娘が幼少期〜中高時代〜大学時代に、様々な体験ものや講演会等に参加した我が家。

 

幼少期は、博物館等

中高時代は、大学や研究施設等の講演会

他にも宇宙関連のイベントへ。

 

大学時代では、娘がスタッフとして関わったイベントに私も聴講へ訪れたこともありました。

 

 

そういった講演会等では、

最後に、質疑応答の時間が設けられることが多いです。

 

質問するのは、子供であったり、学生であったり、保護者(大人)であったり…様々です。

 

 

さて、そのとき、

講演をする研究者はどう答えたのか?

 

 

 

当時は、ただ、「へー」や「なるほど」だけで終わっていたものが、今更に「あれは、そういうことだったのね」と理解できたことがあります。

 

そのなかで、思い出深いものを書いてみようと思います。

 

 

 

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宇宙系イベントに参加すると、必ず子供から質問されるのは、

 

「宇宙人はいますか?」

 

研究者曰く「いますよ」と始まり、

子供にも分かりやすい説明をしてくれます。

 

これ毎度のことなので、可愛くて笑ってしまうのですが…

でも、私が子供だったら、この質問に分かりやすく面白く聞かせてくれるのって、興味関心が広がり、いい思い出になると思います。

 

今となっては、この質問で、講演者の力量が問われると思うくらい!良い答えを準備しておかないといけないですね…(笑)。

 

 

 

次に、子供から質問されるのは、

 

「どうやったら研究者になれますか?」

 

これも確実に出てくる質問です。

答えは様々あって、記憶が薄れつつあるのですが…

 

研究者たちの答えは、

大体が、

「たくさん友達と遊びましょう!」

 

→具体的には

「研究は一人じゃなくて仲間と一緒にするんだよ、だから今は友達と沢山遊んで、友達と協力する力をつけたほうがいいよ」

 

 

他には、

「いろんなことに疑問をもちましょう!」

「好きなことをしましょう」

「野山で走り回りましょう、体力をつけましょう」

「博物館に沢山行きましょう」

 

といったところで、

 

「いっぱい勉強しましょう」とは言わないんですよね。

 

ガチで答えるとしたら、勉強マジで頑張れ、算数頑張れ、なんでしょうが…真顔親的にはそう言って欲しいんだろうなあ

 

 

それらの答えは、当時は、なんだかフワッとした答えだなあ、と思っていたのだけど…(笑)

今となっては、この研究者たちの答えって、的を得てる!秀逸だな!って思います。

 

 

結局のところ、全ての本質は、

好奇心を持ち続けること なんでしょうね。

 

 

つまりは、

好奇心につながる経験を沢山させたほうが良い、ということなんだと思います。

 

 

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他にも、

保護者からのガチ質問もありました。

 

 

「子供が将来、研究者になりたい、JAXAに入りたい、と言っているんですが、T大を出ないといけませんか?」

「文系でも宇宙に関わる仕事が出来ますか?」

 

 

親が先走っていると思いがちですが…

いや、これは私的には、笑えない質問なのです…不安

 

 

実は、私もそのことにふと疑問が湧き、過去に調べたことがあるのですよ…。

(注:単なる私の個人的な疑問で個人完結です…汗)

 

すると、こういうのがありました↓

 

 

技術職はT大ばかりではなく私大出身もいるようですし、

事務職は文系で、KO出身とかもいるとのことでしたね。

 

 

 

 

他には、

娘が中学生のときに参加した「T大宇宙系研究所」での講演会にて、研究者に対して、保護者からこう質問がありました。

 

「今、我が子は中学生(中高一貫校)なんですが、今から頑張ったほうが良いことはなんですか?」

 

 

すると、研究者の方曰く、

 

「英語ですね!」

 

「研究所には海外の方も多く、研究所での共通語は英語で、ミーティング等も英語で会話しています。私は英語がそこまで得意ではないので苦労しています。英語は頑張った方がいいですね」

 

 

 

当時の私(娘は中1か2)は、

「へー」と思うくらいで、まるで他人事のようにスルーしていたんですが…無気力

今となっては、その方がおっしゃった意味がよく理解できます。

 

 

娘の様子を見ていても、むろん数学や物理学の授業についていける学力は必要ですが、プラスαとして英語ができると非常に有利だと感じます。

 

娘が大学入学後も、英語が話せるだけで、なんだか尊敬の目で見られていた気がするんですよね…驚き

そのことが娘の自己肯定感に繋がった気もしています。

 

娘自身も大1の頃にこう言っていました。

 

「中高時代は英語が絶対に上位になれなくて自信が持てなかったけれど、大学では自分が一番上だと気づいたときには、ホント驚いた!誰も発言しようとしなくて、自分が引っ張っていく場面も多く、自信にもなった

 

 

まあ、娘の場合、「とにかく発言しよう!」という、物怖じしない前へ前へ感が凄いんだと思います。(中高時代に鍛えられたのかな)

 

日本人は受験英語に翻弄されがちですが、語学って根本はこういうマインドが大切なんだろうな、と娘を見ていて感じますね。

 

 

 

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もっと色んな質問や興味深い質問もあって、

数えきれないほどの質疑応答を聞いてきているんですが、いかんせん記憶力が…無気力メモ必要