オンライン証券社長のblog -5ページ目

情報の価値

あのJ.W.ワイルダーが、100万ドルを出して

アダムセオリー 」という手法を購入した。


現在、私たちは、この書籍を1万円足らずで

この書籍の日本語訳を購入することが出来る。


・・・では、

同じ内容の本を100万ドルで買ったワイルダーは

1万円で購入した私たちより損をしただろうか?


この問いに対して、いろいろ考えられる。


私は、過去、テクニカルセミナーを数々開催してきて

得た教訓だが、情報にはある程度、その質に応じて

それ相応の対価を支払うべきである、と思う。



きっと同じアダムセオリーでも、

100万ドル出したワイルダーは、

真剣に行間を読んだことだろう。


深遠な哲学を探りながら、

そこで得た知識を

マーケットでも自信をもって

応用し適用していっただろう。


それに対し、1万円弱で購入した

購読者全員に当てはまらないだろうが、

100万ドル出して買ったワイルダーよりも

行間を読む真剣度は低いと思う。


(誤解を招くといけないが、敢えていうと、)

適当に読み流し、半ば解ったつもりで

マーケットに参入し、生兵法怪我のもと

何十万円、何百万円、何千万円と損を出す方が

罪深いと思う。


つまり、同じ情報でも、1万円弱で、100万ドルで

買った場合、単純に99万9900ドル得をした、と

思ってはいけないと思う。


情報を発信する方もそれなりの覚悟が必要だが、

情報を受信する方もそれなりの気構えが必要である。


マーケットに関して、様々な情報が飛び交っているが、

どの情報が有益であるかを吟味していきたい、と想っている。


そして、その有益な情報を、きちんと投資家に伝えるには

どうすれば良いのか腐心している。



ダラダラ渋滞

自動車の渋滞を見て、

単純に交通量が多いから起こる渋滞と

事故や工事で車線が狭くなって起こる渋滞、

それから、事故を見物して起こる渋滞とかあるが、

都心で多い渋滞に、各々がダラダラと運転しているが

ゆえに起こる渋滞がある。


たしかに交通量は多いのだが、

よく観察すると、それほど交通量がないのに、

渋滞する時がある。


しばらく走っていると、

だんだん渋滞が解消されていくのだが、

その光景を目にしていると、

ふと仕事に関して考えさせられた。


仕事はチームワークであるが、

仕事でも、仕事を急ぎ仕上げようとしている人と

それほど急がない人が一緒に仕事をしていると

仕事が仕上がる時間は、明らかに、

急がない人に合わせた結果となる。


仕事を仕上げる速さが1の人と2の人がいると、

次のような方程式が成り立つように想う。


1×1=1 (遅い人同士、予想通り遅く仕上がる)

1×2=1 (速い人が遅い人のスピードに引っ張られる)

2×2=4 (速い人同士だと仕上げも速く、質も高い)


仕事はチームワーク。

一人が抜けても、遅くても

全体に影響が出てしまうもの。





商売の基本

商売の基本はコミュニケーション。


関心を持ってもらう、というには

まず、コミュニケーションありきである。


コミュニケーションがないから

関心の持ちようがない。


コミュニケーションのツールは増えたが、

コミュニケーションの能力は低下している

ような気がする。


便利になったためだろうか・・・

車が発達して、脚力が低下したように。



ほうれんそう①(報告)

報告するにも技術が必要である。


起こったこと全てを報告するのは不可能だから、

ポイントをつかんで報告しなければならない。


自然と、報告しなければいけないことの

ポイントを探すようになる。


次に、重要度や緊急度の高い順に、

報告する前に準備をしなければならない。

重要度の高いものもあれば低いものもある。

緊急度が高いものもあれば低いものもある。


最後に報告する前に考えなければいけないのが、

報告する順番を考えることである。


化学薬品を混ぜるのと一緒で、

同じ化学薬品を混ぜるのでも、

混ぜる順番を間違えると

全く違う薬品が出来上がってくる


報告も同じで、報告する順番を

よく考えないと、相手に全く違う印象を与え

場合によっては違う意味を伝えてしまう

可能性がある。


何も事情をしらない人を相手に

説明するのだから、相手の立場になって

考えて、報告する項目を選びだし、

報告する順番を考えて、報告してみよう。


そうすると、自然に、自分の仕事の段取りも

良くなり、効率も良くなっていくことに

気がつくだろう。




ロングショート

市場のボラティリティが高く、個人投資家、

特にポジションを持ち越す個人投資家にとって

損失が出ている投資家だけでなく

利益が出ている投資家も

ストレスを感じる相場ではなかっただろうか。


8月1日に書いたブログ にの時に比べ、

最近の値動きは、予想以上に激しい。


こういう値動きの相場が到来した場合、

弊社の端末の良さが活かされるはずなのだが、

まだその良さを活用できていないお客様が多い。



さて、今回の暴落により、値動きの性向が

大きく変わってくるのではないだろうか、と思う。


膠着した相場を作り出す要因として、

ヘッジファンド)のポジショニングが上げられる。


たとえば、割安の株を買い、割高の株を売る

いわゆる「ロングショート」と呼ばれる手法があるが、

昨今の相場で、割安な株は更に下がり、

割高な株が上がる事象が観測されていた。


私は相場を予想する仕事は既にしていないので、

相場の方向性に関しては何もいえない。

ただ、弊社のお客様が作られるポジション全体を、

証券会社が負うリスクに注意を払う、という点で

相場を見ているのだが、16000円を下抜ける時と

今日の前場の値動きを見た時、嫌な予感がした。


安値の割り方があっさりし過ぎていたからだ。


相場は難しい、お金儲けはもっと難しい。

だからこそ、最高の端末と環境を整えようと

今まで腐心してきたのだが、今日、改めて

セミナーの質の向上、特に、投資家啓蒙活動の

必要性を強く感じた。


がんばらなければいけないポジションは

決して良いことはない、

個人投資家時代に肌身に沁みて得た教訓を

何らかの形で、お客様に伝えられればと思った。




新しい勉強会

20世紀初頭のテクニカル分析は、過去のチャートから、

現在のチャートに似たパターンを抽出し、末来を予測していた。


ワイルダーが現れ、RSIなどのオシレーターが

生まれたことにより、値動きの仕組みを、高値や安値、終値などの

バランスやウェイトの位相が主たる原因で、それらを数理的に捉え

分析する手法が大いに流行った。


一目均衡表などは、数理的な考え方がされているようだが、

コンセプトはともかく、あの神憑り的な最適なパラメーターの

算出には、膨大な数の過去の事例を紐解くというパターン

検証から導かれたものだ。


つまり、過去の事例を様々な手法や角度から照らし

合わせて分析する近代テクニカル分析と、

徹頭徹尾理論的な説明で値動きを説明しようとした

現代テクニカル分析との違いを、どれだけの

テクニカルアナリストは意識されているだろうか?


マーケットプロファイルは、明らかに現代テクニカル分析に

属する手法かもしれないが、理論的という観点からいうと

現代テクニカル分析とは異なる領域の分析手法かもしれない。


近い将来、ファンドネット証券で、お客様と一緒に

こうした勉強会を開いていけたら良いのにな。。。

とふと思ったのだが、実際のところ、個人投資家の方たちは

参加されるだろうか?




セミナーについて

私が証券会社を設立できたのも、セミナーを開催して

生活を立てていいたからだ。


名もない、実績もない私が講師を務めるセミナーに

ネットを通じて駆けつけてくれたお客様たちがいたからこそ

今の自分がある。


そう、セミナーが原点なのである。


肩書きもない、知名度もない自分がセミナーを開く時、

不安でしょうがなかった。


お客様をどうやって集めようかと悩み、

お客様からどんな質問を受けても

大丈夫なように日々テクニカル分析の

研究に勤しみ、

参加してくれた人たちが、どうしたら

また聞きに来てくれるようにするか腐心した。


営業の基本である。


今、いろいろなセミナーが開かれているが、

講師達はこういう苦労をされているのだろうか?


お客様に、明日の相場がどうなるかはアドバイス

出来ないが、普段勉強していることとはひと味

違った見方が出来るようなヒントをさずけ、

少しでもお客様の利益に繋げたい、

そういう想いで、営業部を2つに分けた。


懇切丁寧にお客様に接し、質問に答える課と

セミナー等の投資啓蒙活動に力を入れる課。


大証フェアーの後、大阪でセミナーを開催する

8月21日と28日 にも弊社の会議室でセミナーが

行なわれるが、大阪のセミナーは少し趣が違う。


思い入れがたくさんあるセミナー活動だが、

敢えて後任に託し、見守る心境は、不安と期待が

講師を担当する本人同様に高まる。



将来を見据えて

将来、このまま行けばダメになる、と

解っていながら、今日明日楽をするために

刹那的な措置を取るのは如何なものか?


今は瞬間的に楽になるかもしれない。

だが、明日はどうなるだろうか?


段々、苦しくなる方法よりも、

今は苦しいが将来を考えた方法を

採用し、行動に移すべきではないだろうか?


難しいことは言わない。

まずは簡単なことから始めようではないか。


仕事を簡潔明瞭に処理 すれば、

効率が上がり、時間に余裕が出来る。


そうなると・・・

時間が生まれる=お金も生まれる

という方程式も成立する ようになる。



Time is money

Time is moneyという諺があるが、

「時間はお金のように大切ですよ」

という浅薄な意味合いではない。


これは、物理学者アインシュタインが

導き出したE=mc²という方程式に

匹敵するくらいの意味合いを持つのでは

ないだろうか?


少し大げさかもしれないが、

エネルギーと質量との間に

きちんとした相関関係が存在して

いたという事実を、科学的に証明した

特殊相対性理論の考え方は、

20世紀物理学に大きな影響を与えた。


それに対し、Time is moneyという

方程式は、古の時代より語られ

伝えられてきたものだが、

なかなか現実社会に認識されて

いない理論である。


時間の持つ価値と通貨という価値、

全く別次元のように想われていたものの間に

きちんとした相関関係が存在しているのである。


相場の世界に入り、

時間の持つ金銭的価値感を

実業の世界にいた時以上に

認識させられた。


世の中には、こうした方程式が

まだまだ沢山知られずに存在して

いるのだろう。






不安定な状態を解消する方法

以前、「不安の解消法 」というブログを更新したが、

これはわが社の社員から寄せられたお題である。


前回も書いたように、とても一言では語り尽くせず

今回も思いついたまま書き連ねようと思う。


自分は、基本的に、前向きな人間であるが、

以前は、どうしても、やるせなく、何もかもが

ネガティブに見えてしまう時があった。


そういう時の自分を鑑(かんが)みてみると、

他人を信頼していない場合が多かった。


人間は、他人を信用できなくなると

とても不安定な状態になってしまうもの。


人間は何かを信じていたいのだ。


人間は他人を信頼しなければ、

精神が不安定になるように

作られているのではないだろうか?


そういう風に作られているのならば、

その仕様書どおりに行動すれば

人間は本来の力を取り戻し、

安定した状態になるのではないか。


(だから、古来から宗教が流行るのだろう。)


よろしい、ではどうやって他人を信じるのか。


信頼は愛情と同じで、見返りを求めてはいけない


見返りを求めた信頼や愛情は、

信頼や愛情を相手に与えることなく、

不信や嫌悪を自分に与えてしまう。


相手を信じて疑わなければ、(相手はともかく)

少なくとも自分の精神衛生上は良好だろう。


ただ、見返りを求めずに信頼をしても、

その相手が自分を利用しようと企て、

何かしらの危害を加えようとしたら、

その信頼関係は閉じた方が良いだろう。


相手が自分に対して、危害を加えない限り、

見返りを求めずに信頼し続けた方が、

その相手のためではなく、自分のためには

良い結果をもたらしてくれる、のではないだろうか。


要は、心のバランスを得るためであり、

宗教にはまったり、鬱になったりする時は、

だいたい無意識のうちに見返りを求めている

場合が多い。


見返りを求めず、相手を信頼する。

見返りを求めず、というのが重要で、

相手を信用する、というのはさほど重要ではない。


不安定な状態を解消する方法、

日々、研究と実践と反省を繰り返しながら、

この問題に取り組んでいる。


また、機会があったら取り上げたい話題だ。