遊び歩いている上に、春から畑と庭仕事が始まり、ドラマの数も右肩上がり、どうにも時間がなく、(ブログ書いていないなぁ)と思いつつも、この有様です。

 

今年、幸福度ランキングで、我が、原村は、全国一位に選ばれたことを知りました。

 

基本的に有名人以外は実名を出さない主義なので、住んでいる地域のこともあまり実名で書きませんでしたが、今日は書いちゃおうかなぁ。

 

2012年、長野県原村に一歩足を踏み入れた時、私はこの村に恋をしました。こんな素敵な場所があるなんて…ここに住みたいなぁと。

 

それから奮闘すること2年で、この村に土地を手に入れ、2016年、東京から移住しました。

 

住んで丸8年。

いいことしかありません。

 

東京から田舎へ移住するという、夢のようなことを考えていた時期は、単に現実逃避かな?と思う部分もあったのですが、住んでみたら、予想外に何の問題もなく、ストレスなく、楽しく暮らしています。

 

その後、コロナがあり、コロナ禍は、畑に精を出している限りマスクもつけなくて済み、閉塞感も少なかった。

 

そして、東京では考えられないほど、たくさんの友人ができました。

 

原村には何にもありません。

あるのは、役場、保育園、幼稚園、小学校、中学校、スーパー、コンビニ、そのどれもがたったひとつ。

病院はないけど、診療所はあります。

村の中心部に出向けば全ての用事が済む。

田舎なのにとってもとっても便利な場所です(車は必須)

近年移住者が増え、移住者にとっても暮らしやすい地域ということで、幸福度NO1に輝いたのでしょう。

 

災害の少ないところで、ここに暮らして丸8年で、体感地震は、4回。八ヶ岳の裾野に住んでいるのに、高い山の切迫感がなく、広々とした自然の広がる最高の場所です。

もちろん、地球温暖化のせいで、今まで住めなかった山の上に人々が逃げた結果でもあります。

 

我が家は標高1200メートル

冷房はありません。

でも、昨年も暑くて扇風機をつけたのは数日。

どんなに暑い日でも、吹く風は涼しくて気持ちが良い。

 

他の地域と同じように高齢化で財政が切迫していく傾向にはあるけれど、人口が上昇している地域なので、寂れ感が全くない。

 

新宿から電車で2時間という利便性も人気の理由だけれど、私自身は、もう東京に遊びに行きたいとか、なにか用事を済ませるために東京まで出向かないとという問題もなく、コロナ禍のようにずーっとここにいてもいいな。

 

唯一の問題は、原村があまりに美しいので、どこかに遊びに行って観光しても感動がなくなってしまったこと。夏は、原村よりも涼しく気持ちの良い場所が思い浮かばないので、どこにも出かけたくなくなること。くらいでしょうか。

 

私にとってオアシス。

と言ってきた、私の愛する原村が幸福度ランキングで一位になりました。