《サヨナラと言う勿れ》 


 仕事帰りに呑気に、行きつけの清水・駒越の 

『五味八珍』 

へ夕食に立ち寄る。 


 暑くなってきた季節の名物 

 『冷やしざるらーめん』

 が満を持して、解禁されたからだ。 


 せっかくなので、浜松餃子のセット¥1100を
麺大盛り¥100で、ズルズル嗜む。 




 濃厚ながらも、スッキリとまとまった醤油ベースのつけ汁に、コシの強いちぢれ麺に手際良く絡まり、勢い良く滑り込んでゆく。




このテンポを弾ませながら、相棒の浜松餃子を頬張れば、心地良さは、更に拍車をかける。

今年も、夏の風物詩が、威勢良く幕開けしたと御機嫌に御勘定を払おうと、何気なくレジ横に眼を向けると、6月で閉店する知らせが記され、大いに驚く。



隣の松屋に続いて、五味八珍までも。。。

田舎者の喰道楽には、まさに青天の霹靂である。

後日、惜別の意を抱えながら、再訪。

冷やし系を味わったので、今度は、ホットなメニューが恋しくなり、オーダーしたのは、アツアツ系の代表格
『中華丼¥890』



土鍋で炊き込まれたご飯に熱々の五目餡がタップシと♪



具だくさんなのも嬉しく、美味のひと時に暫し悶絶し、時の流れを忘れた。

食べ終えた後、反動でクールな甘美で〆括りたい衝動に駆られる。

せっかくなので、期間限定スイーツ
『台湾風フラッペ』
で、華麗にフィナーレ。

シロップは、黒みつ味¥590を選択。




かき氷にメープルクリームとシロップが乗っかった豪快なる台湾スイーツであり、黒みつを加える事で、和の融合した合作スイーツとも云えよう。



薄く儚く溶けゆく繊細な氷に幸福が濃密に滴る。

この瞬きは、日本のかき氷には無い魅力であり、クセになってしまう。

最終日まで通い詰めて、もっとハマりたいと素直に思う5月末の帰り道なのであった。

では、最後に短歌を一首

『惜別の 胸へと滑り ざる冷やし 滴る夏ぞ 熱き幕開き』
by全竜

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