rioのブログ -6ページ目

コールド・プレイ ニューアルバム

コールド・プレイのニューアルバム「Mylo Xyloto」を聞きました。

一聴した感じ最近の彼らの作品からすると地味ではありますが、後から味が出てくるタイプでしょうかね。

タイトルに関してボーカルのクリス・マーティンは、「音楽は僕達が知らないところからやってくる。指先とかつま先とか。アイデアが出てきたら変換する。ザイロ(xylo) つま先(toes)って」と、アーティストのインスピレーションの不思議さを強調し、ある種のキャラクターみたいなものだと記者の質問に答えたようです。

アルバムのプロデューサーにはブライアン・イーノのクレジットもありますが、実際はマーカス・ドラヴス、ダニエル・グリーン、リック・シンプソンの3人がプロデュースしているそうです。
マー カス・ドラヴスは以前ブライアン・イーノのアシスタントで、アーケード・ファイアー「ザ・サバーブス」やビョークなどをプロデュースした人です。

実は アルバムの発売に際し、調度 10月26日の今日、マドリードでのパフォーマンスをストリーム配信する様で、
映像はアントン・コービンが手がける模様です。

アントン・コービンといえば真っ先に浮かぶのはやはりU2のジャケットやデヴィッド・ボウイ、ビョーク それとジョイ・ディビジョンのボーカルイアン.カーティスの生涯を描いた映画「コントロール」でしょう。
ストリーム配信で彼の世界観を体感できるのは今からすごく楽しみです。

以前、フジロックにコールド・プレイが出演した際、縁あってステージ脇から見る事ができました。
演奏の一音一音に波打つような反応をするお客さん達に凄まじいエネルギーを感じて、
ライブとはアーティストとお客さんとの一体感から成り立っている物だとその時強く感じましたが、
今回のようなコンピューターを介したライブでも又 違った一体感が得られることもあるかもしれませんね。

www.youtube.com/coldplayVEVO



ストーン・ローゼス再結成!

ストーン・ローゼスがオリジナルラインナップで再結成するようです。
来年の6月29日と30日にマンチェスターでのライブが発表されました。

Ian Brownの離婚がキッカケなんて噂もある様ですね。

彼らのサウンドはというと、
フォーク・ロックやブリティッシュ・ロックにダンスの要素を加えた感じで、
デビューした頃は調度、アシッド・ハウスのムーブメントが始まり、
ヒッピーの聖地イビザ島からのレイブカルチャーが盛り上がりを見せ、
この頃のイギリスはフラワームーブメントの再来と言われた時期で、
このサイケで踊れるロックというのがタイミングも合って、絶大な支持を得ていました。

ただ、日本においてはマイブラやニュー・オーダーあたりといっしょで、後から神格化して行った様に思います。
正直 僕も当時はジーザス・ジョーンズ辺りの方が良く聞いていたかもしれませんね.....

彼らの功績に関しては言うまでもなく、
メロディアスなロックとやんちゃイズムはオアシスへと、
ドラッギーでダンサブルな部分はプライマル・スクリームへと受け継がれている様に、
それ以降のミュージシャン達への影響力は相当な物だと思います。

今回の復活で、96年のレディング・フェスティヴァルでの最後のライブの失敗を拭うことができるか、皆が見守る所だと思います。




アンプリファイドTシャツ ストーンローゼス
そうとういけてますよ こちらも是非ともチェックを !!



エレクトリック・マイルス

先日たまたまテレビを見ていたら1973年エレクトリックマイルス(マイルス・デイビス エレクトリック期)の全盛期の日本公演ライブをやっていました。

どうやら長らくテープが行方不明だったものが最近発見され、デジタル・リマスター版で新たに蘇らせたものだそうで、
いわゆる幻のライブ映像です。

絶えず変化する事に貪欲であったマイルスですが この時期は、
ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、スライ&ファミリー・ストーンなどに刺激を受け、
ロックやファンクを取り入れて行った時代で、エレクトリック楽器を大胆に取り入れて賛否両論を呼んでいた頃です。

僕はこの時期の『ビッチェズ・ブリュー』というアルバムが好きで、ジャズが云々というよりもこの感性にピンときてよく聴いていました。

ジャンルにこだわるのではなく、カテゴリーを超えて新しいものを追求して行く、
マイルスの様な そんなオルタナティブなマインドを持ったアーティスト達が昔から大好きです。

どうしても守りに入ってしまいそうな時代ですが、何事も新たに切り開いて行く精神は忘れたくはないですね!


ジギー・スターダスト アイテム

5年近くまったくライブを行っていないデヴィッド・ボウイですが、引退説が流れている様ですね。

ある意味 ロックを牽引してきた所もありますから事実だとしたらかなり寂しい事です。

当時からイーノ好きな僕は、数ある彼のアルバムの中でもベルリン3部作に相当やられましたが、
時代を超えて一番聞いている物はというと、やはり言わずと知れたグラムロックの金字塔「ジギー・スターダスト」でしょうね。   

コンセプトワークもさることながら、曲が圧倒的にどれもすばらしいです。

知っている方も多いとは思いますが、そのツアーでステージ衣装を手がけたのが 、
当時 ロンドンでのファッションショーにおいて、歌舞伎からインスパイアされたデザイン・演出を取り入れ話題となった
山本寛斎です。

音楽以外にも、「地球に落ちてきた男」などの映画や、「エレファント・マン」などの演劇、パントマイム、絵画 などなど、
あらゆる芸術に精通していたボウイにとっては 異国の伝統美を持った歌舞伎に魅了されたのは当然と言えば当然でしょうね。

実は、今回その衣装をモチーフにしたTシャツを扱える事になりました。(少量入荷)
これからの季節 ジャケットなどの下にインナーとして着る事で良い個性が表現できると思います。
この機会に是非とも!!

rioのブログ

ZIGGY PRINT Tシャツ


ジギー引退発表から華麗な復活を遂げた様に、今回も復活して目の前に現れる事を心待ちにしたいと思います。



バイオフィリア支持

ビョークの新プロジェクト『バイオフィリア』のアルバムいいですね!

今日の様に肌寒い日に合っているというのもあるんでしょうが、
間違いなくここ最近聴いている物の中では最高にハマりそうな作品です。

ただ バイオフィリアというのは単なる音楽プロジェクトという事ではなく、
自然+テクノロジー+音楽を合体させ 各種学問分野にまたがったマルチメディア・プロジェクトという事の様で、
「原子から宇宙まで、音楽的構造と自然現象の間にある 関係性の探求よりインスパイアされたもの」とのことです。

活動は、アプリ開発者、科学者、作家、発明家、ミュージシャン、楽器製作者との共同作業から成り立っている様です。

僕はもともと理科系肌なので、日頃興味のある所も突かれた感じで、この部分からも完全にやられました。

ゲームやアニメ、教育的なアプローチもして行く様で今後の活動から目が離せません。

ようやく取り扱うことができました!!

昔知り合いがやっているお店に行った時の事、そのお店全体で とても気持ち良く音が響いていたんです。
空間全体を独特なアナログ感で優しく包み込むような...

どこから鳴っているのだろうと見つけ出した所、それは筒のような形をした独特なフォルムのスピーカーで、
柳 宗理のバタフライ・スツールのような日本の美を持ったアカデミックなデザインのものでした。

驚いたのは、スピーカーと言うと誰もが想像するであろう 左右2台に分かれた物ではなく、
筒のかたちで一対の左右から音が出ていたことです。

何と言うか印象的には楽器っぽい感じを受けました。

次ぎにそのお店に行った時に、何枚か音を持って行って聞かせてもらいましたが、
Vo.ものやアコーステックなもの、アンビエントな感じのもの などがひたすら心地よく聞こえましたね。

優しい音色で夏の疲れを癒したり、秋の夜長に読書でもしながらゆっくり音楽をかけたり とこれから来る季節には最高の演出をしてくれるでしょうね!

持っていて損のない一生ものです!!


$rioのブログ

波動スピーカー MS-0801

Scremadelica

そういえば、だいぶ立ってしまいましたが SONIC MANIAはどうだったんですかね?

PrimalScreamのScremadelicaセット 20年たった今見たらどんな感じなんだろう...

アルバムの発売当時はアシッド・ハウス・ムーブメントの中で、レイブカルチャーから生まれ落ちた良い意味での時代の産物という感じでした。
アンディ・ウェザオールやアレックス・パターソンをリミキサー&プロデューサとして器用したのも面白かったですね。
クラブサウンドとロックミュージックが融合した一つの型を示してくれた様に思います。

何というか、このアルバム程 脱力感と高揚感が見事に織り混ざったアルバムは他にはそうはないでしょうね。

実は当時のScremadelicaのツアーをClub Cittaで見ているんですが、Vo.ボビーが相当ドラック漬けになっている頃で
よだれたらして歌ってましたね(笑)
ドーピングでは完全にアウトですが、その状態だから生まれたのも事実だったりします。

セカンドサマーオブラヴなんて遠の昔に聞かなくなってしまいましたが、このアルバムは時代や世代を超え聴かれ続けて行くんでしょうね。

カセットテープの音源をデータに変換できる機器

僕自身がすごく欲しかった製品です。

アナログレコードとカセットテープしかなかった時代、
エアーチェックと言ってFMラジオから流れる音源をテープで録音したり(当時は事前にかかる音源がFM雑誌に掲載されていた)、好きなアーティストのライブにウォークマンを忍ばせて行き録音したり、自分の好きな編集版を作ったりと、
当時 カセットテープの自分の中での需要はかなり高かったですね。

実は未だに捨てきれず結構取ってあったりするんです。

当時 何かのインタビューでテーププリークのブライアン・イーノが、
カセットテープはTDKがいちばん優れているみたいな事を言っていて、それ以降僕はTDKに統一したんです。
長年立って聞いてみるといちばん延びていない率が高いのがTDKでしたね。

今回紹介したいTAPE EXPRESSという製品は、前に紹介したアナログレコードの音源をデータに変換しPCに取り込めるhandy trax USBというのがあったと思いますが、それのカセットテープ版です。
カセットテープの音源を手軽にデータ化してPCに取り込める優れものです。

それ以前にテープを聞く機器が少なくなった今テープを聞くことができるだけでもありがたいですね!

さて、この週末はカセットテープがしまってあるパンドラの箱を開け、掘り出し物を探す旅に出てみようと思います。

rioのブログ
TAPE EXPRESS


晩夏

8月もあっという間に終盤ですね。
残暑が残りつつも少しずつ秋の気配を感じ始めるこの季節
一年の中でもかなり好きだったりします。

僕は季節によって聴く音楽が変わるんです。
これまではラテンフィーリングの物や開放的なロックやらいわゆる抜けのいい感じの物を好んで選んでいましたが、
この時期になると少し翳りを含んだ音がフィットします。

どのジャンルにもこの感覚を持った物はありますが、
今日は坂本龍一やデヴィッド・シルビアンなどとも共演しているFenneszの曲を。

ノイズを使ってこのような表現ができるのはすばらしいですね!



また一つ才能が…

少し前なので知っている方も多いと思いますが、レイハラカミさんが亡くなりました。
また一つ才能を失ってしまいましたね…

アンビエントとして家でよく聞いていたので、最初はライブのイメージが全くなかったんですが、
たまたま10年程前のFUJI ROCKのレッドマーキーのステージでライブを見て、
アンビエントでも踊らせることができるんだと感心したのを思い出しました。

僕の中でのいいアンビエントとは、
一瞬にしてその場の空気を変え、時間軸をも変えてくれて、違った次元へと旅させてくれる
そんな感じのものでしょうか...

彼の音楽もまさしくそれで、一音鳴っただけでも彼とわかる個性は類稀な才能の証でしょうね。

先ほどもTV番組のBGMとして使われていましたが、どんな映像にも彩りを添えることができるんですよね。

これからもきっと機会があるごとに聴いて行く音楽だと思います。

ご冥福をお祈りします。