秋田県男鹿市に鎮座する「真山神社」で参拝して来ました。
真山神社は男鹿半島内にある神社で、本殿は真山(567m)山頂に鎮座しています。
秋田の男鹿と言えば「なまはげ」と言うくらい全国的にも有名で、昭和53年には国の重要無形民俗文化財に指定された行事です。この行事は、毎年大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われる行事で、「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」など大声を上げた「なまはげ」が各家の子供達を怖がらせてるイメージが有り増すが、実は仮面をつけ藁の衣装をまとった神の使いなんです。
しかし、最近はそのリアル過ぎる恐怖から子供への虐待のようとか、なまはげをもてなすのが面倒という事から行事を行わない地域も出て来ているようです。
真山神社社伝によりますと…。
由 来
社伝によると、古事記・日本書紀に記される12代、景行天皇の御世に、武内宿禰(たけのうちのすくね)が北陸北方地方視察のあと男鹿島に立ち寄った際、男鹿半島の秀峰、湧出山(現在の真山・本山)に登ったそうです。そのときに、武内宿禰が使命達成、国土安泰、武運長久を祈願するために、この地に瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の二柱を祀ったことが始まりだと言われています
参 道
手水舎
仁王門
仁王門の天井には「なまはげの包丁」?が
参 道
狛 犬
拝 殿
社 殿
丸木船
一本の杉丸太をくり抜いた船「えぐり船」です。大変丈夫で岩に当たっても壊れにくく、日本海沿岸で使われていたようです。
薬師如来座像(秋田県有形文化財)
神仏習合時代以来の別当光飯寺のご本尊、薬師如来座像が祀られています。
如来様はヒノキの木像で室町時代に制作された物です。
神楽殿
オリジナル御朱印帳
御朱印
真山神社
鎮座地 秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
創 建 景行天皇(71~130年)の頃
祭 神 瓊瓊杵命(ににぎのみこと)武甕槌命(たけみかづちのみこと)
例 祭 2月第二金・土・日(なまはげ柴灯祭).
TEL 0185 -33-3033