大日連山(奥大日・中大日・大日岳)2022.9 ① | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

 

大日連山に行ってきましたーラブ

・・・

 

 

 

 

と言っても、

これもまた9月のこと。

ブログがなかなか追いつきませんわ(汗)

 

 

 

最近はブログを書く気力もイマイチで

困ってますのん

 

 

 

さあて。

大日連山とはなんぞや?

と、思ったそこのアータ♪

ちっと知ったかぶりして言いますとですね

 

 

 

立山連峰の剣御前小舎から連なる大日尾根にある、

山の総称だわよ(→結局地図見ないとよくわからんかも)

 

 

 

総称というのは

奥大日・中大日・大日岳と、早乙女岳・前大日岳です。

でも「早乙女岳」と「前大日岳」には登山道がついてないので

一般ハイカーは行けませんのよ。たぶんね・・・。

なので今回歩いてきたのは題名どーり、

「奥大日岳」と「中大日岳」と「大日岳」ざんす。

 

 

ここに行くには室堂平からか、大日平からか、

なんですが。

だいたいは室堂平から入って雷鳥沢なんかでテントを張ってから

奥大日岳までピストンで訪れる方が多いかと思います

(なのでその場合は中大日岳と大日岳は行かないことが多い)

 

 

んが。

あたしゃーどーしても称名滝っつーもんを

一回見てみたいいいいいいいい!(→どんだけ)

 

 

と、思ってましたので、

今回は称名滝から(つまり大日平から)入りましてん

 

 

 

 

なんで称名滝を見たかったかといえば・・・

実にミーハーなんですが・・・

前にテレビで山岳写真家の西田省三さんが

まさに今回私達が歩いた場所を含め、

立山周辺のこの奥大日辺りをドローンで撮影するという

番組がありましたの。

それを見たまめふみは心底感動いたしまして、

「いつかきっと、この奥大日とやらに

行ってみたいぞおおおお(←)!!」と2人して

固く拳を天に突き上げたのでした(→大袈裟)

 

 

 

その時、西田さん撮影隊はもちろん称名滝も

あのドローンで撮ったのですが

ドローンゆえに、上からも下からも、

遠くからも近くからもものすごい迫力で

その美しさに「ひえ〜」とノックアウトでした

 

 

 

なので、の称名滝・・・・。

 

 

とゆーわけで

毎度どーでもいい長い前置きでした(すみません)

 

 

 

 

 

 

今回は富山まで深夜バスで行き

そっから電鉄富山に乗っかってトコトコと立山に。

 

 

着いたわよ〜

 

 

 

そっからまたバスでブイーンと

称名滝まで移動しました

 

 

 

この日予報では朝には雨がやんでいるということでしたが

まだポチポチと降ってました

「まーそのうちやむでしょ♪」と言って

とりあえず、上だけレインを羽織って出発

 

 

 

 

 

 

 

歩き出したら間もなく

 

 

 

結構降ってきたとゆー・・・・(なんでえええ!)

 

 

 

 

 

称名滝を見る展望台の直前に

屋根のある場所があったのでそこで上下レインに着替え、

おまけに穴だらけの(→構造上ね)トレランシューズだった私は

靴下を防水靴下に履き替えましたよね(泣)

笑えるほど降ってました(天気予報は〜〜〜?)

 

 

 

 

なのでずっと夢見ていた

あの「西田さん撮影隊」の撮った華やかな称名滝ではなく

私達の観た称名滝は結構、

 

 

 

渋い滝でした・・・↓

 

 

「あ〜・・・(これね)」と2人で眺めながら(笑)

 

 

 

残念でしたが、それなりでした泣

今頃なら滝の左右が紅葉に彩られ、

それはそれは美しいのではと・・・(妄想)

 

 

まっちろ〜!

上の方が見えないので高さもイマイチだった

 

 

想像の翼を広げて見上げてみるが・・・・

 

 

 

だけどこんなにもまっちろで雨なのに

滝の下を流れる称名川はとても美しい色でした

 

 

 

ここから一向にやむ気配のない天気のまま

「大日岳登山口」に移動します

 

 

登山口あったー(なんか急登っぽい・・・)

 

 

 

 

予想通り

 

急でした(やっぱりね・・・)

 

 

 

 

道も梯子もだいたいこんな角度

 

 

 

が、ずっと続いた後

「牛の首」って辺りから木道で平和な道に↓

 

 

 

植物たちが赤い実をつけたり

ほんの少し色づいていたりとちょっとずつ、秋の気配がありました

 

 

 

 

 

にしてもや。

 

 

 

 

やまんなあ・・・(天気予報〜!)

 

 

 

晴れてたらこの前にはどんな風景が広がってるのかなあ

(絶対ステキなはず!)

と思いながらポクポク歩いてたら

 

意味不明な格好ですが

 

 

 

 

ここは晴れていればきっと

 

だ〜ん!と、弥陀ヶ原が見えちゃったりして

「うあ〜!か〜んど〜う!」とか

言っちゃったりする所ではないかしら

 

 

そう、ここはラムサール条約に登録されている湿地よ!

 

 

西田さんがここをドローンで撮っていてものすごく感動したのよね〜

さっきから「西田さんのを見て訪れた」ものが、

一向〜に見えない気がするのは気のせいでしょうか・・・・

 

 

 

 

なんて言ってる間に雨も小雨になり

目の前に「大日平山荘」が現れました

 

もう雨も大丈夫かと思われたので上だけ脱ぎました

そしてお腹すいたのでコロッケパン食べながら歩きます

 

 

 

そしたら!

木道の先に、すってき〜な風景が!

 

ピャー♪一面の秋色!

草紅葉が広がっていましたー!(手にコロッケパン・・・)

 

 

予想外だったのでこれにはウキウキ♪

 

 

 

 

 

↑可愛かったやつ(名前わからず)

 

 

 

思わぬ光景にウッキウキになって歩いてましたら

ツルッっっっっっ!

 

 

 

 

と、こけましてん

 

 

 

 

はい、木道で。

よくあるやつ。

 

 

人の話では聞いていたけど。

 

 

そして腕の内側とお尻の上の方を強く打って

あまりの痛さに声が出ず、

おまけに痛すぎてすぐには立ち上がれず

寝転んでました

 

 

 

なので後ろを歩いていたまめさんが私に追いついた時

「え?え?え?なに寝とんの???」

「どしたの?」と仰向けに寝てる私を不思議そうに見ました

 

 

「こ、こけてん・・・い痛いいいいえーん!」と言うのが

やっとでした

そんでゆっくり立ち上がり、

ちょっと先の水たまりみたいな所でとりあえず

しっかり握りしめてたコロッケパンをまめに

「ちょっと持っといて」と渡して

腕の傷と泥を洗いましたぐすん

 

 

 

 

 

洗い流した後

「ありがとう」と手を出してコロッケパンを受け取り

砂がついてないかチェックして「よし!食べられるなほんわか

とほっとしました(←)

 

 

 

 

その後も微妙に斜めってる木道を歩いたり

ちょっと寒くなってきたのでまた上を来たりして

もう今日は上までこのまんまの天気やなー

と諦めながら歩きました

 

 

 

 

ら。

 

 

 

 

 

ちょっと、空が。

 

ちょっとだけ明るくなってきたーほんわか

 

 

 

 

お?

 

 

 

 

およよよひらめき

 

 

 

 

と思ってるうちに急激にピカーン!

と晴れてきましてん指差しクラッカー

 

 

 

おおお!

 

 

 

そしてみるみるうちに暑くなってきて

またレイン上下を脱いで(忙しいわ)

また急になった岩場の登山道を登りあげます

 

 

 

そして途中の沢で水を汲みます

 

(背中見えとる)

 

 

 

今回は「大日小屋」に小屋泊りなのですが

ネットで見た情報で「水場はなし」「テン場なし」

と書かれていました

 

 

そして

「水は宿泊者は無料、宿泊者以外寸志、ペットボトルの水は500ml¥300」

と書かれていました

いつもテント泊の私達は予約したにもかかわらず今回も「自炊」でお願いしたので

「小屋泊」という意識がなく、

自分たちが「宿泊者」に該当するのを忘れていました

 

 

 

 

ので・・・・

 

 

 

前回の針ノ木雪渓の時と同様、互いに水をパンパンに汲んで(各3.5ℓ)

(→私はいつも通りワイン750mlも)まだまだ続く急登を

エッサホイサと登り上げましたよ笑い泣き

 

 

 

帰ってから小屋情報をよく読むと更に

「水は1km 下の沢からポンプアップしてます」と書いていましたショック

徒労に終わったかもですが

水は小屋にとっても貴重なので良かったと思おう・・・

 

 

 

すっかり青空!

 

 

 

 

ずっしり重くなったザックで登ります

 

 

 

 

 

そしてついに

最高の青空の中、目の先に小屋が現れました〜笑い泣き

 

 

 

青空じゃなかったらたぶん見えてなかった小屋

(日差しがすごくて慌ててヤケーヌ着用)

 

 

 

 

いえええええい笑い泣きクラッカー

 

 

 

そして振り返るとそこに

 

立山連峰〜泣き笑い

 

 

 

この時、今更で気づいたのですが

前週にはこの立山を挟んで向こう側の針木岳稜線をず〜っと歩いていたのです!

今週は立山を挟んでこちら側の稜線をず〜っと歩きます。

すごい〜♪と、2人でウキウキ能天気夫婦拍手音譜

 

 

 

おまけに急激に回復したこの天気!

しかもこのタイミング!最高か〜笑い泣き合格

 

 

 

 

 

そして、着きましたー!

 

いい感じの小屋です

(→泊まった後の印象は「すごくいい感じの小屋!」でした照れ

 

 

 

この小屋の前からは

「晴れていれば剣岳が見えます」と書いていたんですが

さあどうでしょう・・・・

 

 

 

 

って。

 

 

 

 

 

ヤバイ不安・・・・

 

 

 

 

 

「見えます」どころやなかった・・・・

 

 

 

 

 

見てこれポーン

 

 

えええええええガーンびっくりマーク

 

 

 

 

嘘でしょ・・・ってくらい。

すごい。

 

 

 

さっきあのタイミングで晴れてくれたからこそのこの光景・・・

本当に見事で感動ですえーん

 

 

 

一旦小屋に荷物を置いて、

歩いて20分の「大日岳」へ行くことに。あし

 

 

「大日岳」

 

 

 

 

大日岳に向かう道すがら右手にはずっと剣岳が・・・(贅沢すぎるえーん!)

 

稜線を歩くまめさんが影に^^

 

 

 

 

振り返ってみたら・・・・

 

 

 

ヤバイヤバイヤバイイイイイ!!!

 

すっご・・・・えーんアップ

小屋のすぐ後ろが「中大日岳」。

その先に進んで左奥の大きいのが「奥大日岳」。

明日、あの稜線を歩きます^^

 

 

 

何度も振り返っちゃうよね・・・えーん

 

 

 

そして!

 

『大日岳』登頂〜^^♪

 

 

ここからの景色は言わずもがな『最高』としか・・・

本当に素晴らしかったです

暫く腰掛けてゆっくりこの景色を堪能しましたよ

 

 

 

山頂は貸し切り、という贅沢。

暫くしたら小屋泊りのソロの男性がこられたので

交代で小屋に戻りました

 

下りながら正面にこの光景って・・・ため息もの。

 

 

 

 

 

どこかスイスとか、

外国の山にいるみたいな錯覚に・・・。

 

 

 

 

 

左前方の奥を見ると

 

くっきりはっきりと立山室堂が見え、これまた感動です目がハート

 

 

 

 

小屋に戻り夕食前の1番のお楽しみタイム^^。

今晩は目の前に超贅沢な光景が広がりいつも以上に最高

 

と言ってもだんだん日差しのある場所が少なくなっていったので

この後はイソイソと小屋の中へ。

 

 

 

ちょっと先に星ガラスちゃんが遊んでました^^

 

 

 

受付で小屋の説明を聞いてる時に

「小屋の食堂は、もちろん使って頂いて結構ですよ」と

言われた時、実は大袈裟なくらいに「えええびっくり

「いいんですかゲッソリ!」と驚いてしまいました(恥)

 

 

 

すっかりテント泊の習慣がついて

小屋はブルジョワな方達のみが利用出来る「特別な場所」

という存在になってましたほっこり

 

 

 

ちょっとドキドキしながら

小屋の食堂に入ります・・・照れ

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

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