今朝は、少し冷え込みましたが、午後から雨が降り、雪もだいぶ解けました。

今週の後半、また寒波で雪が降るようです。


今日は、戦国武将に学びましょう。

武田信玄は、戦国武将の中でも最強と評されるほどの人でした。

なぜ、強かったのでしょうか?

その秘密を解く鍵が、次の言葉の中にあるといわれます。

「負けるはずがないと思っていた戦に負けたり、滅びるはずがないと思っていた家が滅びたりすると、人は皆、天命(運)だという。

 だが、わしは天命だとは思わない。それは皆、やり方が悪かったからである。やり方さえよくすれば、負けるはずがなかろう」

(名将言行録)

思いがけない事態が起きると、「運が悪かった」で済ませてしまうこと、あります。

でも、こういう心も「愚痴」の心です。


失敗の原因は「運が悪かったから」ではありません。

そもそも「運」とは何でしょう?

うーん……(ーー;)

と言っていては、サムイ……。

どんな結果にも、必ず原因があります。

「仕方がなかったんだよ」で済ませれば、もう進歩はありません。

悪い結果が起きたならば、その時、その時、きちんと原因を追究し、反省し、対策を立てて、改める努力をしてこそ、未来は開けてきます。

信玄のモットーに、学ばないといけないな、と思いました。


◆ つぶやき ◆


毎月、言葉使いの勉強会に参加しています。

この前は、「させていただきます」について、教えてもらいました。

この「させていただきます」は、浄土真宗から出た言葉で、ちゃんと意味があってのこと。

日常会話で乱用すると、おかしな印象を与えかねないので、適切に使いたいものです。


「私はA高校を卒業させていただきました」

と自己紹介すれば、どうにかこうにか、大目に見てもらって卒業させてもらった、ということになります。

「私はA高校を卒業いたしました」

で充分通じます。


ということで、この年齢になって、言葉使いを学んでいるわけですが、ちゃんと勉強しないといけないな、と毎回、反省させられます。


では、今日は、この辺で。

おやすみなさい。

m(_ _)m