角を曲がれば -2ページ目

百鬼夜行の楽しみ

トロントのハロウィーンは楽しい。いや、ハロウィーンはどこも楽しいけど、トロントには子供のハロウィーンの他にチャーチストリートのハロウィーンがあって、それが馬鹿馬鹿しくも楽しい。


チャーチストリートとはダウンタウンを南北に走る道でそんなに長くない。で、その道の真中へんから北にかjけて個性豊かなトロント色をかもし出しているのです。真中ヘンのカールトンストリートと交差するあたりは昔からホッケーファンとホームレスと売春婦が入り混じってざわざわしています。今はホッケーアリーナが移ってしまい、ホームレスと売春婦が残った感がありますが。でも、その一本西はトロント一にぎやかで大きなヤングストリートなので、いまいち廃れきれない、寂しくなりきれない、そんなエリアです。そこから数ブロック北に上がると大学をはさんで今度は華やかなゲイの町に様変わり。お洒落なレストランやバー、怪しげなおもちゃ屋さんにファッショナブルなお店が並んでいます。


で、最初の話に戻ると、チャーチのハロウィーンとはこのゲイの町で行なわれる馬鹿騒ぎのことです。ハロウィーンの晩は数ブロック歩行者天国になり、日が暮れた7時ごろから怪しげな仮装をしたお兄さん、お姉さん方が集まってきます。そしてみんなすれ違う人々の仮装を「あら、素敵じゃない。」とか「ちょっと、その胸本物なの。」とか誉めあいます。もちろん、ゲイじゃなくてもいいんです。私も毎年行きます。仮装して。一年目より二年目、二年目より三年目と仮装もエスカレートしていくのは何ででしょうねえ。そして、ハロウィーンが終わるともう次の年の仮装を考えてしまうのも。それはやっぱり、心の奥底に潜んでるウルトラエゴがハロウィーンの闇にまぎれて騒ぎたがってるんでしょう。


実際、わさわさとすれ違う百鬼夜行軍団をみていたり、バーにの窓に腰掛けて投げキッスしているお兄さんたちを見ていると嬉しくなっちゃうんですよ。この人たちだって朝になればネクタイ締めて会社に通ってるかもしれないけど、取りあえず一年のうち一日ぐらい「あ~あ、**だったらよかったのにな~。**みたいになってみたいな~。」っていう思いかなえれたら面白いじゃないですか。もちろん、普段からかなえてる人も結構いますけど。


snow white


もちろん自己満足の極致なんだけど、周りが「すてき、すてき。」と誉めあう優しさまである馬鹿騒ぎってのはいいことなんじゃないかと思います。

日本旅行

10月の頭から日本に三年ぶりに行きました。帰りましたといいたいけど、現実は完璧な外国人観光客。じょうじとじょうじの両親も一緒なのでJRパスを利用して東京、京都、大阪、広島、名古屋、姫路など廻り歩き回り、全員まめだらけ。でも楽しかった。すべてが新鮮で、忙しくて、エキサイティングで。

外国人の視線で日本人をみるということは、日本人である私には一生できないことなんだけど、じょうじや彼の両親の疑問を聞くのはなるほどと思いました。些細なことなんですけどね。

例えば、日本には特に目の不自由な人が多いとは思えないのにどこに行っても「いらっしゃいませ。」から始まって、叫び声だらけだ。エレベーターに乗ればエレベーターがごちゃごちゃいう。自動販売機で何か買おうとするとぐちゃぐちゃいう。電車はぺらぺらとしゃべってるし、信号までなんぞいう。あ~うるさい。ほっといてくれ。と彼らは思うわけですね。特に言葉がわからないから雑音としか聞こえない。おまけに店員のマニュアル通りの滑らかなトークが薄っぺらくて、長々しくて空恐ろしい、という。

「しばらくすればなれるって。」と慰め(?)でいたけど、結局最後まで気になったみたい。

後、東京の朝、黒いスーツのサラリーマンの集団を見て両親が「日本人はみんなビジネスマンなのか?労働者はいないのか?」と一生懸命サラリーマン以外の人を探していた。「みんな同じようなスーツだし、何より怖いのは何百人も同じ方向に向かっているのに靴音しか聞こえない。話し声がしない。なんかSFみたい。」だそうな。

確かに。私もちょっと怖かった。なぜ無言。でも、正直私が本当に驚いたのはビジネスマンの髪形や靴が凄く自由になっていたこと。黒いスーツに赤茶のブーツ、、、。流行ってるのかなあ。カナダのビジネスマンの方がよっぽど画一的な格好。

最後に何度も何度も「気になる」といわれたのが「日本の女の子は何故足が曲がってしまってる子が多い?」「内股で歩くのは何故?」「足があんなに曲がっているのに身にスカートにブーツで強調するのは何故?」とシツコク聞かれた。そんなことしらんがな。私はもう日本にいないし、女の子でもないんだから。で、彼らの中でディスカッションが行なわれた様子で、色々な可能性を考え出し、私に提出。1、赤ん坊のころ、日に焼けないように気をつける日本人は太陽光線を浴びなかったのでクル病気味。 2、都市生活の発達しているので子供のころから歩かず、よって足が曲がってしまった。3、畳にすわっているうちに奇形になった。4、歯並びと一緒で日本人の身体的特徴で、奇形ではない。

どれも、頑張ってミニスカートはいてる乙女達には聞かせられない。でも、まあ4が一番近いのかな。う~ん、私にもわかりません。私の友達にはいないから。なので、しどろもどろに、「内股であるくってのは可愛いと未だに思われていて、子供のころからそういう歩き方してると、自然と大人になるころにX脚になっているの。奇形じゃなくて、後天的なもので、日本ではよいとされている。白人女性の髭や、白人男性の体毛みたいなもので、その国ではある種の異性へのアピール。」ど強引に説明。本当かどうか私にも謎。誰か教えて。



本物のRolling Stones

9月26日月曜日


土曜日のショックから立ち直り、本物のStonesをトロントのRogers Centre(旧スカイドーム)に見に行きました。


あ~やっぱり本物は62歳だろうとかっこいい。あの年でどうしてロックしてられるのかよく分からないし、ドラムのチャーリーはもうサイボーグなんだという噂(ウソ)もあるけど、さすがとしか言いようがないコンサートでした。


U2の熱いライブとまた一味違った、華やかで「ど~だ~。」といった感じのライブでした。


stones1    

巨大な唇と舌が、、、花柄なのはよく分からない。 



stones2

花火と火を使いまくって上の方にいた私たちまで熱を感じた。


しかし、またしても周りのお客さんの年齢層が、、、。たぶんデビュー当時からファンだったのね、というおじさんおばさんがたくさん。それもなぜかやっぱりちょっと田舎くさい。なんでだろう~。


基本的に屋内コンサートはタバコ禁止なんだけど、暗くなると結構皆さん吸っています。で、タバコだけじゃなくて別の物もかなり吸っています。(匂いですぐ分かる)。それでも別に何もないのが普通なんだけど、このコンサートで初めてセキュリティーだか警官だかに2人ほどマリファナのせいで連行されているのを見ました。近くに座っていた人が通報したみたい。連行されるの見るのも初めてだけど、チクルの見るのも初めて。やはり年齢層が高いから、、、っていうのは違うか。

Like A Rolling Stones

9月24日土曜日


トロントにはJeff Healeyという有名な盲目のギタリストがいます。Jazz/Bluesのギタリストで映画とかにも出ています。で、彼は小さなライブハウスバーを持っていて、毎週土曜日には自らただでJassショーをしています。また、有名なバンドがトロントに来ている時など、地元のトリビュートバンド(モノマネバンドともいう?)を出演させ、本コンサートの前に盛り上がったりすることが出来ます。


そこで月曜日のStonesのコンサートの前に地元のその名もLike A Rolling Stonesというバンドの演奏を聞きに行きました。演奏そのものはかなりよかったです。でも、、、本物よりかなりお肉がついてるにも、かかわらず、本物っぽい衣装を着て、かつらをかぶり、イギリス英語でしゃべる中年のおじさん達を見ているののりきれない。おまけに、Stonesのファン層が高いせいか、お客も、、、。それも普段トロントでは見ることが出来ないようなかなり田舎臭いおじさん、おばさんたち。一瞬アメリカ中南部にいるのかと思った。一瞬田舎のカントリーミュージックフェアに紛れ込んだのかと思った。一瞬自分がやせてると思った。


ある日本人留学生 ケース 1

海外に住んでると日本にいるよりずっと幅広く色々なタイプの日本人と交際できます。人口の過半数が移民の町トロントで同国人と出会うことって結構あります。でもって、日本人という共通項だけで普通の知り合いよりすこ~し近しい関係になれます。あくまで少しですけどね。


ようするに、普通だったら趣味が一緒とか、倶楽部が一緒とか、そういうきっかけがないと知らない人と話なんかしないけど、とりあえず日本人同士だとその辺はスキップできるんです。その代わり話し始めて「うっ、かなり気が合わないかも。」とか、「考えてることが宇宙人なみに理解できない。」という人と知人になってしまうこともある。もちろん、逆に日本にいたら絶対出会えなかったはずのかけがえのない友人も出来ます。


でも宇宙人の方がインパクトは強い。例えば、、、


A君20歳。語学留学で6ヶ月滞在予定。彼は英語が全然しゃべれなかった。でも、夢は大きく、カイロプラクターになるために学校に行きたいとおっしゃった。いいんですよ、それは。でも、その続きとして、「楽して、お金もかけず、奨学金かなんかで行きたいっすねえ。そういう学校ないっすか?」はないでしょう。恐る恐る、「大学の学位があって初めてカイロの学校に入学資格が出来るんだけど知ってるよねえ。」と聞くと、「えっ!なんでですか。不公平じゃないっすか。英語出来ないのに!大体俺日本人っすよ。それにじいちゃん指圧師だし。普通のカナダ人より出来るに決まってるじゃないっすか。」


もう私はただただ見つめてしまった。カイロプラクターという職業がなんであるかも知らずになんとなく出来ると思っている様子。いや、出来るかもしれないですよ。世の中何があるかわからないから。でも4年生大学出て、特別なカイロプラクティングスクールいって(医学部なみにむずかしい)、国から免許もらって、っていう手順。これはどんな奇跡が起きようと変わらない。その手順を不公平だという彼は一体誰?


この彼には続きの話があります。この人ストリートキッズの落書きアーティストと知り合って、どこかで一緒に泥酔して、その後自分だってグラフィティーが描けると、帰りの地下鉄の窓にスクラッチ手法でなんかを描いていて、警備員に注意され、逆上。激しく抵抗したため警察が呼ばれ、留置場ご宿泊。保釈金を払い出所。ホームステイを追い出され、次のステイ先ではホストを「火をつけてやる。」と脅しまた警察沙汰。


カナダに何しにきたんだろう、、、と思ったら日本で問題がありすぎて親が送り出したらしい。う~ん。カナダじゃないとこ送って欲しかった。できれば離れ小島とか、南極とか。で、この話で一番鳥肌立ったのは、彼の両親がカナダに「可愛い息子」をサポートしに来て、父は高校教師、母は児童カウンセラーと分かった時。おまけに二人とも典型的な「うちの子は悪くないんです。可愛そうに、言葉も通じない外国でひどい目にあわされて、、、。」っていう両親。


うん、日本に住んでたらこういう人達とは決して交わってなかったでしょう。貴重な体験をした。

熱きU2

9月16日


U2のコンサートに行ってしまった。大金出してオークションでやっと手に入れたチケット。4日間やるトロントのショーすべて発売1時間以内に売り切れてしまって、ダフ屋かオークションでしか手に入らなかった、、、。席の場所によっては$1000という金額で取引されているらしいけど、もちろん私の席はそんなゴールデンシートではない。よって、ステージははるかかなた。でもコンサートは素晴らしかったの一言に尽きるのです。


u2


新しい曲も古い曲も会場大コーラスで、Bono様が歌わなくても歌はわんわん聞こえてくる。もう盛り上げリ過ぎて顔はてかてか、目には涙が、、、。こういうのを一体感といのでしょう。集団で高揚して、それが一層気分を盛り上げるというのでしょうか。でも、これって後で我に返ると気持ち悪いもんですねえ。催眠術にでもかかったか、新興宗教にはまってしまったような。こんなすごいことを世界中でやれるスターっていうのは怖いような、、、。


U2はコンサートで一生懸命平和や平等、人として生きる権利などを叫んで会場に来たファン一人一人が何か出来るはず、まずは気づくことから始めましょう、というメッセージを送っていたけど、このメッセージが誰かを非難することだったり、排除することだったりした場合やはり全員とはいわないまでも、かなりのパーセントでファンはのってしまうんでしょうね。逆らいがたいスターの魅力と高揚した一体感は気を付けないと恐ろしい毒になるんだな~とコンサートから数日たった今日思いました。気を付けよう。


世の中のスターのみなさんはこんなに思い責任にも潰されず、また、パパラッティ-の攻撃にもめげずよくもまあ、がんばれるなあ。

カナダで日本文化

友達がメンバーの和太鼓グループのCDリリースコンサートがありました。彼らはかなり引っ張りだこで毎週どこかで演奏を頼まれていますが、今回のコンサートは自分達のコンサートなので色々趣向をこらして、日本のお面をかぶったり、獅子舞を出したりで耳だけでなく目も楽しませてくれるコンサートでした。


taiko


コンサートにやってくるのは日本人でなくカナダ人です。日本の音楽の中でも太鼓は特にこちらの人の趣味に合うらしく、ファンがたくさんいます。CDも売れています。トロント大学の音楽科では和太鼓のコースまであります。日本人には馴染みありすぎて当たり前のテンポが何故か彼らの心を騒がせるらしいのです。


面白いのは、このグループのリーダーで曲をたくさん書いてる人はカナダ生まれの日系3世で、日本語はしゃべりません。メンバー9人のうち3人だけ日本生まれの日本人です。一時は誰も日本語がしゃべれない時もありました。それでも、練習場は板張りで「土足厳禁」と書いてあります。また、練習前には準備運動したり、大太鼓たたく時はふんどしだったりします。外国の楽器も一切いれません。和楽器のみの演奏です。日本の太鼓グループよりずっとトラヂショナル。


よく思うんですけど、日本文化の継承者が減っていって、消え行く匠の技や芸術があると聞くけど、一歩日本の外に出れば継承したくてしたくてたまんな人がいっぱいいます。大使館や領事館でそういう人に日本文化留学奨学金とか出してあげれたら、色々な人種の継承者で日本文化は黄金時代を迎えるんじゃないでしょうかねえ。

インドの家政夫

デリーに両親が住んでいたころの話。

デリーに住む駐在員のほとんどはサーバントが何人かいます。

まず運転手。これはデリーでの運転が非常にしんどいから。地元ルールであちこちいくのはかなり難しい。

次に掃除人。外を掃除する人と中を掃除する人2人。何故かというと、日本人にはよくわからない理由で外掃除する人の階級が家の中に入れるほど高くないから。

お次は庭師。インドといえば大抵暑い。くそ暑い中庭の世話なんか日本人はしたくない。けれどそれなりの大きな家には庭がついてくる。よって庭師。

さて、他のサーバントより階級が上(?)だという、室内サーバント。さっきの掃除人は家人とあまりかかわらないから、そう偉くないらしい。サーバント達の中での権力者は料理人、そして家政婦。彼らは家の中のこまごましたことすべてを取り仕切り、主人の日常生活に関わり、大抵の場合同居している。一緒に買い物も行くし、慣れない生活の多々な悩み相談にものる。料理人と家政婦は二人別の場合もあるけど、両親の家は一人だった。

両親の家の家政婦は家政夫だった。ラメッシュといって40歳ぐらいの気の弱そうな細くておどおどした人だった。朝起きて部屋を出ると急いで飛んできて朝食の注文を取る。「朝ごはんはいらない。」など言おうものなら悲しそうな目で自分の手を見つめて立ち尽くす。仕方がないから「じゃあ、トースト。」というと、いそいそと台所たつ。出されたものは全部食べる。そうしないとまた、残り物をみつめてしまうから。おまけになんでもラップして冷蔵庫に保存。そうされたくなかったら、食べること。

朝食が終わると彼はうやうやしく両手の平を上にして「本日の洗濯物」を要求。下着は自分で洗いたいと思っても、洗濯室は彼のテリトリーなのでだめ。パンツまできちんとアイロンをかけて夜までに部屋に綺麗にたたまれて戻っている。一度などジーンズがズボンプレッサーで折り目がびしっ!っとついて戻ってきて、70年代を髣髴させた。

午後は買い物に出かける。マダム(つまり母)から晩御飯のメニューを聞き市場に出かけるのだ。ローカルの市場なので、日本人マダムには荷が重過ぎる。だから一人でチャリで行く。でも高級スーパーやマーケットも存在していて、その場合マダム自ら運転手に送られて買い物をする。そういう日は家でのんびりしている様子。子供がいない家の場合もう夕飯まで仕事がない。結構いい仕事かもしれない。

給料は他のサーバントに比べたらかなりいい。おまけに、他のサーバントの給料は彼がマスターから預かり、配給する。権力者だ。よくよく観察すると、家の中では腰の低いラメッシュも外で他のサーバントと話すときは心なしかふんぞり返っている。ちょっと笑える。で、人間どこでも同じだなあとちょっと安心する。

彼のエプロンのポケットには若くて綺麗な奥さんの写真が入っていて、出稼ぎしている彼のことを国で待っているとのこと。キッチンで誇らしげに見せてくれた。家政夫でなく一人の夫なのだと認識を改めた。

でもやっぱり朝起きて待ち構えているラメッシュはさえないおじさんサーバントだった。人間ってややこしい。

カナダ流上司との付き合い方

9月10日の土曜日はじょうじの会社のパーティーでした。というっても華やかなドレスアップパーティーでなく、朝っぱらからゴーカートでぶいぶいレースして、午後は社長の家の庭でご飯を食べながらストリートホッケー大会。すでにこのプランからしてカナダらしい。何故社長や副社長とゴーカートで競わなくてはならないのか。おまけに、人によっては社長に追突して抜いていく。そして社長もシャツが汗でべったりなるほどエキサイトして仕返しをしている。う~む。


         cart


その後のホッケーもUK支社長やUS支社長などお偉いさんがリーダーとなり、チームを4つ作って互いをやじり倒す。ただの泥酔親父!?と思える幹部達。そして一緒になって敵チームをやじらないと膨れる。即興の応援歌をこぶしを上に突き上げながら歌う。それも全員強制。試合は反則しまくり。そしてトロフィーはビールの瓶!


          hockey


エレガントな北米のパーティーはどこに行ってしまったのでしょう。これではまさに、町内親睦会。私の育った地方都市の自治会で夏休みに川や山にハイキングに行き、半強制的に思い出すも恥ずかしいくだらないゲームを色々やらされた、そうあれと同じだ。違うのは酒が入っているかいないかぐらい。あと、子供の為にゲームをやっているか、大人が楽しむためだけにやっているかとか。


ただカナダだなあと思ったのは、社長の家の庭、そしてホッケー会場となった家の前の道路がやたら広い。庭でバーベキューというが、どこやらのレストランのひとが白いシェフ帽かぶって、20人ぐらいで非常に豪華な内容を焼いている。特設バーが隅に出来ていてバーテンがいる。白いテーブルクロスの丸テーブルが10ぐらいでている。子供用に移動動物園が呼ばれている、、、とやはり日本人とはかけ離れたダイナミックさがあった。おまけに下っ端から幹部までがんがん飲みまくり、くだらない冗談で大喜びできる気さくさと明るさはかなわないね~。こちらはどうしても、どうしても「あ、これは上司、こっちは副社長。」と理性が耳元でささやいて、営業スマイルが離れない。しかし、考えてみるとここで面白いやつと認められると、あちこちの支社から来ている幹部に顔を覚えられ、次に仕事で話す時「ああ、この前は楽しかったねえ。」と声をかけてもらえて全然得。そんなことを考えながらカナダ人はパーティーに望んでいるんでしょうかねえ。それとも、ただただ、無邪気に楽しんでいるのか。私にはまだまだ謎です。

アメリカン・ルマン

9月4日日曜日


2,3,4日の週末はトロントから1時間ほどのモスポートサーキットでアメリカン・ルマン・シリーズでした。車好きの私達は勇んで週末だというのに朝から出発。田舎道をわき目もふらずサーキットに向かいました。



race5            

サーキットはこ~んなのどかな所にあるんです。



サーキットのゲートを過ぎると途端に大量のテントと車に包まれ、別世界。このレースを見るために色々な所からレース好きが集まってキャンプしながらサーキットで週末を楽しんでいます。ガソリンの匂いとエンジン音。いい大人がにこにこと嬉しそうにパドックに止っている車一台一台写真を撮っていきます。それにしても、こちらのレースはカジュアルなだけあって、レースに出る車が目の前で見れます。レーサーも普通にうろうろ。車の最終調整もお客さんの注目の中やっていてこっちが緊張します。


 race   

 race2



ポルシェやマセラッティ、サリーンなどのスーパーレースも迫力あって素晴らしいんだけど、私はホンダやマツダの普通車がチューンしてレースするようなやつも好きです。親しみがあって。それに、想像もつかないような凄い車じゃないところが惹かれます。

さすが北米と思ったのはざーっと並んだコルベットを見た時。あちこちから自慢の愛車を見せびらかしに来たオーナー達が新旧様々なコルベットを一箇所に並べて展覧会。ファンじゃない私もさすがに唸ってしまう。



race3    race4



とにかくおいしいスポットを探してはそこでビールを飲み、次のカーブ、次のストレッチと移動してのんびりかつエキサイティングなレースの楽しみ方、これが我らのアメリカン・ルマンでした。