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花と絵画の展覧会 ~ ワズウォース美術館

■ 第29回 花と絵画の展覧会
  会場:ワズウォース美術館(アメリカ)
  期間:2010. 4.22 - 25
   http://www.wadsworthatheneum.org/do/fineart&flowers.php


美術館所蔵の絵画の前にアレンジした花を飾って、一緒に鑑賞

しましょう、という展覧会。言われてみれば、そういったアイディア、
良いですね。期間が短いのは、花が枯れてしまうからでしょう。

鏑木清方の作品を追加

ようやくコンテンツ増量再開。


まずは、ウォーミング・アップに鏑木清方の作品を増量。新たに、
サントリー美術館や光記念館の所蔵の情報をアップしました。


光記念館の所蔵も豊富なようで、行ってみたいです。

モナリザにも会える! Arounder ヴァーチャル・ツアー集

昨日お伝えした、ダ・ヴィンチの『 最後の晩餐 』疑似体験は、
VRWAY Communication というフランスの会社の "Arounder" という
サービスの一つでした。


他にも、世界中の名所のヴァーチャル・ツアー画像がたくさん登録
されているのです!
http://www.arounder.com/


その一つ、パリ。
http://paris.arounder.com/


ルーヴルにオルセー、ポンピドゥーにノートルダム、ヴェルサイユ
やオペラ座.....等々と、驚喜のラインアップ。


オルセーでは館内を歩いているようにして作品を鑑賞できるように
なっていますし、ルーヴルではモナリザにも会えますよ。すごっ!

パリ市立美の、デュフィ『 電気の精 』も追加してもらえないかな。


日本の名所も取り扱ってほしいですねー。


第65回春の院展のWeb展示、ちょっと延期

今日、掲載開始予定の出展作品ですが、ページへアクセスしたら
明日、4月9日午後に変更になってます。
http://nihonbijutsuin.or.jp/ippan_65/index.html


作品点数が多いので、反映させるのがたいへんなんでしょうね。


ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』の360度パノラマ・ビュー!

これは、すごい!


イタリアのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の壁画、
レオナルド・ダ・ヴィンチ 『最後の晩餐』 が360度ヴァ

ーチャル・リアリティで登場だ。
http://milan.arounder.com/en/churches/santa-maria-delle-grazie-church/leonardo-s-last-supper.html


誰も居ない部屋で、一人で自由に鑑賞できるという環境!


反対側の壁には十字架に架けられた絵があって、天井も床も見ら
れるのだ。



パリ・オランジュリー美術館のホームページには、以前から、
モネの睡蓮の部屋のバーチャル・リアリティがあるが、こういう
サービス増えてくるのかな。
http://www.musee-orangerie.fr/homes/home_id25184_u1l2.htm



だとしたら、集めて回ろうかな。


フランスの美術館紹介ページに Google Map設置完了

国内が終わったので、次は海外へ。

フランスの美術館を対応していたら、Google Map上で、ボルドー

美術館の場所がレンヌ美術館になってた。これは、どうしたことか。


ニューヨークのホイットニー美術館も、グッゲンハイムとなっていた

ので、先日、「これ違ってませんか?」と、グーグルに「問題の報

告」をしたら、1週間後ぐらいに修正されていた。


地図上で名称間違いは致命傷だなぁ。



さて、三菱一号館美術館にてマネ展が始まったが、今回、有名な
笛を吹く少年 』 1866 はオルセーから来ていない。それは、

サンフランシスコのデ・ヤング美術館に5月から行くことになってい

る。
http://orsay.famsf.org/


その前売り券発売に合わせて、デ・ヤングのツイッター・アイコン
が、その『 笛を吹く少年 』の顔に変わってた。
http://twitter.com/deyoungmuseum


ふむ、そんな使い方も、日本の美術館でのツイッター利用が増えて
きたら、やってみられたら面白いかも? である。


ツイッター・アート5

"Twyric"
http://twyric.com/


これは、オツなサービス。


#haiku や #lyric、#poem などが付けられたハッシュタグのツイー

トがあると、その内容を取ってきて、同時に、それにマッチするよう
な写真をフリッカーから探してきて同時掲載するというもの。


世界の美術館:FishEyeアート-twric_2


詩や俳句の中身と、必ずしも写真がマッチしていなくとも、なんと
なく釣り合っているのが面白い。


世界の美術館:FishEyeアート-twric_1



日本語ツイートも表記される。作ったのはドイツの人のようだが、
日本語を解析する機能が入っているのだろうか?

はたまた、もともと日本語が解る人なのかもしれない。


世界の美術館:FishEyeアート-twric_3



気になる写真が出てきたら、その人のフリッカーに飛んで、他に

どんな作品が掲載されているかも判る。



跳んでみてください。自動的に動き出します。

http://twyric.com/


祝! 三菱一号館美術館オープン

今年は坂本龍馬を引き立てる岩崎彌太郎にスポットが当てられた年
で、タイミング的にバッチリでしたね。


過去記事もご参照ください。


2009-07-13 11:46:57
三菱一号館美術館
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10298947870.html


2010-02-23 00:20:41
坂本龍馬-岩崎彌太郎-岩崎彌之助-静嘉堂文庫-三菱一号館美術館
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10465717853.html


満開、さくらは満開 ~ 目黒区美術館の藤田嗣治 展

実は、昨日、春の院展に行く前に、目黒川の満開の桜並木の下、
花見宴会で盛り上がる中を抜けて、目黒区美術館へ行ってきた。


世界の美術館:FishEyeアート-meguro_sakura


開催中のベルナール・ビュフェ展であるが、目当ては、むしろ、
同時開催の「藤田嗣治-東京・ニューヨーク・パリ」展。


目黒区美術館所蔵のシャーマン・コレクションからの出展で、鉛筆
画などの点数が多いのだろう、という思い込みで行ったのだが、
藤田がシャーマン氏へ送った「オリジナル絵付き絵手紙」

たくさん出ていて、これが、とても面白かった。


独自のユーモラスな挿絵入りの、受け取る側からすると、非常

に贅沢な手紙。おそらく、ささっと書き上げて水彩で色を付けて、
手紙文を書き込んだのだろうが、全体で一つの作品になってい

る。


展示の最後の方で、藤田が日本を離れる際の感情を記載した

絵手紙は、足枷や鎖から解き放たれて自由な身になって、

と共に飛んでいく姿が描いてあり、こんな素直な感情が表現

れた品は観たことがない。


小磯良平の挿絵も同様、挿絵には、そんな魅力があるが、同

時に、画家の実力が端的に現れるようにも思う。



■ 「藤田嗣治-東京・ニューヨーク・パリ」展
  会場: 目黒区美術館
  期間: 2010. 2.11 - 4.11
   http://www.mmat.jp/event/buffet/press.htm


う~む、もっと早く行くべきだった。
HPに明記してあれば、早速行ったのに。。


第65回春の院展

アートフェアの次に、今日は、日本橋三越で開催中の、春の院展に
行って来た。


■ 第65回春の院展
  会場: 東京日本橋三越本店7F(入場無料)
  期間: 2010. 3. 31 - 4.12
   http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/inten/
   http://nihonbijutsuin.or.jp/


 その後、全国巡回。巡回情報は下記。しかし、この時期、昨秋の
 再興院展の全国巡回情報と、ごっちゃになって、判りにくいのだ
 が。。
 http://nihonbijutsuin.or.jp/local_exhibitio_information/index.html


 同人の作品はWebに掲載されていて、ネットでも鑑賞可。
 その他の作品は 4月8日になったらHPにアップされるとのこと。
 http://nihonbijutsuin.or.jp/ippan_65/index.html


 全般に、凸凹の厚みのある塗りで、モノトーンやアンニュイな雰
 囲気のある渋みを出した(センチメンタルの方が近いか)作風が

 多いことは、ここ数年変わらず。一つ、高層ビルや高木などを見
 上げる構図の作品が増えたように思う。



 受賞作とは限らずとも、目に留まった作品の作家の過去の作品

 がどうであったか、次の秋には、どんな作品を出してこられるか、
 院展の現代作は、そういうトレースすることが楽しい。