今年から導入された注目の東工大の女子枠。
女子枠だけの出身高校人数は公表されませんので、東工大合格者全体の女子校だけのランキングを並べてみました。
本来なら、共学校の女子も入れたいのですが、共学校で男女別合格実績を公表している学校はないのでやむを得ず、です。
こちらで何か見えてくるものがあるのではないか、という妄想記事です。
下記が昨年トップ10、または、今年3名以上合格した女子校の2年比較の合格者数です。
順位は昨年の東工大合格者数の多い順、人数は2023年⇒2024年となります。
1.豊島岡(東京)11⇒8
2.女子学院(東京) 8⇒9
2.鴎友学園(東京) 8⇒2
4.桜蔭(東京) 4⇒0
4.フェリス女学院(神奈川) 4⇒5
6.お茶の水女子大附属(東京) 3⇒3
6.雙葉(東京) 3⇒2
8.洗足学園(神奈川) 2⇒6
8.吉祥女子(東京) 2⇒8
10.頌栄(東京)1⇒7
合格者数が増えた女子校を赤字、減った女子校を青字で記載しています。
やはり、首都圏にある難関女子校が並んでいます。
これをみての私の感想ですが、
◎東大理系志望層には響かなかったのではないか。(桜蔭はゼロに、豊島は人数減、JGも微増にとどまった)
◎東工大志望層、あるいは少し厳しい層には響いた。(洗足、吉祥、頌栄が大きく増える)
東大や医学部志望の優秀層を取り込むということは出来なかったが、東工大に憧れを持ちながらも従来なら他の難関国立、あるいは難関私立に行っていただろう層が意欲を持って入学してくるのではないか、という感じかなと。
サンプル数は少ないですが、私のブログ読者からは女子枠合格者は一般入試でも勝負になる優秀層でダメ元組はやはりダメだったといった趣旨のメッセージも複数いただいています。
これだけの情報では何とも言えないので、ただの妄想ですが。。。