天気が良くなりました。が、東京の気温は低め。昨日夜の8時半に仕事を終えて、北参道から西武新宿駅まで帰途を急いだのですが(健康のため、この程度の距離は毎日歩いています)、明治通りを北上するために北風を正面から受けて凍えました。
↑今朝の天気図(気象庁サイトから)
↑去年の今日の天気図(気象庁サイトから)
昨日の午後、事務所に打ち合わせの人が来る前の小一時間、気分転換に千駄ヶ谷の鳩の森神社まで散歩しました。
鳩の森神社には「富士山」があります。登山道も整備されています。新緑の富士山は登ると気持ちが良さそうですが、私は極度の高所恐怖症なので(それに、この「鳩の森富士山」は一度登山しているので)昨日は下から眺めるだけ。
本物の富士山には、オーバーツーリズムの象徴のように外国からの観光客が殺到して諸問題(公害といえます)が派生しているのに、ここは誰も居ません。日本文化を知るのであれば、本物よりもここのほうが良いかもしれないのに・・・。
「公害問題」といえば、環境相の水俣病患者との対話打ち切り(マイクオフ)。環境省は大きな批判を浴びて、謝罪やら言い訳に必死ですが。そもそも環境省はなぜできた? きっかけは水俣病はじめとする公害問題。1971年に発足した環境省の前身である環境庁がまず第一に取り組んだのが水俣病の患者さんとの対話。実質的に初代長官となった大石武一さんは、就任後なにはさておき患者のもとを訪れました。
その環境省が半世紀を経過すると、こんなにも劣化・変質しています。いまの職員は「環境省の歴史」を学ばないのでしょうか?最近は官庁職員の質の劣化が取りざたされていますが、その象徴のような事態です。
※追記:環境大臣の伊藤某は、富裕世襲政治一家の息子とか。東京港区に豪邸を持つという、極めて「恵まれた環境」に育ったようです。大臣様に劣化した官僚たちが阿っての、今回の事態?
ああ、日本は限りなく劣化し続けている。などと思いつつ、これから仕事ででかけるの準備です。
良い金曜日を!
☆写真/画像は上から「鳩の森富士山」(千駄ヶ谷富士塚)の登山道入り口。今朝の天気図と去年の今日の天気図。今年のほうが高気圧帯が北寄りです。3枚目は「鳩の森富士山」の登山道。4枚目は鳩の森神社境内にある富士登山説明図。5枚目は鳩の森庚申塔(庚申塔/堂は神社にはありませんので、境内で探さないようにしてください)。富士登山に因んで健脚を願う草鞋が奉納されています。5枚目は昨日の東京新聞2面。環境省の問題を取り上げています(関連記事は1面にもありました)。
↓去年の今日のブログです。コロナから復活しつつもPC不調で困っています(これはその後、PCのメモリを8GBから16GBへ増設してあっけなく解決しました)