【秋田】7/27(金)りんご園の視察③秋田のオリジナル品種 | 中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

中野瑞樹『5300日フルーツ物語』the Japanese Fruitarian

元東大教員 体を張るフルーツ研究家
Mizuki Nakano Official Blog
”Let's pass cleaner batons to the next generation by eating fruit!”

【秋田】7/27(金)りんご園の視察②農薬と天敵 の続きです。

 

全国的にオリジナル品種の育成が盛んです。

秋田県でも、秋田生まれのりんごがいくつもあります。

 

かけ合わせや、偶然見つかった枝変わりなどで、新品種が育成されます。

枝変わりとは、枝など植物の一部分だけが、違った性質になることです。

 

例えば、日本で最もポピュラーなりんご「ふじ」は、店頭では「ふじ」としてひとまとめにされて並びますが、実はたくさんの品種があります。

 

「ゆめあかり」

・秋田県オリジナル品種

・秋田四姉妹りんごの一つ

・♀はつあき×♂千秋

・大玉で色形良好

・多汁で酸味あり

・収穫期:10月中旬

 

↑新技術による長期貯蔵りんご

 

1-MCP処理という新しい長期貯蔵技術により、昨年10月に収穫されたりんごが、9か月以上経っているのに、ジューシーで食感もよく、とてもおいしくいただけました。

りんごを長い間置いておくと、水分が抜けてパサパサになるので、とても驚きました。

収穫直後の「ゆめあかり」は酸味が強いので、貯蔵すると酸味が抜けて食べやすくなるため、長期貯蔵に向いた品種とのことです。

 

 

「紅秋光(べにしゅうこう)」

・秋田県オリジナル品種

・横手市の生産者、千田さんが、自園で枝変わりを発見し育成

・大玉で蜜入り良好

・収穫期:11月上旬

 

「こまちふじ」

・元秋田県立農業短期大学の神戸先生が枝変わりを選抜

・みしまふじの枝変わり

・果形:円~長円形

・収穫期:11月上旬~中旬

 

 

 

秋田では洋ナシや

 

ブドウや

 

プルーンなども作られています。

 

 

また、お米どころなので、お米とりんごの両方を作っている生産者さんも多いそうです。

お米とりんごでは、使用する農薬が違います。風が吹いて、農薬が混じらないように、散布の際は、風向きなど、注意が必要とのことです。

 

 

湯沢市の視察園では、冒頭に、湯沢市長があいさつされました。

2011年の雪害と復興状況について教えて頂きました。

 

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