青森県北津軽郡に鎮座する「海満寺」で参拝して来ました。
海満寺は青森県北津軽郡中泊町小泊に鎮座している浄土宗の寺院です。
国道339号線から小泊港方面に向かう途中に看板が出ているので判りやすいです。
由 来
海満寺の創建は万治元年(1658)又は元和3年(1617)、当地で暴風雨が起り多くの船が難破して犠牲者を出した際、たまたま巡錫で訪れた良無玄道師が一宇を設けて供養したのが始まりとされます。小泊観音堂の創建は不詳ですが嘉永10年(1633)、中泊町字大間柴鼻(旧柴崎城、現在の神明宮境内)に再建されたのが初見で宝永元年(1704)の大地震で観音堂は大破し、本尊の聖
観世音菩薩像は津波により流されました。その後、本尊が海中から漁師の網により引き上げられ一端海満寺に安置され、観音堂が再建されると再び観音堂に戻されました。江戸時代末期に小泊観音堂に飛龍大権現が勧請合祀され飛龍宮となりましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され、本尊は再び海満寺に移され、観音堂は破却、社号を神明宮に改めています。
参 道
本 堂
扁 額
観音堂
三十三観音石佛
御朱印
ご朱印は観音堂で頂けますが、鍵が掛かっている時もあるようです。
海満寺
鎮座地 青森県北津軽郡中泊町小泊小泊204−1
創 建 万治元年(1658)又は元和3年(1617)
宗 派 浄土宗
山 号 無縁山札 所 津軽三十三観音霊場18番札所・津軽八十八霊場14札所
札所本尊 札所本尊:聖観世音菩薩・阿弥陀如来
御詠歌 (見渡せば 御法も深き 海満寺 鐘のひびきに うかぶあまびと)