情報の価値
あのJ.W.ワイルダーが、100万ドルを出して
「アダムセオリー 」という手法を購入した。
現在、私たちは、この書籍を1万円足らずで
この書籍の日本語訳を購入することが出来る。
・・・では、
同じ内容の本を100万ドルで買ったワイルダーは
1万円で購入した私たちより損をしただろうか?
この問いに対して、いろいろ考えられる。
私は、過去、テクニカルセミナーを数々開催してきて
得た教訓だが、情報にはある程度、その質に応じて
それ相応の対価を支払うべきである、と思う。
きっと同じアダムセオリーでも、
100万ドル出したワイルダーは、
真剣に行間を読んだことだろう。
深遠な哲学を探りながら、
そこで得た知識を
マーケットでも自信をもって
応用し適用していっただろう。
それに対し、1万円弱で購入した
購読者全員に当てはまらないだろうが、
100万ドル出して買ったワイルダーよりも
行間を読む真剣度は低いと思う。
(誤解を招くといけないが、敢えていうと、)
適当に読み流し、半ば解ったつもりで
マーケットに参入し、生兵法怪我のもとで
何十万円、何百万円、何千万円と損を出す方が
罪深いと思う。
つまり、同じ情報でも、1万円弱で、100万ドルで
買った場合、単純に99万9900ドル得をした、と
思ってはいけないと思う。
情報を発信する方もそれなりの覚悟が必要だが、
情報を受信する方もそれなりの気構えが必要である。
マーケットに関して、様々な情報が飛び交っているが、
どの情報が有益であるかを吟味していきたい、と想っている。
そして、その有益な情報を、きちんと投資家に伝えるには
どうすれば良いのか腐心している。