2000年代に一世を風靡した亀田家(亀田パパと3兄弟)。
何しろ、亀パパと3兄弟のキャラが立っていて、数字を持っていました。
TBSを中心にTVで煽りまくっていたことを覚えている方もいらっしゃると思います。
そんな亀田家、3兄弟全員が世界チャンピオンになりましたが、長男次男は10年前に引退。
昨日、最後の1人となった3男亀田和毅の世界タイトルマッチが行われました。
興行タイトルはそのまんま「亀田家最終章」。
ブックメーカーの賭け率は、2対8と圧倒的不利。
これが、予想を覆す熱戦となったので紹介します。
まずは、長男興毅の試合前スピーチ。
ブームのときに起こった亀田家バッシング、とても辛かった胸の内を話し、
目を潤ませながら、救ってくれた恩人の名を呼び、サプライズでリング上に上がるよう訴えます。
突然振られて、戸惑いながらリングに上がったのは、島田紳助
69歳には見えない、若々しい姿でビックリしました。
本題の試合ですが、私を含めたボクシングマニアの間では見解がほぼ一致していたと思います。
勝負論はなく、今までKO負けをしたことのない亀田和毅がKO負けすると。
フェザー級では通用しないと。
ボクシングは17階級ありますが、体格で劣る日本人は軽量級(スーパーバンタム以下)
では通用しますが、中量級(フェザー)以上になるととたんに厳しくなるのです。
無敵だった井上尚弥がスーパーバンタムでは2度ダウンを喫しています。
本人もフェザーが限界といったことを仄めかしています。
165cmの井上にとって、平均身長が170cmを超えてくるフェザーは厳しいようにも思います。
実際、昨日の試合をみて、2人ともデカいな、井上尚弥、やっぱりフェザーは厳しいなと思いました。
【ボクシング階級と井上が獲った世界タイトル】
| 階級 | 体重 | 井上 | |
| 1 | ミニマム級 | 47.62以下 | |
| 2 | ライトフライ級 | 48.97以下 | ○ |
| 3 | フライ級 | 50.80以下 | |
| 4 | スーパーフライ級 | 52.16以下 | ○ |
| 5 | バンタム級 | 53.52以下 | ○ |
| 6 | スーパーバンタム級 | 55.34以下 | 〇 |
| ---- | --------------------- | --------------- | |
| 7 | フェザー級 | 57.15以下 | |
| 8 | スーパーフェザー級 | 58.97以下 | |
| 9 | ライト級 | 61.23以下 | |
| 10 | スーパーライト級 | 63.50以下 | |
| 11 | ウエルター級 | 66.68以下 | |
| 12 | スーパーウエルター級 | 69.85以下 | |
| ----- | --------------------- | --------------- | |
| 13 | ミドル級 | 72.57以下 | |
| 14 | スーパーミドル級 | 76.20以下 | |
| 15 | ライトヘビー級 | 79.38以下 | |
| 16 | クルーザー級 | 90.72以下 | |
| 17 | ヘビー級 | 90.72超 |
そんなフェザー級で一番強いとも言われるアンジェロ・レオ。
亀田3兄弟に共通しているのは、弱い相手に勝ちまくり、世界タイトルマッチでは疑惑の判定で勝つ、という印象。
そんな和毅がフェザーで勝てるはずはない。
パンチ力が弱すぎるので、奇跡の一発も期待できず、番狂わせも難しいといった前評判で私もそう思っていました。
ところが、意外にも大善戦。
正直、チャンピオンが弱く見えました。
判定へともつれ込みましたが、地元日本であれば勝っていてもおかしくない大熱戦でした。
結局は、2-0(1人は引き分け)でチャンピオンの防衛となりましたが、本当に良い試合。
勝って、まさかの井上尚弥との対戦というドラマには繋がりませんでしたが、
勝負論がないと思っていたことを亀田選手に謝りたいし、拍手を送りたいと思います。
良い意味で本当に驚きました。

