ゴールデンウィークやからと云って、浮かれて、肉ばかり食べてはアカンと、反省したものの、腹が減るから飯を食べなきゃ仕方ない。
ッてなワケで、今回のゴールデンウィーク企画は、
《期間限定肉めしで野菜もモリモリ食べてみよう探訪》
と銘打って、いろいろ食べ歩いてみよう。
先ずは、やっぱし、夜勤明け恒例の最寄りの聖地
『すき家』
から贅沢な朝メシとしてチョイスしたのが、新星
『シャキうま塩野菜牛丼¥680』
である。

主役の牛丼とシェアする型で、春キャベツ、ニンジン、ニラ、ネギetc野菜炒めが豊富に盛り込まれ、鮮やかなスケールを放つ。

あっさりベースの塩ダレで、若干、トロミ掛かった餡にキクラゲも加わった構成は、牛丼でありながら、中華丼のニュアンスも共有している面白味が、美味さを愉快に盛り上げている。

続いては、永遠のライバルに当たるスラッガー
『松屋』
へ出向く。
5月の新作ラインナップで、今回、目を引いたのが、
『松屋のタコライス』
である。

せっかくなので、トッピングを追加した豪華版
『ソーセージエッグタコライス¥760』
で朝からガッツリ向かい合う。

特製ピリ辛サルサソース&ミートソースのWソース仕立てでたっぷりチーズ&生野菜を存分に混ぜ込み合わせながら、陽気に食べ進めていくテンポは、ソースの刺激も含めて、本場の完成度がラテンのノリで食欲が舞い進む。

ゆえに、目玉焼き&ソーセージの存在感が一皿の曲調を左右する大切な転調と云えよう。
最後はやっぱし、麺でズルズル〆括りたくなり、辿り着いたのは、京都発の豚骨醤油ラーメン勢力
『魁力屋』
である。
トリに選んだ5月期の限定ラーメンこそ、
『野菜たっぷりタンメン¥980』
である。

半日分以上の野菜215gをタップシ投入した迫力の新緑は、ラーメンと接する罪深さを和らげる説得力を与える食べ応えをボリューム満点に描く大作だ。

器に頼もしく築く山々の緑はゴールデンウィークに相応しい様式美の景色と云えよう。
此の美しき蒼き山脈をネギに特化させ、構築したのが
『Wねぎラーメン』
である。
せっかくなので、陣営から
『コク旨Wねぎラーメン¥1160』
を選択。
せっかくなので、欲張りに
『ぶたから定食¥290』
もプラスし、存分に味わい尽くす。

白ネギ&九条ネギの2色に分離したボリュームに、豚と鶏ガラの濃厚ブレンドスープがシャキシャキと浸かり、忍ばすニンニクのパンチ力が絡む麺全体の飛躍を軽快に弾ませてゆく。

素晴らしきネギの支配力と云えよう。

此の勢いに乗っかり、傍らの《ぶたから定食》も豪快に頬張る。
ラーメンスープに使用しているカエシを生姜酢醤油ダレに抜擢し、カリッとフックラ柔らかく仕上げた豚肉の唐揚げにコッテリと絡まり、白飯にバツグンに合う。

無論、大盛を選んだご飯は即座に無くなってしまった。
結局、野菜主体のヘルシーな食べ歩きを目的としたものの、いつもと変わらない喰い道楽に行き着いた事に今更、気付き、後悔する。
そんな呑気な5月の膨らむお腹なのであった。
では、最後に短歌を一首
『器に茂る 蒼き山脈 盛り盛りと 予感滲ます 掻き分けて初夏』
by全竜