーで演技するのが好きです。観客のみなさんを愛してます。私は、生計のために働いてる、世界でいちばん幸せな人のひとりだと思います。


――2010年には、プロになって20周年を迎えられますが、なにか計画はありますか?


ブラウニング氏:
とくにないですね。先のことあれこれ考えないんで。でも、20周年にはなんかしたいですね。20って数に、まず、記念すべき感じがするし。


――今年のツアーで、あなたは、ジェフリー・バトル選手を、新しい世界チャンピオンとして観客たちに紹介することになります。
あなたがはじめて世界チャンピオンとして紹介されたときにことを思い出されますか?


ブラウニング氏:
1989年のパリワールドのエキシビジョンのときに、はじめて世界チャンピオンって紹介されたんですよ。そうやって言われたのを覚えてるな。フランス語だったけど。「世界チャンピオン」というタイトルとともに自分の名前が呼ばれたのは、衝撃的でした。
ま、ほかの場所で世界チャンピオンとして紹介された瞬間を思い出すのは難しいけどね(灰原注:ブラウニングさんは、世界選手権で4度の優勝経験があり。チャンピオンとして紹介された機会が多すぎて、もう覚えてないよ、という意味だと思います。かっこいー)。
『スターズ・オン・アイス』のツアーがカナダで始まったときにも、世界チャンピオンだったんだよね。


――いまや男子シングルは混戦模様で、誰がチャンピオンになってもおかしくない状況です。あなたの現役時代とは、全然違いますよね?


ブラウニング氏:
いやあ。1989年のパリワールドには、ペトレンコやファデーエフ、それに、クリストファー・ボーモンもいたしね、みんなにチャンピオンになれる見込みがありましたよ。でも、ジャッジは俺の味方になってくれるんじゃないかなーと思ってたけど。
いまの新採点方式は、とにかくミスのダメージが大きいから、滑り終わるまで、陣営の心労は終わらないよね。それにライバルが大きなミスをするっていうのも、あんまり期待できないし、とにかく自分がノーミスの素晴らしい演技をして、5人から6人の優勝候補のライバルたちに先んじるしかない。他力本願では勝てない、とにかく自力でポイント稼がなきゃいけない感じですよね。


はい、今日はここまでです。
辛口コメントで知られるブラウニングさんですが、「あれも、これも」と求められる、新採点時代の後輩たちにたいして、ちょっと同情的な口ぶり……のような気がするのは灰原だけかな。旧採点方式は、6点満点方式でもあるんですけどもっと重要なのは順位点だったんで、あらかじめジャッジたちから有力とみなされた選手が得点的に有利、という側面が、まあ、新採点方式でもないわけじゃないんですけど、旧採点だともっと顕著だったと思うんですね。
新採点だと、過去の実績とか関係なくて、ひたすらポイント、ミスも引かれてしまうから、リラックスできない。公平なシステム……とはいえ、キャリアの評価があんまりつかないのは、キャリアを重ねた選手には逆に「不利」なことでもあり。大変だよね、でもみんな頑張ってるよね、とゆーよーなニュアンスを、コメントから感じました。
2010年、ショー出演20周年を迎えるというブラウニングさん。せっかくオリンピックイヤーでもありますし、バンクーバーでなんかイベントとかやっても楽しそうですよね。いまのところ「そんな先のことはわからない」みたいですけど(ブラウニングさんの有名プログラムは「カサブランカ」でしたっけ)。ファンは期待していると思うので、ぜひぜひ計画してほしいです。
そんでは、後半は、また明日にでも!




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やっとここまで来ました! ジャパンオープン感想、女子シングル編突入です。
大会からずいぶんたって、もう忘れちゃったよ! というお方も多かろうかと思いますが(ははは)、まあ、なんとなーく思い出しながら読んでいただけるとうれしいかなっと。
今回は前半3選手のぶんを。


☆キーラ・コルピ選手
「ファンタジア」。この曲懐かしいなあ。高橋大輔選手の去年のFSと音源がいっしょですよね。
冒頭からジャンプにミスが出てしまいましたが、スケーティングは綺麗だしつなぎの演技も優雅。スパイラルのポジションも綺麗だったと思います。ジャンプがうまく跳べなかったのは、キーラの能力の問題ではなく、たぶん練習不足じゃないのかなー。シーズオフですしね。スタミナが足りてない感じがすごくしました。
スピンのポジションはものすごく綺麗だったし、軸もきっちりしてましたね。昨季は回りながら動いちゃう感じだったので、これは今季の成長ポイントだなあ(そういやキーラ、たしか昨季のヨロ選では、SP、フィニッシュスピンの出口を間違えて、ジャッジに背中を向けてしまったんですよね。恥ずかしそうに向きを直していたのも可愛かった)。たしか、ミーシンキャンプでスピンを見てもらってから自信がついた、と、なんかの記事で読んだんですけど、ミーシンコーチ、ジャンプ教えるのが上手いだけではなかったんですね(ひどい言いよう)。
キスクラで得点を見て顔をしかめていたのが可愛かったです。あんな変な顔をしてもやはり美人だ、キーラ! 去年のパステルグリーンの衣装も可愛かったけど、今年のピンクの衣装も可愛いですね。なんとジャパンオープン、いままで全大会に出場のコルピ選手。来季もこの大会が行われるのであれば、ぜひ来て欲しいです。


☆ミライ・ナガス選手
ミライちゃん色白いなあ! 水色の衣装が映えて可愛いです。しかし衣装が、今季のはじめに見たときより小さく見える。たぶんまた背が伸びましたね…。たしか全米選手権まで履いてた靴が、世界ジュニアでは履けなかったんじゃなかったでしたっけ。昨季は、ちっこくて可愛い、という感じでしたが、もはやまったくちっこくないですね。キャロライン・ジャン選手はあんまり背が伸びた感じがないから、けっこう身長差ができたんでないかな。
冒頭のスパイラルからの2Aはほんとうに高くて綺麗。3Lz+2Tコンビネーションは、ルッツの着氷がぐらついて、無理せずセカンドをシングルに。そのほかにも、ジャンプにちょっとミスが出たかな。でも、成功しているジャンプは、軸がコンパクトでやわらかく降りていて、綺麗だったと思います。
中盤の人形ぶりのところ、解説の佐藤有香さんが「かわいいですね~」とおっしゃってましたが、たしか、JGPSレイクプラシッドで解説してらしたナンシー・ケリガンさんも、あそこで「かわいい、かわいい」と連発していた覚えが。つくづく、ローリー・ニコル女史は、滑り手の魅力がよくわかっていますよね…。かわいいミライちゃんが、あそこの演技で、よりかわいく見えます。得なプログラムだなー。
終盤の3Fからの3連コンボなど、ジャンプは回転がちょっと厳しい感じではありましたが、根性でよく降りた。スピンはもう、素晴らしいですね。柔軟性が素晴らしいのももちろんなんですが、ポジションチェンジするあいだでさえ姿勢が素晴らしい! 変な姿勢になる瞬間が一瞬たりともないんですよ。あれすごいと思う。サイドウェイズからビールマンに移るところなんか、一瞬でしたもんね。マジックのよーでした。
バレエ音楽で、かわいらしいプログラムだということで、浅田真央選手の2005-06FS「くるみ割り人形」を、どうしても思い出してしまうのですが、跳ねるような元気さと軽やかさが魅力だった真央ちゃんの「くるみ割り」と、美しいスピンとメリハリの効いた踊りが魅力のミライちゃんの「コッペリア」は、違った素敵さがありますね。
来季からシニアエントリーですね。NHK杯に来て欲しいなあ。楽しみです!


☆中野友加里選手
「スペイン奇想曲」。情熱的な音楽は、スペインの作曲家の手になるものではなく、じつはロシア人作曲家コルサコフのもの。北国の人が、南国の太陽を思い描いてつむぎ上げた「奇想」曲なんですね。だからかな、じっさいにスペインで作られた「アランフェス」や「アルハンブラの思い出」とかに比べると、哀愁みたいなものが少なく、ただひたすら、南国の太陽への無邪気な憧れに満ちているように思います。演じる中野友加里選手の晴れやかな笑顔も素敵でした。
お遊び大会だし、冒頭のジャンプは2Aにしてくるんじゃないかなと思っていたのですが、跳んできましたね、3A! 結果は回転不足がとられ、得点は2Aを下回ることになりましたが、中野選手はこれで2007-08年すべての試合で3Aにチャレンジ、着氷に成功、ではないでしょうか。今シーズンは、3Aで回転不足がとられることが多かったですが、筋力トレーニングの結果がだんだん現れてきているようなので、来季はきっちりとってもらえるんじゃないかな。あとちょっとですよね…。逃げない姿勢は素晴らしいと思います。カッコイイです。
来季から3Aの基礎点が上がるので、成功すれば大きい。中野選手の場合、2Aで確実に加点を稼ぐという方法もあるし、勝負の選択肢が広がりますよね。
得意のスピンでは、加点が1点越え。いやー、素晴らしい演技でした。どこにも「お遊び」など匂わない、バリバリの競技プログラム。会場も一気にテンション上がってましたね。トリノGPFでもイエテボリでも、今季は、中野選手の演技で会場がすごく盛り上がったと思います。
2位に入ったサラ・マイヤー選手との得点差はどこにあるんだろうとプロトコルをよくよく見たんですけど、ジャンプですね。中野選手のトリプルジャンプの構成は、ルッツとフリップが1回ずつにトゥループが2回を、マイヤー選手はルッツ2回にフリップは1回、得意のサルコウを2回跳んでる。バリューアップの後半に入れているジャンプも多いですし、見かけはさほど派手ではない、優しいプログラムなのに、もともとベースバリューが高くなるように組んである。振付師サロメ・ブルナー女史の戦略勝ちもあるなと思いました。さすが、ランビエール選手を世界一にしただけはあるなあ。策士です、サロメ先生も。
ジャパンオープンに限らず、今季中野選手は、惜しいところで得点が伸びないことが続いたと思うんですが、今季の印象は来季に生きてくると思いますし、来季が楽しみです。
素晴らしい笑顔でフィニッシュ。中野選手はこういうメリハリのあるプログラムが、ほんとによく似合いますね。



よーやく女子半分まで来ました、ジャパンオープン感想…。次回で終わりです。
カーニバル・オン・アイスの感想も、最終回にはちょろちょろっと、書かせていただきますね!



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少しまえの話になりますが、テニス、福岡国際女子テニス。伊達公子選手が、中村藍子選手に敗退しましたね。
おめでとう、藍ちゃん。残念でした、伊達選手。
そして、おめでとう、伊達選手。
これは灰原の勝手な考えなのですが、岐阜の大会のときから、伊達選手は、ある意味、負けるために復帰なさったように思えてならないのです。
もちろん、コートの上では完全に勝利を目指していらっしゃるんだろうし、試合を軽く見ていらっしゃるなんて失礼なことは、夢にも思ってないです!
でも、テニスを素晴らしいものだと、ひとつひとつの試合がなによりも大切だとご存知の方、だからこそ……灰原は、伊達さんが、あえて負けにいらしたような気がしてならないのです。
もちろん、テニスが本当に楽しいと思える今だからこそ、復帰したい……という思いも、あったことでしょう。
勝利の歓喜は素晴らしかったことでしょう。
でも、復帰のときのコメント「若手の刺激になりたい」という伊達さんの言葉。あれが、まごうかたなき本心であり、それどころか、復帰の動機のかなりのパーセンテージを占めるのだなと。中村藍子選手との試合を報じたわずかな映像や、その後の記者会見を見て、灰原、つくづく感じ入りました。
伊達選手は、マンガ「エースをねらえ!」が大好きだったと、以前、語っていらしたことがあります。
「エースをねらえ!」に、かわいがってきた後輩・岡ひろみに、いよいよ追い抜かれるときが来たと察したお蝶夫人が、試合中に、自分のすべての技術を出す、という場面が出てきます。いままで見せたことがなかった技術まで使って、全力で叩き潰しに行くのです。その激しいプレイに一瞬とまどうヒロインは、やがて先輩の真意を察するのでした。
「わたしのために、見せてくださっているんだ」
伊達さんの復帰のニュースを見るたびに、灰原は、このシーンを思い出します。お蝶夫人みたいですよ、伊達さん。
テニスファンとして、伊達公子選手独特の、極端に短いテイクバックと目のさめるようなライジングを、ふたたび目にすることができたこと、すごく、うれしいです。
グラフやダベンポートといった、大柄な選手に、小柄な伊達選手が、この独特のプレイスタイルでもって、互角に渡り合っていた時代を、素晴らしい対戦の数々を、なつかしく思い出します。
伊達さんの思いを、若い選手たちが受け取ってくれたなら、もっともっとうれしいな、と、思います。
選手にとって、試合はなにより大切なものです。だからこそ、そこで負けるのは厳しく苦しいのです。負けること、勝つこと、ごくごくあたりまえに、試合ならばそこにあるものが、伊達選手の存在によって、忘れることも目を逸らすこともできないほどハッキリと、浮かび上がってくる。
スポーツ界には、限界といわれる年齢を超えて、長く現役を保つ選手がたくさんいます。素晴らしいことです。それでもあえて言うと、スポーツには、きわめて若い人たちの特権という部分が、あります。
人間の時間は無限ではありません。いま、どんなに若い選手の上にも、限りある時が流れています。
「この一球は絶対無二の一球なり」
若い選手たちに、彼女らの時の貴重さを、伊達選手は教えている気がする。
そして、きわめて若い人々の特権であるスポーツに携わる上ですらも、時を恐れる必要はないと、伊達選手は、いろんな人に、伝えてくれている気がします。
37歳の伊達公子選手は、24歳の伊達公子選手に、ただテニスの勝負でいったら、絶対に叶わないはずです。でも、人間としての力でいったら、いまの伊達選手のほうがはるかに大きく、強い。かつてと同じようだから素晴らしいのではなく、かつてとはぜんぜん違うから素晴らしいのです。プレイのひとつひとつが、心に刺さるのです。
年を取るのって、素敵ですね。
中村藍子選手は、伊達公子選手が岐阜で手渡した思いを、受け取ってくれたな、と、灰原は思いました。
だから、心の底から、言いたいです。中村選手、おめでとう。伊達選手、おめでとう。中村選手は、福岡国際では敗退しましたけど、これからグランドスラムシーズンに入るにあたって、大きなものを得られたはずです。
つぎの試合も頑張ってください。



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例年のお約束、房総の親戚から、粒の揃わないイチゴが、大量に送られてきました。
イチゴの季節も終盤のいまごろ、だいたい毎年送られてくるのです。可愛くビニールパックに収まって売られるためには、ちょっと大きかったり、小さかったりするイチゴは、味のほうは申し分なし。完熟してから採られて、産地直送なので、新鮮でめちゃくちゃ甘いです。
キズがあったりするぶんは、よけておいて、あとでジャムにすることになります。
グラニュー糖が切れていたので、ためしに、ちょっとだけ蜂蜜で作ってみました。独特の香りがあって美味しいです。冷めたらもうちょっと味が落ち着くはず。
明日、このジャムで朝ごはんを食べようっと。



ちょっと古いお話ですが、ベルギーのケヴィン・ヴァンデルペレン選手が、予定どおりに手術を終えているようです。
ニュース記事を見つけたのですが、なにしろフラマン語なので解読に難渋いたしました。あ、こちらです。→ http://www.sportwereld.be/Article/Detail.aspx?articleID=DMF25042008_068
フラマン語とゆーのは、オランダ語のベルギー方言のことで、いちおう、オランダ語の自動翻訳で対応します。ベルギーは小さな国なのですが、フランス語の地方、ドイツ語の地方、フラマン語の地方、と、わかれているんですね。ケヴィンはフラマン語圏の人なのかな。
ケヴィンの、手術そのものは4月半ばにもう終わり、リハビリに入っているようです。自宅回りを慎重に散歩できるくらいにはなってるみたい。ただ、練習に復帰できるまで3ヶ月かかるということで、8月からのトレーニングですか…。そんなタイミングで、新プログラムは用意できるのかな。去年のプログラムは、GPFに出場できたり、イエテボリでもいい成績が出たり演技がいいので、もう1年くらい持ち越しでもいいかもしれませんけどね。お大事に!
あと、話はぜんぜん違うけど、この記事。ミライちゃんが「3時のおやつの曲」と言っているのが、可愛かった。
こちら→ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/column/200804/at00016996.html
文明堂のCM、見たことがあるんでしょうかね? アメリカでも流れているの?



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さて、本日もきのうの続き。『Golden Skate』のキーラ・コルピ選手特集記事の日本語書き取りです。原文はこちら→ http://www.goldenskate.com/articles/2007/050308.shtml
日本でも人気のコルピ選手、女優並みの容姿のせいか、実力よりも美貌を取りざたされることが多かったのですが、イエテボリワールドフリーで最終組に入るなど、その能力がここのところどんどん開花している印象です。
コルピ選手に限らず、さいきんのフィンランド女子の活躍は目覚しいばかり。ヨーロッパ女子シングルを席巻している印象です。
フィンランド躍進の理由はどこにあるのか?
と、ゆーわけで、本日も書き取り開始です。
いつもの言い訳です。灰原は英語力がなく、これからお目にかける文章は、機械翻訳を日本語っぽく整えただけのもので、間違いはとってもありえます。よろしければ、原文もお読みいただけるとうれしいです。
それでは、本文にお進みください。



【Golden Skate:フィンランドの素敵なフィギュア その2】


コルピ選手は語ります。
「わたしたち、フィンランド勢には、素晴らしいコーチと、素晴らしいナショナルチームの仲間たちがいます。合同合宿などでいっしょに練習して、お互いに刺激しあう環境が、最近のフィンランドの強さを作ってるんじゃないかしら」
今年19歳になったコルピ選手は、いままで、フィンランドナショナルチャンピオンシップで優勝したことがありません。けれど彼女は、いままで2度の銀メダルと、いちどの銅メダルを獲得しています。
コルピ選手のシニア国際大会の成績についていえば、2007年のザグレブゴールデンスピンでの銀メダル(灰原注:ちなみにその試合で優勝したのは日本の鈴木明子選手)獲得をはじめ、2005年のミラノカップ、2006年のフィンランディアトロフィでは、金メダルを獲得しています。
Maaret SiromaaとSusanna Haarala は、コルピ選手を訓練しています。コルピ選手は、故郷であるタンペレの町でおもに練習しています。
今シーズン、学校の勉強や試験との両立のため、1週間に5日、1日につき2時間しか、コルピ選手は練習に割り当てられませんでした。夏の2ヶ月間はホームリンクが閉鎖されてしまうので、コルピ選手は、フィンランド国内のほかのリンクに練習にいったり、国外の合宿に参加したりしています。
「ホッケーのおかげで、たくさんのアイスリンクが、フィンランドにはあります。わたしの故郷に住んでいるのはたったの20万人なんだけど、10個もアイスリンクがあるのよ。でも、どのリンクも、朝の7時から夜の10時まで、ホッケーの練習でいっぱいなの」
コルピ選手の故郷のホッケーチームは、フィンランド国内ホッケー選手権で優勝した強豪です。そして、そのチームを率いているのこそ、コルピ選手の父親、ラウノ・コルピ氏なのです。ラウノ氏は、1998長野五輪で、フィンランド女子ホッケーチームを銅メダル獲得に導きました。
しかし、コルピ選手自身は、ホッケーでなく、5歳からフィギュアスケートを始めました。
彼女が降りた最初のトリプルジャンプは、トリプルサルコウ。11歳か、12歳のときだったといいます。そのサルコウを、今シーズン、彼女はプログラムで使いませんでした。
「新採点方式になってからは、わたし、競技で3Sは跳んでません。五種類のトリプルをプログラムに全部入れなきゃいけないってわけじゃなくなりましたし」と、彼女は説明しました。「トゥループのほうが、サルコウよりわたしにとっては失敗が少ないって、わたしたち、感じたんです」
コルピ選手は、スケーターが自分の演じたエレメンツを確認するという点では、新採点のポイントが役立つと感じています。「コーチの先生とわたしは、演技が終わるとプロトコルを見て、改善点を探します。ヨーロッパ選手権のプロトコルからは、わたしはレイバックスピンをもっと強化して、それから、スパイラルのポーズ保持時間をもっと長くしなければならないということがわかりました」
コルピ選手は、「好きなジャンプは3Lz」と、言います。彼女は、今季、多くの3Lzを競技会で成功させました。コルピ選手のSPのジャンプ構成は、3Lz+3T、ステップからの3Lo、そして、2Aからなります。FSでは、単発の3Loと、3F、3Lz+3Tと、3Lz+2T+2Loに挑戦しました。
「フィンランド国内選手権のあとくらいから、わたしは、3T+3T、それから、3Lo+3Loの練習に取り組んできました。でも結局、プログラムには入れないことに決めました」
昨季、コルピ選手は、学校の試験と病気のために、夏のトレーニングに出遅れてしまいました。
「去年の春に、食事のたんびに気分が悪くなって、内視鏡検査を受けました。そうしたら食道に感染症が見つかったんだけど、ちょっと治療を受けただけで、それは直すことができたんです。ところがこんどは、スケートアメリカの直前に、たちの悪い風邪を引き込んでしまって、出場できなくなってしまいました。わたしは、代わりにゴールデンスピンに出場しました」
コルピ選手は、この6年のあいだ、ネッリ・ペットネン振付のプログラムを滑っています。今季の彼女のプログラムは、FSが昨季から持ち越しの「ファンタジア(オペラ座の怪人)」、SPはピアソラのタンゴでした。
コルピ選手は、通常、プログラム音楽を、コーチと話し合って決めます。
「わたしは、毎年、どっちかだけ、プログラムを変えます。でも、来年は両方変えてしまうかも。今年のSPはとても気に入ってましたけど、ちょっと風変わりだから、ジャッジの印象が強く、つぎのシーズンには新味が感じてもらえないかもしれないと思うんです。コスチュームも印象的でしたしね。
じつは、去年のジャパンオープンで日本にいったときに、SPの音楽を見つけたんです。わたしは大阪で調整していたんだけれど、練習の合間に、とっても大きなCDショップに行きました。そこで、ピアソラのCDを見つけました。はじめはそんなに、いいなとは思わなかったんですけど、あとで面白みを発見してしまいました。
来季のFSについては、コーチがもう、音楽を見つけてくれています。わたしはいままで、あんまりクラシックって使ってこなかったんですけれど、コーチはそろそろ、わたしがクラシックを使う準備ができてるって考えてるみたい」
今シーズンの彼女のエキシビジョンプログラムは、ABBAメドレー。「Gimme! Gimme! Gimme!」「The Winner Takes It All」そして「Dancing Queen」。スティールブルーのレオタードと銀色のタイツで滑りました。
「ショーの音楽について振付の先生と話をしていたとき、彼女が、半分冗談でABBAを推薦してくれたんです。わたしは、「それいいわね!」って。楽しいプログラムになるだろうなって思いました」
2週間前、コルピ選手は、ステファン・ランビエール選手や、サラ・マイヤー選手、アドリアン・シュルタイス選手とともに、日本でジャパンオープンに参加。チームヨーロッパは、優勝したチーム日本に次ぐ2位に入りました。
リラックスタイムには、コルピ選手は読書や、映画鑑賞を楽しみます。
「コメディとアニメ映画が好きなんです。休日には、スケートより、友だちと遊びに行くか、さもなければ丸一日パジャマでおうちにいるわ」
愛読書はハリー・ポッターシリーズ。ヨガにも親しんでいます。
もっと活発な趣味としては、コルピ選手は、テニスとスノーボードを楽しんでいます。以前、一時器械体操の訓練を受けたこともありますが、結局はフィギュアスケートのほうを選びました。
コルピ選手はこの春、高校を卒業しました。
「まだもうちょっと試験を受けなきゃいけないんです。わたし、大学ではビジネスを勉強するつもりです。夢がないかしら。でも、わたしの姉はマーケティングを専攻していて、勉強がほんとに楽しそうだったのよ。わたしも彼女みたいにやるつもりです」
コルピ選手は語学に堪能で、フィンランド語のほか、スウェーデン語、英語、ドイツ語を話します。それは、彼女のビジネスキャリアを助けるはずです。
モデルのようなブロンド美女でありながら、コルピ選手は、芸能方面に興味はないようです。スポンサー企業のためにテレビCMに出演する以外に、モデルやタレントのような仕事は、いままでしたことがないのです。



はい、ここまでです。お疲れさまでした。
うーむ、この記事を読んで、灰原ちょっとびっくりしちゃったんですけど、コルピ選手、練習時間がものすごく少ないんですね。
1日たった2時間、週5回の練習で、3Lz+3Tまで習得しているのか! 3T+3Tと3Lo+3Loも練習していたと語っていますけど、コルピ選手はもともとループが得意なんですよね。これ、来季あたりに3Lz+3Tと3Lo+3Loがきっちり完成したら……バンクーバー五輪シーズン、えらいことになりそうですよね。コルピ選手は最近スピンの精度も上がってきましたし、本番で実力が発揮できるようになりさえすれば、カロリーナ・コストネル選手と肩を並べる欧州女王候補になれるのではないでしょうか。アイスホッケーの猛者である父君譲りの身体能力なのでしょうか。恐ろしい人ですね。
もともと、スケート界一をうたわれる類稀なる美貌、という、たいへんな強みを備えているコルピ選手です。今季は、学業や体調不良などのかねあいで練習時間が足りず、フリーの演技、スタミナがもたなくて苦しんだ印象ですが、来季はどうなのかなあ。スタミナさえ戻れば、一気に得点を上げてくるかもしれない。ああ、怖い! ああ、面白い!
まあ、本人、ソチまでやる気みたいなんで。女子で、ソチ五輪についてはっきり言及している選手をはじめて見た気がします。25歳のコルピ選手は、いまとはまた違ったしっとりした美しさを備えていそうだなあ。あと6年はやりまっせ という意気込みを見せていただけるの、ファンとして、かなりうれしいですね。
昨季のラウラ・レピスト選手の台頭、ジュニアでは才能を嘱望されるジェニ・ベヘマー選手がぐんぐん成長中、ベテランのスザンナ・ポイキオ選手もしぶとく強く代表復帰を狙っていて、ほんとにフィンランド女子って花盛りですね。
つい先だってのジャパンオープンでは、疲れがあったかな、ちょっと思わしい演技ではなかったと思うんですけど、コルピ選手、また日本で素敵な音楽との出会いがあってたりしたら、うれしいなあ、と思います。
来季はどんなプログラムを見せてくれるんでしょうね? 楽しみです!


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「食わず嫌い王」に、浅田真央選手が出演しているのを見ました。
見事な推理で勝利して、うれしそう。楽しかったならなによりです。
今年は日本で練習しているせいか、去年よりテレビ出演などが増えていますね。
もう高校三年なのか、と、驚いてしまいました。ついこのあいだ小学生だったと思ったのに。
以前は、真央ちゃんを見るたびに「また背が伸びてる!」とびっくりしたものですが、さすがに最近はあんまり感じなくなってきましたね。どんどん成長して体重もバランスも変わってしまういちばん難しい時期を、そろそろ脱してきたのかな? 背が伸びるのって素敵なことなんだけど、靴が合わなくなったりして選手は苦しみがちなので、安定してきたんなら良かったな、と、思います。
エドはるみさんのモノマネは、灰原も見てみたかったです(ははは)。



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シーズンオフだというのに、精力的に特集記事を更新してくれる、『Golden Skate』。5月3日に更新された記事のタイトルは『A Fine Figure of a Finn』……キーラ・コルピ選手の特集です。
このタイトル、オシャレですね。Fine Figure、つまり、素敵なモデル(=フィギュア)、という意味と、素敵なフィギュアスケーター、という意味がかかってる。
これを日本語に書き取っちゃおっと。
原文はこちら→ http://www.goldenskate.com/articles/2007/050308.shtml
いつもの言い訳です。灰原は英語力がなく、これからお目にかける文章は、機械翻訳を日本語っぽく整えただけのもので、間違いはとってもありえます。よろしければ、原文もお読みいただけるとうれしいです。
それでは、本文にお進みください。



【Golden Skate:フィンランドの素敵なフィギュア その1】


フィギュアスケート界でもっとも美しい女性であると、広い世界で見なされているキーラ・コルピ選手は、容姿だけでなく、選手としてももっとも優れたひとりです。彼女は、己の優秀さを実績で証明してみせています。
コルピ選手は、2002-03シーズン、フィンランドジュニアナショナルで銀メダルを獲得し、2003世界ジュニア選手権で19位。2004世界ジュニアで16位、2005世界ジュニアでは10位と、しだいに順位を上げていきました。
コルピ選手は、2004-05グランプリファイナルで表彰台に乗るチャンスを逃がし、4位に終わりました。その年、彼女はシニアのヨーロッパ選手権で予選を通過。ヨーロッパ選手権本選に進めたのは始めてのことです。同シーズン、フィンランドナショナルでは銀メダルを獲得していた彼女は、ヨーロッパ選手権で13位に入りました。
シニアデビュー翌シーズンの2006年のヨーロッパ選手権で、彼女は昨季の13位から大きく順位を上げて6位となりました。同年のトリノ五輪代表入りした彼女は、16位という結果を出しました。コルピ選手は言います。
「2010年のバンクーバー五輪には、また出場したいです。それから、2014年のソチ五輪にも。ソチのころ、私はまだ25歳です。競技をするのに、年を取りすぎてるってわけじゃあないし」
オリンピックイヤー、カルガリーワールドで、コルピ選手は10位に入りました。
そして、2007年ヨーロッパ選手権、彼女ははじめてメダルを獲得しました。ブロンズ。しかし、そのつぎの月に行われた東京ワールドでは、14位に終わりました。
2007-08シーズンの緒戦となるはずだったスケートアメリカを、コルピ選手はひどい鼻炎によって欠場しなければなりませんでした。その後、彼女はロシア杯で4位に入り、ヨーロッパ選手権では5位の立場を受け入れなければなりませんでした。ほんの0.68ポイント差で、メダルに届かなかったのです。
「わたし、ヨーロッパ選手権での自分のスケートには満足でした」と、コルピ選手は言います。彼女はSPでは2位につけていました。「ウォームアップのときからうるさかったので、ちょっとナーバスにはなりましたけど、きっと騒々しいだろうなって覚悟はしていました。リラックスした気持ちで、でも断固として、プログラムに挑みました。最初のステップシークエンスに、わたしは自分の110パーセント以上の力を注ぎ込みました。わたしはいつも、戦っています。ちょっと障害があったからって、負けたりはしません」
コルピ選手は、フリー演技では、少々減点されました。
「あまりにもたくさんミスをしてしまって……表彰台を逃してしまいました。もしも、あとたったひとつ、クリーンにジャンプが降りられていれば、メダルには充分手が届いたはずなのにって、思います。でもね、『もしも、もしも』っていつまでも言い続けても、しかたないでしょう?」
イエテボリ世界選手権で、コルピ選手は、SP終わって4位につけました。FSでも期待されましたが、自滅。全体として、9位という結果になりました。
結局、コルピ選手の2007-08シーズンの成果は、ヨーロッパ選手権に出場したことと、イエテボリ世界選手権にも出場したこと、だけです。
「去年とは情勢が違ってはいましたけど、わたしは、ヨーロッパ選手権で、今季もメダルを獲得したかったです。でも、うまくできなかった。
いままで、国際大会というと、フィンランドスケーターの中では、スザンナ・ポイキオ選手にどうしても、いちばん大きなプレッシャーがかかってしまっていました。でも今回のチームには、ポイキオ選手は選ばれなくって、わたしが、フィンランドチーム中、いちばん試合経験が豊富な女子スケーターでした。もっとも大きなプレッシャーはわたしの上にありました。
わたしは、チームメイトのラウラ・レピスト選手がメダルを獲得したことで、幸せな気分になりました。わたしたちフィンランドチームは、ここ4年のあいだに、ヨーロッパ選手権で3つもメダルをとったんですよ。
ヨーロッパ選手権や世界選手権のために、うちの国の女子には4枠が必要だって、わたし、思うんです。フィンランドのいまの女子チームはほんとうに強いから。そのうえ、ジュニアのジェニ・ベヘマー選手も、じき、シニア入りするでしょ。
わたしたちは、ヨーロッパ選手権の代表になるために、フィンランド国内で厳しい競争をしてきました。それで、スザンナ・ポイキオ選手が代表から外れてしまったんだけど……ほんとに、残念です」



はい、本日の書き取りはここまでです。お疲れさまでした。
キーラ・コルピ選手、フィギュアスケート界でいちばんの美女って、北米でも言われているんですね。まあ、あのノーブルな美貌だから当然か。
現在伸び盛りの選手の多いフィンランド女子。世界選手権に4枠欲しいって気持ち、わかります! 日本も4枠欲しいもん!(いや、5枠。いやいや、6枠)
続きはまた明日にでも、アップしますね。



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何年ぶりかというくらいひさしぶりに、電車で酔いました。
どーにもこーにも気持ち悪くて下車。しばらく駅のベンチで休みましたが治らないので外に出て、薬局に行こうかと思いましたが、乗り物酔いの薬って成分強いしどーしよーかなと。歩いていたらスーパー発見。灰原の脳裏に、突如、死んだばあちゃんから教わった生活の知識が思い出されました。
「のぞみ~、乗り物酔いにはショウガだよ~。紅茶に入れて飲むとすっきりするよ~」
速攻でスーパー突入。ストレート紅茶とショウガチューブをゲット。紅茶のペットボトルに適当にショウガを入れて、シャカシャカ振って、飲みます。
あら不思議。もんのすごくスッキリしてきた!
うちに帰ってネットで調べたところ、ショウガで乗り物酔い対策できるというのは、わりとポピュラーなことだったみたいです。気分悪くなりそうだなーという日は、ショウガチューブ持って出かけると安心かもしれませんね。持ってるところ、友だちに見られると、ちょっと恥ずかしいかもだけど(ははは)。



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カーニバル・オン・アイスの裏番組の『徹子の部屋』に、高橋大輔選手が出演する……という情報を得たときには、「2局でテレビジャックだなんて、フィギュアスケート人気もいよいよ盛り上がってきたなあ」なーんて、思ったものでした。
そしたら、今朝、偶然見た朝のテレビに安藤美姫選手の特集が流れていたりして。なんと、映像には、名古屋の誇るカリスマエンターテイナー、曽根美樹選手のお姿もあったではありませんか!
わー! 美人がふたり並んでて目に楽しい~。
故障の連続に、一時は引退も考えたこと、肩の手術は、結局今年は見送り、慎重にリハビリしながら競技に挑むこと、安藤選手が、誠実にインタビューにこたえてくれていました。
去年の美姫ちゃんは、大きな怪我の連続で、ほんとうに大変だったと思います。今年、スケートのことを考えて楽しい瞬間が増えた、というコメントが、ほんとうにうれしかったです。
しばらく休養していて、練習は再開したばかり、という美姫ちゃん。毎日、とても丁寧にボディコンディショニングをしているみたいですね。信頼できる先生に、フィジカルについてはお任せできているようで、それもうれしく思いました。
日本ではどうしても目立つから、練習しにくいのはわかるんですけど、鍼灸とか整体とかの名人もいるし、ボディコンディショニングの条件は、アメリカより日本のほうが整っているのかなあと思ったり……。アメリカにも、信頼できるいい先生がいるのかなあ、いるといいなあ。
そして、本日のビッグニュースといえば、もうひとつ。



☆デイリースポーツオンライン:フィギュア 高橋大輔がコーチとコンビ解消
http://www.daily.co.jp/newsflash/2008/05/06/0001012456.shtml


ほかの記事などによると、織田選手がモロゾフ組に入ることは、イエテボリワールド直後に高橋選手サイドに告げられていたとか。以来、今後については検討していたそうですが、ついに結論を出したのですね。
よく決断しましたね、高橋選手、えらい!
織田選手にしても、モロゾフコーチのもとにいくと決断することは、大変だったはず。頑張ってよく決断したと思います。ふたりとも、いっぱい悩んで決断したことは、今後の演技にも、絶対に生きてくるはずです。
高橋大輔選手は、振付師も変える意向だそうで、現在そちらも検討中だそうですが、いまだから言ってしまうけど、じつは灰原、そろそろほかの振付師の作品を滑る高橋選手が見たいなーと、思っていたところでした。でも、モロゾフ門下にいるあいだは無理かなあ、と、思ってきたのです。
灰原の勝手な希望を言えば、そりゃもう圧倒的にローリー・ニコル振付の演技が見たいです! 灰原は、昨季の男子の振付では、エヴァン・ライサチェック選手の「トスカ」がいちばん好きだったもんで。あれ見て、やっぱローリー天才だわと思いました。すんごいステップだったですもんねー。
ローリーが、高橋選手になにを振付けるのか見てみたい!
宮本賢二さんの競技プロというのも、そろそろ見てみたいなあ。
フィギュアスケートのコレオグラファーだけでなく、ランビエール選手みたく、ダンサーに振付を依頼するというのもアリだと思います。得点計算は、日本スケ連がアシストすればいいと思いますし!
織田選手については……わがままなんだけど、灰原、やっぱり「仮面舞踏会」が見たいんですよ。モロゾフコーチも、そろそろ、自分の振付けていないプログラムを滑る選手を手がけてもいいんじゃないかなあ~(勝手な言い分)。
ローリーの振付を教えるというのも、モロゾフコーチじたい、得るところがあると思うんですよ! モロゾフ氏って、いままで、自分の振付か、タラソワ女史の振付か、どっちかでしか教えたことないですよね?
やってくれないかなー。お蔵入りはもったいないと思うんだよなー。まあ、エキシビにしてくれてもいいんですけど……とにかく、おねがいします!




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