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今年もよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ご覧になったか方もいるかと思いますが、先日NHKで80年代のイギリス音楽特集をやっていました。
高島お兄ちゃんの司会でたまにやっている洋楽番組です。
おそらく今年のロンドンオリンピックに引っ掛けたんでしょうが、幅広く紹介していた割に時間が短くちょっと散らかった感がありましたね。
紹介されたのは デヴィット・ボウイ、ロキシー・ミュージック、スタイルカウンシル、デュラン・デュラン、ヒューマン・リーグなど…その中ではやはりジャパンは好きですね。

活動期間は短いものの短時間でこれだけ変貌して行ったバンドもそうはないですよ。
柔軟にいろいろな物を吸収して見事にオリジナルに転換してしまう。
中でも坂本龍一には相当影響されていた様に思います。

解散前の武道館のライブを見に行きましたが、強烈に印象に残っているのは実は意外にもサポートメンバーだった一風堂の土屋正己さんなんですよね。
ソロのギターを弾きながらしなやかに座り込んでしまうパフォーマンスはそれはそれはすばらしくみんな釘付けでした。

残念ながらBa.のミック・カーンは他界していますがVo.のデヴィッド・シルビアンは今も活動をしていてエレクトロニカでアンビエントな作風が今もいいです!!


アデルのカバー曲

早いものであっという間に年末ですね…

この時期はいつもより時間があるのでゆっくりと音楽を聴く時期でもあります。

聴く物はというといつもフィーリングで選ぶのですが天候や季節にはかなり左右されている様に思います。
寒くなると何故か毎年 ジャズ、プログレ、エレクトロニカなど内面を旅する系の音をチョイスする事が多いですね。

先日 久しぶりに横浜を散歩したんですが、良い意味で緩さがあり景色の抜けもあるからなのかいつ行ってもゆったりとしたグルーブに癒されます。

勝手な僕のイメージから来るんだと思うのですが、横浜にいるといつも決まってR&B,ソウルを聴きたくなるんですよね。

そんな流れもあり今年は例年とは違いソウルなんかもチョイス枠に入ってます。

ソウルとして今年を振り返ってみると各賞総なめなアデルの年でしたね。

僕が彼女を聴くこうと思ったきっかけはザ・キュアーのラブソングをカバーしていたからなんですよ。
(ザ・キューアーといえば初来日公演でVo.ロバート・スミスが一曲終わるごとに足下に並んでいる牛乳を一本ずつ飲み干してたのを思い出します。こりゃ太るよな~と(笑))

聴いてみると見事に彼女流に消化されていてかなりグッときました。

アコースティックでブルージーな感じがこの季節とても心地いいです。


禁断のミュージックアロマ遂に発売!!!

以前にお伝えしましたミュージックアロマも満を持して遂に遂に発売です!!!

FUNDOMでは アンビエント,サイケデリック,アシッドという3種類の音楽のテーマを基にその音楽にあった香りを作り出しました。

この商品はそれぞれの音楽のテーマの本質を考えながら下記のイメージで構成して行ったんです。
基にした音楽をそれぞれ一部だけ紹介しますね。

アンビエントでは内面の少し翳りのある部分に光をあてながらも浄化させて行くイメージ

・Ralome / Plaid


・Molfsee / Ulrich Schnauss



サイケデリックでは内面のトリップを促して覚醒させ精神的に解放して行くイメージ

・Oscillations / Silver Apples


・Earthquake / Deerhunter



アシッドではレイブカルチャーがもたらした心が開いていく感覚と繋がって行くピースな感覚のイメージ

・Pacific 707 / 808 State


・Born Slippy / Underworld



出来上がっての感想はこれはもう超純正の激ヤバアイテムですよ!!
ちなみにローマ教皇が使われる神聖なアロマオイルなども使用しています。

この製作をお願いしたまがり氏になぜアロマの世界に進んだのか訪ねた事があったんです。
世の中にまだアロマという認識がなかった頃 自分の実の叔母が不治の病で余命先刻をされたらしいのですが、
自分に何かできないだろうかと植物のオイルを使いマッサージをして行ったのが始まりらしいです。
その後 その方は病もすっかり直り今も元気で過ごしておられるようです。
植物にすばらしい力があることを感じた彼女は、何かに導かれる様にその時のレポートを基にこの世界の研究を始めて行ったと言っていました。

そんなアロマ界の巨匠とのコラボからできた禁断のミュージックアロマ、是非テーマの音楽を聴きながら試してみて下さい。
未知なる扉が開かれます。

生ものなため個数限定生産です。
くれぐれも扱い注意です!!

遂に発売!!!

いち早情報です。

前にもお伝えしましたFUNDOMオリジナルのフォトTシャツ第一弾の販売を開始致しました。

・パブリック・イメージ・リミテッッド(P.I.L)結成記者会見時の尖りきったジョン・ライドン

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・奥様から80年代の彼のポートレートとしては最高の一枚と賞賛されたジョー・ストラマー

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・そしてカルトヒーロで今や神格化されているジェネシス・P・オリッジ率いる “サイキックTV

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をモチーフにした3点です。

このために作ったオリジナルボディーはラインや生地などにこだわり抜いた大人の方にこそ着ていただきたい一着です。
数量限定のためお早めにどうぞ!


実は秘かにRECKONというアメリカのアーティストがやっているブランドのTシャツもFUNDOMらしいラインナップで販売しました。
トム・ウエイツ、セルジュ・ゲインズブール、ビヨーク、クリント・イーストウッド、フリーダ・カーロ etc.

一枚一枚ハンドメイドのため少量入荷です。
こちらもお早めに!!



重たい気分だった80年代幕開け。

日本時間の今日がジョン・レノンの命日ですよね。

ジョンは当然の様に好きですがフリークというわけではなかったです。
が...彼の亡くなった前の晩に友達の家で本当にたまたまなのですが、ジョンの曲を一晩中聞いて語り明かしたんです。
次の日 家に帰った所で亡くなったニュースを聞きました。
そのタイミングには本当びっくりで、虫の知らせみたいでしたね。

実は同じ年の5月にジョイ・ディヴィジョンのVo.イアン・カーティスが自殺したのですが、当時の僕としてはそれはそれで
相当ショックでそのウエイトはジョンと同じくらいでしたね。

80年代幕開けの年 重たい気分でしたよ...

残ったメンバー達で作ったバンドがご存知ニュー・オーダーですが、僕はイアンの死のショックを引きずっていたあまり、正直すぐには切り替えられなかったです。

ニュー・オーダーの最初のアルバム「ムーブメント」はメンバー自身も切り替えれずにジョイ・ディヴィジョンを完全に引きずったものでした。

今思うと結局 83年の「ブルーマンデー」が出るまで僕はニュー・オーダーというバンドをあまり受け入れてなかった様に思います。

あれから30年程経って2バンドともこんなにも評価されるとは正直思いもよらなかったですが、今聞いてみても新鮮な部分がありますね。

今日は話しの流れの様、 ジョン~ジョイ・ディヴィジョン~ニュー・オーダーのリレーで過ごしてみます。


ジャー・ウーブル新作〜FUNDOM新商品情報

ジャー・ウーブルが久々に新譜出したみたいですね。
最近はめっきり聴いていませんが相変わらず地をはうような低音を出しているんでしょうね。

彼はP.I.L(パブリック・イメージ・リミテッド)の2ndまでのメンバーなんですが、
前にもブログで書いた事があるプライマル・スクリームのスクリーマデリカにも参加していると言った方がピンとくる方もいるかもしれません。

今回久々に聴いてみようかと興味を持ったポイントは、P.I.Lメンバーだったギターリストのキース・レブンが参加しているからです。
P.I.L時代はジャーのうなるベース音にキースのフリーキーなギターが加わるとエッジの立った独特な空気を過持ち出していましたから…
30年くらい立ってからどんなコラボレーションになっているのかやはり気になる所です。(来年にはP.I.Lの新譜も出るとの情報もあります。)

実はFUNDOMでは今オリジナルフォトTシャツを製作しているのですが、
70~80年代のロンドンに10年間行ってらっしゃって当時の音楽シーンにミュージシャンと同じ目線でどっぷりと入り込んでいらっしゃった ハービー・山口氏 の写真をモチーフにしたものなんです。
当時の写真を 解説をしていただきながら見せていただきましたが、パンク、ニューウエーブ物を中心にそれはそれはもう宝の山でしたね!!

第一弾はこのジャー・ウーブルもいたパブリック・イメージ・リミテッッドの結成記者会見の時の、尖りきったジョン・ライドンの 目力がすこぶる強い写真の物や、ジョー・ストラマーの写真で 彼の奥様から80年代のジョーのポートレートとしては最高の一枚と賞賛された写真をモチーフにした物、カルトヒロー ジェネシス・P・オリッジのバンド“サイキックTV”の結成当初の雰囲気がたまらない写真をモチーフにしたものの3点です。

この企画の為にボディーも一から作り すばらしくスタイリッシュな仕上がりになりましたので 乞うご期待!

今後もシリーズ化して展開していきますので要チェックして下さい。
こちらの3種類は間もなく発売ですので、先日のアロマ共々発売を開始しましたら又告知させていただきますね!






ザ・スミスのリマスターCD

ザ・スミスのコレクション・ボックス・セットが出ましたね。
ジョニー・マーによる完全リマスターという事で聴いてみたくなりました。

ザ・スミスというといわゆるネオアコのバンドですが、モリッシーの書く詩やアプローチなどはパンク的な精神を持っていた様に思います。

退廃的で反抗的だが耽美的でもあるザ・スミスのサウンドは出た当時はかなりのオリジナリティーを感じましたね。

当時のイギリスでは商業的な音楽にうんざりだった層にねじれたユーモアのある歌詞が支持されたんだと思います。

僕はと言うと、モリッシーの文学的な云々というよりジョニー・マーの奏でる繊細なフレーズが好きだったり、
ジョー・スリーがデザインした二色刷りの映画スターなんかが印刷されていたアルバムやシングルのジャケット欲しさに買っていた所もあります。

ジャケでモチーフとして使われていたのは例えば、ジャン・マレー、ジョー・ダレッサンドロ、テレンス・スタンプ、ジェームズ・ディーンなどなどですが、特に映画オルフェの1シーンでのジャンマレーのジャケは好きで部屋に飾っていた記憶がありますね。

で…今回のリマスターですが、The Queen Is Deadを聴き比べた印象はさすがに抜ける所は抜けているし音圧もかなり出ていていいですね!

年々マスタリング技術も進化してますから、好きなアルバムなんかは新しくリマスターされた物が出る度に買っちゃいますよ。まんまとレコード会社の策略にのらされているんだと思いますけどね。(笑)


モグワイ来日!!

モグワイの日本公演いよいよ来週ですね。

そもそも僕がモグワイを知ったのはファーストのジャケットからで、
変わったジャケットに思わずジャケ買いしてしまいました。
そのジャケはというと知っている方も多いとは思いますが、
今は違う銀行に変わってしまった富士銀行の看板が前面にフューチャーされた目を引くものだったんです。
日本版はロゴ部分が削除されていた様ですが…

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半信半疑で聞いてみるとこれがかなりドンピシャの好みの音で、即座にライブを見てみたいと思う音でしたね。

それから後 最初にライブを見たのは新宿にある頃の音響もすばらしかったリキッドルームで、
その音は限りなく美しい静寂な部分とラウドな轟音部分が交互に洪水のごとく押し寄せ、
この減り張りがあちこちの体のスイッチを押してきて、気がついてみると頭がいい具合にしびれて覚醒した感じになったんです。

のちにフジロックのホワイトステージで見たのですが、おもしろいことに野外でも同じ感覚になるんですよ。

ライブとは体感して楽しむものだという事をあらためて教えてもらった気がしました。

デビューして15年になるモグワイですが正直 途中あまり聞いていなかった時期もあるんですげど、
今年出したアルバムは、その富士銀行のジャケットのファース・アルバム『ヤング・チーム』を手がけたプロデューサーのポール・サヴェージを迎えたアルバムだったので久々に聞いてみました。

そこには 初期の頃からブレないモグワイサウンドがあり、
長年愛用していたが最近はタンスにしまい込んでいた 体に馴染んだコートの様にすぐにフィットしましたね。

ライブも相変わらずいいのでしょうね!



エブリシング・バッド・ザ・ガールこちらも再結成!?

先日のブログで書いた、再結成したザ・ストーン・ローゼスはフジロック2012に出演決定した様ですね。

で、こちらも再結成といっていいかどうかはわかりませんが、
トレイシー・ソーンのシングルにベン・ワットがギターとコーラスで参加した様で、2人が共演するとEBTGの音になっちゃいますよね。
the xxからの依頼により彼らの曲「Night Time」をカバーしたようです。

急に寒くなってくるとこの感じ良いんですよね。




EBTGといえばネオアコの世界では数々の傑作を生み出しているユニットですが、
2000年代に入りベン・ワットはディープ・ハウスに傾倒して行きDJやパーティーオーガナイズ、レーベル運営などプロデューサーへと転向していき、こちらの世界でも大成功しています。
トレイシー・ソーンはというとマッシブ・アタックに参加したり良いペースでソロワークをしていますよね。

もちろんそれぞれの近年のソロ活動も大好きではありますが、僕としては何故かそれぞれの最初のソロ
ベン・ワット「ノース・マリン・ドライブ」とトレイシー・ソーン「ディスタント・ショア」をいまだに一番良く聞きますね。
もちろん夏の終わりとかですけど…

来年も引っ張り出すのかな…


新商品情報:ミュージックアロマ

FUNDOMでは現在いろいろなオリジナル商品の制作を進めています。
徐々にお伝えして行こうと思いますが、まずはミュージックアロマという商品です。

このミュージックアロマという商品を作るに至ったのは、何か五感に訴えかけるFUNDOMらしい商品を と考えた所、聴覚と臭覚を同時に刺激できたら立体的に音楽を楽しむことができるかも という発想からでした。

そこで相談を持ちかけたのは アロマ界の草分けで、教え子も世に何千人と送り出していて、アーティスティックな感性を持ち合わせた20年来の知人でその世界の超スペシャリストです。彼女に早速この話をした所 すごくおもしろがってもらい、今回の商品の制作に参加してもらう事となったのです。

まずはテーマを決めて、僕の方でイメージするコンピレーションを作る所から始めました。
ただ単にテーマにあった楽曲を入れ込んだだけではなく、ストーリー性をも持たせ テーマの本質を表現して行く様 心がけたつもりです。

そのコンピレーションを元に、彼女の方は何度も何度も聞きながら綿密に 音楽に合った香りを作って行ったのですが、おもしろかったのは 100%天然の素材を使っていますから 当然アロマ自体が生きていて、混ぜた先から香りが変わって行くんですよね。(当然彼女はどう変わって行くかも計算して作っています。)
なのでしばらく安定してから僕に確認をして また微調整をし という作業を繰り返し繰り返し行い ようやくベースが完成しました。

現在 最終的な安定を待っている所で間もなく完成の時を迎えます。
ワインの醸造の様ですね…

試した感想は、どれも想像以上に良い意味で時間を忘れてトリップしますよ!
かなり深く音楽が楽しめますね。

テーマはというとAmbient, Psychedelic, Acidという3種です。

かなりヤバいもの作っちゃいました(笑)

販売時期が見えたらまた報告させていただきます。
乞うご期待を!!