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アトムス・フォー・ピースのデビュー・アルバム

アトムス・フォー・ピースとは、レディオヘッドのトム・ヨークと、U2,ベック,レディオヘッドなどのプロデュースを手がけるナイジェル・ゴドリッチが中心で始めたバンドです。

初めて知ったのですが、トムの父は原子物理学者らしく幼少の頃から原子力のことは身近だったようで、
そんなことからもこのバンド名が付けられたのだと思います。

09年の初ライブでは Joy Division の'Love Will Tear Us Apart'をカバーしていたので、
どんなバンドになって行くのか楽しみにしていましたが、やはりエレクトロニカで落ち着いたようですね。

正直トムの個性が強いだけに、トムのソロとの大きな違いはないのですが、
打ち込みと生の楽器のバランスを相当綿密に計算しながら作られているようには思います。

だいぶ以前のこと、レディオヘッドがエレクトロニカのアプローチを初めて取り入れたツアーでは、
トムは以前からのロックなテイストが強い曲よりも、エレクトロニカの楽曲の時にこそ暴れていて、
こちらもつられて盛り上がってしまい、エレクトロニカとは家で聴く音楽だという認識を覆されました。

今回のバンドは、そこにレッチリのフリーとブラジル人パーカッショニストのマウロ・レフォスコの生のグルーブ感が加味されているのですから、否が応でもライブを体験したくなりますよね。







アンダーワールド “カール・ハイド”のソロ

今年の“SonarSound Tokyo 2013”の2日目にヘッドライナーとして出演する、
アンダーワールドの karl hyde がソロアルバムをリリースするようです。

先行で発表された音源からはアンビエントな嗜好の中にも大人の色気を感じ取れます。
精神的にもこもりがちなこの時期にはふっと無理なく染みこんできますね。

アンダーワールドとしてのレイブではない屋内としてのライブは、
まだ新宿にあった頃のリキッドルームで始めて見たのですが、
音楽の魔法を随所に感じさせてくれるそれはそれは素晴らしいものでした。

ランナーズハイじゃないですけど、
本当に素晴らしい音楽を素晴らしいシチュエーションで聞いた時には、
アドレナリンが出ますよ。満たされた気持ちに包まれます。

カールのソロでのライブではどんな感覚になれるのかちょっと楽しみです。

4月10日 on sale
KARL HYDE/Edgeland(エッジランド) 
BEAT RECORDS
BRC-366X
¥2,800(tax incl.)



不思議健在 “ヒカシュー”

80年代「テクノ御三家」と言われていた P-MODEL、プラスチックスそしてヒカシュー。

YMOが出てきた後にデビューした ニューウエイブの洗礼も受けての3バンドですが、
その中でも特に異彩を放っていたのがヒカシューです。
演劇、民族音楽を取り入れたアプローチが一度見たら忘れられない強烈な印象を与えていました。

その後もジャズ、クラシック、雅楽など幅広い要素を取り込みながら活動を続けていましたが、
30年たった今でも、フリーインプロヴィゼーションも取り入れながら、
民族音楽的なパフォーマンスは健在のようです。

昨年はフジロックにも出ていて再評価も高い彼らですが、メロトロンやテルミンなどの楽器を使いながらの、
Vo.巻上公一のヴォイスパフォーマンスは情感に訴えかけます。

海外でも評価の高い彼らは、ロシア、シベリア、リトアニア、ノルウェーなどに招かれ、
独自のネットワークを形成してきているようで、
実は今もトゥバ共和国からホーメイの音楽家を招いていて、この週末にワークショップを開催するらしいです。

興味の湧いた方は参加してみてはいかがですか?

ホーメイワークショップ

2013.01.27(日)@新宿 常圓寺
OPEN 14:00/START 16:00
参加費¥5,000

※予約はメール、またはお電話でお申し込み下さい。

メール予約:mailto:office@makigami.com

電話予約:0465-63-0578



ジョン・フルシアンテがエレクトロ!?

今年もFUNDOMを宜しくお願い致します。

正月に昨年購入したものを整理していたら、ちゃんと聴けていなかった元レッチリのギターリスト、
ジョン・フルシアンテのアルバム“PBX Funicular Intaglio Zone”が目につき、
この機会にとゆっくり聴いてみたんです。

僕の中では、白いジミヘンと呼ばれていたイメージが強かったので音を聴いた瞬間 驚きました。
なんと今回、エレクトロなアプローチとかやっているんですよ。

以前からアーティスト性が強くやっている事にはすごく興味はありましたが、
まさかエレクトロに行くとは...

おそらく交友のあるトム・ヨークやナイン・インチ・ネイルズなんかの影響が多分にあるとは思うのですが、
彼にしかできないオリジナリティーはさすがです。

クラブサウンド寄りなものもありますが、ジャンルという壁は飛び越えていて、
真の意味でのフリーキーなオルタナサウンドがここにはあります。

伸び代も相当感じるので今後も期待せざるおえませんね。
僕は、彼のような探究心が強い人にいつの時代にも惹かれます。


映画“MY WAY”主人公クロード・フランソワとは?

先日、久しぶりに映画の試写会に伺いました。

フランスの国民的スターだったクロード・フランソワの伝記映画です。
とはいえ彼は日本ではあまり知られておらず、僕も全くスルーしていた口です。

フランスのポップスと言えば、ミッシェル・ポルナレフは大好きで幼少の頃よく聞いていましたが、
クロード・フランソワは日本ではあまり紹介されていなかったこともあり全く知りませんでしたね..
それだけに何の先入観も持たずにこの映画を見ることができました。

日本タイトルは“MY WAY”

そうです フランク・シナトラやシド・ヴィシャスで有名な、あの“MY WAY”の原曲は彼の手によるもの。
エンターテイナーとして、作曲家、プロデューサーとして、そしてビジネスマンとしても優れた才能を持っていた、後のフランスのミュージックビジネスにおいては非常に重要な人物だったんです。

エンターテイナーとしての発想力、ビジネスマンでとしての着眼点は非常に面白く、
時には紆余曲折しながらも、すべてが音楽を愛している事から生まれてくる、
夢を叶えて行くエネルギーが見ているものの心を奪います。

彼自身のドラマチックな生涯自体もストーリーとして相当面白いのですが、
この映画のテンポと演出が素晴らしく、2時間半もの長い映画にもかかわらず、
見ているうちに完全に引き込まれ全く飽きずに見れました。

来年春以降の公開だと思いますが、強力にお勧めです!



“taste of Fundom vol.01” いよいよです!!

いよいよ今週 12.14(金) FUNDOMの2回目のイベント“taste of Fundom vol.01”が開催です。
今回は知的変態忘年会と銘打ってDEEPな夜を演出します。

今回のゲストはあのパール兄弟のサエキけんぞう氏。ニューウエーブムーブメントの重鎮で、
セルジュ・ゲンスブール関連の紹介や制作アプローチとしても有名な第一人者です。
サエキけんぞう氏とは今後FUNDUMとのコラボ商品も企画していますので乞うご期待!!

そして、もう一人のゲストはNUMANOID aka DJ TSUYOSHIです。
世界でも名の通ったDJ TSUYOSHIのエレクトロ名義がNUMANOIDです。
90年代には10年間ロンドンで過ごしていたこともあり、ニューウエーブ・カルチャーを
体現しているだけに、このイベントではどの辺をかけてくるのか僕らもすごく楽しみです。

皆さんも是非、エロティックで大人な夜を楽しみにいらしてください。



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taste of Fundom vol.01
~知的変態忘年会~

サブカル・ショップ・サイト=Fundomが始動させたイベント“taste of Fundom”
今回のゲストは、ニューウェイブ界の重鎮でミュージシャンにしてプロデューサー,文筆家でもあるサエキけんぞう氏。そして世界を駆け巡る日本を代表するDJ TSUYOSHIのエレクトロ名義:NUMANOIDという豪華なラインナップ。文字通り大人向けでエロテックな知的変態イベントとなるであろう。

Date / 2012.12.14 Friday
Time / 11:00pm - 5:00am
Venue / DERORI
Fee / ¥2,000(1D)

Line-up /
サエキけんぞう(パール兄弟)
NUMANOID aka DJ TSUYOSHI (MADSKIPPERS / Joujouka / IDPS)
黒木ユタカ(映像監督,イラストレーター)
YOKOTA (Easy Chair)
某野悦二(Fundom)
RIO(Fundom)
ysk(Fundom)

サエキけんぞう (ミュージシャン):
1980年ハルメンズでデビュー、86年パール兄弟で再デビュー、03年フランスで歌手デビュー、作詞家として、沢田研二、モーニング娘。サディスティック・ミカ・バンド他多数に提供、プロデューサーとしてセルジュ・ゲンスブール・トリビュートなど多数。
タレントとして97年、NHK総合「ソリトン」司会など。著書「歯科医のロック」(角川文庫)他多数。12年「ロックとメディア社会」(新泉社)でミュージックペンクラブ賞受賞。

NUMANOID(DJ,ミュージシャン) :
NUMANOID とはDJ TSUYOSHIのエレクトロ名義である。
93年単身渡英し、MATSURI PRODUCTIONSを立ち上げ、レギュラーイベントである RETURN TO THE SOURCEの成功等で一躍世界のトップDJに。
2000年、拠点を東京に移し、エレクトロレーベルMADSKIPPERS(www.madskippers.com)を立ち上げ、自身のエレクトロバンド、 JOUJOUKAも始動させ、リリースにイベントにと精力的に活動し大盛況を博している。現在は若手育成のためのDJスクール「IDPS」(www.idpsorg.com)も設立した。

Fundom:
知性と感性を刺激する、モノにこだわるオンラインショップ!!
http://www.fundom.co.jp
http://www.facebook.com/Fundom.media

DERORI:
http://www.derori.jp/
ad:渋谷区渋谷1-10-1 tel:03-5774-6082




冨田勲×初音ミク

世界にも名が通ったシンセサイザー・ミュージックのパイオニア的存在、冨田勲が初音ミクと共演。
何ともそそられるニュースでしたが、初演は11月23日 東京オペラシティコンサートホールで行われ、
結局見れずじまいでした。

今回の公演は氏の新作「イーハトーヴ」交響曲を初めて披露するもので、
「イーハトーヴ」交響曲は宮沢賢治の世界を表現し、
人間や自然を超越した宇宙的な力を音楽化する壮大な作品です。

その中で初音ミクは、宮沢賢治の世界の中にある、
「姿の見えない行きどころのない声」という位置づけで取り入れられた様ですね。

考えてみれば富田氏のアルバムでも70年代から人声のシミュレートは、
アルバムのいたるところで使われていましたので今回のコラボも必然といえば必然ですが、
御年80歳となってもまだまだ新しいカルチャーに興味を示すというのは本当に頭の下がる思いです。

エネルギーをいただきました!






ブライアン・イーノ久々のアンビエント

ブライアン・イーノというと、いろいろな音楽に目覚めって行った学生の頃、
ある一つのジャンルにのめり込みそれに少し飽きてしまった時に、
その都度なぜか決まってこの人のアルバムをよく聴いていたのを思い出します。

今思うと例えばそれはワインなんかのテイスティングをする際 他のワインに移る時、
一度水を口に含んでリセットする。そんな感覚に近かったのかもしれないですね。
僕にとっては今だに彼の音楽はニュートラルな位置づけです。

今回のイーノの新譜はwarpからで21世紀初のアンビエント作品です。
もともとは現在イタリアのトリノで行われているサウンド・インスタレーション展
〈Music for the Great Gallery of the Palace of Venaria〉用に制作された音楽から発展したものだそうです。

その昔ラフォーレ飯倉のこけら落としをこのブライアン・イーノが担当したのですが、
会場自体が体感するアートスペースというかインスタレーションされた空間で、
例えば音に関しては天界、地上、地下とエリア分けしたところからいろいろな音が
繰り返しループで聞こえていて、
その音の無限大の組み合わせによって変化していく瞬間瞬間を感じ取るというもの。
光やモニターから映し出される画像や床までもがゆったりとした時間軸で刻一刻と変化していて、
気がつくと意識も含めて少し前とは全く違った場所にいるというとても不思議な空間でした。

今回も出発点はサウンド・インスタレーションとのこと、
何年たとうがやっていることや基本観念は全くブレない人です。

もう終わってしまいましたが、今回のこのアルバムを羽田空港の第2旅客ターミナルにて
館内各所で放送していたようですね。

なかなか素敵な試みです。







7年ぶりとなるアルバムを出した“セイント・エティエンヌ”来日決定!

その昔「‪Only Love Can Break Your Heart‬」というニール・ヤングの名曲を、
泥臭さがまったくないダブのアレンジに気怠くキュートな歌声を載せヒットさせた
あのセイント・エティエンヌです。

名前の感じや曲の印象からフランスのバンドだと思われがちですが、ロンドン出身の3人組なんですよね。
日本ではピチカートVなんかが支持していたのでそれで知った人も多いのでは…
4枚目のアルバムではトーレ・ヨハンセンをプロデューサーに起用するなど、
ますます洒落た物好きの嗜好にハマって行ったのを覚えています。

実はFUNDOMでも7枚目のアルバム『フィニステア』に収録された音楽を背景に、
ロンドンの街を架空の24時間で旅する映像作品というのを扱っています。
これショートトリップしますよ!
部屋の空気も良い感じに変わってインテリア的にもお勧めです。

プロモでは、今回の来日のきっかけにもなった今年発売した新作『Words And Music By Saint Etienne』
から「I've Got Your Music」のビデオが公開されています。
これはファンに投稿を呼び掛けた「お気に入りアルバムのLPを持った映像」をフィーチャーしたビデオ
だそうで、見ていると音楽好きは思わずニンマリとしてしまいます。

2013/1/20(日) ビルボードライブ大阪
2013/1/22(火) ビルボードライブ東京






宇宙的陶酔感

4年ぶりとなるシガー・ロスの新作 少し前に買ってはいたのものの、
暑い日が続きこのアルバムを聴くモードになかなかならなかったのですが、
このところ朝晩が涼しくなってきたのでようやく聴いてみることにしました。

やはり寒い所で生まれた楽曲は寒い時期に聴くのが一番ですね。
日本には四季があるからこそ味覚や視覚はもちろん、
音もいろいろなものを楽しませてもらえるんだとつくづく思います。

で、今回のアルバムはというと、今までよりもアンビエント感も増していて好みです。
FUNDOMで作った ミュージック・アロマ (AMBIENT)との相性もすごくよく、
より深い宇宙的陶酔感を感じられることと思います。

宇宙といえば、コールドプレイとかも使われた、映画『宇宙兄弟』でシガー・ロスの楽曲も
使われているらしいのですが、幻想的な空間世界は間違いなくしっくり来るでしょうね。








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