■ TBS_ラジオ 毒蝮三太夫さんがやってきました!
<超ロングラン番組に出演>
「じじい~!ばばあ~!」というあの毒舌で有名な毒蝮三太夫さんが
2/22(金)私のいる上高井戸のデイサービスセンターにやってきました!
大沢悠里のゆうゆうワイド(平日 8:30-13:00)の中の人気コーナーで、
3/1で放送7,000回を迎えた超ロングラン番組です。
三太夫さんは、普段の印象以上に、繊細で優しい方でした。
大柄でもありました(笑)
もう、40年間も介護活動に携わっていらっしゃるそうで、現在ある大学
で介護の講座もお持ちです。
私は、保険業務の傍ら高井戸のデイサービスの施設長をしていますが、TBSから収録のお誘いをいただき、今回の運びとなりました。
本番では、三太夫さんがいきなり私の前にきてインタビューされて、出演(?)することができました。
毒蝮さん「お名前は?」
ーー「井上 雅夫です」
毒蝮さん「いい名前ですね~」などといった調子ではじまり、
スタッフの紹介に続き、ご利用者も積極的に参加されて、終始明るい雰囲気でした。
ご利用者の平均年齢は、なんと91才です。
3月3日と29日に100歳の誕生日を迎えられる二人のおばあちゃんもご機嫌でした。
10年前に患ったパーキンソン病と今も闘うC雄さんは、この日を楽しみにされてご夫妻で出演、10年前は本当に元気だったのよ、とおっしゃる奥様の言葉が印象的でした。
78才のD子さんは、三太夫さんから「どこが悪いのですか?」ときかれ、「どこも悪くないんだけどここにきてるの」とおっしゃって場が和みました。
三太夫さん様々でしたね。
番組で話した方も、そうでないお仲間の方々も全て、それぞれ深く価値ある貴重な人生を歩んで来られて、いまここにいらっしゃいます。
三太夫さんは、きっと我々以上に深く深く高齢者の方々の思いを受け止めていらっしゃるのでしょう。
だからこそ44年間も番組が続くわけですね。
最後に、毒蝮三太夫さんから「いい人生だったな」「生きてて良かったなあ」と思えるような老後を過ごさせてあげて下さい、と激励のお言葉を頂きました。
<介護のきっかけ>
いま、生命保険の売れ筋は介護保険なのに、自分がまったく介護保険が売れなかったので、思い切って介護の世界に飛び込んでみたのがきっかけです。
FPを10年近くもやっていると、医療やガンに関する情報は、かなり入ってくるのですが、介護についてはさっぱり情報がありませんでした。
あるのは表面的なことばかりで、肌感覚で介護を理解することは出来ませんでした。
現場に入って、まるで違う現実を目の当たりにすることが出来ました。
見ると聞くとは大違いとは、まさにこのことでしたね!
<小人数ゆえのアットホームなデイサービス>
介護施設というと、どちらかといえば静かで重い雰囲気を想像されませんか?
ところが、小規模のデイサービスではそんなことはありません。
囲碁・将棋・マージャンは言うに及ばず、かるた・花札・・・ババ抜きや七並べも皆さんお手のものです。
音楽付きの方が多いので、昭和に流行った美空ひばりや松尾和子とか、フランクシナトラからラテンミュージックまで、ジャンジャン聞こえています。
時々やる、誕生会や焼きそばパーティー、、、。
また、フーテンの寅さんやドリフの全員集合、真昼の決闘からサウンドオブミュージックなど、
DVDも毎日の様にかかっています。
「ああ、今日一日ここで過ごしてよかったなあ」と、感じていただければ、それが一番。
しかし、こういうサービスも、一定の費用がかかります。
公的介護保険があるから老後は安心というのは、とんでもない誤解です。
いまではFPとして介護保険をお勧めするのに何のためらいもありません。
自信と確信をもって介護について語り、介護に対する備えについてご説明しています。
お陰で介護保険のお申込みが保険全体の半分になりました(笑)
いまは保険と介護の二本柱で、多忙な毎日です。(2013/03/03)