人間、後悔しないなんてないから
後悔を少しでも減らすように
悔いのないようにしていきたい。
動物のガンの末期でも
飼主さんが体験したことが
ないことはわからないよね。
いくら最後はこうなりますよ。
こういう風になることもありますよ。
と口で説明しても
その時は「わかりました」と
言うけど実際には
口で言われたものなんて
わからないよね。
動物が高齢でガンになって
手術をしないと選択をしたときに
「手術をしなければこうなりますよ」
「こういうことやこんなことに
なりますよ」と説明を聞いても
その時は手術するより
麻酔リスクを考えたり
高齢で体の負担を考えた時に
このまま見て自然に任せた方が
いいとその時は思っても
実際、末期になった時に
腫瘍が大きくなって
食事が食べられなくなったり
見た目もグロテスクになったり
動物が痛い思いをしたり
出血したり、つらい思いを
するのをみて
「こんなはずじゃなかった」と
後悔することがある。
どんなことになるのか
口で説明を聞いても
その時になってみないと
わからないこともあるよね。
動物のガンの末期を体験したことが
ある人はわかるけど
はじめてで体験したことがないと
わからない。
やっぱり手術しておけばよかった
抗癌剤治療をしておけばよかった
と思っても
思った時にはもうどうにもならなく
なってることもある。
慌てて他の治療はないのか
他にできることはないのかと
ネットで探しまくって
統合医療に辿り着いたり
ぼくのブログやInstagramに
辿り着いたりして
藁にもすがる思いでぼくのところに
来てくれたりするけど
統合医療はできないことはないけど
統合医療をやっても状態の改善が
難しいことがある。
統合医療の治療はガンを治す
と言うより状態をよくしたり
食事が食べられるようになったり
少し楽になったりすることを
目標にしていくけど
それでもあまりにもガンが進行して
統合医療をやっても状態が
よくならないこともある。
動物のガンの末期を体験したことが
ない飼主さんは
動物がどんな最期を迎えていくのか
想像がつかないし、わからないと思う。
「こんなはずじゃなかった」と
後悔しないようにガンの手術を
しない場合はどうなるのか
いろんな情報を収集して
獣医に納得いくまで相談して
後悔の少ない選択をしてほしいと思う。
どんな選択をしても後悔するけどね。笑
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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