グリーンスケープのブログ

グリーンスケープのブログ

2005年に中目黒でスタートした
植物を中心としたインテリアショップ
苔玉、ミニ盆栽、オリジナルの鉢などを扱い
都会生活の中でも四季を感じながら心豊かに暮らしたい
そんな思いを、季節のインテリア商品と共にご提案しています

 

 夏は強い日差しにより葉焼け・水切れを起こしやすいので注意が必要

 

盆栽は基本的に外で管理するものである以上、
ご自宅の環境に合わせて、対策しましょう!

 

長時間、エアコンなどをかけずに外出される場合は、必ず外に出しましょう。
締め切った室内は密閉され、空気の流れがなくなり植物も熱中症になってしまいます。
風通しの良い半日陰などに出してお出掛け下さい。

 

 

 

 置き場所と日よけ

 

従来は梅雨明け頃から日よけをするのが普通でしたが、

近年は、5月の連休頃から日差しが強くなるので、遮光の準備をしましょう。

日よけは、強い日差しを遮るためのものだけでなく、温度を下げて乾燥を防ぐ効果もあります。

 

葉焼けを起こしやすい品種
モミジ、カエデ、ケヤキ、シデ、イチョウ、
ブナ、ハゼ、ヒメシャラ

 

 

エアコンの室外機(使用中)の前に長時間置くと危険です。水切れの原因や、葉が乾燥しますので注意が必要です!

 

 

 

 日よけの種類

 

いろいろな素材や形状、大きさの日よけがありますが、

出来るだけ風が通り、真夏の遮光率が50~70%くらいになるものが理想です。

日差しだけでなく強風に悩ませれている方には防風ネットもお勧めです。

 

 

 

 

 

 風通しが悪くなると病害虫の被害が出やすくなるので、曇りや雨の日は外し、通気を良くしましょう。

 

 

 

 

 水切れ対策

 

 

日よけによって乾燥はある程度防ぐことは出来ますが、

真夏になったら樹種やサイズによっては1日に2~3回の水やりが必要です。

朝、外出される前。

帰宅後、乾いているようであれば、夜も水やりしましょう。

 

葉水は、鉢の温度を下げる効果があるので積極的に与えます。

1日中、盆栽や苔玉の乾き具合をチェックできる人はあまりいないですから、

自動灌水や腰水をしても効果があります。

この方法なら、数日間の留守でも対応できます。

 

 

一時的に水切れをおこし葉が萎れた時は、数時間〜半日バケツなどにつけてください。
種類によって異なりますが、大半の植物は回復します。

(半日〜1日の水切れ時の対応)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お勧め活性液

 

 

〜夏の日差しに「葉焼け」させない活性液のつかい方 〜

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

水やり

目安 / 夏:1日・1回、冬:2~3日・1回

1、 苔の表面を触り、湿り気を感じなくなったら溜めた水に浸ける(2~3分)

2、気泡が出なくなったら水から引き上げる

3、軽く水気を切り、お皿にのせて飾る

受け皿に水が溜まった状態が続くと根腐れの原因になるので注意!

 

●触っただけでは分かりにくい時は、

苔玉を持ち上げて、軽くなっていたら与えるタイミングです。

 

Watering

     (Guideline) Every day in summer. In winter, once every 2-3 days.

1. When you touch the moss and it dries,
Soak in water.(2~3 minutes)
2. When the bubbles stop, remove it from the water.
3. Lightly drain the water, place on a plate and decorate.

Be careful not to let water collect in the saucer as this can cause root rot!

 

●If it is difficult to tell just by touching,

When you lift the moss ball and it becomes lighter, it's time to water.

 

 

 

 

 

置き場所

 
    
“屋外で管理する” ことが大切

 

年間通して、日当たりと風通しとの良い場所で管理することが大切です。
(真夏の直射日光は避けましょう。)
外出の時間等を利用して、苔玉を外に出しましょう。
ご在宅の際はお部屋でお楽しみください。

冬に落葉した後は、春まで屋外で管理します。

(※観葉植物=冬は室内)

 

Location

It is important to manage it in a well-ventilated and sunny place. 

throughout the year. (Avoid direct sunlight in midsummer.)

Take advantage of the time you are out and put your moss ball outside.

Enjoy it in the room when you are at home.

 

After the leaves fall in winter, keep it outside until spring.

(※Foliage plant= indoors in winter

 

肥料

春肥(4~5月)、秋肥(1011月)

 

花もの:週に1度

葉もの:10日に1度

 

液体肥料が最適です。原液をご使用の場合は、水で1000~2000倍に薄めてご使用ください。


Fertilizer

April to May, October to November

 

Flowers:once a week 

Leaf:Once every 10 days

Liquid fertilizer is best. If using the undiluted solution, please dilute it 1000 to 2000 times with water.

 

 

 

 

 

 

葉水

 

乾燥を防ぐだけでなく、アブラムシやハダニなどの

害虫を予防する意味もあるので葉水を与えます。

※花が咲く植物、開花時の葉水は控えます。

 

 

leaf water

 

It not only prevents dryness, but also prevents aphids and spider mites.
Water the leaves to prevent pests.
※Please refrain from watering the flowers and leaves during flowering.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 管理場所      

 

    
風通しと日当たりの良い場所で管理する 

 

  年間通して、風通しと日当たりの良い場所で管理することが大切です。 

(※真夏の直射日光は避けましょう) 

 

●外出の時間等を利用して、盆栽(鉢植え)を外に出しましょう。  

(特に春は生長期ですので、出来るだけ長く屋外で管理します) 

  ご在宅時はお部屋でお楽しみください。 

 

●冬に葉が落ちた後は春まで屋外で管理します。  

(※松などの針葉樹は冬でも葉を残します。) 

 

 

Location 

 

It is important to manage it in a well-ventilated and sunny place.  throughout the year. 

(Avoid direct sunlight in midsummer.) 

 

●Take advantage of the time you are out and put your bonsai outside. 

Enjoy it in the room when you are at home. 

 

●After the leaves fall in winter, keep it outside until spring. 

(※Coniferous trees such as pines keep their leaves even in winter.) 

 

 

水やり(灌水) 

 

目安:夏は毎日。冬は2~3日に1回。 

 

●苔を触って湿り気を感じなくなったら、 鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

 

●触っただけでは分かりにくい場合は、 鉢を持ち上げて軽くなったら水やりのタイミングです。 

 

●数日間ご不在の場合は、ボウルに水を半分ほど入れ  植木鉢の底を水に浸します。風通しの良い場所に置いてください。 

 

 

Watering 

 

(Guideline) Every day in summer. In winter, once every 2-3 days. 

 

●When the moss no longer feels damp to the touch, water it thoroughly until  water runs out from the bottom of the pot.

 

 ●If it is difficult to tell just by touching, When you lift the pot and it becomes lighter, it's time to water. 

 

●If you will be away for a few days, fill the bowl halfway with water. Soak the bottom of the pot in water. 

Please place it in a well-ventilated place. 

 

 

 

肥料 

 

春肥:4月~5月、秋肥:10月~11月 

花もの:週に1回 、葉もの:10日に1回 

 

●液肥の場合 (ハイポネックス等) 原液を使用する場合は希釈して使用してください。 水で1000〜2000倍。 

 

●固形肥料の場合、一度施肥すると効果は約2ヶ月持続します。 

 

 

Fertilize  

 

April to May, October to November 

Flowers/once a week   Leaf / once every 10 days 

 

●Liquid fertilizer is best. If using the undiluted solution, please dilute it  1000 to 2000 times with water. 

 

●For solid fertilizer, once applied, the effect lasts for about 2 months. 

 

 

 

 

 

 

 

植え替え(2月下旬〜3月上旬)

Replanting(Early February to early March)

 

 

 

 

 

管理場所

十分な日照は短く締った葉を作るために欠かせない条件ですが、

他の松に比べると高山性の植物なので、

梅雨明け頃からは半日陰や日よけの下で管理したほうが安心です。

また、五葉松には風通しの良さも重要です。

樹の間隔を空けて、風通しよくしておきましょう。

 

水やり(灌水)

一般的に、春と秋は1日1回、夏は1日1~2回。

冬は2~3日に1回と言われますが、

大きさ、排・保水性によって回数を変える必要があります。

 

乾燥した場所に自生しているゴヨウマツは「空気で育てる」「夜露で育つ」と言われ、

松柏類の中でも特に水を控えめにする必要があります。

※控えめというのは、1回に与える水を少なくするという意味ではありません。

 

水やりするときは、鉢穴から水が流れ落ちるまでたっぷり与えます。

 

できるだけ乾かしてから水をやるようにしましょう!

水やり直後の鉢の重さと、乾いた状態でどのくらい軽くなるかを覚えておくのもいいと思います。

ゴヨウマツを枯らす1番の原因は水のやり過ぎで、まだ土が湿っている状態で水をかけるとみるみる

根が弱り、葉色も悪くなって気付いたときには回復が難しくなってしまいます。

 

 

肥料

 

春に肥料を置きすぎると枝葉の徒長や樹勢の乱れの原因になるので、控えめにします。

芽出し前後の4月中旬頃〜5月頃

 

秋肥が重要

8月下旬後頃から11月頃までしっかり肥料を効かせてください。

秋の肥大や耐寒性向上、翌年の芽出しに繋げるためにも充分に養分を蓄えさせる必要があります。

 

 

液肥の場合(ハイポネックス等)原液を水で希釈し、1週間から10日に1回のペースで与えます。

置肥の場合(バイオゴールドオリジナル等)持続効果の目安は、約2ヵ月。

 

 

 

 

 

 

芽摘み

 

(4月中旬〜5月初旬)

五葉松には伸びる力の強いロウソク芽と

あまり伸びないコンペイトウ芽の2種類があります。

 

4月以降になって新芽が伸びてきたら、伸びの強いロウソク芽を元から摘み、

後から伸びるコンペイトウ芽も残したい長さで芽摘みをして

全体の枝のバランスを取ります。

強い芽ほど深めに摘むのが基本で、弱い芽や枝を長く伸ばしたい場合は

長めに残すかそのままにしておいてください。

 

   

※鋏で切ると枯れ込むことがありますので、手で摘みます

※新芽が伸びない場合は、日照不足が考えられます

 

 

 

 

古葉取り(9月~11月)

 

夏を過ぎた頃から古葉(昨年葉や一昨年葉)がところどころ赤茶けて自然に落ちてきます。

何もしなくても自然に葉は落ちるものですが、風通しや日当たりをよくする効果が期待できます。

古葉取りのやり方は、前年枝あるいは前々年枝についた古葉を元部分からハサミで切り取ります。

 

 

<松の葉> 内側から順に

 

1)今年新しく伸びた葉  

2)去年伸びた葉  

3)一昨年伸びた葉

 

1年葉)今年新しく出た葉 = 大切にそのまま残します。

2年葉)去年出た葉 = 房のバランスや葉の状態で一部、元部分からハサミで切り取ります。

3年葉)一昨年出た葉 = 秋になると葉が枯れて、茶色くなり落葉します。


 

 

病害虫

 

時々アブラムシや葉ダニなどが付くことがあります。

殺虫殺菌剤(ベニカXファインスプレー等)を散布して除去しましょう

発生しやすい時期(5月から夏場にかけて・9月~10月頃)に入る前に散布することもお勧めです。

 

 

 

 

 

 

松の剪定(芽切り・短葉法)について

 

松柏類は花実ものと比べて1年の姿がほとんど変わらないと思われやすいのですが、

マツ類は季節ごとに変化があり、硬い冬芽は春になると段々ほぐれてきて、

上へ上へと芯(新梢)を伸ばしてきます。芽切り=「短葉法(葉の長さを短くする方法)」とも呼ばれます。

 

※芽切りは必ず行わなければいけないものではなく、

 大きく育てたいものや、樹勢の弱いものは芽切りを見送る場合があります。

 

●芽切りの時期

黒松:710日前後 ※作業時期が早いと秋に観賞する時に葉が長くなってしまうので注意!

赤松:6月下旬 芽の動きがやや弱いので、黒松よりも2週間~1ヶ月ほど早めに行います。

 

 

 

 

※芽切り後は、屋外でしっかり日に当て、9月から再び肥料を与えます。

 

8月頃
切った根元から芽が伸びはじめます。(この時に伸びる芽を2番芽と呼びます)

10月頃

2番芽が綺麗に出揃います。

昨年の葉(房外側の濃い緑の葉)を、葉すかし時と同様に鋏を使ってはかまの所で切除します。

 

 

 

 

 

芽切りの手順春から伸しておいた新梢を元からハサミで切除します

 

 

 

●黒松は前年の葉を3〜4対に調整、赤松は少し多め5〜6対に調整(葉すかし)