《秋の静岡限定ラーメン探訪●秋刀魚の味/後編》
秋刀魚ラーメンを探訪してきて、いよいよ真打の御登場。
大トリに相応しい名店こそ、清水区七ツ新屋の煮干し専門店にて、朝ラーの聖地としても名を馳せる大御所
『ニュースイケン』
である。

朝9時前から並び、辿り着いたのは、数量限定ラーメン
『焼さんまラーメン¥1400』

つけ麺も大いに気になったが、やっぱし、ラーメンを堪能しようと、決心し、食券ボタンをピッ♪ッと。

煮干し濃厚スープのノウハウを活かして、こしらえたさんま出汁スープは、トロミが垣間見えるポタージュ状なのが大きな特徴。

故に、一段と味わいが濃く、威力が全面に躍り出す。
秋刀魚系では最も濃厚な完成度に舌もひれ伏してしまう。
コシの強いストレート細麺と頼もしく絡み合い、魅了する。
大根おろしではなく、切り干し大根が添えられ、格好のアクセントを奏でているのもポイントになっていて面白い。
食べ終えた後、つけ麺も食べたかったので、
『和え玉¥300』
を追加オーダー。

解しながら、少しずつ残ったスープに浸けて、つけ麺の感覚で楽しむ。

コレもコレでまた良し。
でも、やっぱし、未練が残っていたので、後日、また早朝訪問を敢行。
『焼きさんまつけ麺¥1400』
をオーダーし、ガッシリ向かい合う。

麺は、つけ麺専用の太麺を起用しており、力強い喉越しは、濃厚な秋刀魚ダレと相性抜群に絡み合ッて素晴らしい味わいを醸す。

当然だが、此方のつけ麺の方がダントツに美味い。
2DAYSで通い詰めた甲斐があったと素直に思った。
麺を食べ終えたら、
『小ご飯¥150』
を追加オーダーし、2ndステージへ進む。

限定サービスで焦がしチーズ&磯海苔もセットしてくれるのは嬉しい。
早速、スープをタップシ掛けて、茶漬で〆ゆく。

秋刀魚のダシとチーズがトロけ合い、また異なる角度から、ディープな猛攻が畳み掛け、優雅にゴールできた。

今年の秋は、秋刀魚を味わい尽くせたので幸せである。
では、最後に短歌を一首
『秋焦がす 秋刀魚のワタの ほろ苦さ 茶漬けに染みる 頬杖のあと』
by全竜
