ジョン・ウィリアムズがいっぱい
昨日取り上げた「ジョン・ウィリアムズ スター・ウォーズを鳴らした巨匠」を読んでいて、いったい我が家にどれほどジョン・ウィリアムズに関連した作品が眠っているのだろうと調べてみることにしました。あるわあるわ、こんな物までがと忘れてしまいこんでいたものまで出てきました。まあ、その多くはやはりこの本の内容と合致するような2000年ごろまでのものがほとんどでした。個人的にはその頃までが一番映画、映画音楽に熱中していたんでしょうなぁ。
以下がこれまでに取り上げたジョン・ウィリアムズに関した作品にまつわる記事です。興味があればクリックしてみてください。
下は映画の記事です。
下は最初のLD発売時の記事です。
スター・ウォーズ初期3部策のCDの記事です。
ボストン・ポップスを振ったジョン・ウィリアムズのアルバム
こんなにたくさんの記事をアップしていたんですなぁ。でもって、手元にあるにもかかわらず全く記事にしていないものもたくさんあることに気がつき、この際ちょっと整理してみようと思い立った次第です。
初期にはレーザーディスクで映画を集めていました。この「タワーリング・インフェルノ」もその一つで、公開当時はジョン・ウィリアムズのメイン・テーマよりもモーリン・マクガヴァンの歌う挿入歌の「モーニング・アフター」という曲がサントラとして発売されただけで、サントラLPは発売されませんでした。そんなことで、レーザーディスクを購入した記憶があります。現在でも正式なサントラは発売されていません。プライベート盤でフィルムの光学サウンドトラックから採録された音源がかろうじて存在します。それが下の音源です。一度処分してしまったので写真はDVDで買い直したものです。
「タワーリング・インフェルノ」はレーザーディスクも残っていました。6,950円ですからDVDなら7枚買えますな。
この「大地震」はサントラが発売されました。A麺の冒頭に鳥のさえずりとともに地震の揺れが収録されています。自由低温で、当時、レコードからオープンリールテープにダビングし、それを大遠離を腕再生したら家族が本物の地震と間違えて騒ぎ出したのを覚えています。
ジョーズはサントラ盤もあるはずなんですが、今回見つかりませんでした。初期のサントラ盤は収録曲が少なく、あっという間に終わった記憶がありね処分してしまったかもしれません。ただ、DVDだけは発掘できました。これは最初に発売されたものでCDと同じケースで発売されました。そんなことでCDラックに紛れていました。当時はソニー・ピクチャーズからの発売で、一社だけ変わったことをしていました。こんなDVDはこれ一本だけです。解説も何もなく、DVD状に現れるアイコンの説明シートか゜一枚ついているだけです。
ジョン・アィリアムズはこの作品で初めてアカデミー作曲賞を受賞しました。また、音響賞と編集賞も受賞しています。主演のロイ・シェイダーがかっこよかったですねぇ。
社会現象ともなったこの「スター・ウォーズ」で2度目のアカデミー作曲ショゥに輝きます。また、同時にグラミー賞も受賞しています。そして、アルバムは主題歌がないインストゥルメンタル物としては異例の400万枚を売り上げています。レコードは2枚組で当然通常のものよりも高かったにもかかわらずです。日本では当初キングから20世紀フォックスレーベルで発売されました。
見開きの中は映画のシーンが満載です。また、解説も充実していて、石上三登志氏が読み応えのある物を書いています。そこではこの映画の持つ歴史的要素について、「ヴァイキング」や「海賊ブラッド」はたまた、日本の「七人の侍」や「隠し砦の三悪人」などの時代劇の要素とハン・ソロの西部劇的服装とのミックスやカサブランカ的酒場のカンティナなどのエンタティメント要素をてんこ盛りした作品と分析して紹介しています。
おまけに、こんな60cmx90xmサイズの大きなポスターまで付いていました。
さて、こちらはレーザーディスクの3部作です。画質の良いCVL方式のもので、1作品4枚組のレーザーディスクです。以前は通常盤のLDも所有していたのですが、このLDを手に入れてからは処分してしまいました。ただ、初期のLDは動けないジャバ・ザ・ハットが収録されていて貴重ではあったんですけれどもね。右下は別途発売されていた「メイキング・オブ・スターウォーズ」というLDです。
こちらはスター・ウォーズの第2作のサントラレコードです。なぜか発売窓口はポリドールに変わっていて、レーベルも「RSO」というロック系のレーベルから発売されています。このレーベルのメインアーティストはビー・ジーズやエリック・クラプトン、クリーム、イヴォンヌ・エリマンなんかが所属していて、「サタデー・ナイト・フィーバー」や「グリース」なんかのサントラも発売していました。そんな関係で、この2作目と3作目の「ジェダイの復讐」もこのレーベルから発売されました。
解説はペラ1枚ですが、12ページのカラー写真集がついています。
この写真集はレコード盤サイズの写真もあり、なかなか見ごたえがあります。
この「未知との遭遇」は記憶の中では「スター・ウォーズ」と一緒にあります。同じ年に公開されましたから当然なんでしょうが、実はこちらの方が日本では先に公開されています。どちらかといえば、同じオーケストラ作品ながらこちらは現代音楽に近い作風です。テーマの5つの音階は、レ・ミ・ド・ソ・ドであくまでシグナルとしての扱いだったのです。3音ではチャイム、7音ではメロディになってしまうということでスピルバーグがこの5音にこだわったそうです。
LPは当初10曲のちのCDは、最初は10曲、のちにコレクターズエディションで26曲、そして、ジョン・ウィリアムズの生誕90 周年と、映画「未知との遭遇」の公開から45周年を記念して、同作のオリジナルサウンドトラック盤をリマスターし、2枚組の特別版としてリリースされています。下がそのジャケットです。
この2枚組の豪華版は、作曲家と監督と相談しながらマイク・マテジーノが入念に制作、ミキシング、マスタリングを行ったもので、ウィリアムズがこのサウンドトラックを当初75分の2枚組LPとして計画していたことが判明したことに端を発しています。よってこの復刻完全盤のディスク1では、その意図を汲んで、1枚のディスクに壮大なシンフォニーを収録。ディスク2では、ディスク1で聴くことのできないキュー、オルタネイト、セレクションの別バージョン、1977年のアルバム曲、映画のために録音された未発表のソースミュージックなどで構成され、スコアの新鮮さを体験することができるものとして構成されてい
「スーパーマン」もレコードも第1作は2枚組で発売されました。ウィーンフィルとの共演盤ではこの曲は演奏されませんでしたが、翌年のベルリンフィルの演奏会ではこの曲も取り上げられていました。このクリストファー・リーヴ主演のスーパーマンは第4作まで作られていますが、サントラとして手がけたのはこの第1作のみで、2作目以降はテーマ曲だけが使われているだけです。そのテーマです。
1980年以降はパート2に続きます。