日本人ぼこぼこ事件
最近、夏から秋にかけて日本人関係の事件が異常に多かったんですが、その中でもこのぼこぼこ事件は外国に住む日本人として納得いかない事件だったので紹介します。
留学生のA君。まだ18歳で英語を勉強に来ました。
ある日バス停でバスを待っていたら突然2、3人のカナダ人にタックルされ、殴る蹴るの暴行を受け病院にいくほどの怪我。おまけにわけがわからないうちに警察が来て手錠をかけられ、家宅捜索され、1日拘留。理由はそのカナダ人の家が「アジア人と思われる男に盗みに入られた。急いで家より外に出てみたらそこにアジア人が立っていたので犯人かと思った。」だそうで、もちろん容疑ははれ無罪釈放になった。・・・けどそんなの納得いくわけがない。
精神的にも肉体的にもダメージを受けたA君学校に相談。学校は警察に電話をして説明を求めたが留守電。その警官にメッセージを残しても、残しても、残しても返事はなし。3ヶ月が過ぎてしまいました。
A君の日本にいる親がいい加減怒って留学エージェントに文句を。しかしエージェントも警官が無視しているかぎりどうすることも出来ずついに領事館になきつきました。
領事館の人がその日のうちにその警察署に電話してその警官の留守電にメッセージを入れたら即30分後には返事が!
民間人とのこの差は何だ!
その警官次の日にはA君に会ってくれて謝り、殴った側を訴えたいか聞いてくれたんだけどそれでも言い訳がましく
「いやね、ちょっと忙しくてね。会いたいとは思ってたんだよ。心配したよ。相手側は訴えてもいいんだけど~、いや~残念だよね。君もうすぐ日本に帰らなければ鳴らないんだもんねえ。」
だって。
Aくん結局謝罪だけでゆるしちゃったんだけど私なら確実に訴えてます!でなければテレビ局に持ち込んでます。相手だけでなくその警官のことも思いっきり文句言うために。
踏んだり蹴ったりの留学
トロントに語学留学に来た男の子の話。
普通にホームステイして、毎日学校通って、何もなければ1年で帰国予定だったんだけど、ある春の日近所を散歩中事故にあってしまいました。この事故がまた不運としか言いようがない事故。
住宅地の歩道を歩いていたら、道路の反対側の家のドライブウェイに駐車してあった車がバックで飛び出してきて、あまりのスピードと勢いで反対側の歩道、つまり彼が歩いていた歩道まで突っ込んできて、そこにたまたま彼がさしかかっていたと、、、。結局彼は複雑骨折。将来的にも後遺症が残るほどの怪我。でも気絶してしまったので犯人が分からない。
で、その車が駐車していた家の人は否認。車は知らないホームレスが乗っていったと。そのホームレスは彼を轢いた後逃げたと。で、その家のティーンの息子が庭で仕事をしていたので通報したと。、、、限りなく怪しい。
普通の住宅地にホームレスは普通いません。外で大きな男の子が仕事してるいるのに近くに車は盗みません。それに、車の中に鍵はつけっぱなしにしないでしょう、普通。でも証拠がないから誰も捕まらず、当てられ損。おまけに保険がなかなかおりなくてお金はかかるし、苦しいし、言葉は出来ないしで、いつのまにかうやむやに。彼は長いこと入院生活を送り、ようやく退院できるようになったら即効帰国しました。
もうどうしようもない不幸ですね。で、英語も結局覚えれず、留学費は払わされ、入院費もかさみ、犯人は言い逃れた。自分は一生足を引きずる。おまけに自分はちっとも悪くないなんてね。平和な住宅地を散歩中もこれからは気をつけよう。
日本人妻
この十年ぐらいでカナダで日本人以外の男性と結婚する日本人の女性が急増しました。毎日のように日本人がこちらで結婚しています。で、大抵はうまくいっているんですが、やはり結婚して5年6年もたつと色々問題が出てくる人も、、、。特に子供が絡んでいると大変です。
ケース1
日本で知り合ってカナダで結婚。最初の数年は幸せに暮らしている。子供が生まれる。日本人妻のストレスが溜まる。旦那は理解できない。妻不満が溜まる。子供つれて日本に帰る。
これはまあ旦那が結構優しいカナダ人のパターンですね。旦那さんがどうしていいか分からなくてうろうろしているうちに、奥さんに逃げられてしまうという。日本で知り合うぐらいだから旦那さんは、日本人・日本文化が好きっていう前提があるし。まあ、このストレスの原因は大抵友達ができないとか、家族が回りにいないとか、英語に苦しむとか、あと、旦那との会話に溝を感じるとかですよね。
ケース2
カナダで知り合って結婚。もしくは子供が出来てしまって結婚。数年一緒に暮らすがうまくいかなくなる。ひどいパターンになると旦那が暴力を振るう。別れたいけど別れてしまうとカナダにいられなくなってしまうので我慢。もしくは子供を人質にとられる。
これはもっとシリアスですね。でも結構多いです。カナダにワーホリや留学できて生活の基盤が出来る前に結婚してしまったりすると運転免許も銀行口座も持たないまま、永住権も取らずに家にいるだけという困った状況になる人もいます。人によってはもう耐え切れず女性の保護センターに逃げ込んでそこに住み続ける人もいます。結構子供はほしいけど、妻はいらないという夫もいるので日本人妻は1人ほおり出されて途方にくれることがあります。
弁護士に聞いたところやはり最終的には自分の責任なので:
結婚をしたり、子供を生んでしまう前にきちんと相手のこと、住む町のこと、その国の法律などを把握しておくこと。
絶対に自分名義の銀行口座を作っておくこと。
子供のパスポートの管理など自分がすること。
何はともあれ英語を覚えること。
保護施設の連絡先を知っておくこと。
日本の家族、もしくは助けてくれる知人と連絡を絶やさないこと。
何かあったときは躊躇せず警察に連絡すること。
だそうです。
今度はイスラエルラリー
先週末のレバノンラリーに続いて昨日はイスラエルの為のラリーがありました。レバノンの為のデモはダウンタウンだったんでしたが、イスラエルラリーはユダヤ人が多いアップタウン、つまり山の手です。
あっという間に6億の寄付が集まったとか。レバノン人と同じぐらい、イヤイヤそれ以上にユダヤ人も多い北米。それも移民としてはかなりの成功者が多いユダヤ人コミュニティーならではですね。最終的には20億を目指しているそうな。
こうやって書くといかにも在カナダレバノン人と在カナダユダヤ人の間で火花散ってそうですが、そうでもないです。少なくとも表面上は。どちらかというと関係ないカナダ人一般がより強い意見を持っている感じで、当事者はもうとにかく早く平和になってほしいという気持ちでいっぱいのような。そうでなかったらお互い密かに、微かに罪悪感をもっているような、、、。だからなんか防御的意識からデモに参加しているような人も結構いる。あんたんとこが悪いんや!って言われる前にデモしておこう的な。
一般カナダ人は第三者なのでかなり大胆に「あっちが悪い。」「こっちが悪い」とそれぞれの意見を展開させているけど、昨日のニュースでイスラエル軍がUNで働いているカナダ人を爆撃で死なせてしまったことによって反イスラエルにベクトルが傾いた気がします。何人もユダヤ人やイスラエル人が死んでも、まあそこは他国。でもたった一人カナダ人が死んだとたん大騒ぎかいな。死んだユダヤ人やレバノン人の中にもカナダ国籍の人はいたはずなのに。こういう時カナダ人の心の奥底に潜んでいる移民に対する意識が出てくるなあって感じました。
そんな中ちょっといいなと思ったのがカナダ退役軍人のおじいさんのスピーチで「自分は今日イスラエルの為にスピーチをしているけど、それと全く同じ理由でいつでもレバノンの為にスピーチをします。なぜなら私はあの地区の為に戦ったことがあり、どちらの国の為とかでなくそこに住んでいる普通の人々の気持ちを考えているからです。」だって。罪を擦り合っている間にもたくさんの人が死んだり怪我して苦しんでるんですよね。
パスポートをなくしたら
夏はやはりトロントの日本人人口が跳ね上がります。観光、留学、ワーホリ、、、。で比例して増えるのがパスポートをなくしてしまう日本人人口。
毎日のように誰かがどこかでパスポートをなくしてしまいます。
よくあるケースその1:
友達とバーで飲んでいてトイレに行きたくなりました。友達に『荷物見てて』と頼んでトイレへ。しかし頼んだ友達も自分も酔っているため荷物の確認を怠る。トイレから帰ってきても荷物をチェックしない。帰るときになって始めて自分の鞄がないことに気づく。時既に遅し。これがコーヒーショップであったり、レストランである場合も多し。
よくあるケースその2
寮に住んでいて荷物がいつも出しっぱなし。パスポートも財布も人目のつくところにおきっぱなし。普段は気にも留めないが必要となったとき探すとなくなっている。普段の生活では他の生徒が何人も部屋に出入りする為誰が取ったかは分からない。自分がなくしてしまった可能性もある。
よくあるケースその3
引越しを何度か繰り返し、パスポートを引越しの箱の中に紛れ込ませてしまい紛失。どこかに入れたはずなのにどうしても見つからない。
よくあるケースその4
強盗に襲われ鞄ごと奪われる。、、、これはまあ本当に災難ですね。
ケース4以外は大抵避けられる状況なんですがつい、、、ということが多いです。カナダは身分証明書に厳しくないので、というかバーに行くかカジノにいくぐらいしか要求されないのでついパスポートの存在が薄くなるんですね。でも実は命綱ですから無くさないように大事にしましょう。
紛失したら取り合えず警察に紛失届を出して届けを出したという記録番号みたいなものを貰わないと、再発給してもらえないんですよね。それに、パスポートのコピーとか戸籍とか必要だし。普段からコピーを取っておいた方がいいんですよ。でもってそのコピーは間違っても財布やパスポートと一緒に持ち歩かないように。取られたらおしまいですから。
日式
今日はじょうじがマイアミに出張してしまって暇なのでマッサージに行こう。
マッサージ師は中国人のおばちゃん。日本式指圧やタイ式マッサージ、スカンジナビアンオイルマッサージもしてくれます。
トロントは中華系がとにかく多いので同じ東洋人である日本人は結構恩恵を得てるんですよね。マッサージに限らず東洋的なサービスが充実していて。
食料品、便利品、百円グッズ、洋服、靴、下着、などなど。「日式」の文字もあちこちに見られます。おまけに最近は韓国人人口も増えて日本人にはより便利。スーパーの前で焼き芋やタイヤキまで売っています。正直日本系の店に行く必要がどんどん減ってきています。でも面白いのは、日本食糧店に行くと逆に中国人がたくさん来ている。店の人いわく「日本食料品店には高いけどいいものがあるから。」といって何百ドルと買い物して言ってくれるんだそうな。これって一昔前の日本人の行動です。逆に日本人は「安い安い」と中華系スーパーで買い物してるのに。
トロントにいると日本のニュースで見る中国人や韓国人の反日デモとか疑ってしまう。みんな仲良くお互いのいいとこ取りしようとうごめいているから。中国人や韓国人の友人に反日感情について聞いてみても皆「昔の話なんじゃん」と。よくよく考えてみれば今日本でどれだけの日本人が「アメリカは日本に爆弾落とした。だからアメリカ人は皆憎い。」というかですよね。日本人は歴史を忘れやすいとか色々言いますが、、、ニュースは日本をプラスにしろマイナスにしろ特別扱いしすぎじゃないですかねえ。どこの国だって現状は似てる気がします。
他民族国家の悩み
イスラエル軍のラバノン進行はカナダ人にとっては他人事ではなくって、ニュースで毎日大勢のカナダ人がどうカナダに帰ろうか、政府はレバノンを助けてくれるだろうか、家族は死んでないだろうか、、、って。
正直こんなにたくさんレバノン人がカナダに移住していたとは思ってなくてびっくり。それも大部分がモントリオールに住んでるなんて。モントリオールには中国人もたくさんいるし、意外とミックス。フランス系というイメージばかりが強いけどトロントと同じぐらいマルチカルチャーなんだね。そういえばネオナチとユダヤ人の対立とかもモントリオール多いし、、、。
週末にトロントとオタワとモントリオールでデモがあって、色々な人種がイスラエルに抗議していたけど、カナダ首相はアメリカやイスラエルよりで非難してない組。これは大勢のカナダ人にとってショッキングなことなんだよね。平和なカナダのイメージから離れたくないとみんな思っているから。でも、新しい保守党の首相はカナダ軍にもって活躍してほしいし、世界に強いカナダのイメージを与えたいらしい。世論と真っ向から反対してる政府の態度。今後どうなるのかな。
上司
上司にすごい人がいます。何がすごいってその他の人全員に嫌われていること。上からも下からも露骨に嫌われ、女性からは 黴菌扱い。まさに小学校とかでいじめにあってる子そのもの。先生も冷たく、クラスメートに嫌われ、一番やさしい子にまで「いじめられる方にもちょっとは原因があるよね。」などといわれてしまうタイプ。なんが悪いとピンポイントできないところに問題があるんですよね。
みんなの意見を合わせると、一般的なところで「仕事が出来ない。」「決断が出来ない。」「曖昧な薄笑いで誤魔化す。」など。それ以外には[行動が怪しい。」[胡散臭い」など。一番笑えるのが「職場のお茶を盗む。」「ウォータータンクの水をボトルに詰めて家に持ち込む。」「毎日同じ時間に鞄を持って30分ほど出るけどどこに行くのか誰も知らない。」など。大ボスなんかは「あいつの前で笑顔を保つだけでもキツイ。」とひどい言いよう。みんな嫌いな人の行動ほど良く見ているもので、何をしても話題に成ります。実は人気者と紙一重。
私がうざいと思うのはもっと現実的なことで、毎日朝と夕方「おはようございます。」と「お疲れ様でした。」を言いにわざわざオフィスに顔を出しに行かなくてはいけないこと。他の誰もそんなこと強要しないのに。というか、強要しないと誰も挨拶してくれないからなのか。それを思うとちょっと哀れに思うけど、でも面倒。
おまけにコンピューターのちょっとした「問題」にいちいち大騒ぎして「問題があります。すぐ来てください。」とオフィスに呼ぶのもやめてほしいです。なんせその「問題」が「WORDドキュメントの字が青いところがあるんで、黒に変えたい。」とか「メールの着順が日付だったのに変わってしまっている。私は何もしてないのに。」とかですから。おまけにこの「私は何もしてないのに。」がポイント。あなたが何かしたから変わったんでしょう、といいたいけど本人は決していじってないと言い張る。そして最悪なのが他の人には自分がコンピューター結構詳しい振りをする。恥ずかしいからやめて。
とまあ、言い出せばそりゃこんな些細なことでもたくさん文句が出てくるわけで、これはもう単に人物が嫌いだからすべてが嫌いというパターンに当てはまっています。どこにでもいますよね、こういう人。本当に何が悪いのかよく分からないけど取り合えずすべてが悪い。可哀想な人物です。
バレンタイン
今年は異常に暖かい冬で雪も全然なし。スキー場も雨が降ったりしてカナダらしくないとみんな文句ばかり。寒かったら寒かったで文句言うんですけどね。私的には寒くなくていいから雪がほしい。橇遊びが出来るぐらいは降ってほしいですね。
それにしても年取ると時間が早く進むってのは本当ですね。クリスマス休暇だったと思ったらもうバレンタイン。日本は今ごとチョコレートが街にあふれてるんだろうな。
カナダではバレンタインは男性が女性にギフトと花を贈ることが多いので、男性にはちっとも楽しくないイベントでしょうねえ。でも、若い女性の多い職場では誰が一番ギフトが多いかで戦々恐々。日本の会社や学校で男性がどきどきするのと似てるかな。こちらでは職場に花やギフトが配達されてくるので誰に男がいるかばればれになります。また既婚女性でも旦那さんが花を職場に贈らせたりすると、その女性は「お~結婚しても尽くさせている!」と尊敬(?!)されます。このパターン日本人の旦那にはありえないので、日本人は肩身が狭い2月14日です。
友達の保育園は当然のことながら若い女性ばっか。去年のバレンタインはカナダ人の職員の為に朝からぞくぞくとお鼻のデリバリーが、、、。日本人、中国人、インド人などの職員は「いや男がいないわけじゃないの。ただ、ほら文化的な違いが、、、。」と何故か言い訳しなくてはいけない羽目に。ちぇっ、ですね。ただ、花やギフトを貰って喜ぶカナダ人も行き過ぎはやはり引くらしく、職員の一人が「私の彼は去年花を送ってくれて、家に帰ったらキャンドルライトのディナーが用意してあって、おまけにバラの花びらをベッドに撒いてくれてあったの。」と得意げに言うと全員「そこまではキモイ!」と宣言されたそうです。だよね。やりすぎに注意。
我が家はもうロマンチックセンスのかけらもないので思いっきり本人に「で、14日何かほしいわけ。」と聞かれ、「う~ん、お金かな。」と答え、「じゃあかってにおろしたら。」で会話が終わりました。
大雪
しばらく忙しくしていたらあっという間に街はクリスマスムードに包まれて、カードも飛び交い、自分だけ取り残されていました。焦り始めているところにドンと大雪が降り身動きも取れなくなって最悪です。
もう今年はカードもプレゼントも諦めようかとすでに弱気。
でもカナダ人は元気でどこのお店もクリスマスの買い物客で長蛇の列。よけいこちらもやましくなります。
