【秋田】7/27(金)りんご園の視察①雪害対策 | 中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

元東大教員 体を張るフルーツ研究家
Mizuki Nakano Official Blog
”Let's pass cleaner batons to the next generation by eating fruit!”

第60回 全国リンゴ研究大会 秋田県大会」の翌日、

日本有数の豪雪地帯である秋田県の3か所のりんご園(横手市2ヶ所、湯沢市1ヶ所)を視察しました。

 

鳥海山の美しい山並み

 

↑平成23年の大雪の様子

 

2011年1~2月に、秋田県は未曽有の豪雪被害(平成23年豪雪)に見舞われました。

この辺りの園地でも、3m近く積雪し、りんごの木が雪に覆われ、折れてしまう木が続出しました。

およそ4割も収穫量が減り、それを機に農業を辞めてしまう方もいたそうです。

 

そんな豪雪被害から7年余りが経ち、復興に向かって進んでいる所を見てもらおうと、横手市でリンゴ大会が23年振りに開催されることになったそうです

 

たわわになったリンゴの実

 

丸葉栽培のりんご

 

りんごに限らず、果樹園では、作業がしやすように、高く伸長しない台木に接ぎ木する”矮化栽培”が一般的です。

また、たくさん光があたるように、枝を横に引っ張る”誘引”を行います。

しかし、この辺りのりんご園では、矮化栽培せずに自然のままに伸長させる”丸葉栽培”が一般的なのだそうです。自然のままなので、ハシゴに上っての作業になり、また、植える間隔も広くなるので、移動距離も増えます。

 

低い木(矮化栽培)では、大雪の際には、全て埋もれてしまい、そのままでは、雪の重みで折れてしまいます。雪をかき出すのも困難です。しかし、高い木(丸葉栽培)なら、すべて雪に埋まらないので雪かきができます。

 

豪雪地域ならではです。

私は消費者で買って食べるだけですが、大雪の際の雪かきなど、改めて生産者さんのご苦労に頭が下がります。

 

【秋田】7/27(金)りんご園の視察②農薬と天敵 に続く

 

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