企業の「布施の価格目安」打ち出しに寺は反発　問題の根本原因は？

こんばんは。

今日も、日差しの強い一日でした。

お疲れ様でした。

さて、仏教といえば、

一般にイメージされるのは

やっぱり「葬式」「法事」「墓参り」でしょうか…。

正しいイメージではないのですが、

「葬式」が問題となった記事があったので、

今回はそれにふれてみたいと思います。

（もとの記事は、産経新聞H22.07.02 の記事でした）

あのイオンが、昨年９月から葬儀紹介サービスを始めて、

明朗会計ということで話題になってます。

一般に、葬式にかかる費用は

平均が２００万円以上というデータもありますから、

日本の葬式にかかる経費は相当なものです。

費用の内訳でも、特に疑問に思われるのが

「お布施」と「戒名料（法名料）」。

そこでイオンが、葬儀紹介サービスで、新たに

「布施の価格目安」を打ち出したところ、

寺院側から「布施に定価はない」とかなりの反発が起きたとか。

イオンは、顧客からの

「布施の価格が分からずに困った」

「寺に聞いても、はっきりと教えてくれない」

との困惑の声に応えるために、

「疑問と不安のない明瞭な価格を提示するのが当社の理念」

と主張しています。

全国の寺院側からは、

「営利企業が、目安と言いながらも、布施の料金体系化をはかっていいのか」

などといった声が出されたといいます。

記事には、一般企業の専門家の意見も載っていました。

「最近、事前に見積もり費用を明朗提示する葬儀社が多い。

　僧侶の読経も、遺族が信仰のない場合にはサービス財にすぎない。

　消費者の立場からすれば、布施価格の明示はありがたいのではないか」

上記の記事に、５００件以上の意見が寄せられた、

とその後の記事に掲載されていました。

（産経新聞 H22.07.15の記事でした）

寄せられた意見の８５％は、目安に「是」という意見。

僧侶に対して、厳しい目が向けられていました。

「高級外車を乗り回すなど出家者とはいえないような僧侶に、

　偉そうなことが言えるのか」（匿名＝同様３件）

「税制で優遇されているのに、高い布施を取るのはおかしい」
（会社員女性＝同様５件）

「なぜ戒名にランクがあり、値段が変わってくるのか」
（会社員男性＝同様３件）

「『気持ち』というなら１千円、１万円でもいいのか」
（会社員男性＝同様１２件）

などの意見が寄せられていたそうです。

この問題について皆さんは、どう思われますか？

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私は浄土真宗の教えを伝える立場として、いろいろ思うことがありました。

根本的には、仏教の教えがまったく伝えられていないところに問題があります。

僧侶が厳しい批判の目を向けられるのも、

教えを伝える側の自業自得だと思います。

猛省をして、仏教の教えを、正確に、どんな人にもわかりやすく

伝えていくことが最も大事だと思います。

その上で、そもそも「布施」とはいったい何なのか？

これについて、次回からふれていきたいと思います。

※画像は、

「仕方なや　蒔いた種なら　生えるもの」

という書です。

蒔かぬ種は生えぬ。蒔いた種は必ず生える、ですね。

━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━

今日の昼食は、とんかつ定食でした。

スタミナをつけないといけませんよね！

あと、本当にノドが渇きます。

汗がどんどん出てきます。

水分補給が欠かせません。

最近は、冷たいお茶が特に美味しく感じます。

中でも、そば茶がいいんですね！

これまで飲んだことなかったんですが、

妻が買ってきて、いかにも美味しそうに飲むので、

私も飲んでみると、これがかなりイイ！

そばアレルギーの人は飲めませんが、問題のない方は、ぜひオススメです。

でも、なかなか扱ってないところも多いようです。

私は、小杉のイータウンのアルビスでいつも買ってます。

伊藤園「韃靼そば茶」、オススメです。　

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