ミシン持ってる?

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今日はミシンの日

すっかり忘れてました。

就活で長いことブログを開かないうちに。。。

 

仕事柄私は家庭用ミシン二台と職業用ミシン一台、ロックミシン三台、工業用ミシン一台所有してます。

 

昭和の時代はどの家庭もホームソーイングは当たり前でお母さんが家族の服を作るのは当たり前、町には生地屋さんが必ずありました。

ミシンは嫁入り道具の一つでした。ミシンは一生モノです。

 

長い昭和の時は流れ、昭和の終わりにはミシンをかけれる女子もかなり減って嫁入り道具には含まれなくなっていました。

さて

時々これからミシンを買いたい人から相談を受けるのですが、

少しミシンのアドヴァイスを。

 

ミシンの相談のタイミングは2つあるような感じです。

一つには赤ちゃんが生まれる前。

妊娠期間、自分で赤ちゃんのお洋服や小物、ママバッグ的な袋物など作りたいのでミシンが欲しい。

二つには子供が幼稚園に上がる前に色々作らねばならない課題ができた、という相談で。

 

何を作っていきたいのか、

どのくらいの頻度で利用したいのか、

細かいこと言うと、(主には)どんな生地を頻度高く使うのか、

などなど

ミシンを買う前に自分の希望や理想を書き出してポイントを押さえてみましょう

 

 

上にあげた二つのきっかけで購入する人が多くて、そのきっかけだと刺繍の機能を求めている人が多くて、家庭用ミシンだとアルファベットやひらがな、カタカナなどの機能がついているものもありますね。

それ以上にディズニーのキャラクターや写真のトレースを刺繍に出来るようなかなり高級なミシンも店頭のデモンストレーションで見たこともあるでしょう。

結構、相談の時にこのン十万もするコンピューターミシンを欲しいけれど高すぎて悩んでいる。と言うことを必ず言われます。ほぼ必ず。

まぁ店頭で見ると面白そうだし、自分の手によって簡単にこんな凝ったものができるなんて使いたくなる気持ちは私にもあります。

 

 

が!本当に正直な話、コンピューターミシンを買って、購入後もずっと使っていると言う話は一度たりとも聞いたことがありません。

買った時は盛り上がる、って言うのは何にでもある話ですがそれにしても1回使ってもうやらないと言うには高すぎる買い物です。出すにもべらぼうに重いのもあって余計使わなくなってしまう、と言う負の相乗効果もあります。

 

ミシンを買うときのポイントは、「余計な機能はいらない、コンピューターミシンでなくていい。」と言うことでしょうか。

子供の手提げだけでなくミシンにはまってしまって自分のスカートやワンピースも縫うようになった。なんて言う人は自ずとロックミシン欲しくなりますね。

 

ロックミシンも高価なものですし、頻度や出し入れ、置き場など考えたらすぐには買わないでミシンのジグザグ縫い機能を使うとか、私の友達が持っていたのですが家庭用ミシン一台の中にロックミシン機能がついたミシンがあって、それが見つかると場所も取らないし出し入れの手間も一つ減っていいですよね。

 

結論はミシン買うのであれば直線縫いとジグザグ縫いの二つの機能で十分です(あと一台にロック機能があるものが見つかれば)そもそもいろんな機能がついてるのは家庭用ミシンだけで職業用も工業用も直線縫いのみです。

プロの人から見るとシロウト向けに色々買わせちゃう魂胆にしか見えないと言う。。。

刺繍は大概買った時だけで使いません。そして通常機能のミシンの10倍くらい高いので押入れの肥やしになるには「・・・」です。

 

本気でミシンにハマろう、って人は値段は高くなりますが職業用ミシンならおすすめです。形状は家庭用ミシンと変わらないですが馬力が違うので厚手のデニムや革なども縫えてしまいますし縫い目がとても綺麗です。

ここにはったブラザーのヌーベルはとてもいいですよ!

 

ではもうすぐ4月。春に向けて通学グッズや軽やかなお洋服を作りましょう!

ピザカッター。

家に自前で持っている人、どのくらいいるでしょうか。

まぁ私はこんな仕事だからあるけれども、逆に家でピザを作らないので使う機会が・・・

 

以前学校の授業の最初に、雑貨だと思うもの挙げてください!

と言う問いに、ピザカッターと答えた人がいて

(日本人的には)なるほどなぁ!と思いました。

必ずしも必要でないけれどあると便利・・・的な

雑貨らしいアイテム。

 

私は家でピザは作らないと言ったけれど外食のピザは大好きでww行きつけの店も作っています!

なんのpizazzが好きか・・・なんでも大好きで嫌いをあげる方が難しいけれど、クゥアトロフォルマッジに蜂蜜をかけて食べるピザが大好きかも!!!

 

あーーー、今日の夕飯はピザではないのに

こんなのがアメブロから回ってきたからピザ食べたくなっチャッた!!

 

 

 

 

 

 

 

好きなピザの種類教えて!

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このところちょっと更新できていなかったので、「素敵な日」を逃してしまって少し遅れての話題なのですが・・・

 

11月11日は靴下の日ってご存知でしたか?

数字の1の字が靴下に似ていると言うことからなんですが、カワイイですね!

 

ちょうど足元が冷えてくる時期で、家の中にいても足の冷たくなる頃なので

この時期のプレゼントにしてもとても喜ばれる最適なアイテムだと思います。

 

そして・・・

靴下にも産地があるのはご存知でしたか?

「地元だ!」と言う人は知っていたかもしれませんが、あまり普通には靴下の産地なんて考えもしないことだと思います。

 

 

そんなニッチな話題ですが(ニッチな知識として)有名な産地は奈良県!!

そう。靴下の産地は奈良県なんです。知ってましたか?

 

 

 

 

私も元々はしらなかったのですが、仕事でアパレル系の展示会に行くようになってかなり経ってから知りました。

アパレル業界には長かったのですがその職業になりたての頃は、「産地」を打ち出して作っている靴下のメーカーもなければ地場のデザイナーというのもアノニマス的な感じで表には出ていなかったのです。

 

 

それが時流が変わって来て、どんどん海外への工場展開する事が主流の業界が、メイドインジャパンを打ち出すことをし始めた時にこれまで無名性であった奈良の産地からを打ち出す工房やブランドが出て来て再認識された形でしょうか。

 

セレクトショップ向けの展示会にも積極的に靴下オンリーのブランドが出てくるようになりました。

そうした場所でバイヤーの目に留まり、今ではセレクトショップで市場価格よりは高い靴下を買うようなアンテナの人には「奈良=靴下」ということは知られているかと思います。

 

さてさて、寒い時期ということもありますが、今年は特殊な環境から家の中で過ごす時間、仕事も家出する時間が長くなりましたのでストッキングやスーツ向けの靴下ではなくあったかな綿やウールの靴下で過ごす時間が長くなったと思うので

このような国産の上質な靴下にめうぃ向ける機会がきたかもしれませんね。

 

 

*以前ナイトウェアの項で説明しましたように、冬になり見た目はモコモコであったかなマイクロファイバーのルームソックスやフリースのルームソックスなどを履いていると、あったかく見えても素材が皮膚の油分を吸い取ってしまう性質の素材なので必ずそうしたルームソックス愛用者は中に一枚綿かウール、シルクなどの靴下を履いてくださいね!!

 

年が明けて2月頃になるとかかとや足先が痒くなったり白くひび割れた乾燥の状態を回避する対策となります!

 

『「雑貨」ってなんですか?』と聞かれてなんと答えますか?という話の続きです。

(1)を読んでいただいてから是非お読みください。

 

 

「雑貨」のクラスが初めてできた頃は1990年代中頃になります。

雑貨の業界を目指す人の専門コースです。

 

そのころは何度か目の雑貨ブームの到来で、雑貨を『ZAKKA』というような表記と感覚さえも従来の雑貨とは違った空気感が訪れました。

 

クラスを持っていた私は雑貨という概論を話すときに一番最初に「雑貨とはなんだろう」ということを認識するために自分が思ってる雑貨を言葉で言えるようにすることと『「うちに帰ったら家の人に雑貨って何?」って聞いてきて来週教えてください』ということをやっていました。

 

当時教えて生徒さんたちは今はとっくに親世代で40代に突入しているのでその親も60〜位なので、今の60代は感性も若いしその雑貨ブームだったシャレた時代を生きて来ているので、この質問をしても効果がないと思うのですが、当時は親やおばあちゃんなんかに聞いて来てもらうと

(1)で雑貨とはフィギュア!とかサボテン!と答えていた人のお母さんから

「雑貨ってホースとか、ほら、ポリバケツとかあれでしょ?」「雑貨ってゴミ箱とかたらいなんかを言ってるんでしょ」

なんてナイスな答えを引き出す事が出来ました。

昭和ど真ん中の「8時だよ!全員集合〜!」のコントコーナーでいかりや長介さんが「かあちゃん」で他メンバーが子供達やお巡りさんで商店街や街角の一コマを舞台にしたコントがありましたが、その時代ドンピシャな人は思い出してみてください。

「母ちゃん」が営んでいた店は「雑貨屋」の看板が掲げてあり、売られている商品は箒やはたき、金だらいやバケツにホース、と生徒たちの家族が言っている雑貨そのものでした。

 

 

お家の人達の答えも正解なのです。

「雑貨」という従来のというかそもそもが「雑」の「貨」ですから本当の生活に必要な用具、そこにはオシャレやセンスなんて関係なかったのです。

 

 

 

 

それが生活が豊かになって物が溢れて、という時代を経過すると生活臭のするものが古臭く感じたり、と同時に輸入の生活用品が「見慣れぬ新鮮な」感じで従来のものと「置き換えたり」して行きました。

箒もちりとりもゴミ箱も、たらいもジョウロも従来のものは捨て去りドイツのだ、フランスのだ、アメリカのモノだと様々な目新しい輸入雑貨が入って来て、「輸入雑貨屋ブーム」なんていうものも80年代にはありました。

 

当時は輸入食品や輸入洗剤なんていうのも「雑貨の領域」に入っていたと思います。

今のようにどこの駅で降りてもカルディがあるような時代ではなかったので、そのような「今まで知っていたモノではあるけれど異国のモノで見え方が新鮮」、トマトホールもピクルスもジャムも日本のメーカーのモノは前からあるけれど「並べて可愛い英文字ラベル」こんな輸入食品も並べる生活雑貨屋さんも今よりも多くありました。

 

今は一周回って昔捨て去った「日本の生活用品が目新しく」なって前述したような昭和の、いえもっと以前からの日本の生活用品がおしゃれな雑貨屋さんに並んでいます。そして輸入食品ではなく日本の地方物産の食材や加工食品の瓶や感、復路が並んでいます。

昔生徒だった輸入雑貨がおしゃれで新鮮だった世代の子供達は日本の地方の品々が新鮮なんですね。そして生徒だった世代にも懐かしく新鮮に映っているのでしょう。

今は輸入ではなく日本の各地の良品をセレクトしたお店がオシャレに見えていますね。

 

雑貨とは、から話が広がっているように見えますが、

これが今で言う雑貨、の答えを表していると言えますね。

 

現代の雑貨とは、

■比較的安価で日常的なもの。

と言う事が大前提として、

■生活必需品(実用品)もあり、必要ではないけれど有ると気分のよいゆとり品も有る。

と言うことと

■生活用品であり見慣れぬ新鮮なデザインで日常の風景を楽しませてくれるもの。

そこには実用品だけでなく食品が含まれることもあったりカテゴリーは幅広い。

と言う事が言えます。

 

昔フランフランの創業者で社長の高島郁男さんのお話を聞きに言った事があるのですが、フランフランの人気のある商品の共通点はお客さんが「これを使っている自分が可愛い」「これを使っている自分が好き」と言う事が購買ポイントになっている。と言うお話をされていました。当時は特に「フラワーペタル入浴剤」がその筆頭であったと。

雑貨が一言で「生活必需品」ではない豊かな今の時代にはそれも「雑貨とは?」の答えの一つに付け加えたいですね。

お客さん心理にはかなりそれはあると思います。

■「コレを使っている自分が可愛い(好きである)」

 

 

雑貨とは貧しい時代には生活必需品、実用品を指していたが、時代が豊かになると

実用だけでなくゆとり品も加わり、さらに今までの自分の生活にはなかった新鮮な見え方の生活用品となり、そこには流行も存在する「ファッション(流行)的な雑貨」と言う事が言える。

 

と言うことではないかと思います!

さてこのブログは雑貨A toZと言う事で「雑貨」について様々な事柄を紹介しています。

 

じゃあ、その「雑貨」ってなんでしょう。

私が教えていたクラスでも、まず入学して概論としての雑貨について考えて行きます。

雑貨業界を目指して入ってきた人たちですが、

「雑貨って何?」という質問には人生をその業界に置きたいと思って入ってきているのですがなかなか答えられません。「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん」ってなっちゃうんですね。大好きなものが答えられないんです、改めて聞かれると。

 

じゃ、好きな雑貨を答えてみてください。

というと

ある人は「食器」

ある人は「バッグ」

ある人は「レターセット」

ある人は「フィギュア」

ある人は「置物」・・・「え?置物って何?」と再び聞くと「アロマポット」だったり。

ある人は「サボテン」

 

食器もバッグもフィギュアもアロマポットもサボテンも脈絡がないんですが。。。

好きな雑貨として答えられたものたちです。

 

さてなんだかピシャ!!っとした答えが出ませんので

辞書を引いてみました。

「身の回りのこまごまとしたもの」

と書かれていました。

うーーーーんその「こまごまとしたもの」が聞きたいんですが・・・。

 

雑貨ってこんなに普通に年中誰でも使っている言葉なのにピシャッとくる答えをくれる人がなかなかいない上に、その業界を目指している人すら答えられなかったんです。

辞書もすっごいファジーなことしか書かれていませんでした。

 

「雑貨とは?」

皆さんはこの質問になんと答えますか?

 

さてうーーーーーーーーーーんとなっていた一人が満を持して

「日用品!!」

と声をあげました!

皆、ウンウン、と体で示すような反応。

 

ふむふむそうかそうか、

じゃさっきでた、食器は?特別なものでなければ日用品ですね。

バッグは?日用品と言えますね。

フィギュアは????  ん???

レターセット、今はメール(Eメール)主流ですがまあ日用品かもしれませんね。

アロマポット、んーーー、まぁそうかぁ。

サボテン、日用品??ですか??

 

雑貨とは正体不明ですねwwwwww

 

 

さて考えてみてください。

長くなったので続く〜〜〜〜〜

 

 

寒い季節になりました。

先日の連休、駅ビルの無印良品をプラッと一回りして見たらもう11月に突入ということでかなりポッカポカそうな敷きパットや毛布が表のポジションにでており、綿のネル素材のパジャマが例年より値下げしたということもあり店頭商品として並び、ボディが着装していました。

 

皆さん、防寒寝具雑貨ってわかりますか??

毛布や敷きパットのような寝具はもちろん分かるのですが、防寒寝具雑貨、私は業界に入るまで知りませんでした。

 

関東にしか住んでいなかったこともあってそこまで厳しい冬場や寒暖差のある生活そしたことがなかったので、普通に、夏になれば夏掛け布団やタオルケット、

冬になればマイヤー毛布、という衣替え的な寝具の使い方しかしていなかったので・・・。

 

 

それが、雑貨の仕事をするようになって

インテリアグッズの企画デザインをする仕事の中に、ホームウェアとか寝具というカテゴリーでものづくりをしていると、私には聞きなれない

「肩当て寝具」とか「キルティングベスト(アウターに非ず)」など企画する様に営業から提案がありました。

調べると他社でもそのようなアイテムは存在していました。

知らなかっただけでした。

 

 

しかも結構それが売れているのです。

自分の生活圏にないものだったので「え!寝るときそんなもの着るの?!」というのが第一声でした。

「アジフライにはソース派?醤油派?」じゃないけど、

他人の家庭の寝具は知らないもんで、「へぇぇぇぇぇ」という感じでした。

「寒い夜は風呂であったまって寝ろ」これが育った我が家ww

 

デザインするにあたり、リサーチしたり勉強したりしました。

敬老の日ギフトはそのようなアイテムを集中的に企画するとは思いますが、そうではなく

やはり寒い地域や冷え症の人も昔より格段に増えている(リサーチしていて現代病や現代生活の影響かなと感じました:私見)ので若い人にも需要はあるのですね。

特に布団をかぶっていても首元から入る冷えに困っている人は多いようで、私が「え?そんなもんあるの?」と思っていた肩当てパッドは結構な需要があるようでした。

 

 

 

以前「ナイトウェア」の項で書きましたが、パジャマやルームソックスなどで見た目は暖かそうでもモコモコのマイクロファイバーやフリース素材は体の必要な油分を吸い取られてしまう、という話を書いていますが、

防寒寝具の中に「寝る時ソックス(ナイトソックス)」の需要もあります。

確かに冷え症でなくても足先は布団の中でいつまでも寒い日ってありますよね。

近年はモッコモコのルームソックスが流行っていますが、冬の間中使っていると踵がひびひびになったり指先が乾燥して硬くなったりしますので

「寝る時靴下」はシルクか綿素材にしましょう。

シルクについては肌に潤いを与えてくれる成分があると言われています。

 

 

敷きパットについては寝具雑貨の中でもおなじみですが、

「毛布よりもむしろ敷きパットを暖かくした方が良い」とか「正しい毛布の使い方はかけるのではなく布団の上に敷くのが正しい」と言われているのを目耳にしたことがあるかもしれません。

 

すでに「毛布は掛けるもの」で定着している感もあるので(雑貨屋、寝具屋としても掛け、のつもりで作っており、敷きたい場合には「ボアシーツ」や「ボア敷きパット」が存在しています。

今では普通に季節季節で暖かだったり涼感だったりの指揮パッドやシーツが売られているのでそれを使うのが良いと思います。

 

それら寝具はポリエステルやアクリル素材の場合がほとんどですので冬の間中長い時間使用するので乾燥対策として、コットンやシルクのパジャマ、靴下を利用することをお勧めしますし、冬のギフトを考え中の方には喜ばれるアイテムとしてお薦めいたします。

 

 

また別の項で書こうと思いますが、高くても通年使える布団の衣替え必要なしのオススメ寝具は羽毛布団と綿毛布です!オススメ!

 

ではまた

秋も深まり最近は朝晩が寒くなってきましたね。

 

そろそろコートも着る季節になります。

そうなると外出先から早くうちに帰ってあったかいお風呂に浸かりたい季節!とも言えますね。

 

夏は夏で汗のベタベタをシャワーで流したいために早くうち帰りた〜〜〜い!って

思いますが冬の寒い季節にはうちの中のあったかいお風呂とあったかいご飯が恋しい季節、お家時間を楽しむ季節ですよね。

 

入浴剤とは

「粉末状や粒状、固形の、浴槽に投入することで香りのアロマ効果や色味の効果でリラックス感や気分転換を得るもの」です。

この説明の中に疲労感「回復効果」や「痩身効果」などが書かれていないのは、

入浴剤によって実際に効果をうたっているものやそうでないものが明確に別れているからです。

 

お家タイムで気軽、簡単、安価に温泉に行ったような気分や爽やかな爽快感、リラックス感、じんわりとした癒され感を味わえる雑貨の中でもよく売れるアイテムの一つです。

多くの人は気分転換や満足感のために購入していると言えますが中には本当に効果を求めて銘柄を探している人もいます。

入浴剤の裏にはその違いの表示があるので購入時に裏側もチェックしてそのときその時気に入ったものを購入してみてください。

■医薬部外品

■化粧品

■雑貨品

 

雑貨店などで売られているものは上記3つが主なものです。

そして化粧品扱いが一番目にするかなぁという感想です。

私がインテリアブランドを持たせてもらっていた時代にオリジナル入浴剤も企画制作しましたが、入浴剤は雑貨アイテム、ということでは作り手には特殊なものなので、専門メーカーに依頼してOEMとしてブランドの名前をつけた入浴剤を作りました。

 

海外の展示会やメーカー訪問でも日本で見たことがない素敵なバスグッズ、入浴剤があってぜひやりたかったのですが、海外からのものを日本に入れて店頭に並べるには薬事法に則って日本でOKな成分であるかの検査や正確な表示の確認が必要になります。

私がいた会社では通常から入浴剤を扱っているメーカーではなくスポット的なアイテムになるのでその手間や費用で「とんでもなく掛かってしまう」のでどこの会社に所属したいときでも海外輸入の入浴剤は断念でした。

 

話は戻って

入浴剤に何か「効果」を求めるものとしては「薬用」と明記されている入浴剤が良いかと思いますが、雑貨屋さんインテリアショップなどで並ぶものの中では医薬部外品が医療品と化粧品の中間的存在ですが「効果のある成分」は配合されていますが薬ではないので「具体的な効果効能がある」という表示を歌うことはありません。

法律で決まりごととして「〜〜の効果があると言われています」「〜〜を防ぐと言われています」「〜〜を促進すると言われています」など「言われています」という文言でくくられているかと思います。

「薬用」と表示されているものは薬事法で認可されたものなのでそんなに多くはないですが、効果は望めることでしょう。ただし「治る」ということではなく「促進」や「防止」などで万人向けに流通しているので処方ではありませんから、やはり広い意味で「バスタイムを楽しむ」「バスタイムも有益に過ごす」という感じが楽しいことではないかと思います。

それから、温泉地で「湯の花」を購入した際には硫黄の粉や半固体なので(注意書きのあるものとないものと見かけますが)家のバスタブに適しているか確認して使用してくださいね。

特にステンレス、アルミ素材のバスタブでは使えないのでご注意ください。

そのような素材のバスタブではなくても集合住宅などでは排水などの問題で使わないようにアナウンスしているとことろもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

畳。

本当はい草、というタイトルにしたかったのですが畳の方がわかりやすいし身近かな、と思いまして。

皆さんのお家には畳の部屋はありますか?いわゆる和室。

 

もう随分前から業界としても「若い人ほど和雑貨が人気がある」「和の暮らしが注目」だの言われてきましたが、確かに和雑貨は人気があると思います。ならば和室も好きだろうと思いたいのですが

住宅メーカーの調べだと、和室は元々減っていたけれど今でも年々衰退、畳の部屋よりフローリングが好まれているという発表。

 

皆さんの中では和室は旅館だけでしょうか?生活の中にはもうありませんか?

 

フローリングは楽だけれど、畳の部屋もそんなに毎日手間の掃除を強いられる事はありませんよ。

他の部分と同じで普段は掃除機、年に数回大掃除の時に固く絞った雑巾掛けや丁寧にやりたい場合は茶殻を巻いて雑巾掛け、なんてのもいいですね。まぁうちはいい加減な家だったので茶ガラの雑巾掛けはしてるの見た事なかったですが別段それで不潔な事はないので・・・。ちゃんと茶殻を撒いて掃除するような家でありたかったですがw

 

話が逸れましたが畳はそれどころか機能的で、いまのフローリングの生活で難点を感じている人(湿気の問題や寒さ暑さの問題など)にはやはり畳の部屋は日本の気候、日本の生活に合っていると言えますよ。

私もアパートの1階に住んでいる頃、元々は和室だったんだろうなーというリフォームした洋間に住んでいる時冬場はラグマットが朝になると湿気っていてびっくりしました。

夜の間に目には見えませんが床下の湿気が上がってくるのでしょうね。

隣の畳の部屋は全く問題なかったのでやはり1階の部屋には畳が適していたようでした。

そのころはまだい草について学ぶ前だったので後からい草を学び、そういうことか!と合点が言った次第です。

 

 

 

い草という植物は刈り取られ、畳という製品になっても生きています

よほど尋常な度を超えた場合でないならばい草が室内の吸湿、空気循環の働きを持っています。

 

暑さ寒さも、暑さについては畳の部屋がない今、夏場になるとゴザが非常に売れるのですが、

 

それが示しているように涼しい、清涼感があるという事は認知されていると思うのですが、寒い雪国、窓を何ヶ月も閉ざされる豪雪地帯も畳の住宅で暖かな保温効果やい草による閉ざされた室内の空気循環の役割を果たしてくれる合理的なものでした。

 

 

フローリングの床にはない良さがいくつもあるのです。

ゴザはい草の言わば「シート」です。

畳というのはい草を素材とする畳表を土台に縫い付け畳縁を付け畳に仕上げた製品です。

この畳が上記の様な合理的な機能を持ち、フローリングの集合住宅より足音などの騒音も軽減し、新しい畳はい草の癒される良い香りというアロマ効果もあります。

 

インテリアショップやホームセンターは「い草パネル(ユニット畳)」と言って簡易にフローリングの床の上に敷いて和室気分を味わえる製品ももありますが、手軽に敷いたり片付けたりできる様に中の土台が簡易な発泡素材なのでそこまで機能性を発揮できません。

畳表が和紙資材のものもあります。

できれば・・・効果としてはい草パネルではなくて本当に仕立てた畳が良いですね。

ただ、い草のフレッシュな心地よい香りや座ったときの心地よさ、優しさは味わえると思います。

い草のユニット畳でなく和紙畳の床材も結構あるのですが、オシャレ度重視で黒やコン、赤などの色付きモダン畳は和紙畳の場合が多いです。

い草は天然素材のため、色に染めると色落ちの心配が多大にあるためです。

もちろんござ製品など色をつけたものは色止め加工をしていますし、万が一があるので色落ちするよ!というデメリット表示を記載しています。

 

 

 

 

 

 

一人暮らし用のアパートも不動産業界ではフローリングが人気という事を今でも引きずっているので同じ築年数でも畳の部屋はフローリングより割安です。

持ち家の方も相続税対策などで今リフォームブームですが、今こそまた畳の部屋を復活させてはいかがでしょうか。

 

今回は産地の話。

食べ物の農産物の産地、海産物の産地、なんて言うのはすぐ思い浮かべやすいですよね。

近年は食材の正式名称や産地の表示にとても厳しくなったので、スーパーや商店街に買い物に行っても必ず見かけますし、

ファミレスに行っても産地や協力農家さんが表示されていたりしますね。

 

雑貨についても15年くらい前から急速にメイドインジャパンが注目されだして(それまではインポートブーム)例えば眼鏡の産地は福井県の鯖江だとか、新潟の燕三条はキッチン用品金物の産地、だとか知っている人も増えてきました。

 

雑貨についても産地はあります。

革の産地、石の産地、布地の産地、木製品の産地、金具の産地・・・etc

旅行や物産展などで時々意識しているかもしれませんね。

 

雑貨の企画デザインの仕事をしていると、何を作るかでその産地に出かけて行くので面白いものです。

例えば私は会社員時代一つのインテリアブランドを持たせてもらっていたのですが、

食器のラインナップをデザインするときは有田に出張に行ったり、マグカップを企画するときには多治見に行ったり、お箸を作るには福井県。タオルの企画では今治出張、ソファを作ることになったときには久留米と日田(木工と家具の産地)。夏の商材で清涼素材としてい草製品では福岡、麻の素材では京都(生産地は別)、

日本人の手によるので値段はかなり高いですがニットだったら東北や北陸など。

そんな風に扱うアイテムが多くて品目が様々だと一つのブランドに居ながら色々な場所に行きます。

(民芸品とは違いプロダクトなので観光としてみる産地とはまたちょっと別の視点になります。単に手工芸として素晴らしいというのとは別に、均一なクオリティレベル、量産と納期の関係、などなど。)

そして、日本はどんどん価格競争が厳しくなったので値段で戦うアイテムは韓国、香港、中国へ出かけて行きました(←当時)。

モノ作りが00年代には本格的に中国へ移り日本の産地の工場は廃業して行きました。

 

2010年代からその暗雲は肌で感じるほどに押し寄せてきていましたが、いまは完全に日本経済負けているので韓国や香港でものづくりする事はまずなくて、中国でもなかなか値段は合わなくて更に遠い、そして人件費の安い国へ出かけて行きます。

 

ちょっと細かな話ですが、香港というのは小さな地域でその地域特性から国の(わかりやすく国の、と書きますが)産業は貿易と観光が象徴的。なので日本の企業は20年くらい前までは「自分で中国へ乗り込む事」はまだほとんどしていなくて香港のメーカーや商社を通して中国の工場とやりとりをしてもらう事が主流でした。実際日本人が奥まで入り込むにはノウハウのなさだけでなく治安が悪い現状もありました。

それから程なくしてより安さの追求が必要となり(日本はどんどんデフレに向かい)直接中国に乗り込むようになり、と、同時に中国も目覚ましい発展をしてきて日本の小さいメーカーでも中国工場や協力工場を持つようにまでなりました。

 

韓国についても似たような感じではありました。韓国は「生産国」とするには当時からそこまで安いわけではありませんでしたがそれでもまだ当時の日本は韓国でモノ作りする力はありました。韓国はナイロン生地のバッグや合繊のアパレルなど得意としていました。

 

日本でそれぞれの品物の産地へ行くようにそれが海外になったとしても同様です。

その素材の得意な産地まで出かけます。物流を考えると産地へ乗り込んだ方が低コストだからです。

 

中国は国が大きいので何処かしら何かの産地に当たるものでだいたいなんでも作れます。あとはクオリティや相性の問題とも言えます。(簡単に書いていますがw何しろ国がデカイのでその産地へ行くには空港から更に何時間も何時間もかかるので大変なことではあります。そして日本のメーカーが求めるような商品に作り上げるまでは何度も細かいやりとりと技術指導もあるという事があります)

 

タイなどはアクリルやプラスチック製品や陶器製品など日本に多く入ってきていますし、フィリピンはヨーロッパデザインのアイアン製品などが得意です。ベトナムは特にアパレル製品が多いです。

ベトナムも以前は民芸雑貨や味のあるインテリア雑貨などではMADE IN VIETNAMを見ましたが、今は中国に変わる「縫製業の担い手の地」として日本のアパレル量販店のデニムやTシャツなどなどそして浴衣、着物なんて和モノも実はベトナム縫製。スーツという技術とクオリティの必要な製品までも作れる工場も普通にできています。

量販アパレルの縫製の話で言えば更にカンボジア、ラオスなども10年近く前から中国の値段では作れなくなった日本は進出しています。

ただ素材の産地、ということではなくてあくまでも縫製工場と人件費という観点です。

 

結構皆さん「安いものは中国製」と思っている方が多いので「随分前から中国では高くて日本はモノ作りが難しくなった」と聞いていかがでしょうか。

 

なかなか大変なのは中国が値段が合わないからと言ってどんどん遠くの発展途上国に行ったとしても今度は「遠いので時間と送料がかかる」「素材がないので中国や日本から送り込むのに送料と時間がかかる」「工場で何かあった時に行くまでに時間がかかる」という事があって、結局「運送料と倉庫」という生産と輸出を考えると結局「お隣さんの国である中国」に頼るしかないという現状です。

 

タイトルから想像した産地の話とは随分違ったかもしれませんが、

雑貨やファッション、インテリアの皆さんが知っているお店に並んでいる商品にはこんな生産産地の裏話があります。

 

どうでしたか?ご興味ありましたでしょうか・・・

 

 

有田焼を雑貨とは呼んではいけないような気がしますが・・・

今回は有田焼についてお話したいと思います。

「S」の項で「瀬戸物」についてお話しました。

瀬戸物は字の通り本来は愛知県の瀬戸で作られ、日本全国、はたまたアメリカを主にした海外に輸出された(「O」オキュパイドの項参照)瀬戸の焼き物ですが、高度成長期以降あまりに浸透し、日用雑器の陶器類の呼び名として瀬戸産出なくても焼き物の代名詞になってしまったくらいの日用品であると言えます。

 

有田焼は日本人なら聞いたことがない人はいないでしょうし、何気なく使っている言葉かと思います。

商店街を歩いていても「瀬戸物やさん」では有田焼についてはPOPやシールであえて「有田焼」とハッキリと謳って他の陶器とは区別されている感じがありありと伺えます。

 

有田焼は陶器ではなく磁器です。

陶器は土を原料とし、磁器よりは低い温度で焼かれることと柔らかく温かみのある土肌が特徴とされています。

磁器は石を原材料とし、陶器よりは高い温度で焼き締められます。青白い涼やかな肌の色に、硬く丈夫な特性があります。

 

そして名前の通りに、佐賀県の有田地域で作られる焼き物が有田焼、主なイメージとしては高級品、日本が世界に誇る宝物、という事があり

人間国宝となるような有田の代表的な窯元がいくつもあります。

そして鎖国をしていた江戸時代のはずですがその有田焼は世界に大きな影響を与えていました。

 

 

 

歴史は安土桃山時代に遡ります。

当時日本ではまだ磁器は作られてはいませんでした。

中国の景徳鎮が有名な産地で、ヨーロッパの王侯貴族たちに好まれていました。

そんな時代背景の折、

磁器に適した陶土の発見と豊臣秀吉の朝鮮半島遠征によって連れてこられた李参平という朝鮮人の陶工を幽閉し技術を日本に伝えさせ、有田焼が生まれました。

有田という場所に上質な陶土があったということと朝鮮半島から近かった事がこの歴史的事柄が起きたと思います。

それから陶器に赤い色絵付けをするという事は非常に難しい事で、赤い色は釜で焼き付けると焦げ落ちてしまい、なかなか赤い色柄の焼き物を作る事はできなかったと言います。多く見られるのは「染付」と言って青い絵柄の焼き物です。

李参平によって赤絵、と呼ばれる赤や色絵の具の使われた焼き物を焼く技術ができました。

幽閉、と言っても確かに「赤絵町」からは李参平を出さなかったようですが、十分な暮らしを与え手厚く扱ったという事です。

 

よく、「古伊万里って何ですか?」という質問がありますが、ざっくり言えば江戸時代の有田焼のことです。伊万里港からヨーロッパに運ばれたので「IMARI」と呼ばれていました。

繊細な日本人の技術の有田焼は本家の景徳鎮を追い越す人気になり、ヨーロッパの王族、貴族たちはこぞって収集、富や名誉の象徴の品となり有田焼は「白い宝石」と呼ばれ王族貴族はその集めた膨大なIMARIを専用の部屋を作り陳列する事が大流行り、それは「ポーセリアンルーム」と呼ばれました。

 

 

 

 

今でもヨーロッパのお城の写真集などでポーセリアンルームを見る事ができたり、ヨーロッパのティークロス、インテリアクロスのテキスタイル柄に日本の染付の磁器がデザインされたものがあります。

 

ヨーロッパはドイツの有名なブランド、マイセン窯ですが、日本がそうしたように、マイセンも遥か遠い日本からIMARIを輸入するのではなく自分のところで作りたいと考え城に錬金術師を幽閉し、有田焼を模した物を作らせました。マイセンには日本の有田焼インスパイアのデザインが見られます。ドイツのマイセンのルーツは日本にあったのです。

 

 

伊万里焼は上記に書いた通りですが、有田焼の中に「鍋島焼」という言葉も使われます。

それは有田の地域は当時鍋島藩であり、諸大名や江戸幕府への贈り物として非常に珍重されていたことと、鍋島焼きに見られる図柄のデザインがあり、品の良さや高級感を醸し出しています。

その図柄は今でもモダンと感じてしまうほどのものが多くあります。

 

 

 

 

現代でも有田焼は高級品であり日本を代表する焼き物です。

とは言え、有田にも色々あり、私たちが日常で使えるような安価なものもあります。

冒頭の商店街の瀬戸物屋さんなどに並んでいます。

 

それから普段あまり考える事はなさそうですが、ホテルや料亭、和食屋、レストラン、それから何とファミレスなどのチェーン店・・・業務用食器はその「丈夫な」という特性から有田焼が多く使われています。

まぁ、どこにも有田焼とは業務用なので書いていないのですが。

業者さんならば産地に行って打ち合わせルームなどに行くと見る事ができると思いますが一般には見る事はないと思います。

と、いう例をあげたのは決して高級品の扱いだけではなくいろんなものを作っているし頑丈で持ちが良いという素晴らしい特徴があるんですよ、というお話でした。

 

 

 

ちょっと余談ですが、最近は雑貨屋さんなどでは「波佐見焼」というのがよく見かけますし、人気です。

面白い話、有田焼と波佐見焼は道を隔てて同じ地域です。

佐賀県と長崎県の違い。

同じ地域なので恵まれた質の良い陶土も手に入りますし、人の行き来ももちろんあるわけで。

どんな品物の世界でもある事ですが、やはり佐賀県の有田で作られた、というと昔から歴史があり格があるものです。

でも近年は隣町の波佐見に若いデザイナーが育ち現代的な作品、商品を作る企業努力があり、街の雑貨屋さんなどでは若い人たちに人気があります。価格も有田焼より値ごろ感がある事も人気の要素の一つです。

面白いですね。

 

 

 

2020年はコロナで開催がWEBになったそうですが毎年ゴールデンウィークになると普段静かな有田の町が人人人で大混雑!

人気の陶器市があります。

密にこだわらなくても良い時代になったら陶器市の楽しさも味わいたいですね!