寒い季節になりました。

先日の連休、駅ビルの無印良品をプラッと一回りして見たらもう11月に突入ということでかなりポッカポカそうな敷きパットや毛布が表のポジションにでており、綿のネル素材のパジャマが例年より値下げしたということもあり店頭商品として並び、ボディが着装していました。

 

皆さん、防寒寝具雑貨ってわかりますか??

毛布や敷きパットのような寝具はもちろん分かるのですが、防寒寝具雑貨、私は業界に入るまで知りませんでした。

 

関東にしか住んでいなかったこともあってそこまで厳しい冬場や寒暖差のある生活そしたことがなかったので、普通に、夏になれば夏掛け布団やタオルケット、

冬になればマイヤー毛布、という衣替え的な寝具の使い方しかしていなかったので・・・。

 

 

それが、雑貨の仕事をするようになって

インテリアグッズの企画デザインをする仕事の中に、ホームウェアとか寝具というカテゴリーでものづくりをしていると、私には聞きなれない

「肩当て寝具」とか「キルティングベスト(アウターに非ず)」など企画する様に営業から提案がありました。

調べると他社でもそのようなアイテムは存在していました。

知らなかっただけでした。

 

 

しかも結構それが売れているのです。

自分の生活圏にないものだったので「え!寝るときそんなもの着るの?!」というのが第一声でした。

「アジフライにはソース派?醤油派?」じゃないけど、

他人の家庭の寝具は知らないもんで、「へぇぇぇぇぇ」という感じでした。

「寒い夜は風呂であったまって寝ろ」これが育った我が家ww

 

デザインするにあたり、リサーチしたり勉強したりしました。

敬老の日ギフトはそのようなアイテムを集中的に企画するとは思いますが、そうではなく

やはり寒い地域や冷え症の人も昔より格段に増えている(リサーチしていて現代病や現代生活の影響かなと感じました:私見)ので若い人にも需要はあるのですね。

特に布団をかぶっていても首元から入る冷えに困っている人は多いようで、私が「え?そんなもんあるの?」と思っていた肩当てパッドは結構な需要があるようでした。

 

 

 

以前「ナイトウェア」の項で書きましたが、パジャマやルームソックスなどで見た目は暖かそうでもモコモコのマイクロファイバーやフリース素材は体の必要な油分を吸い取られてしまう、という話を書いていますが、

防寒寝具の中に「寝る時ソックス(ナイトソックス)」の需要もあります。

確かに冷え症でなくても足先は布団の中でいつまでも寒い日ってありますよね。

近年はモッコモコのルームソックスが流行っていますが、冬の間中使っていると踵がひびひびになったり指先が乾燥して硬くなったりしますので

「寝る時靴下」はシルクか綿素材にしましょう。

シルクについては肌に潤いを与えてくれる成分があると言われています。

 

 

敷きパットについては寝具雑貨の中でもおなじみですが、

「毛布よりもむしろ敷きパットを暖かくした方が良い」とか「正しい毛布の使い方はかけるのではなく布団の上に敷くのが正しい」と言われているのを目耳にしたことがあるかもしれません。

 

すでに「毛布は掛けるもの」で定着している感もあるので(雑貨屋、寝具屋としても掛け、のつもりで作っており、敷きたい場合には「ボアシーツ」や「ボア敷きパット」が存在しています。

今では普通に季節季節で暖かだったり涼感だったりの指揮パッドやシーツが売られているのでそれを使うのが良いと思います。

 

それら寝具はポリエステルやアクリル素材の場合がほとんどですので冬の間中長い時間使用するので乾燥対策として、コットンやシルクのパジャマ、靴下を利用することをお勧めしますし、冬のギフトを考え中の方には喜ばれるアイテムとしてお薦めいたします。

 

 

また別の項で書こうと思いますが、高くても通年使える布団の衣替え必要なしのオススメ寝具は羽毛布団と綿毛布です!オススメ!

 

ではまた