腎臓が悪かったりして在宅で
皮下点滴をしてもらうことがある。
どのくらい点滴するのか
その子の状況によっても違うし
先生によって違う。
点滴量はその子の状況によって違うので
1頭1頭みんな違う。
同じ体重、同じ大きさ、同じ腎臓の値
と言っても心臓も筋肉も腸も違う。
腎臓がどのくらい悪いのか
心臓は悪いのか
肝臓はどうなのか
どのくらいおしっこをしているのか
脱水はどのくらいなのか
代謝はどのくらいできるのか
などなど・・・。
いろんな状況によって違ってくる
からみんな同じじゃない。
「知り合いの子はこのくらい点滴
してて、うちはこのくらいの点滴
なんだけど大丈夫かしら」と
思うかもしれないけど
体重や大きさも一緒じゃないし
腎臓が悪いのも同じじゃないし
心臓の状況も同じじゃないから
点滴量も同じにならない。
いつまで点滴するのかは
慢性腎臓病なら腎臓がよくなる
ことはない。
点滴をすることで気持ち悪さが
減ったり、食欲が出るなら
旅立つまでするだろうし
点滴の限界がきて
点滴してもしなくても変わらない
状況になればやめるかもしれない。
慢性腎臓病の末期の時は点滴をして
延命処置をしてることもあるので
点滴をやめることで旅立ちを
受け入れていくことにもなる。
点滴をすることで尿毒症に
ならない訳でもなく
点滴をしててもいずれは
尿毒症になることもある。
点滴をしててもケイレンが起こる
こともある。
腎臓が悪くなることで神経症状が
出るのは
脳動脈硬化、脳血管障害、高血圧脳症
尿毒症脳症、タンパク代謝異常
電解質代謝異常、ビタミン欠乏症
末梢神経障害、筋障害、脳出血
脳梗塞などが考えられる。
これらがどのタイミングで出るのか
どのくらいの値になったら出るのか
どのようになったら出るのか
決まってはいないから
いつ神経症状が出るのかは
ぼくにはわからない。
尿素窒素>140、クレアチニン10
リン>15になっても神経症状が
出ない子もいれば出る子もいる。
ぼくは、その子の体重、筋肉の付き具合
脱水状況、食事をどのくらい食べているのか
血圧、尿タンパク、浮腫み、肉球の血行状況
心拍数、呼吸数、歯茎の状態などなどを
見ながら点滴の量、回数を決めてる。
単純にこのぐらいの腎臓の値だから
このくらいって決めてるわけじゃない。
さらにぼくはホモトキシコロジー
を使って治療する
ハイシニアだと心臓、甲状腺、歯周病
の問題も一緒に考える。
結構大変なんだよね。笑。
慢性腎臓病のどのくらいのステージから
治療を開始したかにもよる。
ステージ2から治療を開始してるのか
どんな治療をしてるのか
ステージ4から治療を開始してるのか
によっても変わってくる。
1頭1頭違ってみんな一緒じゃないのさ。笑。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
他の腎臓の話も読んでみて!
リライズニュースでインタビューを受けました。
リライズニュースは、様々な仕事がある中、まだ注目されていない原石のような方を様々な分野で活躍されている方を紹介してくれてます。
インタビュアーが読者と活躍する人の間になり、各業界にある限界にとらわれず、境界線を越えることができる架け橋になってくれてます。
ぼくもインタビューを受けたのでよかったら観てください。
動物の生涯は短い、だからこそ幸せなものにしたい!!動物の統合医療・獣医の藤原光宏さん
セミナーのダイジェストを作ってみた。
YouTubeのチャンネル登録もよろしく!
https://www.youtube.com/channel/UC1TQjMRG_gzVrlaS4knm0zg/
現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方
3,240円
Amazon |
現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方
Amazon |
●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。
現在、猫の飼い方の本はAmazomでは購入できないようなので、
私にご連絡いただければ、若干在庫がありますので、販売することができます。
LINE@、コメント欄にご連絡ください。
LINE公式アカウントやってます。
登録してくれたら上手なシャンプーのコツ
動画を4本無料でプレゼントします!
友達登録をお願いします。
インスタもやってます
フォローしてもらえるとうれしいです。