- 大前研一と考える 営業学/ビジネス・ブレークスルー大学大学院 ビジネススクール教授陣 大前 研一
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ご存じ大前研一さんが提言する今回のテーマは「営業」
何か、このテーマという感じのイメージがつきにくい気もするのですが
マーケティングも営業の大事な要素のひとつですから
興味があって手に取って読んでみました
内容は、著者が数人それぞれの分野で論じているあたりが
この本の価値をさらに高めているような気もして
ビジネス書の中にも営業本と呼ばれる類のものがたくさん出版され
書店にいくと、そのノウハウやらいろんな要素が組み込まれたものが
並んでいて、どれから手にしたらいいのか
まったく分からないなんてことにもなりかねないのでしょうが
営業っていうと、何だか「売り込み屋」さんってイメージがつきまとうんですよねぇ
訪問販売とか、強引は取引とか、まぁそんなやつ
今後、情報化社会になってきていて
Googleなどの検索エンジンをつかっていけば
自分の欲しい情報が、正しいかどうかは別にして
手に入れることのできる世の中になってきて
インターネットから商品を買うこともできるようになったし
ネットから申し込んだ方が断然安くなってきていて
営業という存在自体が
いらなくなっちゃうのではなかろうかなんて
傍から見てみると、そんな気にさえなってきてしまうのは私だけでしょうか
でも、実際のところ営業はどんどん大事な仕事のひとつが先
なぜなら、これからはパートナーシップの役目が重要になってくるから
売れるモノを売るとか、そういう観点では厳しいかと思います
そう、自分の利益を度外視してまでも相手のことを考えていく
なんていうと大げさなのかもしれませんが
ビジネスにおいて、一緒にやっていく以上は
相手も自分もいい方向に向かっていくことが必須で
それができる人こそ、真のプロフェッショナルな営業であると
まぁ、そんな感じなんだろうと思います
私も仕事でいろんなことをしていますが
社外のみなさんと仕事をする機会が圧倒的に多いですからねぇ
そういう時に、自社の利益だけを考えていては
正直何も始まらないし、事は進まないし
簡単に言うと、何も成し得ない
だから、パートナーシップをもって接していくのは大事
営業とは、そうしたことのプロになる必要があるのでしょう
数字がどうのとか、会社にどれだけ貢献したのとか、そんな指標で
人を比べると、評価したがるのでしょうが
そんなの、時代遅れだよ
なぁ~んて、この本を読んで、強烈にそんなことを感じました
世の中、評価の仕方が間違っている企業が多いのではないか
って、実態は違うのかもしれませんけどね
「WIN-WIN」では弱い
ビジネス書を読んでいくと、そう思わされることは多々あります
もっと社会貢献できる、そんな人間でありたいものですね
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【大前研一さんの著書の記事】
「知の衰退」からいかに脱出するか? そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!
民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論この国を出よ
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大前研一 洞察力の原点 プロフェッショナルに贈る言葉
いつも感謝します
本当にありがとうございます
これからも、当ブログをどうぞよろしくお願いします
【編集後記】
JR熊谷駅で見たミスト
暑いんでしょうねぇ、やっぱり
今日も関東地方は暑くなりそうだとか
熱中症には気をつけたいものですね
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