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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

「夜烏山荘 長多喜の桜鑑賞と

  長多喜の採れたて筍と山菜の夕べ」

 

 中山道の江戸から45番目中津川宿で多くの文人墨客に愛された長多喜は、一万坪の敷地に今上天皇が御宿泊された離れ座敷やそれぞれしつらえが異なる六棟の古民家離れや座敷、茅葺屋根に囲炉裏があり、霊峰恵那山を借景とし、日本の原風景の様な宿。

古民家離れは8名定員でしたが、なんとか一名増やしていただき9名で行いました。

まず参加者全員でお庭を散策。

 

 茅葺の古民家の点在するお庭に、桜、山躑躅、山吹などたくさんの花々が咲きそろう庭内を歩き、(かつてここに宿泊した)若山牧水と高浜虚子の碑も拝見しました。

 お庭を堪能した後は、

お庭の花の向こうの古民家離れの1棟で、朝どれの筍と山菜の料理を満喫しました。

会席の始まりです。

 お料理は、長多喜の竹林の筍と地元の山菜をお願いいたしましたが、自然のものなので、何が採れるかまだわからないと、出されるまでのお楽しみ。

 自然とはそういうもの、その時の僥倖に期待ですね。

また、お魚を使われるときは天然物でとお願いしてあります。

 

持参したお酒

地元中津川の山内酒造の

●さくらさくら 山内酒造

真っ白な生の濁り酒 例年の食前酒向きの甘い酒が天候不順の寒さで辛口に上がってしまい、それが却って食中酒向きになっていて食事に合わせやすく結構良い感じ

●春一番池  山内酒造

●TYPE FY2

すっきり系のドライ白ワインのようなお酒

●楯野川純米大吟醸 上流

 完熟した果実のような華やかな甘い香りと上品な旨み感じが優しく余韻の綺麗なお酒

●神亀 純米2011

 12年熟成古酒

熟成された濃醇な旨味とボリューム感がありながら10年以上の熟成で角が取れて丸く、良い煮物に合う古酒

●周之介ブレンド 超々辛口

 超辛口白ワインの様な味わいの日本酒度+18辛口日本酒

 

厳太さん持参は

恵那市の女城主純米吟醸8年古酒

それぞれを料理に合わせてペアリングをして行きます。

 

 

私のテーブルの前に置き 料理を出される度にお酒を選び注いで行きました。

 

長多喜の筍 美味しい

 

山菜の王様 蕗の薹 コゴミ タラの芽など

 

筍と筍真薯

 

 

長多喜産の筍が特別美味しく、昨年より更に良い味でした。

 

山国の会席は少し塩分高めなので、お酒の共によく合います。

 特に同じ中津川市の山内酒造の濁り酒「さくらさくら」のまったりとした旨味の入った辛口が、多くの料理に一番合いました。

 

地物の新鮮 山菜を堪能しました

ご馳走様

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今回はみかさぎ麹屋の麹を使って料理を様々作っていただこうと思い、お願いしたのですが、ちょうど桜の咲く一番の繁忙期なので、応じられないとのことで、残念ながら諦めましたが、連日満室でとても忙しいそうです。宿泊客の98%が外国人で、この二週間で日本人は2組だったそうです。

 

 この会が終わってから思い出したのですが、

採りたて筍の刺身と皮付きのままの丸焼きをお願いするのを忘れていました。

筍の刺身は採ったすぐの柔らかなものしか無理ですし、丸焼きは小ぶりな筍を皮の付いたまま焼くと蒸し焼きになりとても美味しいのですが、大きさを揃えるのが大変ですが、どれも忘れていて残念。 

 

採りたて筍の刺身は醤油はつけません

醤油の味は強いので、筍の味わいをしっかり楽しむために何もつかないか、みかさぎ麹店の塩麹が合うことでしょう。

来年はどちらも忘れない様にお願いしようと思います。

 

 

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美食の会とは

ただおいしいものを食べる会ではありません

おいしいものを食べるのでしたら東京や京都に行けば凄い店がいくらでもあります。

 でも、そんな所に行かなくても、こんな田舎の地元にも素晴らしく美味しい店があり、こんなおいしい食べ方があるということをもっと知りながら楽しんで学んで行きたい「地元」にこだわった会です。

 

この「地元」の素晴らしいお店をさがし、自然食品や無農薬などの安全安心な伝統野菜や地物食材を使って頂きながら、少しづつでも、家庭料理としても参考にしていただきながら地元民による地物の消費を喚起し、共に食文化を高めていきたいと思う会です。

 

 

 身土不二(自分の居る大地と体は一体である) と地産地消。

 そしてそれは医食同源に繋がります。

 

食の究極世界は、食材、料理、器、調度品、食空間、料理人、食べる人の全てが調和してはじめて完成するものです。

 

染めと織の万葉慕情55

  袖のしぐさに想い

   1983/04/29 吉田たすく

 

 衣服の袖のしぐさに想いを現わす歌がたくさんあります。

柿本人麿が石見の国に役人としておりましたが、そのころ、妻の依羅娘女(よさみののめ)に別れて奈良へ上京する折に詠った歌があります。歌の大意を書きますと次のようです。

 「石見の海の浦廻によい浦も潟もないと言う。たとえなくとも、和多津の海辺のあたりには青い玉藻が朝夕の浪風が寄せてくるから、その涙と共にああ寄ったりこう寄ったりする玉藻のように、相寄って寝た妻を私は置いて来た。 道の曲り角ごと振り返って見るが、いよいよ里は遠のき、いよいよ高い山も越えた。今ごろ夏草のよう打ちしおれ、思い嘆き、私を慕っている妻の門を見たと思う」という歌があり、その反歌に

 

 石見のや

  高角山(たかつのやま)

   木のまより

  わが振る袖を

   妹見つらむか

 

或る本の反歌

 

 石見なる

   高角山の

 木間ゆも

  わが袖振る妹を

   見けむかも

 

 (万葉には、同じ作者の歌でも本によって違った歌になっていることがあります)

 

石見の妻を後にして旅路を進んでいるが、峠の別れの折、自分が袖を振ったのを妹が見ていただろうかと言うのです。

妹が振ったのでなく、自分が振った袖で妹への想いを現しています。 この歌につづった歌があります。

 

 石見の海の崎に深みるが生え荒磯に 玉藻生えその藻のようになびいて寝た妻を心深く思うけど

共寝の夜は少なく別れて来た。 あれこれ思っても心が痛い。もみじ葉の散っている間に妹の袖もさやには見えず (山の雲間より月がかくれしまうように)入日の夕方になったらしっかりした丈夫(ますらを)と思っているわれも敷の衣の袖は通り濡れぬ

 

 もみじの間の妹の袖というのは妹自身のことであり、自分の袖は通りて濡れぬの袖は、丈夫の涙で濡れた袖で、涙をぬぐう袖なのです。

この反歌に、またさきの反歌に同じような歌がのせられています。

 

 石見の海

  打歌山 (うつたのやま)

  木の間より

  わが振る袖を

  妹見つらむか 

 

 

    (新匠工芸会会員、織物作家)

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『染と織の万葉慕情』は、私の父で、手織手染めの染織家、吉田たすくが60歳の1982年(昭和57年)4月16日から 1984年(昭和59年)3月30日まで毎週金曜日に100話にわたって地方新聞に連載したものです。

 これは新聞の切り抜きしか残されていず、古いもので読みづらい部分もあり、一部解説や余話を交えながら私が読み解いていきます。

 尚このシリーズのバックナンバーはアメーバの私のブログ 「food  風土」の中のテーマ『染と織の万葉慕情』にまとめていきますので、そちらをご覧ください。

https://ameblo.jp/foo-do/

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吉田 たすく(大正11年(1922年)4月9日 - 昭和62年(1987年)7月3日)は日本の染織家・絣紬研究家。廃れていた「組織織(そしきおり)」「風通織(ふうつうおり)」を研究・試織を繰り返し復元した。

風通織に新しい工夫を取り入れ「たすく織 綾綴織(あやつづれおり)を考案。難しい織りを初心者でも分かりやすい入門書として『紬と絣の技法入門』を刊行する。

東京 西武百貨店、銀座の画廊、大阪阪急百貨店などで30数回にわたって個展を開く。

代表的作品は倉吉博物館に展示されているタピストゥリー「春夏秋冬」で、新匠工芸会展受賞作品。昭和32年(1957年)・第37回新匠工芸会展で着物「水面秋色」を発表し稲垣賞を受賞。新匠工芸会会員。鳥取県伝統工芸士

 尚 吉田たすく手織工房は三男で鳥取県染織無形文化財・鳥取県伝統工芸士の吉田公之介が後を継いでいます。

吉田たすくの詳細や代表作品は下記ウイキペディアへどうぞ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/吉田たすく

#染めと織の万葉慕情 #染織  #たすく織 #吉田たすく #鳥取県 #倉吉市 #万葉集 #万葉集の染織 #伝統工芸士 #鳥取県無形文化財

 

 卯の花の

  咲くとは無しに

   ある人に

 恋ひや渡らむ

  独念(かたもひ)にして

      《読み人知らず》

 

〈花材〉

 カラー

 れんぎょう

 ラークスパー(千鳥草)

 ガーベラ

 ヤツデ

 

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拙作花器  銘 「双龍」 2015年

大地に眠る二頭の竜が目覚めて頭をもたげようとしているイメージで造りました。

  化粧土を刷毛目 透明釉 天目釉を刷毛目 透明釉

 

 

枝先いっぱいに咲く純白の花が咲く空木(うつぎ)から卯月

卯月の「う」は「初」「産」を意味する「う」で最初を意味したとする説もあります。

今日は京

自転車を借りて2泊3日で

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023を観て回る。

 

烏丸を中心に半径2km程のお寺や二条城、町屋等を使用して全15箇所の展示だ。

 写真の展示だから絵画や彫刻よりは見る時間が短いだろうと15箇所全部回れるだろうと計画した。

 所がどうだ、素晴らしすぎる展示、ディープ、深すぎる心奥、重い写真等 社会問題を深く表現したもの等、2日済んでまだ5箇所しか観ていない。軽くサッと見るつもりが自ずと動けなくなって見てしまうのだ。

 特に二条城 二の丸御殿 台所(重要文化財)の素晴らしい建物内での高木由利子の展示は凄い。平安時代建築の凄さの中に、かつてボーグ誌で観たことのある中でも特出したディオールや超一流デザイナー作品の中の極め付けアングル写真が2m以上の大きさであったり、アフリカやインドの深い写真等、これはファッション好きだけでなくとも絶対見逃せない。

これだけでわざわざ京都に来た価値があると思う。

 後日詳細は載せますが、その他、尊厳死や薬害、SDGEs、戦争その他現代の問題点を写真という媒体で深く表現している。

どこも見逃せないです。どうぞ皆さんも時間を見つけてご覧ください。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023」

https://www.kyotographie.jp

今年は京都市指定有形文化財に登録された「八竹庵(旧川崎家住宅)」が総合案内所になっています。会期中は毎日、10:00〜19:00まで無料で開放され

毎年春に行われ、今年で10回目の開催を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023」。京都市内の各所を舞台に開催されている写真に特化した芸術祭です。世界的なアーティストの作品が街中に展示されるイベント期間は、写真を見ながら街歩きを楽しむこともできる1ヶ月となっています。外歩きが気持ちいい季節。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023

展開時期:2023年4月15日(土)~5月14日(日)

会場:京都市内各会場(京都文化博物館 別館、二条城 二の丸御殿 台所、藤井大丸ブラックストレージ、HOSOO GALLERY、誉田屋源兵衛 竹院の間 他)

春の野の

 芽吹の幸の

  もてなしは

   名残の桜

  一輪添えて

 

先程 

穂先だけを

これ以上の贅沢はないと思いながら摘んできた

柔らかい新芽のワラビ

 

春の野の全てが詰まっている1時間以内に

すぐに湯掻いた ひと皿のご馳走

世界一贅沢で 美味しいワラビ

 生えたばかりの柔らかいワラビは、上から優しく握ってスッと引くと3cmから6cm位の柔らかい所だけがプツッっと切れる。

 市販のワラビの4分の1以下の長さ

この長さが最高なのだ

 これ以上長いと筋があり

    アクがでる

   贅沢すぎる摘み方だ

採りたてをすぐに

アク取りなど何もしないで

 十分なお湯を沸かして湯掻き

  水で冷やして盛るだけ

  包丁など必要ない

 

このやさしい味わいには醤油の香りも味も強すぎるから使わない

みかさぎ麹屋の

生きている素直な塩糀(しおこうじ)と甘糀(あまこうじ)を

8対2で合わせたものだけをちょっと付けて食べる

新緑の淡い緑のように

 最高に柔らかく

  優しい春の新鮮な苦味

最高の食材の最高の部位だけ最高の時に

 少しだけいただくことこそ真のグルメ

  これ以上の贅沢は無い

   至極の春の味

 

 お皿は牛の戸焼

民芸運動の記念碑的な品です。

民芸運動の最初期、新民芸運動として一番最初に吉田璋也が鳥取県の牛の戸窯でデザインした作品で、長年販売されていたものを、それを更に柳宗悦の息子であり世界的なインダストリアルデザイナーの柳宗理が縁を素焼きのように現代風にアレンジして再デビューさせた皿です。

 (吉田璋也の黒緑釉掛け分け皿は、全国の民芸館には必ず陳列されていますし、私の所ではお客様用に使っています。)

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 日本の季節は24節72候 自然の野山はその折々に素晴らしい花や幸をくださいます。

皆様が来られる時

 恵那の野山はどんな幸を提供してくれるでしょう

  それも楽しみ

こういう素晴らしいものを 遊び心で

 「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」でご用意致します。

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(みかさぎ麹屋は恵那市にある拘りの小さな小さな麹屋さん。

遥か悠久の時代から使われてきた日本の食文化「糀(こうじ)」

甘糀は何も加えない糀の甘さ、塩糀は塩だけ

今も発酵して生きている美味しさだ。(この為 冷蔵保存)

添加物など使わない自然を大切にする麹屋さん

世界一贅沢で 美味しいワラビ

ワンコの散歩で高原へ

ワラビが沢山生っている

 上から優しく握ってスッと引くと3cmから6cm位の柔らかい所だけがプツッっと切れる。

 市販のワラビの4分の1以下の長さ

 

この長さが最高なのだ

 これ以上長いと筋があり

    アクがでる

   贅沢すぎる摘み方だ

採りたてをすぐに

アク取りなど何もしないで

 十分なお湯を沸かして湯掻き

  水で冷やして盛るだけ

  包丁など必要ない

このやさしい味わいには醤油の香りも味も強すぎるから使わない

何もつけないか

みかさぎ麹屋の

素直な塩糀(しおこうじ)と甘糀(あまこうじ)を

8対2で合わせたものだけをちょっと付けて食べる

新緑の淡い緑のように

 最高に柔らかく

  優しい春の新鮮な苦味

最高の食材の最高の部位だけ最高の時に

 少しだけいただくことこそ真のグルメ

  これ以上の贅沢は無い

   至極の春の味

こういう世界一素晴らしいものを

 「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」で食べていただきます

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 四季の味と言えば、「春の苦み・夏の酸味・秋の甘味・冬の辛味」と言われます。

 春の苦味は「冬の体」から「春の体」へと変えてくれるとても大切な味です。山菜にはポリフェノールやミネラルが豊富に含まれ、細胞を活性化し、健康にも若々しさを維持するためにも重要な新陳代謝を活発にしてくれます。

採りたて山菜は新鮮な苦味。山菜も時間が経つに従い濁った苦味に変わります。

皆様も採りたての新鮮な春の苦味をお楽しみください

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(みかさぎ麹屋は恵那市にある拘りの小さな小さな麹屋さん。添加物など使わない。甘糀は何も加えず、塩糀は塩だけの自然を大切にする麹屋さん)

このいたずらっ子が

野山を走り回り遊び散らして疲れきって眠っている様な格好はどうだ

何があろうともびくともしないような

 格好などどうでもよいこれ以上の眠りはない

さくらさり

 みどりあざやか

  萌えよとも


 明日のこころは

  やまぶきのはな



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今日もワンコの散歩

 

 

生憎の曇り

 終焉の桜と

  新緑のけやきのコントラストが美しく

  

 

 そのふもとには、もう皐月の蕾が次の季節の出番を待っています

季節の移り変わりは早いですね

 

と言いながら横には満開の山吹が

  明日の出番を待っている

 

 

 

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明日は雨ですね

あまりにも有名な山吹のうた

 

 江戸に初めて城を作った若き日の太田道灌のお話

ある日、道灌が部下と狩りに出かけたところ、突然の雨に見舞われ農家で蓑(みの)の借用を申し出た。
応対に出た若い娘はうつむいたまま、山吹の一枝を差し出すのみ。

事情が分からない道灌は
「自分は山吹を所望したのではない。蓑を借りたいのだ」
と声を荒げるが、娘は押し黙るのみ。

しびれを切らした道灌はずぶ濡れになって城に帰り、古老にその話をした。
すると、古老は
「それは平安時代の古歌に“七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき”という歌があり『蓑』と『実の』を懸けています。
貧しい家で蓑一つも無いことを山吹に例えたのです。
殿はそんなことも分からなかったのですか」
と言われた。

道灌は自らの不明を恥じ、その後歌道に精進したという話である。

 

 

七重八重に(あでやかに)花は咲くけれども、山吹には実の一つさえもないのがふしぎなことです。わが家には、お貸しできる蓑一つさえないのです。

この歌の作者は兼明親王

 

山吹を差し出した娘の像が東京の山手線の日暮里(にっぽり)駅にあります。

 

日暮里(にっぽり)は江戸時代ひぐれざとと呼ばれ

 

幕府の政策によって神田周辺から寺院が移転してきたことで、日暮里には多くの寺院が建てられ、寛延(1748-51年)の頃から寺院につつじが植えられたり、庶民の行楽地として人気が高まり、特に春の桜や秋の紅葉は美しく、日が暮れるのも忘れてしまうほどでした。そこから「ひぐらしの里・ひぐれざと」と呼ばれるようになり、「日暮里」という字があてられたのだそうです。

儚き料理
 

 

 

 
万葉集で謳われた桜は山桜
 
 この山桜の咲くこの数日にだけ
  来られたお客様のみにしか
     楽しんでいただけない儚き料理
 
恵那の山に出かけ
 山桜を摘んできます
 
 これに恵那のヤマザクラの花の蜂蜜を数滴落とし
    香りも味も何もかも全てが恵那の山桜
 
春を象徴する味は芽吹の苦味と言われます様に
  甘い香りと味わいの中に
     かすかに春の苦味渋味を含んだ恵那の春をお楽しみください

 

 

 
物語のある料理
「野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石」は、自然に誘われ
 
 
  アミューズ(ひと口のお楽しみ)
 
   『桜のしずく』
      から始まります。