会社の発展は経営理念からの逆算の経営判断が命
ビジネスというのは営利を追求するものであることはもちろんなのですが、経営判断の時に営利を追求するためにはどちらの事柄を優先すべきかの判断基準で経営の舵を切ると、企業経営は誤った方向にいきます。 なぜならば、企業経営はお客様あってのものだから、お客様の利益から逆算してどちらの事柄を優先すべきの経営判断をしなければ、お客様の支持や信頼を得れなくなり、お客様が離れていくからです。 そこで、その会社にとって何がお客様の利益なのかは異なってきますから、会社の経営理念や経営方針、スローガンを明確に打ち出しておく必要があるわけです。 例えば、介護施設で言えば「高齢者福祉サービスを通じて地域の健康と暮らしを守り、明るい未来を創造する。」というような経営理念であったとしたら、施設の利用者様の健康やその利用者様の家族の負担の軽減が最優先になってきますから、夜勤の時間帯において、職員一人(法令の人員配置は守ってるのが前提)では休憩も仮眠も取れないので業務の継続性と集中力の維持を図って利用者様をしっかり見守るためには、法令の人員配置上1人で良かったとしても、二人の職員を配置するとかですね。 ここでは、営利追求だけを考えていると、食事介助や入浴介助のない夜勤は業務量が減るので、何とか一人で回して人件費を抑えたいと考えてしまいがちですが、それをやると利用者様の安全確保が守れなかったり、利用者様の家族の方の不安感を払拭できないので経営理念に反し、お客様の利益を損なうわけです。 そのためには、人件費もかけるべき時はかけなければならず、人件費というのは固定費であるので、その固定費に対してどれぐらいの売上を確保しておかなければ、目標の営業利益を達成できないかの事業計画をしっかり立てて、そこからの逆算でどのような営業活動をしなければいけないかの計画性が必要です。どんぶり勘定でやっていては、目先の利益にとらわれてしまい、お客様の利益を守れず、結果、お客様が離れてしまい、経営が苦しくなります。 会社の発展は、経営理念からの逆算の経営判断が命となります。