クワ科フィカス属 / 常緑高木
育てやすいことでも知られるゴムの木の仲間です。
沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれ精霊が宿るといわれています。
幹の途中から気根という根をだしています。気根が地中に付くと太くなり、
ガジュマルの木を支える支柱根となります。
尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。
置き場所
真夏の直射日光は葉焼けを起こしてしまうことがあるので半日陰で管理しましょう!
耐陰性があるので、屋内でも大丈夫ですが
日がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日が当たる場所に置いてください。
エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、気をつけましょう。
高温には強い植物ですが、低温には弱いので、寒さに当てないよう気をつけましょう。
ベランダ等で育てられている方は、気温が低くなってきたら生長が緩慢になるので、
室内に取り込んで下さい。
水やり
春~秋の生長期はたっぷり与えます。
冬は水をあまり必要としなくなるので、回数を減らします。
乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。
剪定
夏の生長時期に合わせて、4月〜6月の間に剪定しましょう。
5月頃、長く伸びすぎている枝を切り戻しをすることでバランスよく、
ガジュマルらしい姿に生長します。
生命力が強くどこからでも新芽を出すので、一週間ほどで出てきます。
黄色くなった葉なども剪定しましょう。切り口から白い樹液が出てきます。
衣類や皮膚についてしまった場合はしっかり洗い流しましょう。
肥料
生育期中の5〜10月の時期に与えます。
冬の時期の肥料やりは、根を傷める原因となるので控えましょう。
ただし、ガジュマルは肥料がなくてもきちんと生長していくため、必ずしも必要というわけではありません。むしろ肥料を与えすぎると、枝や葉が伸びすぎたり、枯れる原因にもなりますので、
与えすぎには注意しましょう
つる性ガジュマル(フィカス・シャングリア)
クワ科/常緑
中国、台湾が原産の小型のゴムの木の仲間です。
一般的なゴムの木類は大型の樹木が多いですが、つる性ガジュマル(フィカス・シャングリア)はその名の通り
つる性で、垂れ下がるように生長します。
置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
春の暖かくなってきた時期から屋外で直射日光を当てて育てると、葉焼けをしづらい丈夫な株になります。
暑さに強い観葉植物です。風通しの良い半日陰のような場所で夏越しさせましょう。
外の気温が5℃ぐらいからは室内に取り込んで下さい。
水やり
水を好む観葉植物です。乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。
湿度が高い環境を好むので、葉水を行いましょう。