焼鳥と釜飯と湧水コーヒーとワッホーでヤッホーな忘年会 | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 
 
12月下旬。
 
 
 
ちょっと前から今年も忘年会を、という話が出て
それぞれの都合を合わせて数年ぶりにこのメンバーで
山歩き&麓ご飯に行くことが出来ましたー!
 
 
 
 
レガーさん、Aさん、かねやん、まめふみです^^♪
 
 
今回は下山後にゆっくり(平らになってから)
食事をしようということになり
山中でのご飯は今回はなし。
その代わりにせっかくなので
丹沢の湧水で美味しいコーヒーでも入れよう!
ということになりました
 
 
 
その美味しいコーヒーのための
美味しい水はもちろん。
 
 
(確か)言い出しっぺの
レガーさん(→以下、丹沢番長)に汲んできてもらうことに。
 
 
番長たるもの、隊員をのっけから危険な目に合わせては
今後の山行においての信用に関わるわよね、
・・・という隊員揃っての無言の圧を背に、
滑りそうな斜面にピタリと張り付いてます
 
 
 

じーーーー・・・凝視。(番長は手作りの給水棒を斜面にぶち込んでます)
 
 
お〜い 全員分の水、しっかり汲んでこいや〜!
(とは申しません。が、そんなビームは飛ばしていたかもな・・・)
 
 
そんな皆のほとばしる熱視線の中
無事に給水完了した番長は
戻ってきてすぐ(なんでもなかったかのように)
 
 
「また尾根の突端まで戻るのめんどいから、
もうこっから登っちまうからな」
 
 
と皆の立っているすぐ、
後ろの「崖」みたいな所を指さした
 
 

「はあああ〜〜?」

(水汲み一人で行かせた)仕返しかーい!

 
 
湧水を命がけで確保している時に
ヘラヘラと見ていた隊員へカツを入れたかったのか、
番長が「ここね上差し」と顎で指した方を見上げたら
そこはいきなり足首が45度位に傾く斜面だった(クッソー)
 
 
 
「なんやこれ!」と言いながら皆は番長に渋々つづく。
暫く、そんな急登が続いた後に番長がピタリと立ち止まり、
 
 
そして若干疲労感を漂わせた表情で
すぐ後ろを歩くかねやんに言った。
 
 
「かねやんさー」
「はい」
「もーそろそろ、(トラバースしても)いいかな?」
「もーこれ以上登るの、いやんなっちゃったよー絶望
 
 
かねやんは恐らく
「そうですね、もうそろそろ、いいんじゃないっすか♪」
と答えるかと思いきや・・・
 
 
かねやんも色んな経験を経て
強くなったもんだ昇天
 
「いや(→きっぱり)。まだっすねー。ここは・・・降りたらヤバイっすよー
もうちょっとっすね」とか言っちゃって。
 
 
それを聞いた番長はガックリネガティブ
「やっぱまだかー。あー疲れちゃったなー無気力
もうそろそろトラバースしてあっちに行っちゃいたいんだよねー」
と目に見えない山の神にでも話しかけてるように
遠くに目をやり、ひとりごちた
 
 
それが何度か繰り返され(笑)
やっとかねやんの同意を得られ
トラバースを決行。
 
 
 
そうと決まってからの番長は
またいつもの強行番長に戻り
皆の先頭を颯爽とトラバースする
 
 
 
もう上に登らなくてもいい安堵感からか、
番長のトラバースはスピード感があった
いやアレはもしかしたら・・・
スピードを出して結構な斜度のトラバースを
レレレのおじさん歩きで一気に通過する策なのか?
お〜い!ちょい、待てや〜あんぐりグー!(とは申しません・・・)
 
 
 
 
番長の後ろ、そして私の前にいるかねやんは、
番長と違い(←コラ)淡々と歩いています
「こういう滑り落ちそうな斜面をトラバースする時は
足をこういう角度にしながら進むといいよ」と指導してくれます
 
 
なるほど〜、勉強になります、かねやん先生。
そんな様子を先で見ている番長は
既に地面の安定した場所にしっかりと足をのせて立っており
『皆の者、はよう来い。遅れるでないぞ。ファファファ』
てな感じ。お〜い!急に余裕かい。
 
 
 
左の斜面は見上げるとすごい斜度に、
今にも落ちてきそうな岩がゴーロゴロありました(ヒー!)

(最後の方は皆もトラバースが早くなり番長に追いつきましたよ)

 
 
 
今回は何度かこのような西丹沢らしい白砂の道を通りました↓
 
白砂を見ると「西丹沢」だな〜と思う。
ところがAさんは『ビーチみたいだよね』ニコニコ雪の結晶
と、なぜか『ハワイ』を連想したらしい(→大きくでたな)
「ア〜ロ〜ハ〜!」
つられて・・・「ア〜ロ〜ハ〜♪」笑
 
 
 
しかし・・・実際のこの日、この時の丹沢は
そんな常夏のハワイとは真逆の気温不安雪の結晶
 
眺める稜線上にはびっしり霧氷がついてる。寒そー!(稜線でなくても寒かった)
 
 
 
寒そうな白い稜線を眺めながら進み
到着したのは、番長曰く、
『西丹沢、白砂のピクニックランド♪』
 
 
 
そこはこの日、『白砂の』ではなく
『雪の』ピクニックランドと化していた為(+寒風つき!)
とてもじゃないがここでピクニックをする気にはなれなかった
 
 
 
(凍えるわい!)という
またしても隊員たちの無言のオーラを察し、
番長は『きょ、今日はサミーから、次のポイントでコーヒーにしようか♪』
・・・と、また足早に歩き始めた
 
 
 
そしてついた場所は
これがま〜あ、ホントに素敵な場所でしたニコニコ
 
 
結構な斜度を降ってきた隊員には特に
そこは「平らで平和な」場所に感じたのでした。
 
 
そして
お茶をするにもとてもいいように思えたのですが
 
 
(気持ちいい場所〜!やったぜ平ら〜♪と万歳する隊員)
 
 
 
実はここもまた、
同じく寒風吹き荒ぶ場所でした・・・
(凍えるわ!)
 
 
『も、もうちょっと下の、風の弱いとこに移動しよっか・・』
とまたしても番長は隊員の無言の圧を感じて提案してくれ(させられ)た
 
 
 
ゆえに、今回は2つの素敵なピクニックポイントがあったにも関わらず
「なんでもない尾根の」
「なんでもない途中の平らな所」
でのピクニックとなりました笑
 
 
 
だけど・・・なんだろー
場所じゃ、ないんですよね。
 
 
 
皆でワイワイと飲むコーヒーは
どんな場所であっても、それは美味しく、とても楽しい時間なのでした
 
(なんでもない場所のピクニックスペース)
 
 
ここで番長が(命がけで)汲んできてくれた丹沢の湧水で
Aさんがお湯を沸かし、かねやんがコーヒーを入れてくれました
(まめふみは見てるだけ)
 
何しろ5人分のコーヒー豆をゴリゴリしなければならないので
これが結構大変です(かねやんが)。
コーヒーフィルターも途中で変えながら
なんとか5杯、入れてくれました
こういう形でコーヒーを入れたことのある方はわかると思いますが
この入れ方は(コーヒーが)落ちるのにわりと時間がかかるので、
かねやんは気温の低い中手を冷たくしながらひたすらに入れ続けてくれたのです
(かねやんありがとう!)
 
 
 
なんか変わったシュラ(ン)カップがありますが・・・
 
 
3人のおかげで本当に美味しいコーヒーを頂けて、
心も体も温まりました看板持ち花
 
 
 
そうそう、
「コーヒーのお供」に番長が、(今回も)ものすんごい、
美味しいワッホー(ワッフル)持ってきてくれましたの!
前回、持ってきてくれた時にもう感動してしまって、
またぜひ食べたい!と思っていたんだけど・・・
そんなこと(怖くて)言えなかったやつ。
メーっちゃ嬉しかった!
 
 
これこれ!やった〜!
今回は「ゴマ」と「プレーン」味だったので私は「プレーン」♪
(実はゴマ味も相当気になったんけど、歯に挟まったら面倒だから避けたという微かな乙女心
・・・というより年寄り思考→帰ってまめさんに話したら「俺もそう」と言っていたので。笑)
 
 
 
んんまーーーーーーーっ!番長、もう一個くれやー!(とは申しませんでした)
 
 
 
美味しい時間はあっという間。
またしても続く急登を、
最後の方は半ばずり落ちながら下り、
転げ落ちるようにロードに着地。
 
 
腹ぺこ中年隊の頭はもう「焼き鳥」と「釜飯」でいっぱい・・・
 
 
 
 
 
 『焼き鳥 はよ食わせろやー!』的な番長の手のパワーがすごい件・・・
 
 
 
そしていつだったか皆で立ち寄った(かねやんとは初めて)焼き鳥屋さんへ。
・・・ではなくて(え)、
釜飯屋さん(え?)。
実はこの店で、どっちが本当の主役なのか今でもわからないでいるのです。
要は、そのどっちもが美味しいお店なんですyo^^
 
 
 
さー!待ちに待った、カーンパーイ!
 
まめさんは『鮭とイクラの釜飯』
ワタシは『酒と、いえ、鮭と鳥の釜飯』(番長と一緒)。
お昼のランチは好きな釜飯に+¥500で
サラダと焼き鳥3本、香の物、鶏のだし汁がついてきます。
(更にプラス¥300でお蕎麦もつけられる)
 
 
こちらの釜飯はまだまだ色んな種類があるのでまた色々試してみたい!
(Aさんは「鴨肉(とネギ)」の釜飯、かねやんは「鮭とたらこ」の釜飯をチョイス)
 
 
あー!美味しかったなー酔っ払い!!
 
 
 
コロナ時代になってから思うように皆とも会えず、
思えばずっと夫婦二人の山行ばかりをしていました。
今回は短い時間だったけど(でも凝縮された時間だった)
こうして数年ぶりの山時間を皆で共有できたことは
とてもとても嬉しいことでした。
その機会を作ってくれた丹沢番長に、感謝しますお願いキラキラ(ワッホーもご馳走様です!)
Aさんはそんな番長の誘いに怖くて断れなかっただけかもだけど、
楽しい時間を久々に共有してくださって感謝ですお願いキラキラ
かねやんは時々会えるかもだけど、やっぱりこうして
山を一緒に歩くのはめちゃ久しぶりだった。
時間をくれて、ありがとう、コーヒーゴリゴリとポトポトも
ありがとうお願いキラキラ
 
 
やはり、山はいいですね。
山を一緒に楽しめることは幸せです。
美味しいものを誰かと一緒に食べられることも、
本当に、幸せなことだなあと
しみじみ感謝の時間でした
 
 
ニコニコパー