「事業計画書」って何のためにつくるの? | 資金調達コーディネーターⓇ・中小企業診断士の上野光夫のエッセイブログ「今日も前向き日和」

「事業計画書」って何のためにつくるの?


起業を考えている人が悩む問題の一つに、「事業計画書の書き方が分からない」というのがあります。

書き方の前に、事業計画書っていったい何のためにつくるのか、考えてみましょう。

何も目的がないのなら、事業計画書なんて書かなくてもいいんです。

でも、ほとんどの起業家は、事業計画書が必要になる目的があるのです。

次の表をご覧ください。


これは、私が起業セミナーでよく使うスライドです。

事業計画書は、大きく分けて「自分のため」「他人に見せるもの」という二つの目的で作成すべきものです。

それぞれの目的に応じて、事業計画書の書き方は変えなければいけません。

自分のためにつくるのなら、自分が分かりさえすればいいので、どんな書きかたでも全く問題はありません。

でも、他人に見せる事業計画書は、見る人の立場になって客観的に内容を考えるべきです。

たとえば、融資を受けるための事業計画書なら、融資の担当者からみてどのように見えるか、つまり「この人は起業でうまくいってきちんと返済ができるだろう」と思えるような内容にすることが大切です。

起業をお考えの方は、こうした目的を考えることによって事業計画書の書き方が見えてくることでしょう。

えっ?
「ますます分からなくなってきた」って?


そんなときは私にご相談ください。