小学校が火事で全焼 | 資金調達コーディネーターⓇ・中小企業診断士の上野光夫のエッセイブログ「今日も前向き日和」

小学校が火事で全焼

久しぶりの更新です。

 

私が小学3年生のとき、ある朝のことでした。

 

 

学校に行く準備をして、テレビを観ながら朝ごはんを食べていました。

 

すると、NHKのニュースでアナウンサーが

 

「昨夜、鹿児島市立小山田小学校が火事で全焼しました」

 

と言って、小学校が燃えている映像が流れていたのです。

 

 

そう、小山田小学校は私が通っていた小学校です。

 

学校に行く準備をしていたのに、

 

「あれ、学校が燃えちゃった。。。」

 

と、家族で唖然としたのをハッキリ覚えています。

 

 

当時は古い木造の校舎で、映像を見ると、ものすごい勢いで燃えていました。

 

テレビはまだモノクロだったのですが、それでも炎の激しさは、十分伝わりました。

 

 

親と「どうなるのかね~」と話していたら、町内の有線放送が流れてきました。

 

「小学校が全焼したため、しばらく休校になります」

 

 

幸い、夜中の火事で人の被害はなかったのですが、学校で飼っていたアヒルやウサギたちの多くが焼け死んでしまったのです。

 

かわいそう。

 

今だから言えるのですが、実はその前日に、友達とふざけてアルコールの温度計を床に落として割ったのです。

 

「もしかしてあれが原因だったのかな。どうしよう。逮捕されるのかな」

 

と、真剣に心配したものです。

 

でも、「どうやら放火らしい」という噂もありました。

 

結局、真相ははっきりしませんでした。

 

いや警察は分かっていたのかもしれませんが、私たちには知らせてもらえませんでした。

 

 

それからたしか、数週間ほどは休校が続き、その後プレハブでの授業が始まりました。

 

プレハブでの授業は、4年生の終わりくらいまで続いたような記憶があります。

 

ようやく新校舎が完成してから、学校が正常化しました。

 

 

東京で、小学校時代の友人たちと会うことがあります。

 

皆、このショッキングな火事のことは、今でもはっきりと覚えているようです。