foo-d 風土 -10ページ目

foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

しっとりとした

  肌の涼しさを感じるようになり

 

 それとともに

  胸の奥に

   秋の憂いが沁みこんでくる

 

  心に芽生えるのは

    少しウェットで

     一抹の儚さ

 

 

  この頃になると

    いつも脳裏に浮かぶ曲

 

  そう

  セプテンバーソング

 

 …………………………

September Song

Oh, it’s a long, long while from May to December

But the days grow short when you reach September

When the autumn weather turns the leaves to flame

One hasn’t got time for the waiting game

 

ああ、5月の頃12月までは先のことだと思っていた

でも9月にもなると日々はあっという間に過ぎ去っていく

秋が来て、木々の葉が燃えるように色づくころには

もうゆったりとは待ってなどはいられない

 

Oh, the days dwindle down to a precious few

September, November

And these few precious days I’ll spend with you

These precious days I’ll spend with you

 

ああ、日々は過ぎ去り残された日々はわずか

9月、そして11月

この残された日々を君と過ごそう

君と共にこのかけがえのない日々を

君とずっと共に過ごしたい

 

 

こういう曲を聴くと

  Would you like to dance?

たかが豆腐 されど豆腐

 味が生きている

 豆腐が持てる最高の味を引き出している

これほどの豆腐はない

 至福の時間

 

 …………………………

 

自宅から車で30分

 山の中の奥 携帯が通じなくなった頃ようやく到着

 落差10mの滝の前を歩き臨む荒屋(あばらや)

 

 戸を開けると別世界

 

  白木の壁 床

ガラスの向こうに滝

 

   花をかざり

 落ち着いた佇まい

おもむろに始まる豆腐懐石

 

 最初から最後まで豆腐だが

  豆腐自体のレベルが高く

それに調和し

 よりそうタレや汁の味付け

  素晴らしい

 

 

微かに聞こえる瀧の轟音

 木々のささやき

  時々鳴く 鳥の声

 

静かな中で

  3時間半

 

 ゆっくり味わいを楽しむ

 また更に美味しくなっている

美味しい料理を数多食べ歩いているが

 こちらの料理は素材の素を感じ

至福という名の料理

  豆腐料理

    了息庵

 

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豆腐とは、大豆とにがりと水だけの世界。

 素材を見極め職人の五感だけで完成される究極の世界だが、

見事に良い豆腐を作られる

 

 …………………………

真冬と真夏はお休みで 1日5名のみ、お昼のみ営業をされる

 春には年内の予約が埋まってしまう小さなお店。

自分の目指す素朴な素の料理を、豆腐で追求され、はるか頂上近くへ進まれている素晴らしい方。

 年間の予約をとり 毎月一度お邪魔していますが、大豆とにがりと水だけの世界は、その時の気温や天候等で微かに変化していてこれがまた面白い。

 今回は先回より少し濃厚で甘味も出ていて更に美味しかった。

 次回はどんな味わいが楽しめるだろう

たかが豆腐 されど豆腐

 味が生きている

酷暑続きの
 長月も
  今日の雨にて
    冷やされて
  ようやく秋を
    思い出す夜

秋らしい草花を求めて雨上がりの午後 野山へ出掛けてきました。

見つけてきた秋の幸

尾花
藤袴
丸葉の木
秋明菊

 拙作花器
  鎬(しのぎ)
 釉薬 酸化志野 灰立乳白釉

秋の七草も二つ
 秋の野山らしくさらりと活けることができました。

 室町時代に生まれ、安土桃山時代に大流行し忽然と消えた幻の絞り染めの「辻ヶ花」(注)

その復刻とその第一人者とされる「窪田一竹が、作品を展示するために自ら建物の設計から全てを行った美術館です。

 

 長年行きたいと思いつつ、遠く富士五湖のひとつ、河口湖までは、なかなか足が伸ばせませんでしたが、ようやく行ってきました。

 

 …………………………

窪田一竹美術館

「本館」は1994年10月に、そして「新館」は1997年7月に開館

 

 到着してみると、ちょっとアジアンな面白い門が出現

  これはおもしろそうっと期待させるのに十分な存在だ。

 

 門をくぐり、木々に囲まれ水辺の道をあるき

 ユニークな彫り出しのベンチを通り

 

 やがて地中海地方を思わせる石組建築が現れ

 

 それが入り口。

 手積みによる琉球石灰岩(サンゴ等の堆積岩)を積み上げた8本の円柱に支えられた回廊を持つ革新的な建築物。
床は同じ琉球石灰岩を敷き詰め、壁はサンゴを焼いて粉末状にし、ワラを混ぜて醗酵させ、手作業で塗った[沖縄漆喰]です。

 

館内に入ると、この美術館の中心である一竹作の辻ヶ花着物はすべて撮影禁止。作品を展示するために自ら建物の設計から全てを行った美術館でその作品がすべて撮影できないとは、ああ残念。

 普通なら一部作品だけ撮影禁止とするだろうが、これは酷いよね 。。。

 

 陳列してある辻ヶ花作品は、絞り技法を駆使し、とてもとても手が混んでおり豪華。絞りが三次元立体的になっていたり、1着作るのに1年以上かかっただろうと思わせる作品もあり、凄い!

 部分的に見ると、様々な絞り技法と豪華刺繍、手描染めなどが複合しあい、これ以上は無理という位豪華に手が入っていて、見事というしかない。

 ただ、着物全体を見ると、この驚嘆するほどの技が、あまりにも飾り過ぎのやり過ぎの様で、落ち着かない。

これは作者の技巧の最高峰の数々をみせるためが主であるから、こんなにも手の混みすぎたものばかり展示されすぎたのだろう。

 

 私の感性が変わっているのかもしれませんが、ただただ凄い作品だと思わせるだけで、それ以外の感情は出てきません。私の世界とはあまりにも違う世界でした。

 

 最初着物の撮影ができないのは、ああ残念、と 思いましたが、十分でした。

 (この美術館で展示されている着物の感想はこの美術館で展示されているものだけで、市販されている窪田一竹作品はもっとサラッと美しいものが多いと思います。)

 

 

 その代わり、建物やお庭、館内の撮影は可でしたし、建物や家具お庭などはとてもとても楽しめました。

 

館内の家具や椅子、オブジェなどインテリアには、インド、アフリカ、東南アジアのアンティーク家具が使われています。 これはおもしろい。 センスあるねっと思わせた。

 館内の造作、扉、インテリアのインド、アフリカ、東南アジアのアンティーク家具などは、選び方も、ユーモアも感じさせ、息子さんが集められたものかもしれませんが、この方のこういうセンスは素晴らしい と楽しめました。

 アフリカ コートジボワール、巨大セヌフォ族の王様のベッドやセヌフォ族のカラオー像、ギニアのマリンケ族の腰掛、マリ国 ドゴン族のトグナ(集会所)など、一部は私の持っているものとそっくりや、もう一回り大きなものなど、同じ世界のものもあり、さらに楽しく拝見。

 

 

 

 

 


 

 

 

 …………………………

 

 (「辻が花」は、絵画的表現のできる縫い取り絞りや様々な絞り技法を用いそれに金銀箔の摺箔や刺繍などの複雑すぎる技法を加えた豪華なもので、絞り染めの技法の全盛期である室町時代に生まれ、室町末期から桃山時代にかけて大流行しますが、その時代を過ぎると突如、世間から姿を消し、「幻の染色」と言われるようになりました。

 真偽は定かではありませんが、その技法があまりにも複雑すぎて、後発の友禅染等に押されて消えていったのでしょう。それを現代に再現した一人が窪田一竹。)

 

一竹美術館

 本館は、一千年を超す「ひば(ひのき科)」の大黒柱16本を使ったピラミッド型の建築物。頂点は13メートル、床面積200平方メートル。伝統的な職人の技と、現代的なログハウス工法の技との融合が成し得た複雑な木組みで、吹き抜け状の内部からは、その木組みが全てご覧頂けます。久保田一竹のライフワーク「光響」の連作をはじめ、富士をテーマにした作品群、及び代表作品が展示されています。

 

 

2011年4月にリニューアルした新館(1997年7月完成)は、手積みによる琉球石灰岩(サンゴ等の堆積岩)の8本の円柱に支えられた回廊を持つ革新的な建築物。
床は同じ琉球石灰岩を敷き詰め、壁はサンゴを焼いて粉末状にし、ワラを混ぜて醗酵させ、手作業で塗った[沖縄漆喰]です。インテリアには、インド、アフリカ、東南アジアのアンティーク家具が使われています。

窪田一竹美術館 河口湖

山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255電話:
0555-76-8811





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チェリーセージの
   ゆれる午後

  湖畔は静かに
   さざなみの夢





・秋桜の


  そよぎの海の
     富士の空
  
  大きく小さく
     秋茜飛び

     〈2025/9/14 山中湖〉

  長月に

 入れど外は

   灼熱の夏

 

  酷暑でも

   涼を呼びこむ

    秋茜

 

虫の音で

 秋を気づかす

  この暑さ

 

 秋風を

  心に入れる

    栗の菓子

 

本日は 長月の朔日

恵那の秋を代表する味覚 

栗きんとんは9月1日から販売開始です。

 

 岐阜県の東美濃 恵那市や中津川市は秋になると何十軒ものお菓子屋さんが自家製の栗きんとんを販売されます。

 

 以前、毎年数十軒の栗きんとんの食べ比べを10年間ほどに渡って行ったことがあります。

  ある程度勝ち残ってきた栗きんとんはお抹茶やお煎茶、番茶に合わせ更に食べ比べます。

栗と砂糖だけの世界ですから、味の差は微妙ですが、この10年近く食べ比べをしてきますと、美味しい店は毎年ほぼ同じような店舗に絞られてきて、お抹茶では「恵那寿や」、「恵那川上屋」、「中津川すや」、が常連で、時々他の店が3、4番に入ってきましたが、

お抹茶に合う上品な栗きんとんの一番はほぼいつも「恵那寿や」さんでした。

 (お番茶に合わせる栗きんとんは岩村町の松浦軒本店が一番でした)

 栗きんとんは本来、栗と砂糖だけでつくるお菓子なのですが、

近年、人工甘味料のトレハロースを使うお店が増えて半数上になってきています。

トレハロースの原料の大部分が遺伝子組み換え、枯葉剤使用トウモロコシの疑いがあり、不安です。

余分なもの入れないできちんと作れば美味しいのに。余分な心配しなくて良いのに。

 私が選ぶ栗きんとんは栗と砂糖だけで作られたお菓子屋さんのものだけです。

 

 ですから、恵那寿やさんの栗きんとんも

昔ながらの栗と砂糖のみで作られている正統派です。

 

余分なものを

 足さない

  引かない

 

   本物の味が楽しめます。

 

 日本料理には、季節の移ろいを楽しむ「走り・旬・名残」がありますが、

栗きんとんの「走り」は丁度今。

まだ白っぽく味もまだ乗ってはいませんがきれいな若さのある味です。

 栗きんとんの「旬(盛り)」は10月から

色もほんのすこし黄色で栗っぽく甘さも乗り、栄養価も高く一番美味しい時期です。

 名残の11月になると、ほんの少し黒ずんでちょっと複雑な濃厚な味が出てきます。

 走り・旬・名残で変わる味の変化。これが自然からの贈り物の楽しさですね。

 

今日は解禁日、早速

 「恵那寿や」さんへ出向いて頂いてきました。

 

早速お抹茶に合わせていただきますが、

栗きんとんは濱田庄司の小皿に載せ、

お抹茶は河井寛次郎の三色彩碗にオーガニック抹茶を水点てで氷を浮かべていただきました。

 

初物の

  走りの栗は

   涼の味

  初秋を思わす

   清しさの味

走りの味は とてもきれいな美味しさ 気持ちよく 美味しく いただきました。

 初物は東を向いて笑いましょう

地下鉄八事駅から坂を登り下り徒歩10分 静かな住宅街の一画に1978年に創業した老舗のフレンチレストラン 「シェ・コーベ」。

 クラシックで瀟洒な外観、店内に入ると、パリ直輸入アンティークの調度品と、自然光が射し込む大きな窓が印象的で、

 

燦々と光の注がれる中で食事を満喫していると、あたかもリゾート地のレストランへやって来たかのような気分に。

 

先日エノテーカ ピンキオーリや、TRATTORIA TOPE で15000円前後のものをいただいたので、比べてみようと、こちらでも似た値段で16500円の料理を予約してみました。

予約17時なのでまだ早く一番乗り

 

 

 

ワインはまず泡からですよね。

クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ブラン 天地人

 

 日本人醸造家の仲田晃司氏がブルゴーニュで設立したルー・デュモンのワイン。

シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵シャルドネ100%

きめ細かな泡立ちと、ほどよい酸味と爽やかなフレッシュさ、サラッとすっきりした辛口で中々美味しい。

 

 

⚫︎インプレッション(印象)

 生ハムとイチジク カマンベール

カマンベールと無花果のスペイン産イベリコ豚包

 来るまでに暑さで汗をかいてきたからイベリコ豚生ハムの強い塩味が美味しくカマンベールに無花果の優しい甘さのブレンドがいい感じ

 

 

チャバタというパン

パンに

自家製青海苔のバター

リエット

このパン 特別美味しい

海藻バターもいい味を出している

 

ドイツワイン「イミッヒ・バッテリーベルクの エシェルブルク・リースリング 2020 」

リースリング100%

 少しフルーティーな香りと、辛口で引き締まった味。

 

⚫︎穴子フリット タルタルソース

自家製タルタルソースはいぶりがっこと福井のラッキョウ入り

ふわっとしたフリットに柔らかな穴子

 いい食感

 

⚫︎甘海老カルパッチョ

甘エビを束にして並べ凍らせて薄くスライスしたものにカラスミスライスも入れてある

 素晴らしいのはこんなにも包丁を入れてあるのに特有の生臭みを感じさせない力量だね。

これは美味い

甘海老独特の旨みに所々カラスミの旨みがミックスしてくる

カラスミはイタリア産らしい

 甘海老をうまく生かしたいい料理だ キャビアソースはソースだから仕方ないが、他の味付けをもう少し減らしキャビア本来の味を生かした方が合うような気がする。でもそのためにはキャビアランクを上げたいが、この値段ではちょっと無理ですね。

 

 次もリースリング アルザスワイン白

アルザス トリンバック リ-スリング 2020

アルザスは僕の好み ドイツに近い地方

 これはやや甘め

 

⚫︎フォアグラポワレ

フランス産フォアグラ アメリカンチェリー 赤ワインソース

フォアグラは特有の甘く透き通ったような脂と旨みが膨らみ最後に消えていくものが好きなのだが、 綺麗目の脂だが‥‥ 値段的にまあまあだね。

 

ドメーヌ デ ロッシュ ヌーヴ ソミュール ブラン ランソリット 2023

 フランス ロワール

シュナン ブラン 100%

 

⚫︎マイス

 (マイストはフランス語でトウモロコシのこと)

トウモロコシのスープ

(備中農園ドルチェドリームというトウモロコシ)

トウモロコシと水と微かに塩だけのスープ

素直なトウモロコシの甘旨みで今のような暑すぎる時には特に美味しく感じた

 (写真は撮り忘れています)

 

⚫︎マナガツオ

  赤ピーマンソース

   カレー風味のエスプーマ

 ズッキーニのクルクルとズッキーニの花天ぷら。真魚鰹の皮がパリッとしてチョリチョリ 美味しい

 

 

⚫︎紀州鴨

ブルーベリーソース

 僕の好むジビエっぽい野生の血の味のする鴨ではなく、食べやすい普通の合鴨の味。これはこれで美味しい

丸っぽい小さいのは心臓や他の部位を混ぜた野菜は入っていないハンバーグ風

これは美味しい

四角いのは薄くスライスしたジャガイモで作たハッシュドポテトで、上は玉ねぎをしっかり炒めてあり

甘い玉ねぎがおいしい。

 

 

合わせるのは日本の勝沼のワイン

鳥居平今村

キュヴェ・ユカ ルージュ2004

シャトー勝沼 ヴィンテージ

勝沼エリア最良年の1つ、2004年だけで造った特別なキュヴェ

熟成した香りも、まろやかな口当たりに熟した果実味。 柔らかな酸味と角の取れたタンニンで丸みのある味わい。上質のメルローのような美味しさだった。

 

⚫︎桃のパフェ

 ミントの飴細工 山梨の桃 紅茶のジェリー

  フランスの洋酒を使ったクリーム

 

最後はエスプレッソ やはりWですね

 お供はフィナンシェ

 

 

 どの料理も素直なおいしさを求めた誰が食べても美味しく感じさせるような直球勝負のような丁寧なおいしさでした。

現代のチャラチャラとしたフレンチではなく、老舗だからこその落ち着いた素直な味わいの良いお店。

 ワインはより良いものを値段を抑えながら出されている感じで、これも良かった。

   とても良いお店でした、ごちそうさまでした。

 

シェ・コーベ フレンチ 八事

名古屋市昭和区広路町梅園24番地

TEL 052-832-7584

 ……   案内より ……………
フィレンツェにあるミシュラン三ツ星名店エノテーカ ピンキオーリの味をここ名古屋で。
ワインソムリエの巨匠であるオーナーのジョルジョ・ピンキオーリ氏が厳選した7,000本を超える圧巻のワインコレクション。そして、世界で初めて女性三ツ星シェフとなったアニー・フェオルデ総料理長が創り出す、五感を刺激する革新的な一皿。
地上42階の店内に足を踏み入れると息をのむような絶景がゲストの皆さまをお出迎えします。

 店内は足元から高さ7mの天井まで窓一面に広がる景色は都会の美しいパノラマが一望でき、ディナータイムにはきらめく夜景が特別な夜を一層華やかに彩ります。ミシュラン一つ星を獲得した極上のお料理と眺望とともに優雅なひとときをお過ごしください。

 

  …………………………

 

 登りエレベーターの外景はビルの間に

   消えかける直前の夕陽の帯



  火が沈むにつれて夜の帷が点描の輝きとなり鮮やかに濃く深くなっていく

   眼下には名古屋城のライトアップもおもちゃのように見える

 



  外の景色、夜景がメインとしてあるのかシャンデリアもスッキリシンプル


 


   

 …………………………

 

 本来はもう一つ上の料理の方が良さそうだと思ったが、先日TRATTORIA TOPE で15000円のコースを食べたので比べてみようと、こちらでも同じような値段の料理を予約してみました。

 

コース名【Terra ー大地ー】 前菜・パスタ・お肉など全6品  14520円

【こちらのメニューは、スプマンテ アンティノーリ キュベ・ロワイアルをグラスにて食前酒でお楽しみいただきます】

 

 

 

席につき

 

 

 

 アペリティーヴォ(食前酒)は、コースに付いているイタリアロンバルディアのスプマンテ アンティノーリ キュベ・ロワイアルを、まずいただいた。

  グラスに注ぐと、淡い黄色の外観と長期熟成が生み出すきめ細かい泡が印象的。フレッシュな果実味と酸が余韻が軽やかでとても飲みやすい。

 

次からのワインだが、ワインリストを拝見すると、百科事典の様な黒く分厚い立派なハードカバー。

 これは圧巻。

 開くと、流石7,000本を超える圧巻のワインコレクションというだけあって数万円から200万円位までの高級ワインがずらり。凄い! 見ているだけで1日以上かかってしまう感じなので、料理に最適なグラスワインをペアリングでお願いすることに。

 

 暑い夏なので次も泡で。

  今夜はちょっと贅沢に

 ★リュイナール ブリュット ロゼ


 スプマンテ アンティノーリ キュベ・ロワイアルも美味しい味でしたが、その2倍以上のお値段ですが、1729年、世界で初めてのシャンパーニュ・メゾンとして誕生し、「シャルドネの芸術」と称えられる世界で初めてのシャンパーニュ・メゾンとして歴史ある名門メゾンのリュイナールのロゼ。

 

 とても細かな泡が、グラスの底からたえることなく立ち上がり、摘みたてのバラや木苺などのフレッシュで繊細で複雑だが滑らかな口当たり。良い味 良いワインですね。


 

 

antipasto

 ⚫︎オレンジのムース

 

 ⚫︎抽象絵画のような秋の紅い枯葉の様なレンズ豆のチップ

 

⚫︎Per iniziare: tartare di branzino agli agrumi e crema di asparagi verdi

 答志島産スズキと柑橘のタルタル グリーンアスパラガスのクリーム

 さらっと美味しい

 

合わせて白ワイン

パニッツィ ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノ 2023 

トスカーナのワイナリー「パニッツィ」が生産する白ワイン

 ヴェルナッチャ主体にの辛口柑橘系やリンゴ、ハーブの香りに芳醇な果実味とまろやかな酸味とミネラル感

 

ワインの栓の止め方が独特。イタリア本店で考え出されたそうで、世界でここだけだそうです。

 

⚫︎Bombolone d'uovo farcito di spuma tiepida di patate,

agretti all'aceto,crema di taleggio dop

e briciole di pane all'olio extra vergine di oliva

じゃが芋の軽やかなムースを詰めた名古屋コーチン卵の “ボンボローネ”

おかひじきのサラダ タレッジョのクリーム

 

 トリュフといえば、イタリア、フランス産が主流で12月から3月ぐらいが旬ですが、これらが切れる夏。求められるのは地球の反対側、

今、オーストラリアは冬。フランスの産地と気候が似ている黒トリュフ産地は6月中旬から9月上旬がシーズン。丁度今です。それがオーストラリアから一昨日日本に届いたばかりだそうです。

 

 これは楽しまなくちゃっとその冬黒トリュフをオプションで、2gで+3000円でしたが、つけていただきました。

 

フランスの黒トリュフは結構強い香りだが この冬黒トリュフはちょっと甘っぽい優しいリッチな香り

 じゃが芋の軽やかなムースを詰めタレッジョチーズをかけた名古屋コーチン卵のボンボローネ(丸いパン状)に冬黒トリュフ。 良い香りと味を出して、おかひじきともうまく合っている 美味しい!

 

赤ワイン

ヴィラ・アンティノリ・ロッソ

トスカーナ2021  キャンティ・クラシコ フルボディ

サンジョヴェーゼ/カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/シラー 

イタリアでデイリーワインで6番目に人気らしい。

トスカーナ最高の畑から厳選したブドウを用いているそうです。

チェリーやミント、微かチョコレートのニュアンス。タンニンや渋みはおだやかだが、しっかりとした果実味がある濃いワイン

 

Garganelli all'uovo, ragù dell'aia, tocchetti di scamorza affumicata

手打ちパスタガルガネッリ ラグーデッライアと燻製させたスカモルツァチーズ

 ガルガネッリ(筒形パスタ)

 ラグーデッライアは、イタリアのボローニャ地方で生まれた伝統的なミートソースの一種で、愛知鴨と名古屋コーチンで作り、燻製させたスカモルツァチーズのサイコロをいれてある。

 美味しい。

 スカモルツァチーズは少ししっかりと中までスモーキー

 これが不思議 どうして中までスモーキーなのだろう

 

ちょっと変わった細長いスプーン

これがこのパスタを食べるにはとても食べやすくて打って付けの形。見事な形である。

 これぞ用の美。

 

 

⚫︎メイン

 

Agnello in porchetta al rosmarino con cavolo viola al pepe rosa

オーストラリア産仔羊のポルケッタ(丸焼き)

  ローズマリー風味 紫キャベツのマリネ添え

 

 

フォークとナイフの柄のブロック風デザイン 中々いいね。

 

 

メイン料理を終えたところで、

 チーズ大好きなので、お願いすると6種類のチーズがワゴンで来ました。

 富士山を模った三良坂フロマージュ富士山(広島 ハードタイプのヤギのチーズ)や

 三良坂フロマージュドみらさか

ゴルゴンゾーラピカンテ、30ヵ月熟成パルミジャーノレッジャーノ等

その中から三種類を。

 ⚫︎チーズアラカルト(3品3000円)

   はちみつ・イチジク・ラズベリー・レーズン・胡桃を添えて

 

そしてチーズに合わせて赤ワインも注文

 

★ポッジョ・スカレッテ  キャンティ・クラッシコ

トスカーナ サンジョベーゼ100%

色が非常に濃く、膨らみがあり凝縮した香り。チェリーやバラなどの豊富な果実味、ナッツのようなほのかな香ばしさ。ふくよかなボディに柔らかくきめ細かなタンニン。これは中々美味しい。


 

チーズの味

 

 チーズ工房アドナイ北海道

 フロマージュ ド エール

  ウオッシュ 癖はおとなしく結構塩辛いがいい味だ。

 三良坂フロマージュ 広島

  フロマージュドミラサカ

  30ヵ月熟成パルミジャーノレッジャーノ

  これは美味い 甘味の旨味 キャンティクラシコによく合う

 

 

 

ドルチェ

 

⚫︎Pre-dolce

デザート前のお口直し

ココナッツミルクのエスプーマとジェリーと無花果

エスプーマが甘味が立ちジェリーがサラッと柔らかい甘さでイチジクの優しい甘さとよく合う。

おいしい。なかなか上手だね。

 

 

⚫︎Cremoso al cioccolato fondente70%, gelato alla crema di Procopio, biscotto leggero al caffè, schiuma al latte e scaglie d'acqua

 チョコレートのクレモーゾプロコピオのジェラート

 カフェの軽いビスコット ミルクのソース氷の欠片

  氷の欠片は優しいコーヒーの香りを入れてつくったもの

 

⚫︎Piccola pasticceria

小菓子

マカロン チェリー クッキー

 

⚫︎Cioccolatini e caffè

チョコラティーニとエスプレッソ

 

 チョコをワゴンで。

この中から数種

  美味しいチョコ この甘さにエスプレッソの深い苦味がよく合う

 

ここのエスプレッソは美味い

苦すぎず上品な感じ。 これはいいね。

ディナーの後は、どこでもいつものようにエスプレッソを飲んでいるが、このお店のエスプレッソは他より美味しい。(パリ本店よりはマイルドらしいが美味しかった)

 

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 夜景が美しく、全6品ということだがそれより多くどの料理もおいしく良い味。このお値段でも十分楽しめました。

ワインは料理と同じくらいの値段でリーズナブルでも結構美味しいものを出していただき、トータルでお値段以上のおいしさ。静かに夜景を見ながらゆっくりゆったりとディナーするには良いお店でした。

 

 料理は美味しい店で舌で勉強するもの。

こうやって時々外食するので、私のエンゲル係数極端に高目。

 だから家での普段の夕食は基本的にオーガニック食材で毎日玄米と一汁二菜です😅

  これはこれで美味しいです。

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ENOTECA PINCHIORI NAGOYA

 エノテーカ ピンキオーリ 名古屋

名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア42F

 

愛知県美術館

 竹内栖鳳展

 

 

「西の栖鳳・東の大観」と称される日本画の大家

 

10代の頃の絵も出品されていますが、さすがですね、上手い。天賦の才ですね。

今回の展覧会で特に感じたのは、

栖鳳は特に動物が凄いということでした。

 動物の姿形をただ正確に描くだけでなく、猫が毛づくろいをする瞬間、虎が静かに獲物を狙う目つき、象がのっそりと歩く重みまで、そのしぐさや表情、息づかい躍動感までも感じさせるような動物ごとの性格や動きを見事に捉えています。 ただ「うまい」だけではなく、命あるものへの深いまなざしと、芸術としての洗練が融合した、心に残る作品群だと言えるでしょう。これは天才ですね。

やはり、猫やウサギは家で飼いながら観察し、ライオンなどは動物園に通い詰めて観察したそうです。

こうした工夫によって、絵の中に物語性や詩情が生まれ、観る人の想像力をかきたてるのでしょうね。

心が温かいからこそどうぶつが見えてくる。

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パンフより

「西の栖鳳・東の大観」──近代京都画壇の筆頭格として東京の横山大観と並び称された竹内栖鳳は、元治元年(1864)、幕末の京都に生まれました。画家たちが時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、円山応挙や呉春の流れをくむ円山・四条派から出発した栖鳳もまた、伝統の継承だけにとどまらない新しい日本画を描こうと試行錯誤しました。従来の日本絵画の枠組みにおさまらない栖鳳の挑戦は、ときに批判の対象となりました。しかし栖鳳は絶え間ない修練に裏打ちされた抜群の筆技を下地とし、次々と新機軸を打ち出して、伝承と革新の双方を体現していったのです。さらに栖鳳は上村松園や土田麦僊、橋本関雪をはじめ多くの優秀な次世代を育てました。 明治・大正・昭和を駆け抜け、創作者として先頭を進み、教育者として後進の範となった近代日本画のトップランナー・竹内栖鳳。本展では、《絵になる最初》(重要文化財 京都市美術館)などの代表作をはじめとする初期から晩年までの作品や資料を通して、栖鳳の画業を振り返るとともに、その表現世界の多様さをご紹介します。

   愛知県美術館

 「近代日本画のトップランナー 竹内栖鳳」

    2025年7月4日(金)〜8月17日(日)