ジュラシック・パーク チェスセット | †Vampirism†

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Never compromise. Not even in the face of Armageddon. That's always been the difference between us.

Welcome to Jurassic Park.

 

先日の誕生日に、弟から届いた誕プレを、改めてご紹介。

これは、きっちりレビューしたかった←

 

通常記事につき、コメ欄は開けてます。

 

イギリスの、The Noble Collection(ノーブルコレクション)というブランドから。

 

ここの会社、人気映画の捻った商品発売してる会社ですよね、そんな誕プレくれるとか驚き。

 

 

『ジュラシック・パーク チェスセット』🦖♟️

 

なんか、ジュラシックワールドの企画イベント?がやってる(た)そうですね。

 

行きたかったぜ←

 

こちらは、その『記念イベント』で、買って来てくれた模様。

 

シールはオマケ?

 

 

PVCの駒を出すと、PVCのチェス盤が♟️

 

私は木製のチェス盤しか持っていないので、プラスチック製は初。

 

ジュラシックパークの門が描かれた、段ボール製の『フルグラフィックボード』が同封されていましたが、ただのイケてるオマケっぽい。

 

 

(♪ちゃっちゃ〜ちゃっちゃ〜・ちゃらら〜ら・ちゃ〜ら〜ら〜←伝われw)

 

めっちゃ頑張って開けて、駒を配置。

 

チェスは白が先攻、黒が後攻なのですが、これは緑色が白で、茶色が黒という解釈でええの?

 

キング:ティラノサウルス

クイーン:スピノサウルス

ビショップ:ディロフォサウルス

ナイト:ヴェロキラプトル

ルーク:ブラキオサウルス

ポーン:プテラノドン

 

というラインナップ。

 

ポーンがプテラって、合ってる気がしますw

翼竜の脚の骨格は、ペンギンと似ており、てちてち歩くであろうと推測されています。

 

なので、人間を足で掴んで飛んでるジュラシックシリーズの翼竜は、特殊な訓練を受けていると思われる←

 

ルークは『塔』の駒なので、前足を浮かせて高さを強調している、ブラキオサウルスのポーズは、説得力がある。

 

ティラノは、模式種(rexは、ラテン語で『王』)や、知名度から言うまでもなく、キング。

 

ラプトルも、劇中では狡猾で、不規則な動きをする場面が多く、またナイトの駒のルールとして、駒とマスを飛び越せる変則的な動きが可能につき、ラプトルにピッタリ。

 

ビショップは、本来駒の形が『聖職者』で、ディロフォサウルスの頭部にある、半月状の鶏冠=司教冠という連想からでしょうか。

 

※知ってる方には蛇足ですが、実際のディロフォサウルスには、エリマキの形跡はありませんし、毒も吐かない。

 

 

駒は全部で、32個。

ボードの大きさは、‎約29 x 29.5 x 8.5 cmで、遊ぶにはお手頃サイズ。

 

今にも動き出しそうな、ミニチュアダイナソーズ!

 

盤の彩色も、引っ掻き傷の跡や地形のひび割れなどの汚し塗装があり、凝ってます。

 

さすがは、65000000年前の大地←

 

 

私が推している『スピノサウルス』が、最強の駒である『クイーン』というだけで、もう100点あげたいw

 

それにしても、波打つ筋肉や、凹凸した骨。

舌を若干上げて咆哮しているような、疾走感が凄い。

 

おっと、実際のスピノは雑魚とか言いかけたそこの君ィ!

くどい!私は、混沌帝龍ー終焉の使者ーを特殊召喚!セメタリー・オブ・ファイア!

 

さてと。クイーンは、全方位に動かせる反面、扱いが下手だと、秒で取られる''諸刃の剣''

 

チェスを嗜んだことがある方なら、お解りかもしれませんが、ぶっちゃけ、クイーンの使い方で、どの程度の腕前かバレます←色んな意味で、ゲームのキーとなる駒。

 

ジュラシック・パーク3で、一度主役を飾ったスピノサウルス。

当時は、今以上にスピノの化石が発掘されておらず(第二次世界大戦時に、ほぼ焼失)かなり好き勝手に、描写されていましたが

 

映画とは違い、実際のスピノサウルスは、ワニ(鰐)に類似した細長い吻部に、円錐形の歯、椎骨の棘突起はサギ(鷺)に近く、主食が魚という面から『水鳥』のような生活をしていたのではと考えられており、仮説とはいえ実に美しい。

 

特徴的な帆は、未だになんの目的で使われていたのか不明←個人的には、体温調節説は無いと感じています。ステゴサウルスの背にある骨質の板には、表面と内部に、血管の跡が見つかっていますが、スピノには無い為。

 

クイーンも、元はめちゃくちゃ弱い駒で、現在の最強形として完成したのは、15世紀末。

 

各駒の特性が、劇中に沿った''イメージ''の恐竜達になっていて、チェスと古生物学の両方の知識がある方は、ニヤニヤ出来ること間違いなし。

 

ふぅん。よくやったぞ、Noble!

 

このチェスセット、クイーンが推し恐竜とか、個人的にはそれだけでぶち上がるものの

 

チェスゲーム、という観点から見ると

 

リアルな駒達は、どれも躍動感があり、素晴らしい反面、フィギュア愛好家でもある身としては、普段使いするには触るのすら勿体なくて、汚したくない。

 

駒は造形が細かいだけに、持ちづらいですし、軟性PVCにつき、直射日光や、高温になる場所に保管しないよう注意。

 

何より太古の大地を再現したチェス盤には、外枠に『横:a〜hのアルファベット』と『縦:1〜8』の数字が掘られてい無いのが、最大のマイナス点orz

 

それだけに『実用性』はあまり感じられず、こじゃれた『インテリア』向きという印象を受けました

 

仮に初心者と指す時、アルファベットと数字で、駒を指摘し、代わりに動かしてもらえないw

 

 

⬆︎こちら『Chess.com』というアプリ。普通のチェスの盤面は、こんなん←実際のゲームでは、内蔵されているチェスプロブレムのような局面は、まあ出てこない為暇潰し。

 

ただ、それを差し引いても、チェスセットの出来は、ジュラシックファン必見なので、チェスを嗜む人には物足りない部分もあると思いますが、ディスプレイ派の方には、特にお勧め。

 

余談ながら、カードゲーム得意な人は、ボードゲーム強いイメージがあります。笑

 

さて、私が貰ったチェスセット、如何だったでしょうか?

弟には、改めて感謝しないと。

 

...ん?日本公開された、ジュラシック・ワールド・ドミニオンの感想?

知らんな、そんな虫映画は(ツッコミの域を超えた話の雑さで、語る気なし)CG美麗でした以上。

 

真実は化石の中に眠っている、これが全て。

 

 

Ready! Set! Duel!🦖♟️🦕