7月から始まる夏クールのドラマがそこそこ出揃いました。

今回も最初に新ドラマチェックした時、期待大のドラマが少なかったのだけれど、見てみたら、とっても素敵なドラマがいくつかあり、楽しめています。

 

ということで、このクールのいちおしドラマ

 

テレビ東京 水曜日 「ひだまりが聴こえる」

「下剋上球児」で大注目していた二人の若手男優が、以前にもまして、ぴったりの配役で主演。

まだ3回ですが、毎回、声を出して笑ったり、涙流しています。影のある2枚目がぴったりの中沢元紀が、とても涼しげな笑顔を見せてくれるのに対して、子供のようにまっすぐな小林虎之介が、セリフを雑に吐き出してくれる。二人のバランスが最高です。

 

フジテレビ 月曜日 「海のはじまり」

月9では、久々に素敵なドラマになりそう。初回は素晴らしかったです。。

初回は、必要な事実を観客に伝えなければならない重要かつ難しい回。構成が素晴らしく、話をうまく持っていったことで、微妙に驚かされ、主演の感情の微妙さが楽しめました。2回目以降もかなり微妙な感情の入り乱れるドラマで、愛らしい子役を中心に大人のドラマになりそう。

 

テレビ朝日 土曜日 「青島くんはいじわる」

まだ初回しか見ていません。あまりにドキドキの素敵なドラマなので、2回目以降は楽しみにとってあります。前回、主演したドラマでイマイチだった渡辺翔太と中村アン主演。やはり綺麗な男性には潤いのあるこういう役を楽しんで演じてもらいたいし、綺麗な女性には少しレベルを下げて可愛らしい女性を演じて貰いたい。ふたりともとても美しく魅力的です。

 

実際、まだ多くて3回しかオンエアーされていないので、絶対おすすめとは言えませんが、

私の趣味で、あと楽しく見られそうなドラマは

 

TBS 火曜日 「西園寺さんは火事をしない」

フジテレビ 火曜日 「あの子の子ども」

フジテレビ 水曜日 「新宿野戦病院」

日本テレビ 金曜日 「私をもらって 追憶編」

 

そろそろギブアップしようと思っているのは

フジテレビ 木曜日 「ギークス~警察署の変人たち~」

フジテレビ 金曜日 「ビリオン×スクール」

 

です!

8年前田舎に移住して、畑をやっている。

今年は7回目の畑。

 

日当たりがそれほど良くないし、寒冷地だし、苗を植えられるのは5月中旬、9月中旬には、実がついた野菜でもそのまま熟さずに終わってしまったりする。

 

畑をやるのは7回目だけれど、実は8回栽培した野菜が一つだけある。

 

ニンニク。

 

秋植えなので、最初の年から栽培できた。

 

ニンニクといえば青森が有名だが、ここは、青森のように雪が降らない分寒い。

8回のうち、全くできなかった年が一度、

イマイチだった年が二度。

 

でも、今年のニンニクはよいです。

昨年から少し植え方を変えた。

予定通りの発芽と成長ぶり。

そして一番太いのを収穫してみたら、とっても大きなニンニクが出来ていた。(小さいのもあるけど)

 

つい先日、昨年の最後のニンニクを使い切ったところだったので、めちゃくちゃペース良く収穫できたわけです。

 

ニンニクというと都会のスーパーには、中国産の安くて同じ形をしたニンニクと、青森産の高いニンニクしか並んでいない。

田舎に行くと地元産のニンニクを手に入れられるけれど…。

 

自分の畑で育て始め、安くて不安な中国産も高くて参る青森産も買わなくて済むようにするのは、ある種、夢だった。

 

今年はパーフェクト!

 

この後、保存に失敗しなければ、また来年の収穫まで一年かけてゆっくり使える。

満足満足

 

 

 

 

今回チェックしたドラマは

【366日/アンメット/95/天使の耳/燕は戻ってこない/Destiny/くるり~誰が私と恋をした?~/ブルーモーメント/イップス/9ボーダー/季節のない街/Believe/ダブルチート/花咲舞が黙ってない/東京タワー/おいハンサム!!2/アンチヒーロー/あなたの恋人強奪します/ミス・ターゲット/Re:リベンジー欲望の果てにー (以上20作品と最後まで見続けることが出来なかった下記10作品)/好きなオトコと別れたい/お迎え渋谷くん/25時、赤坂で/滅相も無い/JKと六法全書/街並み照らすヤツら/約束ー16年目の真実~/アクマゲーム/6秒間の軌跡season2/君とゆきて咲く~新選組青春録~】

 

[感想はすべて敬称略]

 

 

2024秋 MYアカデミー賞

 

 

主演女優賞 松本まりか(ミス・ターゲット)

 

久々に合った役で、小悪魔的な魅力全開でした。基本的にアニメ喋りは許せないので、後半、ラブストーリーになっていったら、圧倒的にアニメ喋りになり辛かったけれど、前半の結婚詐欺師としての2面性は、美しく魅力的だった。何よりも、テンション高い芝居の時の、stop&go(こんな言葉は芝居的にはないと思うが)が素晴らしい。静止、そしてスロー、表情も静止から変化。これほど計算して芝居できる人が、アニメ喋りをやめられないはずはなく、こちらも計算なのだと思いたい。ホント、やめて欲しい。

 

次点:今田美桜(花咲舞が黙ってない)

   杉咲花(アンメット)

   武田玲奈(あなたの恋人強奪します)

 

今田美桜、主演の時は、こっちのキャラですね。可愛らしくて素敵です。顔が可愛すぎるのだけど、何よりも芝居がしっかりしていて、ミスがない。つい数年前に杏がやったリメイクで、やりにくいのではないかと心配だったけれど、今田美桜ならではの役作りで過去作品を忘れさせてしまった。

杉咲花、どうしても性格が悪そうに見えて好きではないのだけど、役者として見ると、とっても好き。今回もあらゆる表情や演技が彼女らしい計算に見えて好きではないのだけれど、とても良い。好きではないけど(←しつこい)彼女の出演作は絶対に見ます。

武田玲奈、気づけば、30分ドラマで最後まで楽しみに見続けられたのはこれだけ。30分ドラマにはやはりB級作品が多い。でも、武田玲奈は、地味に個性的

 

 

主演男優賞 若葉竜也 (アンメット)

 

彼の出演作品を見るのはまだ2本目です。今回の役は他の役者には変えられないと思えるほど合っていて(本人の力量だとは思いますが)魅力的で目が離せなかった。大半は、感情を表に出さないけれど、深い愛情に溢れた人物。だからこそ、感情を表に出した時の説得力が圧倒的だった。彼のような深い愛に包まれたいと感じた女性は多いのではないか。圧巻でした。

 

次点:長谷川博己(アンチヒーロー)

   舞熊克哉(好きなオトコと別れたい)

   

 

長谷川博己、ってこんな芝居をやる役者になったんですね。実は、彼を見るのは数年ぶりでして…。NHKのプロジェクトXから流行化している、語尾アクセントのナレーションを、基本のセリフに使ったのは、正しい文章アクセントではないので嫌だけれど、アイデアとしてはあり。表情の作り方も喋りも、計算でここまでできる役者だとは知りませんでした。というのは、初めて見た作品の時にあまりいい印象がなく、それ以降も選んで見なかったのです。

舞熊克哉、彼も最初に見た時の印象が強すぎて、これほどまでに軽い役を魅力的に演じられる人だとはしりませんでした。やはりいろんな役を見てみないとその人本来の魅力は分からないもので、食べず嫌いをしないように心がけます。

 

 

助演女優賞 中村優子(燕は戻ってこない)

 

春画を描くアーティストだけれど、私生活では男に(セックスに?)興味がないという異色のキャラクターを、ドライに明るく、本当にスカッと気持ちよく演じてくれて、なんだかジメジメしたドラマの空気を動かしてくれた女優です。

 

次点:なし

   

今回、魅力的な助演女優が探せど探せど見当たらず、いい役はいくつもあったのだけれど、ちょっと品のない、ただ顔が可愛らしい人はいたのだけれど、すごいと感じられる人は他にいなかった。しいていうなら、(ミス・ターゲット)の筒井真理子は、最近いろんな役どころを演じているけれど、このくらいの役が素敵。(アンメット)の野呂佳代の明るさは救われるし、同じく(アンメット)の山谷花純は、奥に秘めた強い感情を持っていつもそこに存在している感じが良かった。(Destiny)の高畑淳子は、素晴らしく落ち着いてそこに存在していた

 

 

 

助演男優賞 

   瀬戸康史(くるり~誰が私と恋をした?~)

 

実は瀬戸康史も久々に見る感じです。こんなに格好いい男性だったっけ?っていう大人の男性を演じていました。そもそも顔が可愛らしいので、格好良く見えなかったのだけれど、今回の感情を抑えた役作りはとても大人感を出していて、他の男性との差を見せつけた。

 

次点:小市慢太郎(アンメット)

   岡山天音(アンメット)

   中川大志(95)

   駒木根葵汰(25時、赤坂で)   

   荒川良々(ダブルチート)

 

助演というよりは、みなさん、いつも通り、またはいつも以上に魅力的でありました。

 

 

気になる役者

松田元太(東京タワー) 一見悪そうな風貌から、純粋で情のある男性とのギャップが良かった。

伊藤万理華(燕は戻ってこない)芝居は体当たりでいいのだけれど、表情ブスなのが残念。実際は可愛らしい顔が、芝居によってブスに見えてしまうところが、直るといいなと期待しています。

沢田優乃(アンメット) 子役です。芝居が上手、とは感じられなかったのだけれど、何かを持っている子です。また見てみたい。

穂志もえか(あなたの恋人強奪します) 

 

  

 

制作(キャスティング)賞 【季節のない街】

 

「脚本:宮藤官九郎」の名前でこれだけの役者をこういう風にキャスティングできるのでしょうか? なかなか濃いキャラの役者たちが、それでも、いつも濃くそこに存在しているわけではない。そして時々主役になる。時々見せ場がある。豪華キャストのドラマはいくらでもあるけれど、これは、ちょっと変わったバランスのキャスティングでした。

 例えば、今回、ブルーモーメント(山下智久)とかBelieve(木村拓哉)は、その主演のバリューで、かなりの豪華キャストを使っている。それにしても木村拓哉と天海祐希は、最後まで合わない夫婦で、どうしてこのキャストになったのか頭を捻りながら見ていた。ブルーモーメントには、ラスト近く、田中圭と伊藤英明が、なんでこんな役(伊藤英明は、その存在感で政治家をやってくれたことはドラマを締めたと思います)で登場。それどころか、最終回には小池栄子と仲野太賀が声の出演と書かれていた。どこでどの声だったのか、今となっては分からない。つまりドラマには効果を生んでいない。あるとしたら、関係者が楽しむため?

 「季節のない街」も関係者はそれなりに楽しんで作っていると思う。次のクールにまた宮藤官九郎のドラマがある。3クール連続。またまたかなり遊びそうなドラマ。キャスティングにダブりが見られるので、彼の作品好きのメンバーだろう。関係者が楽しむのはいいが、見ている人がそれ以上に楽しめることが前提。

 ラブストーリー、「366日」もキャスティングミスだと思う。広瀬アリスも眞栄田郷敦もいい役者だと思うが、全く魅力的ではなかった。広瀬アリスは、ただただ我慢している感じ。辛い。もっと合うキャスティングだったら、それなりにドラマは変わっていたのかもしれないと少し思う。が、脚本が悪かったのも事実。

 

 

主題歌賞  「hanataba」 milet

          (アンチヒーロー)  

 

きっかけは(Destiny)だった。毎回ラスト近くから流す主題歌は、椎名林檎の「人間として」これがミュージカルみたいな曲。いい曲かどうかは分からないけれど、インパクトはあり、ほぼ毎回ドラマに合わない。ついでに歌詞がセリフの邪魔をする。そこからチェックしたら、結構歌詞アリの曲をドラマの中から流していることに気づく。主題歌ってこんなに歌詞があったんだ。って感じ(音楽に疎くてごめんなさい)例えば時間経過のシーンが続く時に歌詞アリの曲はなんの問題もないけれど、ラスト近く、結構重要なセリフの合間、または上に歌詞がのってくる。(Destiny)では、実際にセリフの邪魔をしていた。ついでにあのミュージカル調の曲がやけに耳につく。ドラマどころではない。依頼が悪かったのか、OKした曲の問題なのか、編集なのか、演出なのか、どこかに問題がある。そして気付いたのが、(アンチヒーロー)のラストにかかるこの曲。歌詞あり、曲調もかなりインパクトがある。でもドラマの邪魔はしていない。終わってから耳に残っていると、なんとも悲しげな心の疼きだけが余韻として残る。

 

 

演出家賞 Yuki Saito(アンメット)

 

何も喋らない時間を大切に描いている感じがして好きでした。

脳に問題のある川内ミヤビの表情をカメラで映し出す時に、そのたっぷりとした時間の使い方で、ぼんやりした脳の奥まで描こうとしているかのような、つまり平面的ではなく、奥行きを感じたのは演出の力なのではないかという思うのです。演出家は何人かいるようですが…。

 

次点:なし

 

 

 

脚本賞 【アンチヒーロー】

   李正美、山本奈奈、宮本勇人、福田哲平

 

4人の名前がありました。通常こういう場合選ばないのですが、それぞれの回の話が、というよりは、全体的によくまとまりのあるストーリー展開になっていたので。

 初回の殺人犯を無罪にすることが、ある冤罪事件を解決するためだったとは。その掴みの時は、自信満々だった明墨弁護士が、微妙に弱さや優しさやボロを出していく流れも、毎回違う人が書いていたとは思えない統一された筋書き。

 セリフに惹かれたというよりも、ストーリー展開に惹かれました。

 

次点:篠崎絵里子(アンメット)

   荒井修子(天使の耳)

 

 

作品賞   天使の耳 (NHK)

 

よく出来たドラマでした。最後どんでん返し!になるのは、原作のなせる技ですが、ドラマ全体の重み、事故にあった人たちの心の揺れ、警察官たちの葛藤、細かくあらゆることが網羅されていて、ドラマも楽しみだったし、その重みで見終わってからしばらく考えてしまう感覚も好きです。

 

次点:アンメット 

   アンチヒーロー

   おいハンサム!!2

   ダブルチート

  

ここまで触れなかったドラマのみひとこと

 

【おいハンサム!!2】 前回以上に、この作品らしい作りになり、この後映画化もあるようで楽しみです。役者がとても自由になっていました。少しだけ古き良きものを大切にする感じが、私的には好きで、とてもドライな現代的な娘3人がメインなのに、情緒的で、笑えるホームドラマの面もあり、ほのぼのと楽しめる素敵なドラマです。いくらでも作れるならいつまでも続編希望です。

 

【ダブルチート】主演:向井理 と知り、見たくないドラマとして第一話を見たのですが、面白かったです。だからラストまで楽しみに見られました。向井理のどこがいいのか全く分からなかったのですが、ひとつだけ、彼はびっくりするほど足が長かった。今回の役どころは良かったと思うし、何よりもストーリーが彼を素敵に見せていました。

 

【ブルーモーメント】これだけお金をかけているのに、面白くならないドラマについて。

まず許せなかったのは、出口夏希に中国語を話させたこと。不満があると中国語で捲し立てるという独り言。全く役に立っていない。意味がない。彼女が中国語を喋ることが出来る。それなら使っちゃおうという浅はかな思いつきにしか感じられず、結局ジリ貧で消えていく。

 こういうテンションドラマは、何を持ってその緊張感を作り上げドラマに引き込むのか? もちろんあらゆることが絡んでくるのだろうが、ある平面舞台で役者たちが緊急性のあるセリフをがなり立てても、その緊迫感は作られない。逆に笑ってしまいそうになる。今回それほど役者に問題があったとは思えない。それなら、脚本? 演出? そのどちらにも問題はあるのだろうが、難しすぎてよく分からない。

 ひとつはっきりしていることは、大きな災害があっても、それで怪我したり死にそうになったり、実際SDMのメンバーが亡くなっても、悲しみが沸いてこない。まるで、災害を俯瞰で見ているかのよう。これは絶対にやってはいけないことで、例えば、ウクライナもガザも能登半島も俯瞰で見てしまったら、単なる戦争で、そこにいるひとりひとりの同じ人間の命の重さが見えてこない。このドラマでもあれだけセリフでは、「気象予測は人々の安全を守るため」とか言っているにも関わらず、命の重さは伝わってこなかった。だから、CGで作った悪天候だけが目に入ってきて、そこにいる人々は見えないし、緊張感も切迫感も何も伝わってこなかった。

 

【9ボーダー】私の大好きなたぐいのラブストーリー。で勿論楽しみにしていたのに、ちっとも面白くなかった。ただ、一回だけ(最終回の一回前?)素敵なシーンがあって、あのシーンのために全てがあったのだなと、まあ納得。(シリーズドラマとしては単に面白くなかったです) とりあえず、登場する人々が、なんだか良い人。いい人ばかりが集まってぐちゃぐちゃやっても恋愛問題もそれ以外の問題も、ドラマにはなっていかない。ただ、基本にコウタロウの記憶喪失という問題がある。記憶は戻らないのに、自分の素性を知って実家に戻ったコウタロウの周りには、またまた良い人ばかり。良い人ばかりに囲まれた良い人は、「元の世界に戻る」と愛する七苗に伝えるシーン。良い人ばかりが集まってもドラマは出来ないけれど、良い人ばかりが集まっているが故に、このどうしようもない状況を受け入れる、その辛さ苦しさは倍増していました。最終回もつまらなかったけどね。

 

今回も記憶喪失ばやりでした。私の考えでは、タイムマシーンと幽霊と記憶喪失は、ドラマの道具としては涙と感動を与えるのが最も簡単な飛び道具なので、使うならば、その設定や詳細を苦しんで綿密に作り上げていく。それでなければ安易に使わないで!と言いたい。

 

【滅相も無い】【季節のない街】【街並み照らすヤツら】を比較して、演劇的ドラマの作り方について語ろうかとちょっと思っていたのだけど、もうすでに十分長いので、手も痛いし今回はやめておきます。最後なので良いことだけ書いておくと、この三つの中で【季節のない街】だけは、ある一話が、とにかく奇想天外で度肝を抜かれ面白く、感動したので、最後まで見続けることが出来ました。

今年の世界難民の日に発表された、数値は驚き以外のなにものでもなかった。

 

難民の数が、日本の人口に匹敵したのだ。

1億2千万の人が、家を追われ難民生活をしている。

その4割が子どもと言われている。

 

自分の家という、何ものにも変え難い、居心地の良い場所を失い日々を過ごしているのだ。

 

私たちはもっとイマジネーションを持つべきだ。

 

家族の中で何か問題がある時。

例えば、親に叱られるようなことをした若者。

夫や妻と喧嘩した後。

そんな些細なことでも、「家に帰りたくないなぁ」と気が重くなった経験はみんなあると思う。

そしてそれは結構辛い。

 

戦争だったり、政情不安だったり、それ以外の理由で家や国を追われた人々。どんな生活環境であろうとも、自分の家に帰ることができないことの辛さだけは、私たちは共有できる気がする。

もっとイメージしなければ…と思う。

 

世界難民の日ということで、ヤフーのネット基金からメールが届いていたので、どこに寄付しようかと覗いてみた。

 

まず、ウクライナ、そしてパレスチナ。

この2つの国は、毎日のように報道されているので世界中の人々の目がいく。

そして、シリア、アフガニスタン、ミャンマー、モザンビーク

忘れてはいけない国々が続く。

 

私は中村哲さんを尊敬していたし、アフガニスタンをベースにした芝居を描いたことがあるので、アフガニスタンのことは、いつも気にかけている。

 

対して力のない私たちに、まずできることは、気になる国のニュースを読み、気にかけていること。そして何か物的なヘルプの手を差し伸べることができたらと、思う。

遊び歩いている上に、春から畑と庭仕事が始まり、ドラマの数も右肩上がり、どうにも時間がなく、(ブログ書いていないなぁ)と思いつつも、この有様です。

 

今年、幸福度ランキングで、我が、原村は、全国一位に選ばれたことを知りました。

 

基本的に有名人以外は実名を出さない主義なので、住んでいる地域のこともあまり実名で書きませんでしたが、今日は書いちゃおうかなぁ。

 

2012年、長野県原村に一歩足を踏み入れた時、私はこの村に恋をしました。こんな素敵な場所があるなんて…ここに住みたいなぁと。

 

それから奮闘すること2年で、この村に土地を手に入れ、2016年、東京から移住しました。

 

住んで丸8年。

いいことしかありません。

 

東京から田舎へ移住するという、夢のようなことを考えていた時期は、単に現実逃避かな?と思う部分もあったのですが、住んでみたら、予想外に何の問題もなく、ストレスなく、楽しく暮らしています。

 

その後、コロナがあり、コロナ禍は、畑に精を出している限りマスクもつけなくて済み、閉塞感も少なかった。

 

そして、東京では考えられないほど、たくさんの友人ができました。

 

原村には何にもありません。

あるのは、役場、保育園、幼稚園、小学校、中学校、スーパー、コンビニ、そのどれもがたったひとつ。

病院はないけど、診療所はあります。

村の中心部に出向けば全ての用事が済む。

田舎なのにとってもとっても便利な場所です(車は必須)

近年移住者が増え、移住者にとっても暮らしやすい地域ということで、幸福度NO1に輝いたのでしょう。

 

災害の少ないところで、ここに暮らして丸8年で、体感地震は、4回。八ヶ岳の裾野に住んでいるのに、高い山の切迫感がなく、広々とした自然の広がる最高の場所です。

もちろん、地球温暖化のせいで、今まで住めなかった山の上に人々が逃げた結果でもあります。

 

我が家は標高1200メートル

冷房はありません。

でも、昨年も暑くて扇風機をつけたのは数日。

どんなに暑い日でも、吹く風は涼しくて気持ちが良い。

 

他の地域と同じように高齢化で財政が切迫していく傾向にはあるけれど、人口が上昇している地域なので、寂れ感が全くない。

 

新宿から電車で2時間という利便性も人気の理由だけれど、私自身は、もう東京に遊びに行きたいとか、なにか用事を済ませるために東京まで出向かないとという問題もなく、コロナ禍のようにずーっとここにいてもいいな。

 

唯一の問題は、原村があまりに美しいので、どこかに遊びに行って観光しても感動がなくなってしまったこと。夏は、原村よりも涼しく気持ちの良い場所が思い浮かばないので、どこにも出かけたくなくなること。くらいでしょうか。

 

私にとってオアシス。

と言ってきた、私の愛する原村が幸福度ランキングで一位になりました。

毎日のように報道されている紅麹を使ったサプリメント被害について。

 

サプリメントは、健康を維持したいと望む人たちが、摂取するもの。それも毎日、推奨されている量を摂取し続ける。

それが原因で、身体で最も重要な最後の臓器、腎臓に病を抱えてしまうなんて、これは大変な事だ。

 

そもそもサプリメントは、薬と違って、副作用がないことが魅力。

そう、薬には、副作用がある。それを知って飲まなければならない。

 

薬は飲みたくないけど、健康を維持するために不足しているもの、身体に良いとされているものを…と探した結果、サプリに辿り着く。

 

そのサプリに健康被害があったなんて。

 

早く、詳細な原因を突き止めて、解決へ進んで貰いたいものだ。

 

というのは、私も小林製薬のサプリを飲んでいる。

それも「なっとうキナーゼ」

紅麹は入っていないし、今回の自主回収にも該当していない。

 

でも、定期購入は、夫がストップした。

今回のことで、小林製薬の商品を買うことを止めた人はたくさんいると思う。

心配。

 

何故か、私は、今の時点でも、小林製薬に対して悪い印象を持っていない。

だからこそ、早く原因が究明されることを望む。

絶対に起きてはならない事件だったからこそ。

楽しみで、次回が楽しみで…というドラマが少なく残念でした。でもテレビドラマ的に楽しめたものはありました。ただ、たった3ヶ月、10回前後の連ドラなのに、途中に無駄な回が挟まれる感じがするのは、時代の流れでしょうか? 昔はドラマは基本2クール(6ヶ月)だったものが、1クール(3ヶ月)になって久しい。それでも無駄を感じるのは、今後もっと短いサイクルのドラマが増えていくということでしょうか? 長編小説好きの私としては、それは寂しいです。

 

今回チェックしたドラマは

【君が心をくれたから/春になったら/先生さようなら/Eye Love You/夫を社会的に抹殺する5つの方法/となりのナースエイド/婚活1000本ノック/パティスリーMON/グレイトギフト/大奥/不適切にもほどがある!/おっさんずラブ・リターンズ/ジャンヌの裁き/消せない「私」復讐の連鎖/お別れホスピタル/さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~/厨房のアリス/アイのない恋人たち/あれからどうした/リビングの松永さん/めぐる未来/おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!/恋する警護24時/離婚しない男ーサレ男と悪嫁の騙し愛ー/マルスーゼロの革命/院内警察/ハコビヤ/闇バイト家族/推しを召し上がって~広報ガールのまろやかな日々~/ナースが婚活/新空港占拠(全31作品)(後ろ7つのドラマは途中棄権。その前6つは、途中から時々流し見。見続けられなかった理由はそれぞれにありますが、敢えて書きません)】

 

 

 

2024冬 MYアカデミー賞      (敬称略)

 

 

主演女優賞  志田彩良 

     (消せない「私」復讐の連鎖)

意思の強さが彼女の目にいつも宿っていて、惹きつける役者だと思います。復讐ドラマだったせいで、怒っている顔が多かった中、ホストクラブの顧客に化けた時は、可愛らしかった。

 

次点:    高梨臨(夫を社会的に抹殺する5つの方法)

       門脇麦(厨房のアリス)

       川栄李奈(となりのナースエイド)

    

Season2は、高梨臨主演と聞いた時に、なんてぴったりなキャスティングでしょうと思いました。でも予想外に、おどろおどろしい芝居は全くなく、後で書きますが、素晴らしい演出等で、地味な、でも存在感のある主演に位置していました。

川栄李奈は、主演というにはちょっと華がなく、残念ですが、芝居はきちんとしていると思います。今回は、とんでもない展開とか、場所をわきまえないギャグとか、脚本がしょっちゅうぶっ飛んでいたのだけれど、彼女はその全てをきちんと嘘のないようにまとめていて大変だったことでしょう。

 

 

主演男優賞 チェ・ジョンヒョプ

          (EyeLoveYou)

 

これぞ主演というか、役者はこうあるべきというか…とても魅力的な青年で、彼の表情のひとつひとつから目を離せなかった。ストーリーだけを追うようなレベルの低いドラマがいくつかある中、彼のように見ていたいと感じさせる魅力的な表情をコロコロと出してくれるならば、ストーリー展開ではなく、きちんと画面に釘付けにできる。役者はこうあるべきなのだと、改めて考えさせられました。

 

次点:    福士蒼汰(アイのない恋人たち)

       田中圭(おっさんずラブ・リターンズ)

       阿部サダヲ(不適切にもほどがある!)

       濱田崇裕(パティスリーMON)

 

デビューの時から、格好いいと注目され続けてきた福士蒼汰。最初の頃は、ありえない目をむく演技を繰り返し、演技が本当に下手で、私的には、芝居の下手な人はどう頑張っても格好よくは見えず、ただただ辛かったのだけれど、これほど余計な芝居をしないで、きちんと主演を張れる役者になるとは…デビューの時から、その魅力に気づいていた人たちのお陰でしょう。格好いい男性だと、今は思います。

阿部サダヲは、好きな役者ではない。のに、かなりレベルの高い、ドラマの主演男優になっている。いい作品に参加しているので、連ドラは見ています。そもそも彼を嫌いになった理由は、その芸名にある。売れるためなのか知りませんが、こういう芸名を付ける人が嫌い! ついでに大人計画も(一回しか見ていませんが)嫌い。そんな彼がきちんと芝居をやっているのだということが、今回分かりました。一番は、妻と二人で歌うシーンで、紙吹雪が唇についてしまったのだけれど、1発撮りだったのか、きちんと最後までやり抜き、それを取るタイミングと取り方が、こんな芸名を付ける人とは真逆の、きちんとしたプロの役者なんだぁと感じさせられました次第です。

 

 

助演女優賞 佐々木希(アイのない恋人たち)

 

他の三人の主演女優と格の違いをまざまざと見せつけてしまった感じです。容貌の美しさはもちろん、演技力でも。他のメインの三女優が完全に霞みました。

 

次点:    関水渚(婚活1000本ノック)

       前田敦子(厨房のアリス)

       西野七瀬(大奥)

       吉田羊(不適切にもほどがある)

 

関水渚は、このくらい意地の悪い役で十分可愛らしい。

前田敦子は、この役最高に合っていますよね。綺麗な役とか影のある役とかではなく、絶対にこういう役が魅力的

西野七瀬も、主演を張るようになってからどうも魅力的な役がなかったけれど、今回は綺麗でした。特に倫子の付き人をやっている時が美しかった。派手な衣装は必要ない人なのかもしれません。

 

 

助演男優賞  井浦新

     (おっさんずラブ・リターンズ)

 

子犬のように目をウルウルさせて、春田を見つめる井浦新の表情はピカイチで爆笑させて貰いました。ドラマを見て声をあげて爆笑できるのは幸せだし、素晴らしいドラマと言っていいのだと思います。リターンズで、そもそものメンバーもみんな遊びまくり、やりまくり、大変うるさいドラマになっていたのですが、その中でもあの顔であのウルウルはピカイチでした。

 

次点:中川大志(EyeLoveYou)

   磯村勇斗(不適切にもほどがある)

   濱田岳(春になったら)

 

チェ・ジョンヒョプと並ぶと、あの美少年だった中川大志が、霞む。背の高さと顔の小ささと…。でも、笑いを取るのが好きに違いないこの人ならではの演技は変わらず魅力的で、好きな女性を少し離れたところで見守る姿はやはりハンサムでした。

濱田岳は、自分の外見の活かし方をよくわかっている役者で、あの外見で(失礼)とても可愛らしい男を演じ、母性本能をくすぐろうとしている。ちょっと計算が見えてしまうのは、私は残念に感じますが、いなくてはならない役者になっている事が凄い。

 

 

気になる役者

 

桜井玲香(夫を社会的に抹殺する5つの方法)顔も喋り方も声の感じも、ちょっと個性があり、単なる綺麗な不倫相手ではない。キャスティングが良いのだと思います。

工藤遥(夫を社会的に抹殺する5つの方法)取り立てて魅力のある役者とは言い難いのだけれど、やはり、キャスティングの力だと思います。

出口夏希(君が心をくれたから) 何て素敵な子が現れたのでしょう。こういう個性的な美しい今風の顔。演技は問題なく、魅力的で、近い将来、間違いなく主演を張る女優のひとりです。

もう一人、名前を見つけられなかったのですが、(となりのナースエイド)患者の女子高校生役 の女優。彼女はまだ演技が初々しい感じですが、高校生くらいの年齢ならば間違いなく次はもっといい役を得るでしょう。二人とも、顔が単に綺麗なのではなく、個性的で、映像的に求められる、記憶に残る美しさなのです。

新井郁(厨房のアリス)  

金澤美穂(厨房のアリス) 今回悪くなかったけど、もう一歩、合った役に出会いたいですね。

白河れい(婚活1000本ノック)  この子は何者ですか? 普通に喋る役も見てみたい。

(ジャンヌの裁き)の越前剛太郎の娘役 名前を見つけられず…。

 

 

制作(キャスティング)賞  

       婚活1000本ノック

 

橋本マナミと中越典子を友人役で使ったことは素晴らしいと思います。主演より綺麗な女性二人が、とてもドライな親友たちで、彼らとのシーンはドラマの中でとても意味があった。婚活相手は、ちょっと作りすぎの役が多く、引くことも多かったが、大貫ゆうすけは良かった。そして前述の関水渚。

主演の福田麻貴は、役者じゃないので、時々ボロが出るのだけれど、喋りの大変上手な方。対して八木勇征は、とても魅力のある人だけれど、時々、セリフが語尾アクセントになる。

 

【夫を社会的に抹殺する5つの方法】のキャスティングも良かったです。前述の桜井玲香と工藤遥を筆頭に。ただ、こちらは制作の問題ではないように感じているのです。あらゆる点で演出の意向のように感じられるのです。

 

 

主題歌賞  清水美依紗「Suger」

        (パティスリーMON)  

 

音楽に疎い私ですが、毎回笑顔で聴いた曲。

 

 

演出家賞   松本佳奈(春になったら)

 

福田靖脚本の、感動ドラマをとても繊細に丁寧に描いていたと思います。

最近女性の演出家の名前を見ることが増え、そのどれもが考えられて作られている感じがすることを、とても幸せに思っています。

ドラマの中で使った音楽が、いつになく、音響効果ではなく、記憶に残りました。親子で遊ぶシーンの後ろに流れた「ふたり」を語る曲がとにかく印象に残った。最終回にも使われ、主演の奈緒と木梨憲武が、「ふたりで」という曲をデュエットしたと知った。もうひとつ、スティングの曲によく似た曲も、何度か記憶に残った。音楽に疎い私の耳にしっかり残る曲は、凄い!のです。

 それと主演木梨憲武の演技も演出の意向があるのではないかと…。役者ではない彼が、余命3ヶ月の父親を明るく演じるためには、あのような手法が正解だと初回を見て感じた。演出家はもう一人男性がいたようす。ただ、演出がいいに違いない!と感じた回の演出が、松本佳奈でした。

 

 

脚本賞  上村奈帆

      (夫を社会的に抹殺する方法)

 

演出も兼ねていたので、演出賞か脚本賞かで悩みました。

まず、原作があるのに(読んでいません)season1とこれほど違うドラマにしてしまったことに拍手です。正直、あのドラマをもう一回見る気持ちはなかったのだけれど、初回を見たら全く違う作りになっていたので、見続けたら、ドラマとして格段素晴らしいものになっていました。

ひとつは、ドラマの構成、キャスティング、そして演出。

時々、無駄な映像が差し込まれます。タクシーに乗っている間の、街の映像。街の子どもと触れ合う人々の映像。こうした映像はともすると違う意味を持ってしまうので、注意が必要ですが、演出家の「伝えたい」という思いもしっかり伝わってきました。

 

次点:宮藤官九郎(不適切にもほどがある)

 

 

作品賞    不適切にもほどがある

 

脚本を書く時、とても数学的な作業をする。何故なら、あらゆる点が、線でつながらないといけないから。それなのに、そういうことを無視したドラマがたくさんある。例えば、このドラマのようにタイムトラベルをするドラマは、感動や驚きを与えることは難しくないが、その設定をテキトーにされると、頭にくる。それじゃあ、なんでもありね。誰でも書けるわね。って。

さて、この宮藤官九郎の脚本は、非常に数学的によく計算し尽くされていた。ついでに、キャスティングも層が厚かったし、ミュージカル部分を含み、きちんとまとめ上げられた素晴らしい作品に仕上がっていた。放映中の脚注(不適切な言動に対してのコメント)が多すぎたが、時代の流れなのか…はたまた、それも使って観客を喜ばせようとしたか。

 以前もあったが、素晴らしいドラマだからと言って、続きが楽しみで、次週を心待ちにするようなことがない。感動で涙することも、(にこにこすることはあっても)爆笑することもない。それが残念。欲張りすぎだろうか?

 

次点:春になったら

   EyeLoveYou

 

【春になったら】福田靖がこんな感動ドラマを書いてくれるなんて、たまらなく嬉しかった。お笑いタレントを目指す男との結婚を反対する父親役が、木梨憲武というキャスティングは素晴らしかったと思う。ただ、何人か、いまいちのキャスティングがあり、なんだろう? なんか物足りない気持ちが残った。

【EyeLoveYou】ラブストーリーですから、とてもドキドキ楽しめました。何よりも主演の男優が子犬のように可愛らしく、一途に愛を伝える素敵な男性だったので、世の女性たちはにやにやしながら見たのではないかと思います。目を見ると相手が何を言ってるのかわかるという、「病気」?が、結局中途半端で、絵本の中の話なのか、もっとシリアスなものなのか…。それ、いらなかったんじゃない?って、単なるラブストーリー好きの私は思ってしまうわけです。   

  

 

 

ここまであまり触れられなかったドラマについて、ひとこと書いてよろしいでしょうか

【君がこころをくれたから】一言で言うと最低のドラマでした。こんな設定にしないと描けない愛情とかラブストーリーって何なのでしょう? 五感のうち、触覚だけは、ないという状態が全くイメージできず、コメントできませんが、そうなる事が分かっていて、日々を過ごす、主役のあめちゃんは、頭の弱い子にしか見えません。あれほど笑顔が売りの永野芽郁の泣き顔を見せまくることが意外性があってウケるとか思ったのでしょうか。

【先生さようなら】脚本渡邊真子、演出池田千尋で、とっても期待していたのに、一言で言うと、気持ちの悪いドラマでした。

 高校生に見えないハンサムな男の子が、(見えない高校生は実際にもいるでしょう)あんな冴えない女子教師に本気で恋をし、大学生の間も他の女性に目もくれず、再会して結婚するのはちょっとリアリティがない。地味な女子教師を、全然合わない北香那が素晴らしく演じている。が、全然合わない。

田邑が教師になってからの生徒との関係性もなんか気持ち悪い。生徒たちも気持ち悪い。

セリフにも際立ったものはなく、どうしてこんなドラマになってしまったのか。

主演の渡辺翔太は、芝居はまだまだ。とても魅力的な時と、よくない時の差が大きい。彼そのままの魅力が乗るような役なら生きる人なのだと、今は思います。

【グレイトギフト】大人の病院ドラマかと思いきや、簡単に人が殺され、どんどん殺され、その後、誰もが疑わざるを得ない状態に入るという、最近よくある猜疑心ばかりのドラマになってしまったのは残念でした。

【大奥】大奥ドラマの中では、かなり楽に見る事ができる作りだったと思います。脇役が臭い芝居をする中にいたせいか、小芝風花は、公家には見えなかったけれど、可愛らしい女性でした。

【ジャンヌの裁き】原作は漫画でしょうか? 陪審員(と呼んでいいでしょうか)のキャラクターが、異常です。小劇場のシチュエーションコメディならやるかもしれないけど、笑いを取らないと意味がないし、とりあえずあり得ないキャラクター陣。ドラマの内容が結構重かったのでアンバランス。それにしてもテレビ東京はもう少しスタッフの情報をきちんとHPに上げて欲しいです。

【アイのない恋人たち】遊川和彦が、なんだか普通のラブストーリーを書いてくれて、それなりに楽しく拝見させて貰いました。男優三人は、あまりにも違くてこんな三人が親友になるかなぁ?と最初思わされたけれど、高校の同級生ならばありです。ただ、その相手役の女性三人が、友人になるのは、どうも無理があるし、とにかく魅力的じゃない。深川麻衣は、この役は合ってると思います。岡崎紗枝は、キャラが動いていますよね。当初のキャラにしては、突然怒りすぎる。岡崎紗枝は、とにかくいつも怒っている印象。多分、役のカードが2、3枚しかないのだと思います。成海璃子は、以前は透明感のある少女だったのだけど、これからどういう役者になっていくのやら? この三人に魅力がなく、その分、佐々木希が抜群に良かったし、美しかった。前田公輝は、どんどん自由になっていく感じ。

【さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート】オーケストラの音が、演じている役者の楽器から出ているように聞こえない。少し前にあった【リバーサルオーケストラ】というドラマとどうしても比較してしまいました。地域の潰れそうなオケの話だから。【リバーサルオーケストラ】は、オケの役者も個性的で魅力的、音もオケから聞こえてきたので、演奏のたびに感動できたのに、今回は、オケの役者に魅力がない。(大好きな新木優子もいたのに)そして、どの楽器もそこから音が聞こえてこない。これは、役者の力だけとは言い難いので、演出、音楽担当、編集、そこら辺の問題なのでしょう。(當真あみのバイオリンだけは聞こえました。ああ、チェロのソロもいい音でした)

 娘がとにかく怒ってばかりいる。こんなに素敵な父親、本当は大好きな父親のことをこれほど長年、怒り続けている娘なんて存在しない。怒っている裏側に大好き!が見えない。もっと心の裏腹さが描かれていないと。【恋する警護24時】の女弁護士も当初いつも怒っていて、失礼千万。怒るという感情表現の理由が見えないから、怒っているだけに見える。白石麻衣、岡崎紗絵、etc…

【パティスリーMON】素敵なラブストーリーでした。大人だか子どもだか分からない、中途半端な可愛らしい女性、音女ちゃんが最後結婚するまで違和感なく繋がっていったのは、畑芽育の力だと思うし、とてもきちんと芝居をする人です。恋人役の濱田崇裕も素敵でした。

 なんだか、靴にこだわる演出?衣装さん?で、とにかく靴のアップが多い。そして素敵な靴を履いている。日本人は靴文化が浅いので、こういう素敵な靴をアップにされるのはなんか新鮮でした。先に行けない気持ちを靴のUPで描いたりしていた。ちょっと多すぎたので、他の手はないのか?と感じたり、靴のスポンサーが強いのかとか余計なことを考えてしまいました。

毎日のようにフィッシング詐欺のメールが届く。

メール会社も、迷惑メールホルダーに振り分けたりしてくれているのだろうが、それでも毎日のように届く。

 

使っていないクレジットカード会社や、Amazonプライム等、縁のないものも届くので、詐欺メールだとすぐに解る。

関係のあるカード会社や銀行関係からも届くけれど、上記の詐欺メールと形が似通っているので、避けることができる。

 

昨日は、マイナンバーカード第2弾という詐欺メールが届き、

銀行やカード会社から、詐欺メールにご注意!というメールも届く。とにかく何を信じて、何を削除していったらいいのか、頭を悩ませる日々。

 

詐欺師はプロなので、絶えず、その手段を更新していく。

顧客になる恐れのある私たち庶民も、彼らに負けないように頭を更新していかなければならない。

今は、なんとかついていっているけれど、あと数年したら、もうついていけないかもしれない。と恐怖は感じている。

 

実際、一度だけフィッシング詐欺に引っかかったことがある。

その手口が素晴らしかった。というのではなく、いろんなことのタイミングがあまりにもドンピシャで、カード情報を盗まれた。

しかし、クレジットカード会社が、不審に思い、すぐに止めてくれて、次の朝、電話が来てカードを完全に止めて…

とにかく面倒な作業はあったのだけれど、お金は一円も損せずに済ませることが出来た。カード会社のお陰です。

 

そういった優れた会社のカードのみ使用し、不審なURLに飛んで個人情報を書き込んだりしなければ、大丈夫なのだろうか?

 

LINEは怖いからやらない。とか、グループLINEには入らない。という人が、私の周りにはそこそこいる。

個人情報という言葉にもやたら反応する人が多くいる。

 

どこまでが守らなければならない個人情報なのか、それぞれがよく考えた方がいいと思う。

LINEは危険だから…という人は、あらゆるSNS、インターネットを止めるしかない。それは、この時代に、果たして正しい選択なのだろうか?

 

先日、チェロの音色を聞いていて、そうだ、これだ、私はこの音が好き! チェロが弾きたい! と思った。

 

でも、もう無理。

 

そもそも中学生の頃、流行りのアコースティックギターを手に入れたが、数曲弾き語りで遊んだだけで、白いアコースティックギターは部屋の隅で黄ばんでいった。

当時、ギターの弦を綺麗に抑えられなかったのに、今のへバーデン結節の指は全く思うように動いてくれない。

 

弦楽器は無理。

いや、楽器全般、私には向いていないのだと思っている。

「楽器は苦手」と言ってきた。

 

小学生の時、6年間習ったピアノは、ソナチネ、ソナタまでやったけれど、一曲たりとも曲は弾けない。

最近、大人のピアノ教室というのがあって、曲を教えてくれるらしいので、また習おうかと思ったのだけれど、へバーデン結節のこの指でピアノが弾けるだろうか? そもそもピアノがないから、電子ピアノを買う。電子ピアノならば、この力を入れられない指でも弾けるのだろうか? 試してみる方法がない。

とりあえず、電子ピアノを買ってしまおう!

とは思えない。

 

でもピアノを習っていたおかげで、音感もリズム感も悪くないし、譜面も一応読める。

それは大満足。

 

楽器は苦手なので何もやってこなかった私が、3年前から近所の友人たちとコカリナを吹いている。

木で作ったオカリナなので、コカリナ。

音階が狭いので、吹ける曲に限りがあるのだけれど、みんなで集まって趣味程度に吹く分には、音楽に関わっている楽しさがあるので、私はこれで大満足。

 

それでも、もうチェロは無理。

とか、

ピアノは弾けないかもしれない。

とか、

ちょっと哀しい。

 

幾つになっても始めることは出来る!

と、あちこちで耳にするけれど、

やはり何かにトライするならば、早いほうがいい。

若い時なら、なんだって始めることが出来る。

続けることも、モノにすることも可能かもしれない

 

自分のやりたいものに出会ったら、躊躇している暇はないので、とにかく早く取り掛かってみてください。

続かないことやすぐに辞めてしまうことを反省している人がいるけれど、本当に好きなことは続きます。それに出会うまでは、色々やってみたら良いと思う。

縁も、才能も、やってみないと分からない(ふふふ)です。

先週、雨氷という現象を初めて経験しました。

雨が降って、木々や地表に到達すると凍る。

木々はみな、氷で覆われ、地表の草も氷の粒をつけました。

そしてどこもかしこも氷柱で覆われました。

木々はその重さに耐えるために頭をもたげ、頑張っていたのだけれど、

次の日、そこに雪が降り、さらに重くなり、

隣の林から20メートル級の赤松が倒れてきて

我が家の庭の白樺たちは殆ど薙ぎ倒されてしまった。

 

次の日は、晴れたので、あらゆるものがキラキラと輝いてとっても綺麗

そして、2日後、今年一番の大雪に見舞われ、

村のあちこちで倒木があり、

村のあちこちで停電が発生し、

村のあちこちで、道路が寸断されました。

隣の林から倒れた木で、車の通行が不能になったため、

除雪車もここまで除雪して迂回してしまったために、

通行止めです。

 

寒冷地とか、田舎とか、

住んでいるだけで、今まで経験したことのない自然現象を経験し、

今まで見たことのない美しい光景をよく目にし、

とても幸せな気持ちになれます。

 

しかし、仕事(通勤)のことを考えたら、大変なことが起きるわけで、

つまり経済的には発展しにくい環境にあるのだと改めて実感しました。

 

今の私には、美しさの方が重要だけれど、

若くて活躍したい人たちは、もっと便利な都会で住みたい気持ちは理解できるのです。