痛み止めに抵抗があったり
なんとなく痛み止めは怖い
ってイメージがある人多いよねー。
「痛み止め使いますね」って言うと
「痛み止め使って大丈夫ですか？」
って聞かれる。
なんでそう思うのか聞いてみると
「胃が荒れないですか？」
「食欲なくなりませんか？」
って聞かれる。
確かに昔の痛み止めは
胃が荒れたり食欲が減ったり
することが多かったから
そのイメージがあって
痛み止めに抵抗があったり
心配だったりするみたい。
今の痛み止めは前よりも
よくできていて
胃が荒れるのも
食欲が減るのも
少なくなった。
もちろん少なくなっただけで
なくなったわけじゃーないから
その子によっては
胃が荒れたり
食欲が減ったり
することもある。
痛み止めを使って胃が荒れたり
食欲が減ったりするリスクと
痛み止めを使って痛みが取れて
痛みによるストレスがなくなって
つらい痛みから解放されるのと
どっちがいいか考えた時に
絶対痛みを取った方がいいので
もしかすると痛み止めを飲んで
胃が荒れたり食欲が減ったり
することがあるかもしれないけど
それでも痛み止めを使った方が動物のためにはいい。
もし、痛み止めを飲んで
胃が荒れたり食欲が減ったり
したら痛み止めの種類を
変えるとか
痛み止めをやめるとか
漢方薬やホモトキシコロジーなど
他の痛み止めを使うことも
できるから
痛みがある時はまずは痛み止めを使った方がいい。
痛み止めには炎症を抑えたり
熱を下げたりする効果もあって
痛みだけに効くわけじゃーなくて
他の効果もあるから
それをあえて狙って使う
こともあるのさ。
ぼくら飼主からすると動物は
あんまり痛がってないように
見えても
触って痛がらなくても
「痛い、痛い」って言わないだけで
動きが悪い、じっとしてる
って言うもの
実は痛がってる症状だったり
するのさ。
痛み止めを使うのに抵抗が
あるかもしれないけど
動物のためには痛い時は
痛み止めを使ってつらい
痛みから解放してあげる方が
いいのさ。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
獣医師シワ男
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