最近では、子どものいじめも大きなニュースになっています。
「子どもがいじめにあってるとわかったとき、どうすればいいのでしょうか」と、お母さんから質問を受けることもあります。
これにも素晴らしい解決方法があります。
それは、親が学校についていけばいいのです。
そして、お子さんとずっと一緒にいればいいのです。
学校中を敵にまわしてもかまいません。
お母さんだけはお前の味方なんだということを、はっきりさせてください。
それだけでいいのです。 お子さんにずっとついてあげてください。
そして、いじめられているのに、「学校に行け」と言わないようにしてください。
いじめられているのならば、学校に行かさなければいいのです。
いじめられるとわかっているところに行けと言われる子どもの身に、親がなってください。
そして、そんなことを言う親にはならないでください。
よく、「先生に相談したのです」と言うお母さんがいます。
そんな相談などいりません。
先生に相談して解決するならば、いじめなど生まれません。
お子さんにずっとついてあげてください。
1週間もじーっとついていて、廊下からずーっと見守ってあげてください。
そうしたら、いじめる子もいじめをやめます。
それでも、またいじめられたら、学校にまた行ってください。
お子さんに「親の愛はこれほど大きいものなんだ」と、「こんなにすごいんだよ」と教えてあげてください。
「子どものけんかに親が口出ししていいのですか」と質問するお母さんもいます。
子どものけんかに親が口を出してもいいのです。
どんどん口を出してください。
世界中が敵にまわっても、うちのお母さんは味方なのだと、はっきりさせるのです。
そんなお母さんが、「信じてるよ」と言ったら、お子さんは絶対いい子になります。
周りからのいじめもなくなります。
これをぜひ実行してください。
『普通はつらいよ』斎藤一人著 マキノ出版