どうして「眠育」なの?<その2>現代に合わせた子どもの睡眠をフォローすることが大切! | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

+Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

「ねむりをプラス、輝くあした」をコンセプトに、幅広い世代へ向けた「睡眠講座」や、個別相談を行っています。
睡眠を整えることからあなたの健やかで幸せな生き方がはじまる。
+Sleep(プラススリープ)がお手伝いします。

なぜ今、「眠育」なの?

ということについて書いていきたいと思います。


前回は私自身の、睡眠人生 の振り返りをさせていただきました。

書き出してみると、「睡眠偏差値」は低すぎでした。

ちなみに、「睡眠偏差値」という言葉はありません。

今浮かびました。にひひ


睡眠と生き方ってすごくリンクするような気がして、修正できるものならしていきたいと改めて感じるようになりました。


みなさんも、「睡眠人生」を振り返ってみて、そのときの充実度と対比させてみるとおもしろいかもしれませんね。


日々を健やかに、輝いて生きるためには、睡眠を意識的にとることが大切です。


さて、今回は子どもの睡眠について、核心に迫っていきたいと思います。

大人たち、とくにママにとっては耳が痛いお話もあると思いますが、どうか心をひろーくしてお読みくださいね。ドキドキ


私がなぜ、ママと子どもの睡眠を大切に思っているかということにも、実体験とリンクして書いていきたいと思います!


前回に続くんですけど・・・。

私は結婚をきっかけに東京郊外に引っ越してきました。

それまでの田舎暮らしで、「夜は単純に暗いもの。」と思っていた私。


郊外といっても、田舎に比べれば十分都会の煌びやかさは衝撃でした!

そして、私が思ったのは「都会って、夜までずっと明るいんだな!」ということ。

ファミレスも夜遅くまで人が賑わっていて。

スーパーも深夜までオープン。

ドンキやレンタルショップとか、夜中の2時とかに行っていたな・・・。

前回お伝えした昼夜逆転生活、実は結婚後になったわけです。

わくわくしすぎ。音譜


つまり、睡眠は環境によってすごく左右される 、ということ。


強い光は、夜浴びると、体温がいつまでも高くなり眠気を感じることができません。

眠気というのは、深部体温が急激に下がったときに起こります。

照明やブルーライトの光を夜浴びるのがよくないのは、このためです。

また、脳も興奮状態にあるので、交感神経が優位になりっぱなし。

夜はリラックスして副交感神経が優位にならないとならないのに、日中のようなモードになってしまうわけです。


じゃあ、強い光っていつ浴びるの?

でしょ!(←聞いたことあるね、このフレーズ。ふふ。)

つまり、光をいつ浴びることかってことが、キーワード。


そんなことなど当時は知る由もない私。

夜、昼と同じような光環境の中にいるので、眠れるわけはないのです。

遅れてやって来た、都会(郊外だけども)ライフを謳歌しておりました。(あほ)

まあ、大学の卒業もかかっていたので、がつがつ勉強もしていたのですが。


仕事を始めたら、睡眠リズムは自動的に整いました・・・。

昼夜逆転リズムだと、社会に適応することがすごく難しいですよね。

こういう感覚もすごくわかります。


結婚後に仕事もしながら、猛勉強をして大学を卒業したと思ったら、翌年出産。

そして、なんと、息子くんは発達障害だった・・・という波乱万丈な感じになりました。

これを書いたら書籍1冊は確実になってしまいそーなので、割愛。


発達障害とわかってすぐに、息子のてんかんもわかり。

ダブルで心の底からショックを受けました。


病気がわかったのが、ちょうど震災直前1ヶ月前くらいのことでした。

しょっちゅう発作で倒れるようになってしまったのです。

救急車ばっかり乗っていました。

そのときに、息子の健康を考えるようになって。

真剣に真剣に考えて、私が母としてできることは「睡眠しかない!!すなわち、生活リズムを整えることだ!!メラメラ」とガツーンときたんです。


これが、人生初の「睡眠」への目覚めであった・・・。ヒツジ


震災1週間前、睡眠改善インストラクターの勉強へ通い始めます。

そして、資格取得。


直後に震災。

計画停電の中でも、息子の睡眠に心を砕いて、なるべくストレスを貯めさせないようにしてきました。

それでも、薬が調整できるまで、入退院を繰り返し。ガーン


自宅にいるときは、息子の生活リズムと睡眠を整えることに、こだわりつづけました。

震災前に資格を取ったことも、すごくいいタイミングでした。

私も、睡眠をとることで、息子の子育ての心労や震災の不安やストレスを上手に発散することができました。


そんな生活をしていたので、17時以降って、今でも外出をすることがほとんど皆無。

健全でしょ?ふふ。得意げ

夕食も18時ごろですしね。

夜の就寝時間が遅くなるのは、夕食をとる時間と関連が深いのです。おにぎり


それでも、夜にスーパーに行ったこともありますよー。

20時くらいかな?


バタバタ買っていたら、普通に未就学の子どもたちがいるっ。

ぎょぎょぎょ!(さかなクンにあらず)


「20時くらい、普通じゃん!」と思いますか?

たぶん、私たち大人の感覚は麻痺しています。

現代風になってますぜぃ。しょぼん


仮に3歳児の子。12時間睡眠が必要なのに・・・。

その時間は本来は、リラックスできるモードで家にいて、寝支度が始まる時間。

就寝時間にしてほしいくらいの時間。(ズバリ!!)


でも、帰る気配がなさそーな、大人と子どもでスーパーは賑わっています。

その時間に買い物していたら、帰って眠るのは大人と同じ22時とか?

いろいろ想像してしまいました。


しかも、これ、ここだけじゃないよね?

夜のお店に子ども、溢れてるんだろうなぁ。

私の子どもの睡眠のもやもやが生まれた瞬間でした。


3歳だとね、夜だけで10時間は睡眠をとって、昼寝で2時間くらいカバーするのが理想です。

私も、当時働いていましたから、理想に近づけるのは、めちゃくちゃ難しくて。

でも、「どうやったら、子どもの就寝時間を捻出できるのか?」を紙に書いて、夜の時間の無駄を徹底的に省いていきました。


夜暗くする。

静かにする。

リラックスできる雰囲気をつくる。

ゲームやスマホは寝る前にさせない。


他にもいろいろ、「睡眠のレシピ」があるんです。

でも、こういう睡眠の知識ってわからないですよね。


情報は巷にあふれているけど、どれが正しいのか?

そして、どうやって情報を自分の生活に落とし込んで、子どもやママの睡眠へ生かしていくのか?

そのサポートを、睡眠改善インストラクターの私がしていきたいと思っています。グッド!


私自身、睡眠にはとても悩んできて、自分の子育てになってからまた悩みまくりました。

わからないことだらけで、勉強し、始めた「眠育」でした。


そして、自分の子どもだけじゃなく、子どもの睡眠に悩んでいるママや子どものために、もっと自分の知識や経験を広めて「眠育」活動をし、子育てママをサポートしていこうと思うようになりました。


子どもの睡眠は、大人なんかよりずっと大切なんです。


脳神経系の発達はもちろん、骨だって、グングン成長するとき。

この、子どもの成長に必要なホルモンが、夜の深い睡眠に出る、成長ホルモンです。


大人は、成長ホルモンだ~、るんるん、若返りホルモンだ~、るんるん。

なんて言ってますが、子どもにとっては、そういう、お手軽なるんるんホルモンじゃない!!


子どもの心と体を育むのに、ぐっすり眠ることは、重要不可欠なのです。


子どもの睡眠、大人のライフスタイルに合わせていませんか?

どうか、振り返ってみて・・・。

大人の生活に合わせた生活を送っていると、必然的に子どもの睡眠時間が足りなくなります。


乳幼児期に大人に合わせた睡眠しかとれないと、脳神経系や体がちゃんと発達できなくなる。

子どもの心と体の基礎がグラグラ。

学校に行っても、授業に集中できなくなって、勉強がわからなくなって、悪循環のループ。

学校に行きたくなくなって、不登校。

そのまま、年齢があがるにつれ、ひきこもりなどの問題へ。


睡眠の習慣を身に着けるのに最初に大切な時期なのが、乳幼児の時期だったり、小学校低学年の頃なんです。

そこで私は、ママと子どもの「眠育」を乳幼児などの未就学児や小学校の低学年から初めていこうと考えています。


<私ができること>OK


・子どもやママの睡眠リズムの整え方を、具体的にお伝えすること。

(注:子どもの年齢は今のところ、乳幼児などの未就学児、小学校低学年と限定。)


・健やかな睡眠改善をサポートすることができます。

主にママが子どもの睡眠について考える立場になることが多いと思いますので、ママをメインにしております。睡眠の正しい知見からフォローしていくことができます。


・ママと子どものために「眠育」を講座を通してお伝えしたり、個人セッションでの睡眠カウンセリングをお受けしたりすることで、睡眠改善への疑問やお悩みにお答えしていきます。


・子どもだけの「すいみんがっこう」も今後できればな~と思います。


<私ができないこと>NG


・自分に合う寝具について。

よく、寝具、とくに枕の質問を受けたりするのですが、寝具などのアドバイスは専門からはずれるため、個々のご相談に応じることはできません。

寝具についての個別のご質問については、寝具屋さんや、場合によっては医療機関でお願いいたします。


・持病や障害などによる睡眠障害のある方は睡眠カウンセリングをすることができません。

医療行為は一切いたしません。

(講座を受けることはできますよ。クローバー




長くなりました。

睡眠を語ると、熱くなって、つい、こーなっちゃいます。

読みづらくてごめんなさい。あせる