魚の夢を見た
おとといの朝のこと。
目が覚めた。
「何か夢を見たな。なんだろう」「あっ、魚の夢だ!」
「魚の夢」とは、文字どおり夢の中におさかなさんが出てくることである。
10センチほどある金魚を5匹ほど飼っていて、水槽の水を取り替える夢だった。
錦鯉みたいなのや、黒いのや、出目金など、カラフルな金魚。
そう。フルカラーで見てしまった。
「魚の夢」を見た夜の次の日は、気を付けなければいけない。
とくに車に気を付けるべし。
なぜか?
それは私の母親の口癖だったからだ。
母は、私が小学生の頃から、しばしば、
「魚の夢を見たから車に気をつけなさい」
ということがあったのだ。
つまり、母の夢に魚が出てきたら、事故に気を付けなければいけないという意味である。
私は、なぜか、定期的に魚の夢を見る。
月に1回くらいは見ている。
しかも、ハッキリクッキリとした現実的な夢。
海で魚釣りをしている夢、サメと格闘する夢、大ウナギを捕まえる夢。
バラエティに富んでいる。
ところで、「魚の夢を見たら、事故に気を付けなければいけない」というジンクスは、どのあたりで言われていることなんだろう?
全国共通?
鹿児島特有のものか?
それとも、うちの母の持論なのか?
謎だ。
母は健在で元気なので、今度聞いてみるか。
おかげさまで、魚の夢を見た次の日は気を付けているせいか、無事に過ごせている。
それにしても、よく魚の夢を見るものだ。