今回の旅で買ったもの:その1
ミッソーニ ブルー系ニットワンピース
ちょっとストラップと着丈が長いので、現地ではバランスが合わず着られず。
早く夏にならないかなあ。水着の上に着て、サーフィンの後座ってビールを飲みたいです。
日常にもどらなきゃね。
今回の旅で買ったもの:その1
ミッソーニ ブルー系ニットワンピース
ちょっとストラップと着丈が長いので、現地ではバランスが合わず着られず。
早く夏にならないかなあ。水着の上に着て、サーフィンの後座ってビールを飲みたいです。
日常にもどらなきゃね。
お気づきかもしれませんが。
分かりにくいとのご指摘を頂いたので
今回、どんなことがあったのか。ということを記録にする”NY恋物語"
と言う、Themeを加えました。おそらく、今週はこの旅日記の更新+加筆で終わることと思います。
前回の渡米時には、まだ彼のことは個別のトピックスとしては取り上げませんでした。
だって。それはきっと、ただ短い。ただ旅の間の恋なのだと思っていたから。
彼が私を求めたのは。きっとおそらく、毎年何度もDCを訪れる女の子たちにするのと同じ
DCおもてなし観光ツアーの、Option-C程度なのだと思ったから。信じたら、求めたら、傷つくと思っていた。
傷つくことの苦しさ、失うことの悲しさを知った三十路女の最大限の抵抗。
舞い上がっては、信じてはいけないと、自制のうちに無きものにしようと思っていたから。
いつかきっと。このThemeは。儚い恋のところに吸収されてゆく日が来るのだと思います。
いや、そうでなくてはいけません。
一緒に12日間生活をして。
海岸できらきらした貝殻を拾うように、たくさん彼のことを見つけた。嬉しかった。
喧嘩しても仲が良くても。毎日目が覚めると、私の小さな背中越しに、ぴったりとそっと抱き合い。
繋いだ手のむこうに、首筋に感じる彼の体温と寝息。手が届く、触れられる距離に彼を見つける幸せ。
頭を傾ければ、そこに彼の顔。愛を語り私を呼び、幾度となく重ねたその唇。
そのあたたかいからだ。穏やかな鼓動と、あたまの芯を痺らせるような汗のにおい。
そう。本当はそれだけで、それが何よりいちばんの、幸せであったことを。失って始めて気づく。
少し雑音の混じった、タイムラグのある電話を握り締め寝た夜。起きた朝。
あれほどまでに、狂おしく求めたその実像が、そこにはあった。
それだけ、ただそれだけで、私は歓喜の中に身を投じられると思っていたのだった。その、はずだった。
愛すると言うことは、与えること。それは同時に、求め奪うことだったのかもしれない。
1ピースでも多く。1gでも多く。彼を知り、彼を私の中に蓄えておきたかった。
また来ると知っている離れる時間に備えたくて、焦ったのだ。強欲になったのだと思う。好きだから。
彼の好きな服。
REISS。偶然にも同じStitchy'sのジーンズ。
同じtheoryのニット。
彼の癖は、blackberryのケースをカチカチまわすこと。
照れ屋の彼が好むのは、手をつなぐこと。
正面ではなく、隣りに座ること。だから、カウンター席を好むこと。
車や電車、飛行機で手をつなぐこと。
私が、彼の脚の上に脚を重ねること。
たくさんの、彼の日常習慣。
一度の目覚ましで起きられないこと。30分も前から目覚ましはけたたましく鳴り。
blackberryを手に持ったまま。スヌーズを繰り返さないと起きられない。
時間ギリギリになると、じゃれあいたくなること。
Schwarzkopfの黄色いgot2beジェルを、恐ろしく大量に消費すること。
3日で1本とふざけて言ったが、多分週1ペース。
あまり髭が伸びないこと。
寝る前にワインを音も立てず飲むこと。
ベーグルとバターが大好きなこと。
バスマットを濡らすこと。
寝る時は全ての着衣を脱がないと落ち着かないこと。
毎朝食後。そして走った後に飲むプロテインドリンク。アミノ酸。
本をたくさん読むこと。1度に3冊は並行して読むことも気づいた。
洋服は脱ぎっぱなしで、脱いだままの形で床に散乱させるのが得意なこと。
靴下に穴があいていること。
意外に、料理が好きなこと。
きちんとマットを引いて食事をすること。
小銭をいろんなところに出しては置いておくこと。
自宅では、Quarterを玄関階段上の手摺に5枚ずつ積んで大量に並べること。
旅が好きなこと。
チェ・ゲバラが好きなこと。
お醤油を、まるでお屠蘇のようにそっとテイスティングすること。
ちょっとうっかり屋なところ。
仕事のことを考える時、手を口に当て没頭すること。
ロマンティックだと思っていたけれど、アメリカ人的「ごめんなさい」を言わず、経営者的ロジカルな側面。
朝はご機嫌が悪いこと。
前の彼女のこと。
たくさん、みつけたことがある。
でも、それらの中で最後に見つけたのは。
そんな彼の日常には、わたしの居場所はない。ということなのかもしれない。
アシスタント的な事務処理をしても、アシスタントにもなれない自分自身。彼の一部には入れず。
1月末に彼と会ってから。こんなに話をしないのも、メールが来ないのもはじめて。
おそらくは間違いなく、今より忙しかった2月3月。
あんなに毎日何度も電話をしたのに。離れていても、彼の日常が手にとるようにわかったのに。
ぽっかりと私の中に空いた穴。
彼の思い出を1つずつ、そこから出さなくてはいけない。
わたしはもっともっと、これからからっぽになってゆくのだろうと思った。
久々に、また人を愛することができるかもしれないとおもったのは、うたかたの夢。虹のようなもの。
たぶん、彼も失うのはこわかったのだと思う。お互いにもう、誰かを。自分を失うのが怖かった。
私たちはただ、指の間から音も無く毀れてゆく幸せと愛情を止めることができず
ただ、その冷えてゆく温度を少しでも長く留めていたくて
他になす術が無く、抱き合うことでしか満たされなかったのかもしれない。
それが、もっとからっぽであることを知りながら。
いちばん悲しいのは。
何の反応も無いままに。それでも、愛しつづけてしまう自分自身。
離れてしまえば。封印してしまえば。全てから解放されると知りながら。それでも、好きなのだ。
もはや応えてはくれず、向き合ってももらえぬと知りながら、それでも彼を愛してしまう自分の弱さ。
見つけたことは、全てそのまま失ったもの。それでも、愛することを止められない。
もはや相手にぶつけることも、表意すら許されぬことを知りながら。自分が納得するまでは抜け出せぬ苦境。
自業自得。
届かなくても、愛し続ける辛さは痛いほど知っている。
でも、遣り遂げなくても、辞める辛さも知る必要があるのだろう。
無理に離れることも、諦めることもしなくていいと知っている。自らが「もう、やめよう」と思うまでは。
でも、愛しているからこそ。手放さなくてはいけない時もあるのだろう。
大好きだから、これ以上傷つけたくも、傷つきたくも無いから。
彼を、自らをこの檻の中から解放してあげなくてはならない。
さよなら。大好きな人。
**この文章は、1ヶ月前に書いてupしていなかったものです**
先日、NYの某テーマパーク料理店で話していたことなのだが。
人間の脳には、「単純接触の法則」というものがある。
要は、視覚的に接触回数のより多いものを、脳に印象として深く刷り込む。
CM等で用いられるサブリミナルと同じ。簡単に言ってしまえば、会ったもん勝ち。
とある実験で、椅子に座らせた男性被験者に対し、初対面の女性の写真を5枚用意する。
それぞれ1枚ずつ、カーテンの閉ざされたブースに入れ、端から順に、A,B,C,D,Eとしよう。
1秒ずつ。要はブースの中をよく確認しえない時間のみ、ランダムに、カーテンを開閉する。
ただし、回数はそれぞれ差異があり。Aから順に10、2、8、6、4回だったとしよう。
試験後に男性に、「どの女性がもっとも好印象ですか?」と問うと
決まって、最も回数の多い女性を選ぶそうである。
これは、同様に別の女性を並べても同じ結果で
3秒ないし5秒程度、顔の識別がつく長さの開閉をした際に選ぶ女性と、
識別がつかぬ長さで開閉をした際では、選ぶ相手が違う。
識別がつかぬ際には、露出回数の多い女性を決まって選ぶそうである。
単純に接触回数の多い人ものに、愛着をもち好感を抱くということ。
遠くの本命より、近くのセカンド。
身近な人に恋心を抱くということは、きわめて自然なことであるということです。
そんなことを予備知識として。本題。
先日、辛い恋を終わらせた方から、メールをいただいた。
私も、三十路も中盤に差し掛かろうとするのに、まだ独り身でいるということは。
それは、辛い恋を幾度となく経験しているわけでございます。
傷ついた心を癒す、一般的な女子的処方箋としては
尽きるまで話す
枯れるまで泣く
食べる
飲む
買う
多々方法はございますが、やはり特効薬は新しい恋。
データをデリートできない場合には、上書きしないと、前の文章は消えないというわけです。
別れた男を考える時間 < 新しい男を想う時間
となった時、傷ついた心は、また次のエナジーを蓄え新しい苦難の旅へと、否、幸せへの道を歩むのです。
雰囲気に流されると、小姑にも言われた私でございますが
気になる男が2人並列する際。軍配が上がるのは、やはり連絡がまめな男。単純接触です。
ふと、吊れない男が気になったりもしますが
根がめんどくさがり故、どう考えても接触回数が多いほうが優位。
毎日毎日電話をくれる相手がいると、なんとなく、気持ちがハッピーになったりするものです。
五官のうち、視覚は常に新しいものが飛び込んでくる。常に刷新されているため、
今目の前にいる人と離れた数分後、その人の顔を精緻に思い出すことは、非常に困難。
よって、単純に接触回数が多いほうが優位性があるのだと思う。
対して聴覚や嗅覚は、違う。すべての音を拾ったり、認識しているわけではない。
脳の深部に刷り込まれ刷新のスピードが遅い。
ゆえに、声や、相手を彷彿とする香りに触れた瞬間、
それは鮮やかに記憶を呼び覚まし、相手を強く想い出させるのだ。
女子に限定して言及するならば、これは肉体的にも接触回数が優位であるそうで。
毎回記憶がリセットされる男子と違い、女子は行為の記憶がリフレッシュされない。
女性は性交渉の記憶を肉体と脳幹に蓄えるが、男性は常にその瞬間がピーク(と聞きました)ゆえ、
肉体的にも接触回数の多い相手に体は追従し、バイオリズムが合うようになっているとか。
きっとこれは、男は数多く種を捲き、女は子を産み護る本能欲求にも由来するのであろう。
これについては、またいずれ。
失恋は、新しい恋で。男の傷は、男で癒せとはよく言ったものだ。
しかし、恐るべし単純接触。
個人的には、肉体の接触は、必ず性交渉を指すのではないと考える。
逆に。一晩中、一日中、そっとその大きな手と、広い背中でただ頭を撫で抱きしめてくれる人は、
情熱と憔悴と喪失を伴うセックスとセックスの間を繋ぐ、中和剤とでも言うのか。
上書きはできずとも、イコライザー。何より信頼しえる、かけがえのない相手なのではないかと思う。
ちなみに、私にとって、兄はそんな人である。そんなあったかい時間を過ごした、NYの夜。
今までも、きっとこれからも。ずっとこうやって男と女ではなく、もっとも大切な人として
彼は、ずっとそこに在り続け、誰よりも私を想い、守ってくれるのだと思う。。
誰にも変えがたく、誰よりも大切な人であると思った。
ふと。ふと気づく。
Bのことを、あまり考えなくなった。
もちろん、彼を忘れることはできず、折々で彷彿とすること、話題に上ることもあるわけだが
それでも、節分を過ぎ。何かひとつ、過去のものとして客観視できるようになったと思う。
NYで、Bの友人と会った。暖かいその雰囲気に引っ張られ、自分の話をした。
すべては過去のこと。でも、すべては消えないことだから。
えー
コメントも頂きましたが
混同を招くような突拍子も無さでごめんなさい。
事後報告として要点のみ。
直近の痛い恋愛から何とか脱出すべく
両親の壊れ物にふれるような接し方が苦しくて
元彼から物理的にも距離を取るべく
1月に、衝動的に愛する兄と友人に会いに、渡米しました。
その時、10年ぶりに再会した古い友人に、求愛を頂いたわけです。
おそらく。
10年前から、お互いがちょっと意識していたことは、お互いの認識裡にあった。
当時はそれぞれが、互いの恋人を介して繋がる関係だったので
何一つなく、そのまま時が経ったわけです。
既に10年近く米国在住の彼は、日本人ですがアメリカ人。
久々に、元気になれるような、甘い甘い誉め言葉、口説き文句の連打を頂きました。
前回帰国後、折りしも決算で、毎日明け方までオフィスにいる彼と、昼夜問わず電話は途切れなかった。
起こして、起こされ。その日の他愛も無い話をした。docomoの請求は10万。呆然自失。
もはや、かつての記憶の中だけの彼を想い出し切なくなるだけ。
しかし、彼も過去の恋愛を引きずっていることが判明。
私も、私の等身大そのままを受容してくれる男性でなければ、今は無理。
進むべきか、留まるべきか。悩みつづけて2週間。
これじゃあ埒があかない。ということで、意向と方向性を確かめるために。
理由をつけて、またも衝動的に。今度は彼に逢いに行ったわけです。
否。言い訳をしてはいけません。私の悪い癖。
ちょっと雑音の混じった、タイムラグのある毎日の電話。
JSTとEST。完全に昼夜逆転の世界。
その受話器の向こうから聞こえる声は、いつも私を求め愛を囁く。
これでもかの愛情表現に包まれ、私も飛び込んでみようかと。身を任せてみようかと思ったのです。
大好き。そう思う気持ちを抱え、ニヤニヤ渡米したわけですが。
まあ、私らしいというか。
結果はこれです。
あまりに節操が無いと言うのか。とことんまでにMというのか。やりすぎ感あり。
突然降って湧いた幸せを信じられなかったのか
他にもちょっとここには書けない理由もあり。
事後報告でごめんなさい。
以上、ご報告まで。
Chap.2 DAY13-14: 14, MAR, 2007 TOKYO
既にシアトルから1356ml。残り3509ml。1/3。525ml/hなので、およそ7時間か。
アンカレッジ上空。ラウンジにてバドワイザー3本、機内にてワイン2本。
赤い液体を口に運ぶたび、彼の美しい身のこなしを想わずにはいられない。
そう。わたしは、仕草の美しい男に弱いのだ。
ワインを音もなくすする飲み方。どんなに酔っていても、ガラスやメタルのテーブルに
全く音を立てずグラスを置く、大きな手のmagicのように洗練された、優しい手付き。
ワインも手品のように。一滴も溢さず注ぎ、ナプキンで拭う仕草。
いかにも育ちがよいのだと語るその所作は。すべて無駄がなく、優雅で美しい。
過去に浸るせいだろうか。まったく、酔えない。ずっと寝不足なのに、眠れぬ白夜。
機内はフィリピンへ向かう人がほとんど。
映画の観られないおばあちゃまに不親切すぎるCA。
見かねてリクエストのbeauty and beastを出してあげる。
やはりわたしはポリかラテンに見えるのか。たぶん、身内と思われているに違いない。
ティファナの時同様、周囲がやたらフレンドリー。笑
機内で、空港で。行き交う人に、美しいと何度も言って頂いた。そちらの系統なんです。
しかし、それでも気持ちは晴れず。
顔を見るたびに、「今日も可愛いよ。キミは、何でそんなに可愛いんだろう」
そう言って憚らなかった、かつての記憶の中だけの彼を想い出し切なくなるだけ。
機中映画のラブシーンは、かつての日々をフラッシュバック。
呆然自失。
彼はもう、自宅に着いた頃だろう
私はあそこに本を何冊も忘れた。料理を作り置きした。手紙を隠した。
そこここに私の気配が残る家で、何を思うのだろう。いや。何も想わぬに違いない。
gymに行き、久々の独り寝。パリマラソンまで1ヶ月の追い込み。
ただたっぷりと眠り、明日は仕事前に朝から走るのだろう。
展示会を終え、10日も留守にしたオフィスには仕事が山積し、
すぐに2人で訪れたwhole foodsやfamima!で見つけた課題にも、熱く没頭するはずだから。
と。Bからメール。年度末だから、迷惑料金を振り込みたいと。役所でもないのに。
やつらは揃って、4月生まれ。
4月。桜の季節か。そうだ。彼とその友人と、DCで花見をしようと約束したっけ。
去年はBと過ごしたっけ。
時同じくし、きっと今年の華々しい桜の季節は。私の中に雪のように冷たい時間を垂れ流すのだろう。
桜をみたくないのは。桜の季節に心踊らないのは。たぶん、初めてかもしれないな。
眠れなくたっていい。
だって、帰らぬ決意で家を出た私には
明日の予定は。いや、明日以降の予定は。なにひとつ、ないのだから。
わたしこそ、無器用で不細工、滑稽の骨頂
恋愛依存に違いないから。
妙に冴えた頭で、幸せに満ちた日に買ったsudokuをここぞとばかりに端からこなす。
何をやっているんだか。
あっという間に成田着。久々な気がする日本。
いつもの携帯に変えると、着発信、メールボックスすべてを埋め尽くす甘い痕跡。
一気に全部、削除。
否。本当はフォルダを分けようと思ったが、あっという間に誤操作で全削除。
まあいい。そんなものだ。
執着しなくていいんだと思う。
何だか苦いな。
携帯、また変えるかな。
Chap.2 DAY12: 13, MAR, 2007 SNA-SEA-TOKYO
Chap.2 DAY10: 11, MAR, 2007 LA Downtown
いよいよ、彼の展示会も最終日。
いつものように朝のトレーニングを終え戻った彼は、身支度をしながら、訪ねた。
「今日は、少し早く上がって僕もLAの友人宅に行く。キミはどうやって行くの?」
先日Kiraちゃんと選んだギフトを渡しながら、応える。
「足がないから、LAX行きのシャトルに乗って、LAXでピックしてもらおうかと思ってる」
「あなたは、どうするの?」
と。「僕はレンタカーがあるから、それで行くよ」
驚愕の回答。同じ方向に同じ頃向かうのに。えーと、どうしたらいいんだろう。
恐る恐る、「あの、迷惑じゃなかったら。一緒に乗せて行ってくれない?」
「どこか適当にDowntownの一角で降ろしてくれればいいから」と訊いてみた。
「いいよ。だけど、まったく土地感がないから。地図もないし。どこで降ろせるかわからないけど」
というわけで、友人に電話をし、彼の目的地にほど近いスタバでドロップしてもらうことに。
2時間のドライブ。会話は殆どなく気まずい空気。
今日の友人は、どんな友達?と聞かれ、お互い今日会う友人の話をする。
予想より遠い距離に、ふと訪ねてみる。
「帰りも、時間を合わせるからどこかで拾ってもらえない?送ってもらうにはちょっと遠い気がする・・・」
若干気まずい感じではあったが、彼はお呼ばれのため電話はしにくいとのことで。
携帯のテキストで連絡を取り合い、時間が合えばということで決着。
私のデート相手は、中高の同級生。彼女も、海外の長い1人。
フードコーディネートの勉強をした後、今はLAでVMDのカリキュラムを卒業後、仕事に就いている。
昨年春の一時帰国以来、半年振りに再会。
NYの友人も然り。海外に長い女友達は逞しい。そして、潔い。
彼女たちに見習うことは多く、友人は宝物であると、今回の旅で深く感謝と感激を覚えた。
17時過ぎ、スタバで彼を見送り。まだ明るい陽射しの中、外のベンチで地元の人と談笑。
彼女行き付けの店では、店員が彼女の名前を呼び歓迎。
ぱりぱりピザに舌鼓を打ち、ワインを頂く。
いろいろ、彼の話、仕事の話。Bの話をし近況報告。
「まあさ、仕方ないよ。悪いけど彼はちょっと幼いというか。
まあ、よくいるタイプだけれど、余裕がないんじゃないかな。
次よ、次。もっと楽しくて楽な相手はいるから。」
彼女の彼の話や、仕事の話でその後盛り上がり、あっという間にディナータイムは終了。
まだ、20時前。この後、どうしよっかー。
日曜ともあって、街は飲食店以外どこも開いていない。
どこかでお茶でもしようかと話つつ、とりあえず車へ。
「今食事が終わったけど、早いし先に戻ってる?どうする?」
と彼にメールするも、まったく反応がない。
まあ、仕方ないかなとお茶を楽しみつつ、連絡を待つ。
再度メール。至急、連絡を請うと。
そして、堪えきれず電話も入れてみるも、やはり無反応。
1時間。2時間経っても反応一つなく。どうしようというのだろう。
徐々に苛立ちを隠し切れない私に、友人は「じゃあ、Irvineの方に行こうか。友人と会うかもしれないから」
そう言って、Highwayへと車を向けた。
「もうさー、チェックアウトしちゃいなよ。家に泊まれば?ただ、猫がいるけど・・・」
あったかさに感謝しつつ、そんな彼女の言葉に、かなり真剣に迷う。
とりあえず、ホテルに。22時前であったか。再度電話を入れるも、反応は無し。
というわけで、見切りをつけ部屋に行きパッキング開始。
バスルーム、リビング、ベッドルームに出ている自分の荷物を片っ端からバゲッジに突っ込む。
こんな時、私の巨大なTumiは何でも飲み込む。とても便利である。
パッキングを済ませ、ロビーでお茶を飲む彼女の元へ。
23時。Irvineに行くか、LAに戻るか悩みつつ話をしているところへ、電話が鳴る。
「今から帰ります。1時間ほどで着くと思うよ」とまあ、まったく私の連絡を無視した反応。
後で思えば、連絡を入れただけマシだと思うべきだったのだが。
その、相手を全く無視した態度に、ついに私は電話口で怒りに打ち震える。
「あのね、あんまりじゃありませんか?」
「問い合わせをしているのに、一切の返事がないというのはどういうことなのでしょう」
彼は、「私が先に帰る」とメールしてきたから、今日のmissionは連れて帰るか否か。
だから、連絡を取る必要がないだろう。と言い放った。
メール内容の復習をすると、「ごめんなさい。それはミスリードでした」と淡々返答。
私の怒りは、爆発してしまった。30分ほど、下らない議論が展開される。
目の前の友人にもあまりに申し訳ないので、彼の話を遮り告げた一言。
「実は、もう私は今日チェックアウトするつもりで。全てパッキングして今ロビーなんです」
「もし、帰って話したほうがいいということであれば、待っていますがどうしますか?」
そう、引導を渡すと。とりあえず帰って話そうということに落ち着く。
その後、彼女が心配そうに訪ねてくるので、経緯をざっと説明。
気持ちは、昂ぶったまま落ち着かない。
私はとりあえず部屋から出した荷物を戻しにタワーを上がり。
入り口にどかんと荷物を置く。
ふと、彼は車なのであまり飲んでいないだろうと気づいた。
皮肉にも、ほぼ最後の夜と言える時間。
初日から、手をつけるような雰囲気ではなく。
そのまま放置されていたWelcomeコロナを冷やそうと思い立ち。
意味不明の気遣い行動。クーラーに氷を入れ、再度エレベーターホールで待っていると。そこには、彼の姿。
気まずく、「ああ、お帰りなさい。下に荷物も置きっ放しなので取りに行ってくるね」
そう言って、私は開いたドアに滑り込んだ。
ロビーで彼女と別れの挨拶をしていると、EVホールから彼の姿が過ぎる。
気まずいと感じたのか、どうなのかは分からないが。
彼はさっと視界から姿を消し、再びタワーの方向へと消えたが。一瞬間を置き、こちらに向かってきた。
友人と彼は自己紹介をし。一瞬表面的な平穏。彼はフロントで用事を済ませ、私は、彼女を見送る。
「着いたら、電話して。気をつけてね。ありがとう。そして、ごめんね。」
「うん。大丈夫よ。何かあったら、いつでも電話して。家に来ていいからね。」
友人のあたたかさを噛み締めながら、彼の元へ。共に部屋に戻る。
その後の話は、この旅のCriticalな部分。追って、別項目にて。
楽しいはずの夜は、瞬時に苦しいものへと変貌してしまう。
人生とは、ジェットコースターなのだろうか。
悶々と悩んでも、仕方ない。愉しまなきゃ。
ということで、気分転換。今日は念願のメキシコ、ティファナへ独り旅敢行!
地図も持たずに飛び出した、無謀なメヒコ一人旅。 メキシコシティには到達できなかったが。ひゃっほう。
SanDiego ~ strawberry field ~ Border
Border ~ TIJUANA DownTown
胸にぽっかり空いた穴をもてあましつつ。賑やかなバディたちも見つかり、1日だけのさすらい旅。
ひたすら明るい街と人。セニョリータ、マルゲリータ。私だけをそう呼んでくれる相手は、どこにいるのか。
お昼、ティファナのDowntownへ到着。
国境を越えると、そこはキッチュなカラフルな。どことなくノスタルジックなラテンの世界が広がっていた。
XX(dos ekis)の看板。街中Mercadoの食堂でタコスとグリルのランチ。激ウマ。
もちろん、TECATEとCORONAをぺろり。
続いて、私の定番。博物館巡り。このまーるいla LUNA宇宙科学ドームを堪能。
でも。スペイン語しか記述がなく。奇しくも先月DCで観たものが予備知識となる。
おーーーーーーーーーー。!No del Oh!
スペイン語思い出せません。 カタコト。poquito poquito。
強烈な客引きを"No deseo tomarlo."で何とか断る。あとは"como se dice en es espanol?"何でも聞く。
そして、楽しみはel Beber。ワインとビール飲んだ暮れツアー。
大好きなお酒で楽しくなる魂胆。単純です。
LAと違って、年齢を聞かれず飲めるから嬉しい。21歳にすら見えないなんて悲しすぎ。
まずは、メキシコNo.1のワイナリー、LA. CETTO (ラ・セット) へ。VINO、VINO。
はやる気持ちを押さえ、まずはメキシコワインのルーツを聞く。実はカリフォルニアより古い。
1594年。アステカ文明を滅ぼした人々が、北メキシコ砂漠の真ん中で発見したOasisに遡る。
その後1920年代、イタリアからドン・エンジェル・セットがその地に移住し、ワイナリーを設立。
以降、現在のメキシコワインの90%は、バハ・カリフォルニアで製造。
ラ・セットは3000エーカーのワイン畑を所有し、樹齢70年以上のジンファンデルの木を所有。
世界の新興ワイナリーの中で、注目株。バハで最も古い、最大のワイナリーだ。
いよいよ、試飲。nabbioroの赤を気に入り13$でget。安いー!
明日、私も彼もそれぞれ友人と会う予定。それぞれへのお土産にしようと3本購入。
1本は、わたしが部屋に戻ってから独り、アメリカバイバイ別れの宴用。
ワイナリーを跡にし、さらにブリュワリーへ。
Cerveceria Tijuana 。地ビールの蒸留直営店でできたてビール堪能。

ちなみに。
旅のバディは、ドイツとポーランドから来た女子大生。
彼女たち21歳未満のため、飲めません。残念~。
しかし、私に付き合い一緒に行ってくれたのです。ありがとう。
コーラ片手に、彼女たちは私の写真をぱちぱち撮って、「どんな味~?」と聞くので、
こっそり彼女たちにジョッキを手渡しお味見。
本場ドイツのビール談義を交え楽しむ。
焼きたてフレッシュなタコチップも美味~。
またビール?また飲むの??というバディの突っ込みを無視し、さらにビールとクラムチャウダー。
明日は、久々に中高の同級生とLAディト。 残すところ、あと3日。
現実逃避の旅、そろそろおしまいにしなきゃね。
自分の道を、自分の足で歩かなくては。
でも。
せっかく買ったワイン。帰途にて紛失、とほほーーーーーー。 お後がどこまでもよろしいようです。 。。。
ワインをなくし、今日の1人宴の友を無くしたため。
LobbyのPizzaHatにてビールを2本購入。氷をクーラーに入れ、突っ込む。
ビールを飲みながら読書していると、いつしか寝てしまう。
彼が部屋に戻って来た気配があるも、金縛りのように動けない。
PCに向かう背中を、そっと薄明かりの中見つめる。
少しの時間をおいて、ベッドに入ってきた彼に漸く目を開く。
「ごめんね。起こしちゃった?」
「だいじょうぶ。帰ってたんだね」
「Mexico、どうだった??」
そんな短いやり取りをし、ベッドに潜り込む。 長い1日が終わる。残りは、3日。この溝は埋まるのか。
いつもと同じように背中越しに彼の彼の体温を感じながら、ぼんやりと考えた。
もう、だめです。
誰か、助けて。
ぼろぼろに傷ついても立ち上がり
ぼろぼろの羽で飛ぼうとしましたが
ぼろぼろの羽の小鳥を介抱してくれたのは
心にふかい傷を負った旅人でした。
今度こそ暖かい巣を見つけたと、旅人のもとへ飛ぼうとした鳥は
ぼろぼろの羽を、もっとぼろぼろにして、たどり着きました。
でも、旅人は
旅人の飼っていた美しい愛犬に噛まれた傷の手当てと、その傷の手当てしかできません。
たどり着いた小鳥の世話をする余裕は、どこにもなかったのです。
ぼろぼろの鳥は、傷ついた羽を休める場所もありませんでした。
少しでも旅人を喜ばせようと、傷ついた羽で、旅人の傷の手当てを手伝いましたが
小鳥も愛犬に羽をむしりとられました。
痛みを堪え、旅人が元気になるように。愉しげに詩い、舞い踊り、羽ばたき続けました。
あったかいベッドにたどり着くために。
旅人の手のひらで包んでもらえるように。
ほんとうは、一番傷ついていたのは小鳥だったのに。
小鳥はもう、どこにも動けません。
ただ、全てを失い
ぼろぼろの羽をかかえ、遠き地で果ててゆくのです。