今年の世界難民の日に発表された、数値は驚き以外のなにものでもなかった。

 

難民の数が、日本の人口に匹敵したのだ。

1億2千万の人が、家を追われ難民生活をしている。

その4割が子どもと言われている。

 

自分の家という、何ものにも変え難い、居心地の良い場所を失い日々を過ごしているのだ。

 

私たちはもっとイマジネーションを持つべきだ。

 

家族の中で何か問題がある時。

例えば、親に叱られるようなことをした若者。

夫や妻と喧嘩した後。

そんな些細なことでも、「家に帰りたくないなぁ」と気が重くなった経験はみんなあると思う。

そしてそれは結構辛い。

 

戦争だったり、政情不安だったり、それ以外の理由で家や国を追われた人々。どんな生活環境であろうとも、自分の家に帰ることができないことの辛さだけは、私たちは共有できる気がする。

もっとイメージしなければ…と思う。

 

世界難民の日ということで、ヤフーのネット基金からメールが届いていたので、どこに寄付しようかと覗いてみた。

 

まず、ウクライナ、そしてパレスチナ。

この2つの国は、毎日のように報道されているので世界中の人々の目がいく。

そして、シリア、アフガニスタン、ミャンマー、モザンビーク

忘れてはいけない国々が続く。

 

私は中村哲さんを尊敬していたし、アフガニスタンをベースにした芝居を描いたことがあるので、アフガニスタンのことは、いつも気にかけている。

 

対して力のない私たちに、まずできることは、気になる国のニュースを読み、気にかけていること。そして何か物的なヘルプの手を差し伸べることができたらと、思う。

遊び歩いている上に、春から畑と庭仕事が始まり、ドラマの数も右肩上がり、どうにも時間がなく、(ブログ書いていないなぁ)と思いつつも、この有様です。

 

今年、幸福度ランキングで、我が、原村は、全国一位に選ばれたことを知りました。

 

基本的に有名人以外は実名を出さない主義なので、住んでいる地域のこともあまり実名で書きませんでしたが、今日は書いちゃおうかなぁ。

 

2012年、長野県原村に一歩足を踏み入れた時、私はこの村に恋をしました。こんな素敵な場所があるなんて…ここに住みたいなぁと。

 

それから奮闘すること2年で、この村に土地を手に入れ、2016年、東京から移住しました。

 

住んで丸8年。

いいことしかありません。

 

東京から田舎へ移住するという、夢のようなことを考えていた時期は、単に現実逃避かな?と思う部分もあったのですが、住んでみたら、予想外に何の問題もなく、ストレスなく、楽しく暮らしています。

 

その後、コロナがあり、コロナ禍は、畑に精を出している限りマスクもつけなくて済み、閉塞感も少なかった。

 

そして、東京では考えられないほど、たくさんの友人ができました。

 

原村には何にもありません。

あるのは、役場、保育園、幼稚園、小学校、中学校、スーパー、コンビニ、そのどれもがたったひとつ。

病院はないけど、診療所はあります。

村の中心部に出向けば全ての用事が済む。

田舎なのにとってもとっても便利な場所です(車は必須)

近年移住者が増え、移住者にとっても暮らしやすい地域ということで、幸福度NO1に輝いたのでしょう。

 

災害の少ないところで、ここに暮らして丸8年で、体感地震は、4回。八ヶ岳の裾野に住んでいるのに、高い山の切迫感がなく、広々とした自然の広がる最高の場所です。

もちろん、地球温暖化のせいで、今まで住めなかった山の上に人々が逃げた結果でもあります。

 

我が家は標高1200メートル

冷房はありません。

でも、昨年も暑くて扇風機をつけたのは数日。

どんなに暑い日でも、吹く風は涼しくて気持ちが良い。

 

他の地域と同じように高齢化で財政が切迫していく傾向にはあるけれど、人口が上昇している地域なので、寂れ感が全くない。

 

新宿から電車で2時間という利便性も人気の理由だけれど、私自身は、もう東京に遊びに行きたいとか、なにか用事を済ませるために東京まで出向かないとという問題もなく、コロナ禍のようにずーっとここにいてもいいな。

 

唯一の問題は、原村があまりに美しいので、どこかに遊びに行って観光しても感動がなくなってしまったこと。夏は、原村よりも涼しく気持ちの良い場所が思い浮かばないので、どこにも出かけたくなくなること。くらいでしょうか。

 

私にとってオアシス。

と言ってきた、私の愛する原村が幸福度ランキングで一位になりました。

毎日のように報道されている紅麹を使ったサプリメント被害について。

 

サプリメントは、健康を維持したいと望む人たちが、摂取するもの。それも毎日、推奨されている量を摂取し続ける。

それが原因で、身体で最も重要な最後の臓器、腎臓に病を抱えてしまうなんて、これは大変な事だ。

 

そもそもサプリメントは、薬と違って、副作用がないことが魅力。

そう、薬には、副作用がある。それを知って飲まなければならない。

 

薬は飲みたくないけど、健康を維持するために不足しているもの、身体に良いとされているものを…と探した結果、サプリに辿り着く。

 

そのサプリに健康被害があったなんて。

 

早く、詳細な原因を突き止めて、解決へ進んで貰いたいものだ。

 

というのは、私も小林製薬のサプリを飲んでいる。

それも「なっとうキナーゼ」

紅麹は入っていないし、今回の自主回収にも該当していない。

 

でも、定期購入は、夫がストップした。

今回のことで、小林製薬の商品を買うことを止めた人はたくさんいると思う。

心配。

 

何故か、私は、今の時点でも、小林製薬に対して悪い印象を持っていない。

だからこそ、早く原因が究明されることを望む。

絶対に起きてはならない事件だったからこそ。

楽しみで、次回が楽しみで…というドラマが少なく残念でした。でもテレビドラマ的に楽しめたものはありました。ただ、たった3ヶ月、10回前後の連ドラなのに、途中に無駄な回が挟まれる感じがするのは、時代の流れでしょうか? 昔はドラマは基本2クール(6ヶ月)だったものが、1クール(3ヶ月)になって久しい。それでも無駄を感じるのは、今後もっと短いサイクルのドラマが増えていくということでしょうか? 長編小説好きの私としては、それは寂しいです。

 

今回チェックしたドラマは

【君が心をくれたから/春になったら/先生さようなら/Eye Love You/夫を社会的に抹殺する5つの方法/となりのナースエイド/婚活1000本ノック/パティスリーMON/グレイトギフト/大奥/不適切にもほどがある!/おっさんずラブ・リターンズ/ジャンヌの裁き/消せない「私」復讐の連鎖/お別れホスピタル/さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~/厨房のアリス/アイのない恋人たち/あれからどうした/リビングの松永さん/めぐる未来/おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!/恋する警護24時/離婚しない男ーサレ男と悪嫁の騙し愛ー/マルスーゼロの革命/院内警察/ハコビヤ/闇バイト家族/推しを召し上がって~広報ガールのまろやかな日々~/ナースが婚活/新空港占拠(全31作品)(後ろ7つのドラマは途中棄権。その前6つは、途中から時々流し見。見続けられなかった理由はそれぞれにありますが、敢えて書きません)】

 

 

 

2024冬 MYアカデミー賞      (敬称略)

 

 

主演女優賞  志田彩良 

     (消せない「私」復讐の連鎖)

意思の強さが彼女の目にいつも宿っていて、惹きつける役者だと思います。復讐ドラマだったせいで、怒っている顔が多かった中、ホストクラブの顧客に化けた時は、可愛らしかった。

 

次点:    高梨臨(夫を社会的に抹殺する5つの方法)

       門脇麦(厨房のアリス)

       川栄李奈(となりのナースエイド)

    

Season2は、高梨臨主演と聞いた時に、なんてぴったりなキャスティングでしょうと思いました。でも予想外に、おどろおどろしい芝居は全くなく、後で書きますが、素晴らしい演出等で、地味な、でも存在感のある主演に位置していました。

川栄李奈は、主演というにはちょっと華がなく、残念ですが、芝居はきちんとしていると思います。今回は、とんでもない展開とか、場所をわきまえないギャグとか、脚本がしょっちゅうぶっ飛んでいたのだけれど、彼女はその全てをきちんと嘘のないようにまとめていて大変だったことでしょう。

 

 

主演男優賞 チェ・ジョンヒョプ

          (EyeLoveYou)

 

これぞ主演というか、役者はこうあるべきというか…とても魅力的な青年で、彼の表情のひとつひとつから目を離せなかった。ストーリーだけを追うようなレベルの低いドラマがいくつかある中、彼のように見ていたいと感じさせる魅力的な表情をコロコロと出してくれるならば、ストーリー展開ではなく、きちんと画面に釘付けにできる。役者はこうあるべきなのだと、改めて考えさせられました。

 

次点:    福士蒼汰(アイのない恋人たち)

       田中圭(おっさんずラブ・リターンズ)

       阿部サダヲ(不適切にもほどがある!)

       濱田崇裕(パティスリーMON)

 

デビューの時から、格好いいと注目され続けてきた福士蒼汰。最初の頃は、ありえない目をむく演技を繰り返し、演技が本当に下手で、私的には、芝居の下手な人はどう頑張っても格好よくは見えず、ただただ辛かったのだけれど、これほど余計な芝居をしないで、きちんと主演を張れる役者になるとは…デビューの時から、その魅力に気づいていた人たちのお陰でしょう。格好いい男性だと、今は思います。

阿部サダヲは、好きな役者ではない。のに、かなりレベルの高い、ドラマの主演男優になっている。いい作品に参加しているので、連ドラは見ています。そもそも彼を嫌いになった理由は、その芸名にある。売れるためなのか知りませんが、こういう芸名を付ける人が嫌い! ついでに大人計画も(一回しか見ていませんが)嫌い。そんな彼がきちんと芝居をやっているのだということが、今回分かりました。一番は、妻と二人で歌うシーンで、紙吹雪が唇についてしまったのだけれど、1発撮りだったのか、きちんと最後までやり抜き、それを取るタイミングと取り方が、こんな芸名を付ける人とは真逆の、きちんとしたプロの役者なんだぁと感じさせられました次第です。

 

 

助演女優賞 佐々木希(アイのない恋人たち)

 

他の三人の主演女優と格の違いをまざまざと見せつけてしまった感じです。容貌の美しさはもちろん、演技力でも。他のメインの三女優が完全に霞みました。

 

次点:    関水渚(婚活1000本ノック)

       前田敦子(厨房のアリス)

       西野七瀬(大奥)

       吉田羊(不適切にもほどがある)

 

関水渚は、このくらい意地の悪い役で十分可愛らしい。

前田敦子は、この役最高に合っていますよね。綺麗な役とか影のある役とかではなく、絶対にこういう役が魅力的

西野七瀬も、主演を張るようになってからどうも魅力的な役がなかったけれど、今回は綺麗でした。特に倫子の付き人をやっている時が美しかった。派手な衣装は必要ない人なのかもしれません。

 

 

助演男優賞  井浦新

     (おっさんずラブ・リターンズ)

 

子犬のように目をウルウルさせて、春田を見つめる井浦新の表情はピカイチで爆笑させて貰いました。ドラマを見て声をあげて爆笑できるのは幸せだし、素晴らしいドラマと言っていいのだと思います。リターンズで、そもそものメンバーもみんな遊びまくり、やりまくり、大変うるさいドラマになっていたのですが、その中でもあの顔であのウルウルはピカイチでした。

 

次点:中川大志(EyeLoveYou)

   磯村勇斗(不適切にもほどがある)

   濱田岳(春になったら)

 

チェ・ジョンヒョプと並ぶと、あの美少年だった中川大志が、霞む。背の高さと顔の小ささと…。でも、笑いを取るのが好きに違いないこの人ならではの演技は変わらず魅力的で、好きな女性を少し離れたところで見守る姿はやはりハンサムでした。

濱田岳は、自分の外見の活かし方をよくわかっている役者で、あの外見で(失礼)とても可愛らしい男を演じ、母性本能をくすぐろうとしている。ちょっと計算が見えてしまうのは、私は残念に感じますが、いなくてはならない役者になっている事が凄い。

 

 

気になる役者

 

桜井玲香(夫を社会的に抹殺する5つの方法)顔も喋り方も声の感じも、ちょっと個性があり、単なる綺麗な不倫相手ではない。キャスティングが良いのだと思います。

工藤遥(夫を社会的に抹殺する5つの方法)取り立てて魅力のある役者とは言い難いのだけれど、やはり、キャスティングの力だと思います。

出口夏希(君が心をくれたから) 何て素敵な子が現れたのでしょう。こういう個性的な美しい今風の顔。演技は問題なく、魅力的で、近い将来、間違いなく主演を張る女優のひとりです。

もう一人、名前を見つけられなかったのですが、(となりのナースエイド)患者の女子高校生役 の女優。彼女はまだ演技が初々しい感じですが、高校生くらいの年齢ならば間違いなく次はもっといい役を得るでしょう。二人とも、顔が単に綺麗なのではなく、個性的で、映像的に求められる、記憶に残る美しさなのです。

新井郁(厨房のアリス)  

金澤美穂(厨房のアリス) 今回悪くなかったけど、もう一歩、合った役に出会いたいですね。

白河れい(婚活1000本ノック)  この子は何者ですか? 普通に喋る役も見てみたい。

(ジャンヌの裁き)の越前剛太郎の娘役 名前を見つけられず…。

 

 

制作(キャスティング)賞  

       婚活1000本ノック

 

橋本マナミと中越典子を友人役で使ったことは素晴らしいと思います。主演より綺麗な女性二人が、とてもドライな親友たちで、彼らとのシーンはドラマの中でとても意味があった。婚活相手は、ちょっと作りすぎの役が多く、引くことも多かったが、大貫ゆうすけは良かった。そして前述の関水渚。

主演の福田麻貴は、役者じゃないので、時々ボロが出るのだけれど、喋りの大変上手な方。対して八木勇征は、とても魅力のある人だけれど、時々、セリフが語尾アクセントになる。

 

【夫を社会的に抹殺する5つの方法】のキャスティングも良かったです。前述の桜井玲香と工藤遥を筆頭に。ただ、こちらは制作の問題ではないように感じているのです。あらゆる点で演出の意向のように感じられるのです。

 

 

主題歌賞  清水美依紗「Suger」

        (パティスリーMON)  

 

音楽に疎い私ですが、毎回笑顔で聴いた曲。

 

 

演出家賞   松本佳奈(春になったら)

 

福田靖脚本の、感動ドラマをとても繊細に丁寧に描いていたと思います。

最近女性の演出家の名前を見ることが増え、そのどれもが考えられて作られている感じがすることを、とても幸せに思っています。

ドラマの中で使った音楽が、いつになく、音響効果ではなく、記憶に残りました。親子で遊ぶシーンの後ろに流れた「ふたり」を語る曲がとにかく印象に残った。最終回にも使われ、主演の奈緒と木梨憲武が、「ふたりで」という曲をデュエットしたと知った。もうひとつ、スティングの曲によく似た曲も、何度か記憶に残った。音楽に疎い私の耳にしっかり残る曲は、凄い!のです。

 それと主演木梨憲武の演技も演出の意向があるのではないかと…。役者ではない彼が、余命3ヶ月の父親を明るく演じるためには、あのような手法が正解だと初回を見て感じた。演出家はもう一人男性がいたようす。ただ、演出がいいに違いない!と感じた回の演出が、松本佳奈でした。

 

 

脚本賞  上村奈帆

      (夫を社会的に抹殺する方法)

 

演出も兼ねていたので、演出賞か脚本賞かで悩みました。

まず、原作があるのに(読んでいません)season1とこれほど違うドラマにしてしまったことに拍手です。正直、あのドラマをもう一回見る気持ちはなかったのだけれど、初回を見たら全く違う作りになっていたので、見続けたら、ドラマとして格段素晴らしいものになっていました。

ひとつは、ドラマの構成、キャスティング、そして演出。

時々、無駄な映像が差し込まれます。タクシーに乗っている間の、街の映像。街の子どもと触れ合う人々の映像。こうした映像はともすると違う意味を持ってしまうので、注意が必要ですが、演出家の「伝えたい」という思いもしっかり伝わってきました。

 

次点:宮藤官九郎(不適切にもほどがある)

 

 

作品賞    不適切にもほどがある

 

脚本を書く時、とても数学的な作業をする。何故なら、あらゆる点が、線でつながらないといけないから。それなのに、そういうことを無視したドラマがたくさんある。例えば、このドラマのようにタイムトラベルをするドラマは、感動や驚きを与えることは難しくないが、その設定をテキトーにされると、頭にくる。それじゃあ、なんでもありね。誰でも書けるわね。って。

さて、この宮藤官九郎の脚本は、非常に数学的によく計算し尽くされていた。ついでに、キャスティングも層が厚かったし、ミュージカル部分を含み、きちんとまとめ上げられた素晴らしい作品に仕上がっていた。放映中の脚注(不適切な言動に対してのコメント)が多すぎたが、時代の流れなのか…はたまた、それも使って観客を喜ばせようとしたか。

 以前もあったが、素晴らしいドラマだからと言って、続きが楽しみで、次週を心待ちにするようなことがない。感動で涙することも、(にこにこすることはあっても)爆笑することもない。それが残念。欲張りすぎだろうか?

 

次点:春になったら

   EyeLoveYou

 

【春になったら】福田靖がこんな感動ドラマを書いてくれるなんて、たまらなく嬉しかった。お笑いタレントを目指す男との結婚を反対する父親役が、木梨憲武というキャスティングは素晴らしかったと思う。ただ、何人か、いまいちのキャスティングがあり、なんだろう? なんか物足りない気持ちが残った。

【EyeLoveYou】ラブストーリーですから、とてもドキドキ楽しめました。何よりも主演の男優が子犬のように可愛らしく、一途に愛を伝える素敵な男性だったので、世の女性たちはにやにやしながら見たのではないかと思います。目を見ると相手が何を言ってるのかわかるという、「病気」?が、結局中途半端で、絵本の中の話なのか、もっとシリアスなものなのか…。それ、いらなかったんじゃない?って、単なるラブストーリー好きの私は思ってしまうわけです。   

  

 

 

ここまであまり触れられなかったドラマについて、ひとこと書いてよろしいでしょうか

【君がこころをくれたから】一言で言うと最低のドラマでした。こんな設定にしないと描けない愛情とかラブストーリーって何なのでしょう? 五感のうち、触覚だけは、ないという状態が全くイメージできず、コメントできませんが、そうなる事が分かっていて、日々を過ごす、主役のあめちゃんは、頭の弱い子にしか見えません。あれほど笑顔が売りの永野芽郁の泣き顔を見せまくることが意外性があってウケるとか思ったのでしょうか。

【先生さようなら】脚本渡邊真子、演出池田千尋で、とっても期待していたのに、一言で言うと、気持ちの悪いドラマでした。

 高校生に見えないハンサムな男の子が、(見えない高校生は実際にもいるでしょう)あんな冴えない女子教師に本気で恋をし、大学生の間も他の女性に目もくれず、再会して結婚するのはちょっとリアリティがない。地味な女子教師を、全然合わない北香那が素晴らしく演じている。が、全然合わない。

田邑が教師になってからの生徒との関係性もなんか気持ち悪い。生徒たちも気持ち悪い。

セリフにも際立ったものはなく、どうしてこんなドラマになってしまったのか。

主演の渡辺翔太は、芝居はまだまだ。とても魅力的な時と、よくない時の差が大きい。彼そのままの魅力が乗るような役なら生きる人なのだと、今は思います。

【グレイトギフト】大人の病院ドラマかと思いきや、簡単に人が殺され、どんどん殺され、その後、誰もが疑わざるを得ない状態に入るという、最近よくある猜疑心ばかりのドラマになってしまったのは残念でした。

【大奥】大奥ドラマの中では、かなり楽に見る事ができる作りだったと思います。脇役が臭い芝居をする中にいたせいか、小芝風花は、公家には見えなかったけれど、可愛らしい女性でした。

【ジャンヌの裁き】原作は漫画でしょうか? 陪審員(と呼んでいいでしょうか)のキャラクターが、異常です。小劇場のシチュエーションコメディならやるかもしれないけど、笑いを取らないと意味がないし、とりあえずあり得ないキャラクター陣。ドラマの内容が結構重かったのでアンバランス。それにしてもテレビ東京はもう少しスタッフの情報をきちんとHPに上げて欲しいです。

【アイのない恋人たち】遊川和彦が、なんだか普通のラブストーリーを書いてくれて、それなりに楽しく拝見させて貰いました。男優三人は、あまりにも違くてこんな三人が親友になるかなぁ?と最初思わされたけれど、高校の同級生ならばありです。ただ、その相手役の女性三人が、友人になるのは、どうも無理があるし、とにかく魅力的じゃない。深川麻衣は、この役は合ってると思います。岡崎紗枝は、キャラが動いていますよね。当初のキャラにしては、突然怒りすぎる。岡崎紗枝は、とにかくいつも怒っている印象。多分、役のカードが2、3枚しかないのだと思います。成海璃子は、以前は透明感のある少女だったのだけど、これからどういう役者になっていくのやら? この三人に魅力がなく、その分、佐々木希が抜群に良かったし、美しかった。前田公輝は、どんどん自由になっていく感じ。

【さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート】オーケストラの音が、演じている役者の楽器から出ているように聞こえない。少し前にあった【リバーサルオーケストラ】というドラマとどうしても比較してしまいました。地域の潰れそうなオケの話だから。【リバーサルオーケストラ】は、オケの役者も個性的で魅力的、音もオケから聞こえてきたので、演奏のたびに感動できたのに、今回は、オケの役者に魅力がない。(大好きな新木優子もいたのに)そして、どの楽器もそこから音が聞こえてこない。これは、役者の力だけとは言い難いので、演出、音楽担当、編集、そこら辺の問題なのでしょう。(當真あみのバイオリンだけは聞こえました。ああ、チェロのソロもいい音でした)

 娘がとにかく怒ってばかりいる。こんなに素敵な父親、本当は大好きな父親のことをこれほど長年、怒り続けている娘なんて存在しない。怒っている裏側に大好き!が見えない。もっと心の裏腹さが描かれていないと。【恋する警護24時】の女弁護士も当初いつも怒っていて、失礼千万。怒るという感情表現の理由が見えないから、怒っているだけに見える。白石麻衣、岡崎紗絵、etc…

【パティスリーMON】素敵なラブストーリーでした。大人だか子どもだか分からない、中途半端な可愛らしい女性、音女ちゃんが最後結婚するまで違和感なく繋がっていったのは、畑芽育の力だと思うし、とてもきちんと芝居をする人です。恋人役の濱田崇裕も素敵でした。

 なんだか、靴にこだわる演出?衣装さん?で、とにかく靴のアップが多い。そして素敵な靴を履いている。日本人は靴文化が浅いので、こういう素敵な靴をアップにされるのはなんか新鮮でした。先に行けない気持ちを靴のUPで描いたりしていた。ちょっと多すぎたので、他の手はないのか?と感じたり、靴のスポンサーが強いのかとか余計なことを考えてしまいました。

毎日のようにフィッシング詐欺のメールが届く。

メール会社も、迷惑メールホルダーに振り分けたりしてくれているのだろうが、それでも毎日のように届く。

 

使っていないクレジットカード会社や、Amazonプライム等、縁のないものも届くので、詐欺メールだとすぐに解る。

関係のあるカード会社や銀行関係からも届くけれど、上記の詐欺メールと形が似通っているので、避けることができる。

 

昨日は、マイナンバーカード第2弾という詐欺メールが届き、

銀行やカード会社から、詐欺メールにご注意!というメールも届く。とにかく何を信じて、何を削除していったらいいのか、頭を悩ませる日々。

 

詐欺師はプロなので、絶えず、その手段を更新していく。

顧客になる恐れのある私たち庶民も、彼らに負けないように頭を更新していかなければならない。

今は、なんとかついていっているけれど、あと数年したら、もうついていけないかもしれない。と恐怖は感じている。

 

実際、一度だけフィッシング詐欺に引っかかったことがある。

その手口が素晴らしかった。というのではなく、いろんなことのタイミングがあまりにもドンピシャで、カード情報を盗まれた。

しかし、クレジットカード会社が、不審に思い、すぐに止めてくれて、次の朝、電話が来てカードを完全に止めて…

とにかく面倒な作業はあったのだけれど、お金は一円も損せずに済ませることが出来た。カード会社のお陰です。

 

そういった優れた会社のカードのみ使用し、不審なURLに飛んで個人情報を書き込んだりしなければ、大丈夫なのだろうか?

 

LINEは怖いからやらない。とか、グループLINEには入らない。という人が、私の周りにはそこそこいる。

個人情報という言葉にもやたら反応する人が多くいる。

 

どこまでが守らなければならない個人情報なのか、それぞれがよく考えた方がいいと思う。

LINEは危険だから…という人は、あらゆるSNS、インターネットを止めるしかない。それは、この時代に、果たして正しい選択なのだろうか?

 

先日、チェロの音色を聞いていて、そうだ、これだ、私はこの音が好き! チェロが弾きたい! と思った。

 

でも、もう無理。

 

そもそも中学生の頃、流行りのアコースティックギターを手に入れたが、数曲弾き語りで遊んだだけで、白いアコースティックギターは部屋の隅で黄ばんでいった。

当時、ギターの弦を綺麗に抑えられなかったのに、今のへバーデン結節の指は全く思うように動いてくれない。

 

弦楽器は無理。

いや、楽器全般、私には向いていないのだと思っている。

「楽器は苦手」と言ってきた。

 

小学生の時、6年間習ったピアノは、ソナチネ、ソナタまでやったけれど、一曲たりとも曲は弾けない。

最近、大人のピアノ教室というのがあって、曲を教えてくれるらしいので、また習おうかと思ったのだけれど、へバーデン結節のこの指でピアノが弾けるだろうか? そもそもピアノがないから、電子ピアノを買う。電子ピアノならば、この力を入れられない指でも弾けるのだろうか? 試してみる方法がない。

とりあえず、電子ピアノを買ってしまおう!

とは思えない。

 

でもピアノを習っていたおかげで、音感もリズム感も悪くないし、譜面も一応読める。

それは大満足。

 

楽器は苦手なので何もやってこなかった私が、3年前から近所の友人たちとコカリナを吹いている。

木で作ったオカリナなので、コカリナ。

音階が狭いので、吹ける曲に限りがあるのだけれど、みんなで集まって趣味程度に吹く分には、音楽に関わっている楽しさがあるので、私はこれで大満足。

 

それでも、もうチェロは無理。

とか、

ピアノは弾けないかもしれない。

とか、

ちょっと哀しい。

 

幾つになっても始めることは出来る!

と、あちこちで耳にするけれど、

やはり何かにトライするならば、早いほうがいい。

若い時なら、なんだって始めることが出来る。

続けることも、モノにすることも可能かもしれない

 

自分のやりたいものに出会ったら、躊躇している暇はないので、とにかく早く取り掛かってみてください。

続かないことやすぐに辞めてしまうことを反省している人がいるけれど、本当に好きなことは続きます。それに出会うまでは、色々やってみたら良いと思う。

縁も、才能も、やってみないと分からない(ふふふ)です。

先週、雨氷という現象を初めて経験しました。

雨が降って、木々や地表に到達すると凍る。

木々はみな、氷で覆われ、地表の草も氷の粒をつけました。

そしてどこもかしこも氷柱で覆われました。

木々はその重さに耐えるために頭をもたげ、頑張っていたのだけれど、

次の日、そこに雪が降り、さらに重くなり、

隣の林から20メートル級の赤松が倒れてきて

我が家の庭の白樺たちは殆ど薙ぎ倒されてしまった。

 

次の日は、晴れたので、あらゆるものがキラキラと輝いてとっても綺麗

そして、2日後、今年一番の大雪に見舞われ、

村のあちこちで倒木があり、

村のあちこちで停電が発生し、

村のあちこちで、道路が寸断されました。

隣の林から倒れた木で、車の通行が不能になったため、

除雪車もここまで除雪して迂回してしまったために、

通行止めです。

 

寒冷地とか、田舎とか、

住んでいるだけで、今まで経験したことのない自然現象を経験し、

今まで見たことのない美しい光景をよく目にし、

とても幸せな気持ちになれます。

 

しかし、仕事(通勤)のことを考えたら、大変なことが起きるわけで、

つまり経済的には発展しにくい環境にあるのだと改めて実感しました。

 

今の私には、美しさの方が重要だけれど、

若くて活躍したい人たちは、もっと便利な都会で住みたい気持ちは理解できるのです。

 

昨年8月から電気屋とパンフレットで考察し、昨年末やっと冷蔵庫を買い替えました!

 

買い替える前の悩みは↓

 

結局シャープではなく、東芝の冷蔵庫にしました。

 

最終的にこの2社が残ったのは、左扉が可能であることと、野菜室が上であること。

最終的には、どっちもドアにちょっと違和感があったことと、東芝の冷蔵庫の方が奥行きが狭いものがあったので、決めました。

 

冷蔵庫の幅は、60センチでも65センチでも良かったのだけれど、奥行きは、結構あっても使いにくい、結局何かのものの前に何かをおくと使いにくい。ということで、奥行き少なめ。

そもそも家族が多くないのに、あの巨大な冷蔵庫は必要なのだろうか?という結論に達し、それよりも電気代を考えました。

 

届いてみて、2ヶ月使ってみて、

サイコーです!!!!

 

ストレスが殆どなくなりました!

考えて考えて良かった良かった。

 

まず、以前のように冷凍庫ではなく、野菜室が上になったことが、どれほど作業を楽にしてくれているか…野菜室のドアを開けるたびに「ありがとう、東芝」と言う日々です。

 

誰が、冷凍室を上にしたんだろうか?

料理をしない男たちか、または、冷凍食品ばかり調理する人たちでしょう。そういう人も多いと思いますが、そもそも冷蔵庫は、キッチンの必需品で、調理をする人ほど、そのドアの開け閉め回数が多いわけですから、調理をする人に合わせて野菜室が上であると本当に本当に助かります。

 

フレンチドアから左開きの大きなドアに変えたことで、ドアポケットの使い勝手のいいこと、たくさん入ること。

冷蔵室の庫内は少し狭くなったはずなんだけれど、使えない奥が減っただけで、どちらかというと広く使えている感じがする。

 

そして、新しい冷蔵庫なのでいいこといっぱい。

食品の冷凍保存が画期的に良くなっているので、野菜でも、あらゆる食材を新鮮に冷凍保存できる(気がする)

あの重くて大きな冷蔵庫のドアが、表面を触るだけでぽんっ!と開く。

 

生涯大切に使っていきます。もう二度と買い替えたくない。

 

キッチンという、かなり細々とかなりの回数動き回る場所では、ストレスをなるだけ無くした方がいい。食器も調理器具もお気に入りのものを揃えていくと、大変な日常の食事の支度も少しは楽しめる時間が増えるというもの。

 

それにしても電気屋の入り口付近には、フレンチドアタイプの冷蔵庫が相変わらず目立つように並べられていた。つまり売れ筋ということだろう。フレンチドアタイプの冷蔵庫を購入して後悔している人は、私以外にいないのだろうか??????疑問

 

写真がどうしても縦に出来ないのですが、参考にされたい方のために一応貼り付けておきますね。

救急車を有料化しようという地域が出て来た。

いいと思う。

とりあえず、賛成に一票。

 

コロナ禍、救急車が足りないというニュースをよく聞いた。

この国の、救急搬送の現場はどうなっているのだろうか?

 

昨日、雪が降ったために、都内では105人が救急搬送された。

というニュースを見た。

その105人はどのような状況で、どのような症状だったのだろうか?

 

三重県、松阪市では、この春から一部の救急車を有料化すると発表した。

救急搬送されたものの、入院に至らなかった場合、1人につき7700円を徴収するという。

 

別に、入院に至ったとか至らなかったとか、そういうことはどうでもいいような気がする。

全員からお金を取ればいいと思う。

だって、本当は救急車を呼ぶ時点で、そんなこと考えている場合ではないもの。

 

具合が悪くなったらどうしますか?

歩いて病院に行けるなら歩いて行く。

歩いて行けそうにない場合、家に車があれば車で行く。

家族や近所に車で送ってくれる人があるならば車で送ってもらう

そして病院で受付して長く待たされたりして…。

 

救急車で運んで貰うと、病院も探してくれるし、緊急外来とかに入れて貰える。

とっても安心で便利で素晴らしいサービスなのです。

だから、タクシー代よりは高くとっていいと思う。

そもそも病気をしたらお金は掛かるのだから。

 

それよりも問題なのは、軽症で救急車を呼ぶ人がいるために、肝心の時に、近くに救急車がなかったりして、本当に必要な人の手に届かないことだ。

それを避けるためにも有料化は、いいと思う。

 

アメリカは有料だった。

友人が一度救急車を自分で呼んで、いくら掛かったとか話を聞いた記憶がある。

 

日本人の若者だった私は(アメリカの救急車は有料なんだ。日本は無料でラッキー!)と感じただろうか。

それは単なる違いであって、必ずしも日本人がラッキーとは限らない。

生まれた時から、救急車は無料だったので、最初は驚くだけだ。

 

ちなみに、アメリカでは銀行も有料だった。

銀行にお金を置いておくと、月に千円程度のお金を預金から取られていく。

ま、これには条件があって、例えば30万円以上預けておくとその使用料は掛からない。

だから、日本人の私はいつもそうして利用していたが、

アメリカ人の友人は、普通に毎月千円銀行に取られていた。

最初からそうだから、何も疑問に感じないのだ。

 

この国は、何かを変えるのにものすごく時間が掛かる。

今当たり前に行われていることに疑問を持たなすぎる。

海外から見ると、日本は多分とっても変わった国だ。

それは、悪いことではないけれど、

いい方向に変えていくことは、時代の流れとともに着々と進められていくべきだと思う。

昨日、準々決勝で、イランに敗退し、日本のサッカーアジアカップは終了しました。

 

今回は予選リーグで3試合、トーナメントに入って2試合の計5試合が行われたのに、

地上波(テレビ朝日)で放映されたのは、たったの2試合。

 

どうしてサッカーの世界大会が地上波で放映されないのか?

人気がないの? はもちろんあり得ないので、

放送権料の問題だと考えられます。

 

この間の女子のサッカーW杯は、最後まで放映されるかどうかも決まらず、

結局NHKが日本の試合のみ(決勝も)放映したわけですが、

テレビ局は、視聴率と放送権料を秤にかけて、放送を決めるのでしょうか?

 

ごめんなさい。

詳細は知らないし、調べる気もないのです。

 

今回、テレビ朝日は、予選リーグのイラク戦と準々決勝以降を放送すると言っていて、

結果的に準々決勝で終わってしまったので、計2試合。

それも5試合中、唯2の敗戦試合を放送するに至ったわけです。

 

最初のインドネシア戦とかバーレーン戦の方が、

あとから点数と試合の流れを聞く限り、はるかに面白そうな試合だったのに。

地上波では、つまり無料のテレビでは見ることが出来ませんでした。

これで、視聴率とのバランスで、果たして大成功を収めたのかどうかは全く知りません。

 

ちょっと小耳に挟んだ話では、

アメリカやブラジルでは、今回のサッカーアジア杯を無料でテレビで観戦できたそうです。

出場国でもないのに。

なんか納得がいかないのです。

 

私のようにサッカーアジア杯を楽しみにしていた方は少なくないと思います。

 

ちなみに、全試合を放映すると銘打ったDAZNは、

以前、契約していた時期もあったのですが、

値段が上がった時とバレーボール中継がなくなった時期がほぼ一緒で、

その時にやめています。

3000円(およそ)は、高いです。

 

最近スポーツ中継を見ようと思って、テレビ欄を見ても見つからず、ネットで検索してからまたテレビ欄を探すという作業が増えています。

ネットで中継することが増え、チャンネルが増え、それぞれが個別に有料チャンネルだったりして、その契約をすることも結構面倒で…、まあ、ないなら知らなければそれで済むことなんだけど…ちょっとイラッと来たりしています。

 

私が無知で、もっといい方法があるのかもしれないけれど、

ネットに関しては、私よりも遥かに無知な年配の方々もたくさんいるわけで、

なんとかならないものかなぁと思う次第です。

 

ちなみに私がアメリカにいた時(35年前)アメリカではすでにCSとかBSとか専門チャンネルがたーくさんあって、それを全部見るために契約してもかなり安かったことを記憶しています。

日本は、なんでも高い。

そしてさらに、あっちこっちで権益なのか、分断されて、視聴者にとって安く楽に見たいものを見られる環境が整わないどころか、新しいチャンネルができるたびに、そこと契約しないと見られないものが増えていくような感じ。

 

何をとっても何をやっても高くなるのは、日本の消費者が大人しいからだと思うのです。

力のある人たちが得をして、消費者が得をしていない現状は、もっと多くの人々の声が上がることで少しずつ変わっていくのだと思います。