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クラシック編
バーンスタインの客演としてフィレンツェ音楽祭に出演した時のライブ録音です。今では廃盤になっていて聴くことはできないようですが、本来のライブのエネルギッシュさはこういう演奏で初めてバーンスタインという指揮者の実像を知ることができます。
こちらはハンス・スワロフスキー/南ドイツPOのブラームス全集の中の1番を取り上げています。今回は新たに音源を貼り付けました。スワロフスキーはウィーン国立音楽大学指揮科の教授として活躍し、門下にクラウディオ・アバド、マリス・ヤンソンス、ズービン・メータ、アダム・フィッシャーなどを要した指揮者の原点の演奏を聴いてもらえます。
この二枚組はベーム/ベルリンフィルで第1番、ベームウィーンフィルで第4番を収録しています。他にも、ヨッフムがロンドン京都録音したハイドンの主題による変奏曲もカップリングされています。この演奏、EMIの全集には含まれていない曲目です。
古楽器で演奏されたベルリオーズの幻想交響曲です。ベートーヴェンの交響曲第9番が初演されてわずか9年後に作曲された曲ですから、古楽器で演奏されて当然なんでしょう。それを最初に成し遂げたのがこの録音です。
1980年代から90年大にかけて、デュトワはデッカを引っ張っていました。ドイツ、オーストリア系の作曲家以外はほぼレパートリーをカバーしていたのではないでしょうか。それはある意味、アンセルメの後継者という位置付けでもあったような気がします。これはオムニバスですが、珍しい作品も集められています。
CD時代になって初めて購入したのが、ピノックがあるヒーフに録音したブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲集のセットでした。当時はこのDGのピノックとデッカのホグウッドが覇を争っていましたが、ピノックの方がやや地味でした。そんなこともあり、アンチホグウッドとしてピノックをチョイスしたのですが、ピノックはこれだけであとはホグウッドに転向しました。
ワルターといえばドヴォルザークはどうしても「新世界」がメインなのでしょうが、これも天邪鬼心で第8番を真っ先に購入しました。そして、その解釈に惚れ込んでしまいました。今でも、個人的にはワルターのドボ8が一番好きです。
アーノンクールは一時期コンセルトヘボウとモーツァルトの一連の後期交響曲を録音していました。それがテルデックから発売されていたのは日本ではややマイナーなイメージになっていました。しかし、個人的にはピリオド奏法を取り入れたコンセルトヘボウの懐の深さに感心し、全て輸入盤で揃えたものです。その中でも、この交響曲第25番は異色のアプローチでびっくりしたものです。
プロムシュテットのベートーヴェン交響曲全集の中の一枚です。ネットで検索すると今は単品ではすべて廃盤になっているようです。唯一残っているのはブリリアントのベートーヴェン全集の中だけです。これは録音もいいし、ドレスデンのオケの響きも渋く味のある演奏です。
ロジェストヴェンスキーとソビエト国立文化省交響楽団による全集録音の中の一枚です。ソビエト時代の産物なので今はほとんど廃盤になっているのではないでしょうか。これも、英国のオリンピアレーベルで発売されたもので、バラでした発売されませんでした。